<完全なる飼育>シリーズ

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
最新更新日:2004年12月20日
<日本映画−か 後編>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「完全なる飼育」 ★★
女子高生をさらって自分ちに監禁する中年のサラリーマン。「やらしてあげるから帰してよ」「愛情で完全に一体化するまではそういうことはしないのだ」
ひと癖もふた癖もあるアパートの住人たち。
竹中直人としては石井隆の「天使のはらわた 赤い眩暈」の現代版みたいなつもりで出たのじゃないかと思うが、まあこれは失敗作なのでどうでもいいでしょう。
昔から小島聖は嫌いだし。
監督 和田勉
脚本 新藤兼人
原作 松田美智子
撮影 佐々木原保志
竹中直人
小島聖
渡辺えり子
塚本晋也
北村一輝
沢木麻美
永島克
石井苗子
あき竹城
泉谷しげる
ガッツ石松
佐藤慶
「完全なる飼育 ―愛の40日―」 ★★
ワダベン版がよっぽど気にくわなかったのか、短期間に早くもリメイク。と、思って見たところ、なんか全然違うんだよな。チラシを見ると「第2弾」と書いてあるし、これはリメイクというより女子高生監禁調教シリーズということらしい。見ている間はリメイクだと思っていたので、ワダベンを責める資格なし! ワダベンよりつまらん、とか考えていたが、そもそも比べて見る作品ではなかったようだ。
大筋は一緒で、女子高生をさらって自分ちに監禁する中年のサラリーマン。といっても今回は予備校の講師。やっぱりアパート。でも他の部屋の住人は出てこない。さらわれる深海、さらった緋田、ともに父親がなく、緋田は深海に自分を「パパ」と呼ばせる。底が浅いぜ。前回のような「愛情で完全に一体化」というモチベーション(?)はない。深海はUFOに”ここではない何処かへ”連れてってもらいたいと考えている。でも進んで家出とかはしない。彼女はレディコミでオナニーしたりする程度のセックスへの興味はあるが、内向的な処女で「やらしてあげるから」なんてことはいわない。そのわりにゴージャスなブラジャーしてたので笑ってしまった。どういう意図なのだ。
最初に名前とか生年月日や血液型を聞きだして紙に書いて壁に貼り付け、毎日写真(ポラロイド)を撮って体重とともにこれも壁に貼る。ふむふむ「飼育」だからな、と思ったがこのあとがいけない。ケーキを買ってきて「甘い物好きだっけ」などという。どういう食べ物が好きかというような「飼育」に必要な情報はちゃんと最初に聞いて壁に貼り出しとくべきだろう。というか、ありとあらゆる情報を書かんかい。育てゲー・マニアとかいう設定くらいつけろ。カッコつけてるが、ただのエッチ系Vシネだしな。それにしてはエッチ足りんだろう。ハンパすんな。
竹中は、事件後に知り合って催眠療法で過去を聞き出すいやらしいカウンセラー役。シリーズの顔ってわけだ。
監督 西山洋市
脚本 島田元
原作・脚本監修
    松田美智子
撮影 丸池納
音楽 遠藤浩二
深海理絵
緋田康人
竹中直人
「完全なる飼育 香港情夜」 ★★★
ちょっと悩んだが、香港で公開されたのかもわからないし、とりあえず邦画にしといた。しかしさすがに香港映画(ちょっとヨーロッパの香りあり)、シリーズ最高に変で何かが間違っている。
タクシー運転手のトニー・ホーは母変わりの豚が死んだので、豚の生まれ変わりと思われる、修学旅行で香港にやってきた日本の女子高生を誘拐・監禁した!(ホントにそういう話なんだよ ← ちょっと嘘。)
あと96歳のお婆ちゃんが出演している。エンディングでちゃんと年齢が書いてあった。
監督 梁コ森(サム・レオン)
脚本 梁コ森(サム・レオン)
    トミー・ロー
原作 松田美智子
撮影 フォン・ユンマン
美術 エリック・ラム
衣装 ウィリアム・フォン
音楽 吉川清之
伊藤かな
何華超(トニー・ホー)
林雪(ラム・シュー)
竹中直人
黄佩霞(アルメン・ウォン)
羅家英(ロー・ガーイン)
孟海(マン・ホイ)
張堅庭(アルフレッド・チョン)
深海理絵
鈴木理香子
「完全なる飼育 秘密の地下室」 ★★
シリーズ史上最低最悪のお姉ちゃんをヒロインに迎え(ていうか、ヒロインが最低のキャラなのね)、しかもまったく飼育しない展開で、シリーズ的には1点というか0点なのだが、実は太郎くんが治子ばあちゃんに飼育されていたのだというヒネリの工夫にもちょっと努力賞を上げたいところだし、そもそもこれシリーズと別個にピンク映画(SM)として書かれた脚本なんじゃないの?という怒濤の(ワケのわからない変な)クライマックスも見逃せないところだ。でも「秘密の地下室 完全なる飼育」っていう原作が出てるみたいなんだけどね。
監督 水谷俊之
脚本 我妻正義
原作 松田美智子
撮影 志賀葉一
美術 稲垣尚夫
音楽 澄淳子
山本太郎
しらたひさこ
加藤治子
竹中直人
広岡由里子
松山ケンイチ
和田聰
小宮隆児
鈴木拓也
湯浅奈央
「完全なる飼育 赤い殺意」 ★★
予告でヒロインの名前を見て「伊東美咲が……!」と思う人多数。いくらなんでも美咲は剃毛しません。私は石井隆監督作品かと思った。若松孝二、ガンからの復帰作とのことです。
ロビーで男連れのお姉さん(男はシリーズ初見)が云うとおり「やっぱ竹中が出ないとダメよね」ですね。いや、それで評価が上がるとかでなくて。
舞台は新潟なので、当然のように小学生の時にさらってきて、という展開である。その人里離れた雪深い中に立つ家にはテレビがない。新聞も取ってない。ということで、女の子(つってもかなり年くってますけど)はかなり面白いキャラクター造りができそうに思うが、ちょっと幼い程度でした。さらってきたのは佐野で、大人になっちゃダメだと毛を剃るという。とにかく佐野の留守中(定職持ってますので)に上がり込んで隠れていた大沢樹生が、あんなヤツにあんなこと(剃毛とか)されて可哀相、ちゅうか逃げなきゃダメだといいながら、いきなりセックスしちゃうのは全く納得行かない(佐野は不能で伊東は処女でした←大沢だって見てりゃわかってるはず)。
監督 若松孝二
脚本 久保寺和人
    出口出
原案 松田美智子
撮影 辻智彦
照明 渡辺康
美術 桐生和幸
音楽 益子恵一
大沢樹生
伊東美華
佐野史郎
石橋蓮司
小林宏史
伊藤清美
中島宏海
不破万作
<日本映画−か 後編>