| <日本映画−の> | |||
| タイトル | コメント | ||
| スタッフ | キャスト | ||
| 「女番長 野良猫ロック」 | ★★★ 眠らない街・新宿。 キカイダー・ジローのごときファッションのアッコ(製作にホリプロがかんでいるのだ)がバイクでやってきた。度々男と間違われるアッコは、街を二分するスケバンの片方、メイ(梶)グループと仲良くなり、以後行動を共にする。なにしろもう一方はチンピラ・藤の牛耳る黒シャツ軍団とつるんでいて、アッコは街へ来る早々、彼らとひと悶着起こしているのだ。それというのも藤の気が狂ったような笑い声がカンにさわるからなのだ(ちょっと嘘、っていうか、俺のカンにさわるんだよ!)。 メイの友人・浩治は、政治家につながりのある中丸率いる盾の会みたいな右翼組織に入ろうとしていた。「なんかデッカイことやらかしてくれそうな気がするんだよな」。入会の手土産に、幼なじみの無敗のプロボクサー・ケンに八百長させることになっていた。そんなギャンブルで資金つくるような組織に入るのはお止めなさい。藤の黒シャツ軍団は、組織の幹部・睦の配下であった。一旦は八百長を承知したケンだが、いざダウンすると、アッコの声援とボクサーの意地でつい立ち上がり相手をノックアウトしてしまう。 組織に監禁された浩治を救おうと、組織・黒シャツ軍団・敵スケバングループと対立したメイたちは、行きつけのゴーゴー・クラブに逃げ込む。出口を押さえられ、呆然とする若者たちを鼓舞するように、アンドレ・カンドレが弾き語ってくれた!(意味なし) アンドレ・カンドレってのは、いうまでもなく烏龍茶とか自動車のCM(古い)でお馴染みの甲高い声のあの人です。 このあと店を抜け出したアッコのバイクを追って、藤の乗ったバギーが新宿の街なかをあんなとこやこんなとこまで走り回るのが快感(「ルパン三世」みたい)。 なにしろ浩治がバカみたいなんでね。本人も裏切ったのはケンではなく、むしろ自分だということはわかっているようで、悪あがきはしなかったけどね。 |
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| 監督 長谷部安春 脚本 永原秀一 撮影 上田宗男 美術 斎藤嘉男 音楽 鈴木邦彦 主題歌 和田アキ子 |
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| 「野良猫ロック ワイルドジャンボ」 | ★★★ 最初は川崎あたりかと思っていたのだが、工業地帯というよりだだっ広いゴミ捨て場なのかも知れず、なにしろ車のナンバーが東京のばかりなので、とりあえず夢の島ってことにしとこう。 紅一点のC子(梶)を含む無為な若者たち(藤、地井、前野、夏)はペリカン・クラブを名乗り、掘っ建て小屋で暮らし(性的なあれやこれやはなさそうな気がする)、そこらをジープでブイブイいわせ、ボンボン集団・西武会と対立したりしていた。C子なんかは飲み屋で働いているし、勤労青年なのだろう。藤が例によってカンに触る笑い声を上げるので一見彼がリーダーっぽいが(C子とも一番仲よさそう)、実質仕切っているのは地井のようであった。メガレンジャーのトップはレッドだがリーダーはブラックというのに近いかも。 地井は最近このあたりを髪をなびかせ白馬で闊歩する乗馬服のお嬢さん・范のことが気になっていた。シャイな彼(范には女性恐怖症とバカにされる)を見かねた仲間たちは、第五福竜丸(意味ありげなアイテム持ち出すなよ←梶のビキニ姿の伏線か?←バカ)がうち捨てられた海辺で罠を張り、彼女と地井を接近させることに成功。地井は、その正体は正教学会幹部の二号さんであった范からある計画を耳打ちされる。地井はこれを秘密裡に調査検討する。 その頃、アッコが歌う通りにドシャ降りの雨の中で、前野は学校の校庭から旧帝国陸軍のピストルやらマシンガンやらを掘り出す。銭湯の爺さんから聞いたのだ。前野は武器オタクなのであった。ダッコちゃんとかを標的に射撃練習をする前野や藤らに、地井は海(伊豆あたり)での合宿を持ちかける。映画の構成として計算があるのだろうが、地井はここでは計画を打ち明けない。それが特に効いているようにも思われないので(海でバカ騒ぎってのを自然にやりたいためだろうけど)、私はこの時点で書いてしまうのだ。この海の町で行われる正教学会の大会で集まる莫大な現ナマをがっぽりいただく(といっても三千万です)。 ところが計画実行に際して次々と予定外のことが起こり、一人また一人と倒れていく……。 シリーズ中唯一原作物ということで、それを尊重したのか、はたまた敏八のせいなのか、他とはだいぶ趣きが違います。ストーリーはこれでもいいので、せめてスケバン軍団と不良グループというスタイルくらいは取ってもらいたかったですねえ。それか梶と范がレズで男たちを手玉にとっていたというオチを用意するとか(これは趣味)。 |
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| 監督 藤田敏八 脚本 永原秀一 藤田敏八 原作 船地慧 「破れても突っ込め」 撮影 安藤庄平 音楽 ホリ企画 |
地井武男 范文雀 梶芽衣子 藤竜也 前野霜一郎 夏夕介 内田良平 白木マリ 夏純子 和田アキ子 にしきのあきら 野村真樹 |
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| 「野良猫ロック セックス・ハンター」 | ★★★ 基地の街・立川。 筋肉質ではあるがまったく太っていない力也(ハーフ)がやってきた。こうして見るととてもいい男だ。しかしこの4・5年後に千葉真一の映画に出た彼は、巨漢の怪物と化していたのだった。 力也はメグミという女を探していた。見ていれば大体わかるが、まあ生き別れの妹だな。彼はスケバンを仕切るマコ(梶)と懇意になる(いきなりデュエットするし)。ここらの若者はクスリに目がなく、マコたちもクスリを仕切る藤のグループと仲良しだった。マコのグループの小磯に言い寄る藤組の副長・岡崎だが、小磯には城というハーフの恋人がいた。ブチ切れる岡崎に藤はいう。「ボーッとしてるとお前らのナオンはみんなアイツラにやられちまうぞ」。藤は姉を米兵に犯された過去があり、それならアメリカ人を目の敵にすればと思うのだが、どういうわけか子分らにハーフ狩りを提唱、みんな張り切ってハーフを見つけてはボコボコにし、街から追い出すのであった。 力也はマコのグループにいるメグミが自分の妹だと確信するが、まあこういうご時世(ハーフ狩り)になってしまったし、本人が認めない(「どうしてあたしがあんたみたいなのと兄妹のわけがあるのさ」)のも仕方ないと思う。マコはなんとか藤たちの暴走を止めようとするが。 ところで、ゴールデンハーフは5人、一人抜けるとスペシャルになって4人なの? そういうの三谷幸喜は詳しいんだけどねー。 |
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| 監督 長谷部安春 脚本 大和屋竺 藤井鷹史 撮影 上田宗男 美術 佐谷晃能 技斗 田畑善彦 音楽 鏑木創 |
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| 「野良猫ロック マシン・アニマル」 | ★★★ 港町・横浜。 今回は郷^治がいつもの藤の役どころ。サイドカーに乗ったチンピラのボス。このグループは街のクスリ売買を一手に仕切り、マヤ(梶)のスケバングループとも仲良くやっていた。後でわかるが、郷のバックには范文雀という車椅子のお嬢さんがいる。別に力があるわけでもないが、とにかく郷は彼女に頭が上がらない(ケガさせたのが彼、というより、単純に惚れているのである)。 東北の方から藤と岡崎がポンコツ車でやってきた。事前に聞いていたギリシャ・バーで密航船の算段をする。金は手持ちのLSD(カプセル)50錠で払いたい。クスリをさばくのはよそでやってくんな。歌手の青山がクスリをさばくんならマヤって娘に聞いてみなよと教えてくれた。教えられたクラブにマヤがいた。注意深い藤は、クスリを買いたいという方向で話を持っていくが、実際の売人である店のボーイと話をしているところをマヤたちに聞かれてしまう。マヤたちは藤たちを襲ってLSDを奪うが、取り返しに来た藤から、実はベトナムからの脱走兵(山野)を逃がすとともに、自分たちもスウェーデンに行くのだという話を聞くと、「日本脱出」という考えに共感して、彼らの世話をすることにする。アジトを提供し、何かといっちゃパーティしようとする。 マヤは郷に話を持っていき、トントン拍子に進むかと思いきや、売人のボーイの計略で、彼の恋人であるマヤのグループのひとり(裏切り者だな)が、藤と岡崎が留守のところを脱走兵をボーリングに連れ出し、まんまとLSDをくすねてしまう。しかしそれはアッという間に郷に取り上げられる。マヤたちは范を誘拐し取引きしようとする。 妙にあっけない幕切れに肩すかしを喰らわされる。今回は、青山ミチの歌のせいもあって、ロックというよりブルースであった。そもそも港町っていったらブルースだもんね。 ヒゲの生えてない藤竜也ってはじめて見たのかな? 范文雀は「花のあすか組!」のHIBARI様の原型。というか、作品自体がこのシリーズを元にしてるのかもね。俺「花のあすか組!」って妙にちょくちょく出してくるよなあ。 太田とも子って人(歌手)は梶芽衣子の実妹らしい(梶も元々は太田なんとかって芸名だった)。 ズーニーヴー(Vo.町田義人)は「また逢う日まで」を歌うのだけど、こっちがオリジナルなの? |
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| 監督 長谷部安春 脚本 中西隆三 撮影 山崎善弘 美術 佐谷晃能 技斗 田畑善彦 |
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| 「野良猫ロック 暴走集団’71」 | ★★★★ 出だしは新宿。 藤田敏八は、どうも「ここではない何処かへ」とでもいいましょうか、場所を移動したがる傾向があるようで。今回は熱海あたり |
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| 監督 藤田敏八 脚本 永原秀一 浅井達也 撮影 萩原憲治 音楽 玉木宏樹 |
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