| <日本映画−し 前編> | ||
| タイトル | コメント | |
| スタッフ | キャスト | |
| 「白衣と人妻 したがる兄嫁」 →ビデオ「兄嫁 禁断の誘い」 空色のクレヨン |
★★★★ この人は四天王と七福神の中間の人らしい。 長野県の田舎。東京で婚約者に振られた弟が帰ってくる。他に好きな人がいる、そもそもあんたとのことは冗談よ。その言葉の通り、弟は最後までやらせてもらえないが、彼氏とはバンバンやっているのであった。母は癌で手術して入院中。弟は実家に帰って初めて知った。母は兄より弟の方を買っており、家業の竹細工も弟に継がせたかったらしい。弟は兄に気兼ねしてうちを出ていたのだ。兄は嫉妬と勝手に出ていったということで帰ってきた弟に辛く当たる。兄嫁が間を取りなす格好だ。兄に連れて行かれた居酒屋の女店員。兄は彼女は愛人でスーパーの駐車場で日々カーセックスに励んでいると自慢する。実はその店員は母を看てくれる看護婦でもあった。兄は妻と別れて彼女と結婚するという。だが妻は夫にゾッコン。兄もああいながらも妻とも夜の営みに励んでいるのであった。その声が聞こえるものだから弟もいたたまれず居酒屋へ行くと彼女にスーパーの駐車場に誘われて……結局のところ兄弟して看護婦には振られ(医者とできていた)、兄「女には淫乱なのとそうでないのの2種類がいて、やっぱ結婚するならこいつみたいに後者の方でないとな」ガッハッハッと笑い合うバカ兄弟。兄嫁は「女は1種類しかいないのよ」とつぶやいて家を出てしまう。おわり。 続編の都合もあるし、最後まで書いてしまいました。結局のところ、私がどうもピンク映画に甘い得点を与えているのは、短いとこが気に入っているようです。 最後は家出で終わっていますが、適度なユーモアで画面も明るいし、田舎の感じが懐かしくていいですね。といいながら本当は私は都会育ちなので懐かしいはずはないのだ。風景というより暮らしぶりかな、扇風機とかね。 |
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| 監督 上野俊哉 脚本 小林政広 撮影 小西泰正 音楽 山田勳生 |
本多菊雄 江端英久 葉月螢 佐々木ユメカ 河名麻衣 伊藤猛 岡田智宏 |
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| 「したがる兄嫁2 淫らな戯れ」 空色のクレヨン vol.2 |
★★★★ P−1グランプリ2000参加作品。 ピンク映画には珍しいらしいのだが、完全な続編(「〜2」は多そうだけど大抵ストーリーは関係ない)。撮影は1年後だが、メインスタッフ・キャスト全員同じ人が揃った。 あれから2週間後。母の死んだ日、兄弟は女を求めて町をさまよう。前作は女性が「バカな男」という、そういうバカっぷりを見せていた兄弟だが、今回は本当にバカの兄弟という描写になっている。家を出た兄嫁は温泉で仲居をしていたが、そこにやって来た客(作家っぽい)は初体験の相手だった。甘酸っぱい想い出が蘇り(相手は太っちょなのでちょっと滑稽)、つい同衾してしまう兄嫁。一方弟は例の看護婦にいい寄るが、連れの医者にボコボコにされてしまう。兄はキャバクラに行くがジャパゆきさんの時代は終わったとかで、デブのおばさんがいるだけ。兄は態度が失礼だったので、そこの店員にボコボコにされてしまう。兄嫁は温泉で思いっきり泳ぎ(ここ変ですけどさわやか)、作家から「初体験の相手と再会して東京に行って幸せに暮らす」というストーリーを聞かされるが首を横に振る。久しぶりにセックスして夫を思いだしたと。弟は通りかかった看護婦(店員とは違う人)に介抱してもらうが実は彼女も例の医者とできていたのだった。兄はおばちゃんと店員のセックスを見せつけられるが(そんなの見せられてもダメージはない)店員にクビを絞められたおばちゃんグッタリ動かず、店員は逃げ出す。このままでは俺が犯人にされてしまう、と思ったがおばちゃんは息を吹き返す。桃源郷だったらしい。それぞれバカバカしい思いをした兄弟が家路でバッタリ出くわしたところへ兄嫁が帰ってくる。喜ぶ兄弟。実際に帰ってみると兄嫁は複雑な心境になるのだった。 また全部書いてしまった。監督は一生このシリーズを撮り続けたいと思っていたらしいが、脚本家(兼映画監督)がピンク映画卒業を決心したとかで(子供ができたりするとそういうことになりやすいらしいが、今回は知らない)、とりあえず2本で完結。この他に隠れタイトル「したがる兄嫁 エピソードT」というプレストーリー作品があるらしいが、キャストは別。 |
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| 監督 上野俊哉 脚本 小林政広 撮影 小西泰正 音楽 山田勳生 |
本多菊雄 江端英久 葉月螢 渡辺司 里見瑶子 佐々木ユメカ 伊藤猛 のぎすみこ 向井新悟 |
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| 「新・したがる兄嫁 ふしだらな関係」 | ★★★ スタッフが同じでキャストも重なっているが、これはシリーズとは全然別物(だから「空色のクレヨン」ではないと思われる)。でもまあ新たなシリーズ物かもしれないので(話は完結してますけど)、シリーズのページに置いとこうっと。そもそも会社につけられてしまっただろう「したがる兄嫁」というタイトルだが、今回は脚本家が律儀にタイトル通りの「したがる兄嫁」を描きました。義弟が拒んでいるのに兄嫁が”したがって”しかたないのだ。 この日は特に何の予定もなかったのだが、上野監督が挨拶に登場、思いの外もの静かで重厚な感じ。その印象のせいか今回はちょっとコメディ色が薄れペーソス方面に流れているように感じた。絡みもさほど力を入れていないので、まるごと抜かせば往年の「東芝日曜劇場」の出来上がり。 売れない役者の江端はほぼヒモ同然で、妻のひろみに頼って生活している。そこへ弟の佐藤が転がり込んできた。実は佐藤はスターで、今回も来年の大河ドラマ「宮本武蔵」のオファーを「ホンが面白くなかったから」蹴って、雲隠れしたのだ。スターといえどもこのようにワガママなので(?)金はなく、ひろみは金になる仕事を探す。ある日、江端が近所を散歩していると、ユメカとぶつかって神社の階段から転げ落ちる。ユメカの部屋で気がついた江端「ここはどこ、私はだれ」。江端はそのままユメカと暮らすことになる。一方、夫に蒸発されてしまった(と思っている)ひろみは、次第に佐藤に惹かれていき”したがる”のであった。佐藤は結構がんばって拒んではいたが、やがてズルズルと。実はユメカのベランダからはひろみの家が見下ろせる。毎日玄関前を掃除するひろみを見てユメカは日頃から感心している。雑誌の編集者だったユメカは、ある日、例の階段で佐藤とすれ違う。あの雲隠れしているスターがうちの近所に! 彼女は佐藤探しを画策する一方で、ひろみが会社の掃除のおばさんであることに気づき、家に招待する。 会話のとぼけた間がサトウトシキ監督×小林政広脚本の諸作と同じで、この間は監督の演出よりも脚本のせいなのかと認識を新たにする。会話の間っていうのも脚本で指定できるんだなあ。 階段から落ちた後は寝込んでいて、やっと体調が回復した江端とユメカが最初にセックスするのが騎乗位なのだが、この直前に見た(ハシゴしてます)「シッピング・ニュース」のケイト・ブランシェット(惜しくも着衣のままであった)と同じアクション(ポーズとスピード)で、まさしくゴール前の馬上の騎手のごとし。見ていて欲情とは違う感じにワクワクする(なんか応援したくなる感じ)。 |
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| 監督 上野俊哉 脚本 小林政広 撮影 小西泰正 音楽 山田勳生 |
宮川ひろみ 江端英久 佐藤幹雄 佐々木ユメカ 飯島大介 新納敏正 |
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