<修羅雪姫>シリーズ

「女囚さそり」シリーズにつづいて、恨み女劇画を梶芽衣子で映画化。
釈由美子のは、刺客であるのが共通なだけの別物。むしろ「あずみ」の方が「修羅雪姫」っぽいかも。

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
最新更新日:2003年05月27日
<日本映画−し 中>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「修羅雪姫」 1973年 ★★★★
日活出身の藤田敏八が東宝の映画を撮ったら、どういうわけか東映のグロ・アクション路線(エロなし)になってしまった。
監督 藤田敏八
脚本 長田紀生
原作 小池一夫
    上村一夫
撮影 田村正毅
美術 薩谷和夫
音楽 平尾昌晃
主題歌
    梶芽衣子
梶芽衣子
黒沢年男
中田喜子
仲谷昇
赤座美代子
西村晃
岡田英次
大門正明
根岸明美
内田慎一
楠田薫
高木均
中原早苗
地井武男
小松方正
長谷川弘
松崎真
阿藤海
大倉賢二
「修羅雪姫 怨み恋歌」 ★★★
いやあ、まいったなあ。新しい方(↓)が面白いってことは絶対にないんですけど、点数がたまたまこうなっちゃいました。
監督 藤田敏八
脚本 長田紀生
    大原清秀
原作 小池一夫
    上村一夫
撮影 鈴木達夫
美術 樋口幸男
音楽 広瀬健次郎
梶芽衣子
原田芳雄
伊丹十三
岸田森
吉行和子
山本麟一
南原宏治
安部徹

(ナレーション)
鈴木瑞穂
「修羅雪姫」 2001年 ★★★★
パラレル・ワールド物。舞台は500年前に鎖国された国。隣国でミカドの御庭番をしていた建御雷(たけみかづち)一族は、その帝政が崩壊すると追われて、この国にやってきた。反抗分子を始末する政府直属の殺し屋として働いてきたが、最近では金のために動く殺人集団と化していた。というわけで、おそらく戦国時代に地殻変動が起きて日本列島がフォッサ・マグナで左右に分断、東日本は日本民主主義人民共和国として偉大なる首領様のもと規律正しい生活をしているという設定。言語・風俗習慣は京に都をかまえる西日本(大日民国?)とほぼ同様。中国と交流がある気配。広場には首領様が腕を指し上げているでっかい像も建ってます。私は「花のあすか組!」みたいのを期待していたのですが、「鎖国」という時点で人種のるつぼ・ネオ歌舞伎町みたいのは出てこないのがわかってちょっと残念。アクションシーンは基本的に森の中で行われ、これは「VERSUS」とか「ドラゴン危機一発’97」とか「発狂する唇」とか、なんとなく低予算映画の宿命という感じもしますね。
脱走者は抹殺する。建御雷一族の掟の元、非情の戦士として育った孤児の雪(釈)は明日二十歳になる。実は彼女は建御雷のリーダー直系の子で、本来なら二十歳を迎えるとともに雪姫として一族を束ねる立場にあった。森の中で女王である母(雅子)の側近だったという老人(沼田)に、母は嶋田に殺されたと知らされる。嶋田は一族のリーダーであるとともに雪の恩師でもある。嶋田に問いただすと動揺が見られた。今の力では嶋田には勝てない。雪は復讐を誓い脱走する。昨日までの仲間たち(松重、長曽我部、六平、塚本、園岡ら)が追っ手となって迫る。
長曽我部との死闘で瀕死の重傷を負った雪は通りがかりの伊藤の運転するトラックに潜り込み、そのまま意識をなくした。佐野の指導の元、反政府テロを行っている伊藤は雪を見つけると政府からの殺し屋と思い、グルングルンにふん縛る。が、そんなものは何の役にも立たない。やがて、精神膠着状態にある伊藤の妹・真木を媒介に二人はお互いを理解し合うようになり……、という中盤が長い。というか、このド真ん中にもう一個アクションを入れて欲しいわけよ。この伊藤との関係を重要視するとオチも全然物足りないのだ。盛り上がらないドラマなら要らないんじゃないか。この男女関係については、ちょっと「エコエコアザラク」第一作目みたいな感じもするのだけど、あそこまでの哀しみ(自分を呪う気持ち?)は出ていない。
とにかく画面はカッチョイイです。樋口は結構細かいところに手を入れているらしいのだけれども、目立たないようにしているのでよくわからない(ビルとか首領様とか電車とか弾よけ以外のことね)。ほとんど全部ドニーの手柄だと思ってしまう(カメラワークとかドニーの指示らしい)。
テレビでホワホワしている釈ちゃんが、という話をよく目にしますが、もともとバラエティはほとんど見ない上に、最近では日曜朝の番組しか見ていないので、釈由美子っていうのは週刊少年漫画誌のグラビアでしか見たことがなく、彼女がどういう演技をしようが私には意外でも何でもありません。おそらく、テレビの彼女を知っていて、意外だと思った方が面白く感じるのではないでしょうかね。意外だと思わない私には、釈ちゃんのシリアスな表情・演技(ついでに背中)なんかよりも、モア・アクション! モア・パワー! ということで。
プロデューサー
    一瀬隆重
監督 佐藤信介
脚本 佐藤信介
    国井桂
原作 小池一夫
    上村一夫
特技監督
    樋口真嗣
アクション監督
    ドニー・イェン(甄子丹)
撮影監督
    河津太郎
キャメラ・オペレーター
    重森豊太郎
照明 中川大輔
美術 丸尾知行
スタイリスト
    長町佳奈子
音楽 川井憲次
主題歌
    UNITED JAZZY
アソシエイト・プロデューサー
    梶研吾
タイトル・コーディネーター
    橋本満明
釈由美子
伊藤英明
嶋田久作
佐野史郎
真木よう子
沼田曜一
松重豊
長曽我部蓉子
六平直政
雅子
塚本高史
 園岡新太郎
 城戸裕次
 渕野俊太
 博通哲平
 下原浩二
 奥原邦彦
 木村慶太
 佐々木共輔
 松原末成
 鈴木英一郎
<日本映画−し 中>