<DOA>シリーズ

Vシネの二大巨頭、哀川翔(東映系)と竹内力(大映系)ががっぷりよつに組んだシリーズ。全部違う話なのでどこがシリーズやねんという気もするが、とりあえずリアルを飛び越えた展開と描写で、ラストで驚かせるというのが特徴。一見主役は哀川なのだが、よく考えると「犯罪者」とか「逃亡者」というのはいずれも竹内を指している。

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
最新更新日:2002年02月18日
<日本映画−て>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「DEAD OR ALIVE 犯罪者」 ★★★★
歌舞伎町の覇権をねらう中国残留孤児の子供達の集団(リーダー竹内)は石橋の組と大激突。熱血刑事・哀川はこれをなんとかおさめようとする。ライバル、復讐、因縁の対決。
男の中の男、もしくはチンピラの中のチンピラ、哀川VS竹内の戦いは歌舞伎町なんかではとても収まらない。
映画史上最も長いコカイン、腹から飛び出すラーメン、蜂の巣になる朱鷺、中国人・鶴見辰吾、うんこプール、赤い砂、そして「シックス・センス」以上に極秘のラスト(東京国際映画祭で両隣を外国人に囲まれて見ましたが、彼らの熱狂ぶりは日本人の大喝采を超えてました)を君も目撃しよう!
監督 三池崇史
脚本 龍一朗
撮影 山本英夫
音楽 遠藤浩二
哀川翔 × 竹内力
石橋蓮司
小沢仁志
鶴見辰吾
杉田かおる
ダンカン
本田博太郎
寺島進
柏谷みちすけ
甲賀瑞穂
山口祥行
やべきょうすけ
田口トモロヲ
大杉漣
平泉成
塩田時敏
「DEAD OR ALIVE 2 逃亡者」 ★★★★
正式タイトルは「DOA2 でっどおわらいぶ」かもしれません。画面にはそう出たと思う。
渋谷あたりのヤクザと中国人マフィアの抗争に絡んで、ヤクザ親分の抹殺を依頼された金髪の殺し屋ショウだが、ライフルで狙っていたところ、突然リキが現れて親分以下ヤクザを皆殺しにして去っていった。リキはその組の幹部で、自分の死期が近いのを悟り、身辺整理をしていたのだ(かどうかは定かではない)。リキを見て何かを感じたショウは情報屋からネタを仕入れた。これはひょっとするとひょっとするぞ。ショウは成功報酬をもらったが、すぐにやったのは彼ではないことがばれて追われる身になった(金返せ〜)。金はもうすべて使ってしまった。彼は生きている価値のないゴミを殺して得た収入を世界の恵まれない子供達に送っていた。一人殺せば10万人の子供にワクチンが打てるのだ。逃亡先は故郷の島。そのフェリーにはリキも乗っていた。島で声をかけた。実は彼らはこの島の孤児院出身、大親友だったのだ。だが故郷の島にもそう長くはいられなかった。なにしろリキは指名手配を受けているのだ。ショウとリキは手を組んで大阪で殺し屋稼業にせいを出す。だが、ここでの仕事で恨みを買い、国籍不明の殺し屋トリオ、ブーフーウーが彼らを狙う。
前作とはまったく関係ありません。ちょっとコメディがかった癒し系の映画です。でも血の量は前作以上です。楽しいし絵も綺麗です。一般客にもお勧めです。
監督 三池崇史
脚本 NAKA 雅 MURA
撮影 田中一成
音楽 石川忠
哀川翔 × 竹内力
遠藤憲一
青田典子
塚本晋也
陳冠希(エディソン・チェン)
魔裟斗(まさと)
TEAH(テア)
田口トモロヲ
手塚とおる
大杉漣
伊佐山ひろ子
山口祥行
港雄一
森羅万象
浦上照彦
「DEAD OR ALIVE FINAL」 ★★★
正式タイトル(?)は「DOA FINAL」かな。
オープニングは本物か偽物かわからないのだが、光線とかロボットが出る「西遊記」みたいな昔の中国の(子供向け?)白黒映画。こういうノリを目指してます、という宣言みたいなものか。
A.D.2346、YOKOHAMA(撮影は2001香港)。この頃、日本は全体が砂漠と化し、ポツンポツンと都市が存在している。中央政府は機能しておらず、とにかくここヨコハマは市長のウー(リチャード)が独裁政権を築いていた。どうやら世界が廃墟と化してしまったのは人口の増加が原因らしい。ウーは全市民に生殖抑制剤を強制的に飲ませ、子供ができないようにしていた。これに反対する若者たちはゲリラとなり(テレンス、ジョシーら)、それを取り締まる特殊警察隊(リキ、マリアら)と苛烈な攻防戦を繰り広げていた。町では広東語・日本語・英語が使われ、それぞれ通訳なしに通じる(広東語が一番多く使われる)。なぜかナレーションは北京語。
東京(トンケン?)からフラッとこの町にやってきたショウ。ゲリラの子供(この子あたりが最後の子供か。リキにもこれくらいの子供がいる)と友達になる。リキと遭遇する。リキは日本刀を振り回す。ショウは銃弾を素手で掴んだりする。逃げ切ったショウはテレンスたちと行動を共にする。リキはウーに報告する。「逃亡中の戦闘用レプリカントを発見しました」
このシリーズはオチが重要だったりするのだが、今回はちょっとガッカリしたし、もう書いちゃうのである。「鉄男(U)」である。CGの感じは「エコエコアザラクU」である(担当は山崎貴)。ちょっと付け足しみたいなこのオチの前に、ストーリー的には「ブレードランナー」、特に「ディレクターズカット最終版(?、一番新しいヤツ)」のネタ(最初からいわれていたけど)がかましてある。
シリーズ恒例、端々の小ネタは、今回はみんなアクションに持って行かれてしまったようだ。というわけで結構スカスカの印象。いや、最初はよかったのだが、中盤にダレ場が2・3ヶ所もあるのが痛いし、やはりヨソでの仕事のせいか、遊べるキャラクターがショウとリキしかいないのも辛い。一応、ウー(生殖に関係ないホモ)と愛人のサックス・プレイヤーっていうのに遊びはあるが弱い。
なによりマズイのはビデオ撮りだってことである。HD24Pではない。ただのビデオ。30コマでしょ。ガタガタ・チラチラするし、なぜ誰も教えてくれなかったのだ(私が自分で情報をシャットアウトしてました)。ちょっと愕然としちゃったな。金がないならもっと待っても全然よかったのに。やっつけ仕事って気がしないこともない。
監督 三池崇史
脚本 石川均
    龍一朗
    鴨義信
キャラクター原案
    かわのたかし
撮影 田中一成
アクション監督
    李忠志(チェンチー・リー)
CGIプロデューサー
    坂美佐子
    太田垣香織
音楽 遠藤浩二
哀川翔 × 竹内力
尹子維(テレンス・イン)
何超儀(ジョシー・ホー)
マリア・チェン
リチャード・チェン
小室博義
ギンティ小林
<日本映画−て>