外国映画−あ 後編

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。製作国は目安程度。
最新更新日:2004年09月06日
<外国映画−あ 中編>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「アバウト・ア・ボーイ」
about a boy (アメリカ)
★★★★
監督 ポール・ウェイツ
    クリス・ウェイツ
脚本 ピーター・ヘッジス
    クリス・ウェイツ
    ポール・ウェイツ
原作 ニック・ホーンビィ
撮影 レミ・アデファラシン
美術 ジム・クレイ
衣装 ジョアナ・ジョンストン
音楽 デーモン・ゴフ
    (バッドリー・ドローン・ボーイ)
ヒュー・グラント
ニコラス・ホルト
トニ・コレット
レイチェル・ワイズ
ナット・ガスティアン・ティナ
ヴィクトリア・スマーフィット
シャロン・スモール
イザベル・ブルック
アウグストゥス・プリュー
「アベンジャーズ」
THE AVENGERS (アメリカ)

監督 ジェレマイア・チェチック
脚本 ドン・マクファーソン
撮影 ロジャー・プラット
音楽 ジョエル・マックニーリー
レイフ・ファインズ
ユマ・サーマン
ショーン・コネリー
パトリック・マクニー
ジム・ブロードベント
フィオナ・ショー
エディ・イザード
アイリーン・アトキンス
「アマデウス ディレクターズ・カット
AMADEUS DIRECTOR'S CUT (アメリカ)
★★★★★
これ劇場で2回、テレビで1回(江守徹……いや日下武史かな?)見ただけだと思うのですが、凄いよ、全部覚えてるよ。なので大きな追加シーンはモーツァルトが犬の調教するところ(?)とその後日談と、サリエリに仕事を貰おうとコンスタンツェが脱ぐところ。だろ! というわけでパンフ(バカ高。お勧めしません)見たところ曖昧に書いてるけど正解だな。ディレクターズ・カットのパンフはそういう差異の研究をちゃんと書いてくれなきゃだわ。
不思議なのは、というかデジタル処理の関係か、どうも全体的に「千と千尋」DVDのごとき色調になっているのである。絶対赤いよ、これ。あ、不思議なのは、それよりもこっち、若者がデート・ムービー扱いしてるみたいなんだけど(しかもつき合い始め)、そうですか? 3時間もあるよ? 暗い中で何かやってるの? そんな気配はなかったが。テアトル・タイムズスクエアっていう場所自体がデート・スポットなのかな?
監督 ミロシュ・フォアマン
原作・脚本
    ピーター・シェファー
撮影 ミロスラフ・オンドリチェク
美術 カレル・サーニー
衣装 テオドール・ピステック
オペラ舞台デザイン
    ヨゼフ・スヴォボダ
プロダクション・デザイン
    パトリツィア・フォン・
ブランデンシュタイン
メイクアップ・かつらデザイン
    ポール・ルブラン
老サリエリ・メイクアップ
    ディック・スミス
振付・オペラ演出
    トウィラ・サープ
指揮・音楽監督
    ネヴィル・マリナー
音楽 ウォルフガング・
アマデウス・モーツァルト
    アントニオ・サリエリ
F・マーリー・エイブラハム
トム・ハルス
エリザベス・ベリッジ
ロイ・ドートリス
ジェフリー・ジョーンズ
サイモン・カロウ
クリスチーヌ・エバーソール
チャールズ・ケイ
ケネス・マクミラン
ケニー・ベイカー
リザベス・バートレット
バーバラ・ブリン
マルチン・カヴァーニ
ロデリック・クック
ミラン・デムヤネンコ
ピーター・ディゲス
リチャード・フランク
パトリック・ハインズ
ニコラス・ケプロス
「雨に唄えば」
SINGIN' IN THE RAIN (アメリカ)
★★★★★
日本最終上映(2000年にリバイバルした時の契約切れ)。「シカゴ」上映記念でシネマ・ロサでレイトショー。昔から混乱しがちなのだが、窓口で「雨に」といった後ホンのちょっぴり間が空いてしまったのは「濡れても」じゃないよな、と頭の中で確認したためである。
監督 ジーン・ケリー
    スタンリー・ドーネン
脚本 アドルフ・グリーン
    ベティ・コムデン
撮影 ハロルド・ロッソン
挿入歌
  作詞
    アーサー・フリード
  作曲
    ナシオ・ハーブ・ブラウン
音楽 レニー・ヘイトン
ジーン・ケリー
デビー・レイノルズ
ドナルド・オコナー
ジーン・ヘイゲン
シド・チャリシー
ミラード・ミッチェル
ダグラス・フォーリー
リタ・モレノ
「アメリ」
Le FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN (フランス)
★★★★
こないだ35週スペシャルというのをやっていたので、今週は公開36週目、チケット買ってからおそらく37週目にしてようやく見ました。頑張ったな、オレ。←バカ。
モンマルトルに住むうら若い女性のアメリさんは、厳格な父と神経質な母(ともにインテリ)の元で育つ。医学の心得のある父に重い心臓病と勘違いされた彼女は学校にも行かせてもらえず、母から教育を受ける。その母は不慮の事故でアメリの目の前で死亡。で、大変夢見がちな、場合によっては想像と現実の区別がつかない、表面的には普通に暮らしているが、実のところ一般社会にうまく適合できない女の子になってしまった。というほど過激には描かれていないが、当初はそれくらいの意気込みだったんじゃないかなあという設定である。
ある日、彼女は自分の部屋から前の住人の隠しておいた宝物を発見し、探し出したおじさん(当時少年)にそれとなく返すと、彼は感激しているようだった。それに気をよくした彼女は他人に幸せを与えるような活動をしようと決心するのだった。というあたりが、世間のOLさんたちには心温まる映画として持てはやされているようなのだが、ジュネは彼女をかなり悪意をもって描写しており、単純にハッピー気分になってよいのか疑問ではある。というか、オレわかってないとこあるから本当はもう一回見なくちゃいけないんだけど(本を読んでもいいけど)。というのはアメリさんが世界を支配しようとしていた件についてなんです。これについては「アンブレイカブル」との関連も含め研究されなければならぬ。この項終わり。
彼女は一目惚れしたマチューが落としたアルバムを拾う。それは捨てられた証明写真をコレクションしたものだった。彼女はそれを伝手に彼に接近、罠を仕掛けるのだった。果たして彼女の生まれて初めての恋の行方は……(でも処女じゃありません。フランス人だから)。
「デリカテッセン」ファンには嬉しいのだが、またそれかいというセックス描写(いやベッド描写か)があり、苦手ならやらなきゃいいのにと思ったりもする。
なんだか誰も言及していないようだが、この映画はウォン・カーウァイの「恋する惑星」から多大な影響を受けています。というのはアメリがいけすかない八百屋のオヤジに悪さをするところですね。部屋の合い鍵をつくり、勝手に入り込んで部屋のあちこちにちょっと見には異常がわからないイタズラをしかける。しかもゴム手袋してる。ついでにスチュワーデスが出てくる。さらにアメリは飲食店の店員である。片想い(とりあえず)である。まったく同じです。時計のアップが映るのは「欲望の翼」(&「花様年華」)。ちなみに「恋する惑星」の主題歌は「夢中人」で、まさにアメリその人のことではないか。客層が同じなのになんで誰もいわないのだ。
ところでアメリの生まれる以前のことなのだが、風でテーブルクロスが浮き上がってグラスが踊ったりしている映像がありますね、これ予告で何十回と見たのですが、どうも本編は色合いが違う。普通に撮影したのに仕上げで黄色系のフィルターをかけているようです。というように丁寧に手をかけた映像が素晴らしく、デジタルの時代になり、ますます凄いのをつくってくれそうだ。ジュネ、そして忘れちゃいないぜキャロ! 楽しみにしてるぜ。
その前に文芸坐あたりでもう一回見ようっと。
監督 ジャン=ピエール・ジュネ
脚本 ジャン=ピエール・ジュネ
    ギョーム・ローラン
撮影 ブリュノ・デルボネル
美術 アリーヌ・ボネット
衣装 マドリン・フォンテーヌ
特殊効果
    イヴ・ドマンジュー
映像効果
    アラン・カルソー
音楽 ヤン・ティルセン
オドレイ・トトゥ
マチュー・カソヴィッツ
リュフュス
ヨランド・モロー
アルチュス・ド・パンゲルン
ウルバン・カンセリエ
ドミニク・ピノン
モーリス・ベニシュー
クロード・ペロン
ミッシェル・ロバン
イザベル・ナンティ
クレール・モーリエ
クロチルド・モレ
セルジュ・メルラン
ジャメル・ドゥブーズ
ロレーラ・クラヴォッタ
アルメル
フローラ・ギエ
アモーリー・バブー
ジャン・ダリー
ティッキー・オルガド
アンドレ・デュソリエ
「アメリカ」で始まる映画
「アライバル−侵略者−」
THE ARRIVAL (アメリカ)
★★★★
これ見てからジョディの「コンタクト」見て、ふむ、チャーリーの方がいいや、と思うような私は下世話なのだろうか。
監督・脚本
    デヴィッド・トゥーヒー
撮影 ヒロ・ナリタ
チャーリー・シーン
テリー・ポロ
リンゼイ・クルーズ
ロン・シルヴァー
トニー・T・ジョンソン
「アリ」
ALI (アメリカ)
★★★
監督 マイケル・マン
脚本 スティーヴン・J・ライベル
    クリストファー・ウィルキンソン
    エリック・ロス
    マイケル・マン
原案 グレゴリー・アレン・ハワード
撮影 エマニュエル・ルベツキー
音楽 リサ・ジェラード
    ピーター・バーク
ウィル・スミス
ジェイミー・フォックス
ジョン・ヴォイト
マリオ・ヴァン・ピーブルス
ロン・シルヴァー
ジェフリー・ライト
ミケルティ・ウィリアムソン
ジェイダ・ピンケット・スミス
ノナ・ゲイ
マイケル・ミッシェル
アル・コール
ジェームズ・トーニー
マイケル・ベント
チャールズ・シャフォード
ブルース・マッギル
「ある貴婦人の肖像」
THE PORTRAIT OF A LADY (イギリス)
★★
脚本が悪いのか字幕(戸田奈津子)が悪いのか、会話が会話になってない感じですね。原作に忠実だそうで、過分にブンガク的なんです。
それにニコール・キッドマンの性格設定もよくわからないし(強い女かと思えばメソメソすぐ泣く。いや、最初っから泣いてたが、すぐに主義主張を振りかざして結婚が女の幸せじゃない、一生結婚せんかもしれん、といったかと思うとあっという間に結婚して亭主のいいなり、亭主の長年の浮気が発覚して大ダメージ、でも文句はいわない等々)、終わりの方で泣いてるような女の人もいたけど、あれは花粉症かもしれません。
ニコール・キッドマンの髪型も減点の対象ね。
監督 ジェーン・カンピオン
脚本 ローラ・ジョーンズ
原作 ヘンリー・ジェイムズ
撮影 ステュアート・ドライバラ
音楽 ヴォイチェック・キラール
ニコール・キッドマン
ジョン・マルコヴィッチ
バーバラ・ハーシー
メアリー・ルイーズ・パーカー
マーティン・ドノヴァン
シェリー・ウィンタース
リチャード・E・グラント
シェリー・デュヴァル
クリスチャン・ベイル
ヴィゴ・モーテンセン
ヴァレンティナ・チェルヴィ
サー・ジョン・ギールグッド
「ある日、突然。」
TAN de REPENTE (アルゼンチン)

監督・脚本・製作
    ディエゴ・レルマン
タチアナ・サフィル
カルラ・クレスポ
ヴェロニカ・ハサン
ベアトリス・ティボーディン
マリア・メルリーノ
マルコス・フェルランテ
「アルマゲドン」
ARMAGEDDON (アメリカ)
★★★
予告見て泣いた自分が恥ずかしい。後半はサイテー。
監督 マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンズレー
    J・J・エイブラムス
撮影 ジョン・シュワルツマン
音楽 トレヴァー・ラビン
SFX監修
    パット・マックラング
ブルース・ウィリス
ビリー・ボブ・ソーントン
ベン・アフレック
リヴ・タイラー
キース・デヴィッド
クリス・エリス
ジェイソン・アイザックス
ウィル・パットン
スティーヴ・ブシェーミ
ケン・キャンベル
ウィリアム・フィシュナー
ジェシカ・スティーン
オーウェン・ウィルソン
クラーク・ブローリー
マイケル・クラーク・ダンカン
ピーター・ストーメア
マーシャル・ティーグ
アンソニー・ギデラ
エディ・グリフィン
(ナレーション)
 チャールトン・ヘストン
「アンカーウーマン」
UP CLOSE & PERSONAL (アメリカ)
★★
監督 ジョン・アヴネット ミシェル・ファイファー
ロバート・レッドフォード
ストッカード・チャニング
ジョー・モントーニャ
ケイト・ネリガン
グレン・プラマー
ジェームズ・レブホーン
「アンダー・サスピション」
UNDER SUSPICION (アメリカ)
★★★
モニカ・ベルッチって割と映画によって顔違う感じがするよな、と思ったところ、最後のクレジットを見てビックリ。なんと4年前の作品でした。これはあれだ。「マレーナ」でブレークすると読んで買ったものの期待ほどではなかったので、せめてモーガンがデンゼルだったらとか悔しがりながらお蔵入りにしていたのを、今年は「マトリックス・リローデッド」もあることだしそろそろいいかなと(「アレックス」の時にも考えたのだが、あれも失敗だったから)蔵出ししてきた、と。
内容は、プエルトリコで起こった少女連続暴行殺人事件について、地元の名士・弁護士のハックマンがフリーマン署長に「お前ロリコンだろう」と責められつづける、全体としては「ユージュアル・サスペクツ」みたいな映画。「女は若けりゃ若いほどいいだろう」と答えるハックマンは、もうちょっと変態チックに演じた方が面白かっただろう。いや、ハックマン以外もみんなもうちょっと怪しさが欲しかった。そういうストレートさのせいで、(そもそも説明不足な)オチにカタルシスがない。自分たちでプロデュースしてるので仕方がないが、名優な感じが2人揃うとどうしても演技対決みたいなノリにしちゃうのは勿体ないことだ。
製作総指揮
    モーガン・フリーマン
    ジーン・ハックマン 他
監督 スティーヴン・ホプキンス
脚本 トム・プロヴォスト
    W・ピーター・イリフ
撮影 ピーター・レヴィ
音楽 ジョージ・アコグニー
ジーン・ハックマン
モーガン・フリーマン
モニカ・ベルッチ
トーマス・ジェーン
「アンダーワールド」
UNDERWORLD (米・独・ハンガリー・英)
★★
すまん、かなり寝た。絵が暗い、しかも色味を落としているので。「Jam Films」の北村龍平編「the messenger ―弔いは夜の果てで―」みたいである。あっちで「もう飽きた」って書いてあるし、本当に飽きてるんだろうな、俺。さらに眠気を誘うのは、どうでもいい恋愛沙汰とそれに伴う無駄な会話部分、そしてケイトの無表情さだろう。あと大音量のハードロック。ヘビメタか? 音楽のことはよくわからんが、うるさくて余計に眠くなったわい。
監督 レン・ワイズマン
脚本 ダニー・マクブライド
原案 レン・ワイズマン
    ケヴィン・グレイヴォー
    ダニー・マクブライド
撮影 トニー・ピアース=ロバーツ
美術 ブルトン・ジョーンズ
衣裳デザイン
    ウェンディ・パートリッジ
音楽 ポール・ハスリンジャー
ケイト・ベッキンセール
スコット・スピードマン
シェーン・ブローリー
マイケル・シーン
ビル・ナイ
アーウィン・レダー
ソフィア・マイルズ
ロビー・ギー
ウェントワース・ミラー
ケヴィン・グレイヴォー
「アンドリュー NDR114」
bicentenial man (アメリカ)
★★★
お手伝いロボット、アンドリュー君は窓から落ちたせいか自我を持ってしまい、人間に恋した挙げ句に改造手術を受けて人間と結婚しました。
ああ、これをつくったのが権利関係にうるさく(その割に自分の矛盾には無頓着な)、しかもセックス好きなアメリカ人でなければ、どんなに素晴らしいものになったか知れないのに。
せめてロビン・ウィリアムズでなくて、トム・ハンクスだったらここまで嫌みにならなかったろうに。えー、トム・ハンクスを出したのはちょっと途中「フォレスト・ガンプ」みたいなところがあるからです。もっとも「フォレスト・ガンプ」は好きではないのですけど。
とにかく何から何まで相当”俗物”じみているのです。クライマックスが裁判なんだぜ? もっとメンタルな話でよかったんではないかと。映画なんだしセックスなしの結婚だって全然OKじゃん?
アンドリュー君が銀色ロボ時代からロビン的皮肉な言動とるとことかもすごくイヤ。脚本上は無邪気に思ったままを口にしたら痛烈な皮肉になっていた、みたいなニュアンスを期待したのだと思いますが、ロビンだとなんか邪気を感じるんですよね。
監督 クリス・コロンバス
脚本 ニコラス・カザン
原作 アイザック・アシモフ
    ロバート・シルヴァーバーグ
撮影 フィル・メフュー
音楽 ジェームズ・ホーナー
主題歌
    セリーヌ・ディオン
ロビン・ウィリアムズ
サム・ニール
エンベス・デイヴィッツ
ウェンディ・クルーソン
オリヴァー・プラット
キルスティン・ウォーレン
ハリー・ケイト・アイゼンバーグ
「アンナと王様」
Anna and the King (アメリカ)
★★★★
ユンファ超適役。あれだけ威厳があって包容力もある飛びきりの笑顔ができる男は彼をおいて他にはいない。
監督 アンディ・テナント
脚本 スティーヴ・ミアーソン
    ピーター・クライクス
    アンディ・テナント
    リック・パークス
原作 アンナ・レオノーウェンズ
撮影 カレブ・デシャネル
音楽 ジョージ・フェントン
ジョディ・フォスター
チョン・ユンファ(周潤發)
バイ・リン
トム・フェルトン
シード・アルウィ
ランダル・ダク・キム
リム・ケイ・シュー
メリッサ・キャンベル
キース・チン
マノ・マニアム
シャンシニ・ベヌゴパール
ディアナ・ユソフ
ジョフリー・パーマー
アン・ファーバンク
ビル・ステュワート
シャーン・ガジ
K・K・モギー
ダルマ・ハルン・アルラシッド
ハリス・イスカンダー
ユソフ・B・モド・カシム
アフドリン・シャウキ
ケネス・ツァン(曾江)
ルビー・ウォン(黄卓玲)
「アンフォゲタブル」
UNFORGETTABLE (アメリカ)
★★★
奥さんが殺され容疑をかけられるが証拠不充分で無罪になった夫。死者の記憶を体験できる薬を(死体の骨髄液と混ぜ合わせると効力を発揮する。たぶん死者でなくても有効)手に入れた彼は妻の、そして新たな容疑者の記憶をたどり真犯人を捜す。この記憶の体験というのは、薬を注射したら、あーそういえばあの時はこうだったなぁ、と記憶が植え付けられる形じゃなくて、死者の最後の経験をそのままリアルタイムでヴァーチャルに体験しちゃうわけです。で、撃ち殺される、殴り殺される、妻を自分の手で殺しちゃう、などガンガン体験して、心はヘトヘト、副作用で心臓やられちゃうし、大変です。
大変なわりにドキドキはらはらが足りません。生前の妻との仲睦まじい思い出などの描写があった方が、主人公に感情移入できてよかったのではないだろうか(ちょっと仲違いしてたんじゃなかったかしらん。もう、うろ覚えだ)。
監督 ジョン・ダール
撮影 ジェフリー・ジュア
レイ・リオッタ
リンダ・フィオレンティーノ
ピーター・コヨーテ
デヴィッド・ペイマー
ウィリアム・B・デイヴィス
クリストファー・マクドナルド
「アンブレイカブル」
UNBREAKABLE (アメリカ)
★★★
「シックス・センス」の監督が史上最高の脚本料500万ドルを貰ってつくった話題作(というほど世間では話題になっていない気がする)。
列車脱線事故。131人死亡、生存者1名。しかも彼、ブルースはかすり傷ひとつ負っていない。「そもそも君は今までに病気やケガをしたことはあるのか?」謎の手紙の差出人は生まれつき全身骨粗鬆症のサム。ヒーローアメコミ・オタクの彼は、ブルースに君はスーパーヒーローの資質があると告げるのだった。バカバカしいと相手にしないブルースだったが、自分が何者なのか悩みはじめる。
例によっていってはいけないことになっているオチ(ストーリーもちょっと私は書きすぎ。すまん)は賛否両論で、どちらかというと「賛」の分が悪いようなのだが、言葉を濁した文章しか読んでいないので、みなさんのいう「オチ」がどれのことかわからなかったりする。私の思うにこの映画には「オチ」と「ラスト」があって(5秒くらいしか離れてないけど)、私は「オチ」はいいけど「ラスト」で拍子抜け。この「オチ」の後に「クライマックス」が必要である(それじゃ「オチ」って用語はおかしいけど)。それにしてもそんなに悪くいう必要はないんじゃないかと思う。この手のストーリー(日本だと15分くらいで済ませるけど)を人一倍見てきた私がいうんだから間違いない。デキはいいです。
ところで実はこの作品、新宿ミラノ座公開500本記念作品なのです。でも最近は客の入り次第ですぐに新宿東急とかと取っ替えたりするので、正確に500本ではない気もします。ロビーにリストが飾られていましたが、私なんか新宿東急で見たものの方が多いくらい。差し替え物は適当につまんで21世紀1本目ってことで選ばれたのでしょう。ちなみに501「ハンニバル」502「A.I.」とつづく予定です(去年の夏頃は502「パール・ハーバー」のつもりだったんだろうけど……)。
監督・脚本
    M・ナイト・シャマラン
撮影 エドゥアルド・セラ
プロダクション・デザイナー
    ラリー・フルトン
コスチューム・デザイナー
    ジョアンナ・ジョンストン
音楽 ジェームズ・
ニュートン・ハワード
ブルース・ウィリス
サミュエル・L・ジャクソン
ロビン・ライト・ペン
スペンサー・トリート・クラーク
シャーレーン・ウッダード
レスリー・ステファンソン
ジェームズ・ハンディ
イーモン・ウォーカー
エリザベス・ローレンス
マイケル・ケリー
M・ナイト・シャマラン
<外国映画−い>