外国映画−は 後編

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。製作国は目安程度。
最新更新日:2004年12月24日
<外国映画−は 中編>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「花咲ける騎士道」 2003年
FANFAN LA TULIPE  (フランス)
★★★
製作 リュック・ベッソン
    ミシェル・フェレ
監督 ジェラール・クラヴジック
脚本 リュック・ベッソン
    ジャン・コスモ
撮影 ジェラール・シモン
音楽 レプリカント
ヴァンサン・ペレーズ
ペネロペ・クルス
ディディエ・ブルドン
エレーヌ・ドゥ・フジュロール
ミシェル・ミューラー

(ナレーション)
ジャン・ロシュフォール
「花嫁のパパ2」
FATHER OF THE BRIDE PART 2 (アメリカ)
★★★
まったく覚えていない。むしろ「1」の方が覚えている。「2」はたぶん孫ができる話かなんかだと思うけど。
監督 チャールズ・シャイヤー スティーブ・マーチン
ダイアン・キートン
M・ショート
キーラン・カルキン
ユージーン・レヴィ
「パニック・ルーム」
PANIC ROOM (アメリカ)
★★★
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 デヴィッド・コープ
撮影 コンラッド・W・ホール
    ダリウス・コンジー
美術 アーサー・マックス
音楽 ハワード・ショア
ジョディ・フォスター
クリスティン・スチュワート
フォレスト・ウィテカー
ジャレッド・レト
ドゥワイト・ヨーカム
「パニッシャー」
THE PUNISHER (アメリカ)
★★★
新宿オスカーのレイトショー、というかオールナイト1回目。同列のお兄ちゃんが席を移った途端に納豆のニオイがする。お兄ちゃんのいた席の向こうには後列のオッサンの足が伸びていた。私も席を移った。そこも納豆くさかった。最後列に行って場内を見回してみると、ああああ〜、こっちもそっちもあっちもどっちも! 臭くない席はなさそうに思われたので、立ち見した。上の方が空気がいいからね。
映画はまあ「マッドマックス」みたいなもんです。そこそこ面白かったのだがケレン味が足りないと思ったら、最後の最後で盛大に無駄づかいをしてケレン味を出していた。が! これはどう見てもタダの無駄づかいであって、逆に減点対象だ。
監督 ジョナサン・ヘンズリー
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
    マイケル・フランス
撮影 コンラッド・W・ホール
音楽 カルロ・シリオット
トム・ジェーン
ジョン・トラボルタ
ウィル・パットン
ローラ・ハリング
ベン・フォスター
サマンサ・マシス
ロイ・シャイダー
ジョン・ピネット
レベッカ・ローミン=ステイモス
エドゥアルド・ヤネス
オマール・アヴィラ
ケヴィン・ナッシュ
ジェームズ・カルピネロ
エディ・ジェイミソン
マルコ・セント・ジョン
「バニラ・スカイ」
VANILLA SKY (アメリカ)
★★★★
親父の財産を引き継いで出版社の社長をしているトムはキャメロンをセックス・フレンドにして順風満帆。だが、パーティーで出会ったペネロペに一目惚れ。嫉妬したキャメロンはトムを車に乗せて道路から飛び出す。5メートルほど下に落ちて、キャメロン即死、トム重傷。トムは人前に出られないほど顔がメタメタに、うーむ、なってないんだよなあ。キャメロン殺人事件の容疑者になる。記憶が飛んだりしているので精神科医のカートが登場。人生はじめての挫折で荒れ狂うトム。引きこもりを防ぐため、外へ出られるようにスケキヨ・マスク着用。ペネロペに受け入れられたかと思いきや、ベッドの中のペネロペはキャメロンで、恐怖に駆られたトムはタコ殴りにするが、キャメロンの素性はペネロペで、しかも親友の彼女だった。役者名で書いてるから必要以上にわかりにくくなった。
トムの部屋に飾ってあるモネの絵の空がバニラ色なのだ。意味は不明なのだ。監督は「あの頃ペニー・レインと」用のタイトルだったが合わないのでこっちに回したとか煙に巻くようなことをいっているのだ。
「オープン・ユア・アイズ」についてはつぶさに思い出せてないのだが、もっと混沌としていながらも、衝撃度は強く(サイコ・ホラー風に感じた記憶がある)、「バニラ〜」の方が整理されているように見えるのだが、どういうわけか「オープン〜」の方がすんなり飲み込めていたような気がする。
私の気持ちとしては予告で思った通りに、こっちは前半のラブラブが長すぎるように思うのだが、世の中には「オープン〜」「バニラ〜」をつづけざまに見るという酔狂な人もいて、その人によれば本当にまったく同じだということなので、「オープン〜」もそれなりにラブラブに時間配分していたのかもしれない。おそらく、キャメロン役の女優さんが私の感覚ではラブストーリー向けの女優さんではなかったので(犯罪物向けかな)、あまりラブラブ気分にならなかったのであろう。
ストーリーについては秘密なのであまりいえないのだ。
「オープン〜」をほめてこっちをくさすとカッコイイような風潮もあるのだが、それはかえってカッコ悪いと思う。そうだなあ、「オープン〜」をロードショーで見てるということ自体はカッコイイんじゃないかな。なので、俺、カッコイイということでヨロシク(日本初上映は東京国際映画祭だから、それが一番カッコイイか?)。
監督・脚本
    キャメロン・クロウ
原作映画
    「オープン・ユア・アイズ」
    (アレハンドロ・アメナーバル)
撮影 ジョン・トール
プロダクション・デザイナー
    キャサリン・ハードウィック
衣装 ベッツィ・ハイマン
音楽 ナンシー・ウィルソン
トム・クルーズ
ペネロペ・クルス
キャメロン・ディアス
カート・ラッセル
ジェイソン・リー
ノア・テイラー
ティモシー・スポール
「ハピネス」
Happiness (アメリカ)
★★★★
「アメリカン・ビューティー」「マグノリア」の系列の作品。といっても製作はこちらの方が先。予告見て、ああいうのにエッチをかましたコメディかと思っていたらさにあらず。これは重い。
全体としては三姉妹を要する家族にまつわる話ということでかろうじてつながっている。
長女シンシアは精神科医を夫に持つ一見幸せな家庭。子供は3人。夫は自分もカウンセリングを受けている。長男は小学生。夫は長男の友人にほれてしまう。そういう性癖の人だったのだ。コメディかと思って見ていると、夫は泊まりに来たその子に睡眠薬をもってしまう。おいおい、どうすんだと思っていたら、翌朝夫は妙にスッキリした顔をしている。
次女ララ・フリンはそこそこ売れっ子作家。男は取っ替え引っ替え。でも自分は空っぽだわと感じている。隣室の男ホフマンは彼女にほれているが小心者でいい出せない(シンシアの夫のカウンセリングを受けたりしている)。その代わりに彼はイタ電魔だったのだ。電話帳にチェックしながら片っぱしから電話をかけて「下着は何色だ」などと聞いているのであった。三女に電話したこともある。
三女ジェーンは、ミュージシャン志望だがつくる歌も暗い。「ハピネス」という歌をつくるが内容は「幸せを探しているけど、全然みつからない。幸せは私の手の届かないところにある」みたいな歌。ふった男は自殺するし、移民向けの学校の先生をやればそこはスト中で生徒からもスト破りの裏切り者と呼ばれてしまう。
父と母は別居するという。
このさんざんな一家に幸せはやってくるのだろうか。
見た目は、おそらくわざとだと思いますが、家の中なんかパステルカラーを使っていたりしてアメリカのホームドラマっぽいです。そこで起こっていることは結構悲惨だけど、でも普通。普通なのが怖い。怖いけどおかしい。うう複雑。
監督・脚本
    トッド・ソロンズ
撮影 マリゼ・アルベルティ
音楽監修
    スーザン・ジェイコブス
音楽 ロビー・コンドール
ジェーン・アダムス
フィリップ・シーモア・ホフマン
ディラン・ベイカー
ララ・フリン・ボイル
シンシア・スティーヴンソン
ルーファス・リード
ルイーズ・ラッセー
ベン・ギャザラ
ジャレッド・ハリス
カムリン・マンハイム
エリザベス・アシュレイ
ジョン・ロヴィッツ
ダン・モラン
エヴァン・シルヴァーバーグ
<ハムナプトラ>シリーズ 「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」
「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」
「スコーピオン・キング」
「パラサイト」
THE FACULTY (アメリカ)
★★★★★
ありがちな侵略テーマSF。’60年代風。
相当くだらないですが、最初の登場人物の名前がザザッと入るとこからズッポリはまりました。
監督・編集
    ロバート・ロドリゲス
脚本 ケヴィン・ウィリアムソン
撮影 エンリケ・シャディアック
視覚効果スーパーバイザー
    ブライアン・シェニングス
音楽 マルコ・ベルトラミ
イライジャ・ウッド
ジョシュ・ハートネット
ショーン・ハトシー
クレア・デュバル
ジョーダナ・ブリュースター
ローラ・ハリス
ロバート・パトリック
ファムケ・ヤンセン
サルマ・ハエック
パイパー・ローリー
ジョン・スチュワート
アッシャー・レイモンド
ベベ・ニューワース
クリストファー・マクドナルド
ダニー・マスターソン
<ハリー・ポッター>シリーズ 「ハリー・ポッターと賢者の石」
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
「ハリウッド・ミューズ」
THE MUSE (アメリカ)
★★
中堅脚本家のアルバートは、昔オスカーの候補になったのを誇りにしていたが、最近あちこちで脚本にキレがないといわれて、ついに製作会社との契約も打ち切られてしまった。上り調子の仕事仲間ジェフに相談に行くと想像の女神ミューズだというシャロンを紹介される。アイデアをくれるわけではなく、インスピレーションをくれるという彼女は金食い虫でわがまま。アルバートは彼女に翻弄された上に妻アンディに浮気を疑われてしまう。ところがアンディにシャロンを会わせると意気投合。自宅に同居することになる。仕事の方は一応インスピレーションは貰ったものの、シャロンの雑用をこなすのが忙しくてなかなか執筆は進まない。どちらかといえばシャロンの助言で始めたアンディの手作りクッキー屋の方が順調だ。イライラするアルバート。
ということで、業界人が実名で登場したりするのが売り。ロブ・ライナー以降の出演者は as themselves です。監督3人はいずれも過去シャロンのおかげで大ヒットを飛ばしたという設定。キャメロンの「タイタニック」はともかく、ライナーは「アメリカン・プレジデント」、スコセッシのヒット作って何だと思ったら「レイジング・ブル」らしい。
アルバートという礼儀もわきまえないイケ好かないオッサンが一人で騒ぎまくるコメディーだが、本当にイケ好かないのに得意芸っぽいギャグを本人の納得が行くまで撮っている(カット尻で微妙な表情をつくったりする余分なリアクションを切らずに大切にしている)ので、監督はこいつのこと気に入ってるのかなあと思ったら本人が監督でした。ええい、こういうときこそ、プロデューサー強権システム発動させんかい。
オチもくだらないというか、何じゃそりゃというレベル。
監督 アルバート・ブルックス
脚本 アルバート・ブルックス
    モニカ・ジョンソン
アルバート・ブルックス
アンディ・マクダウェル
シャロン・ストーン
ジェフ・ブリッジス
マーク・フェアースタイン
ロブ・ライナー
マーティン・スコセッシ
ジェームズ・キャメロン
ジェニファー・ティリー
「バリスティック」
BALLISTIC : ECKS VS. SEVER (アメリカ)
★★★
監督 カオス
    (ウィッチ・カオサヤナンダ)
脚本 アラン・マッケルロイ
撮影 フリオ・マカット
美術 ダグラス・ヒギンズ
衣装 マガーリ・グイダスチ
スタント・コーディネーター
    ジョエル・J・クレイマー
音楽 ドン・デイヴィス
ルーシー・リュー
アントニオ・バンデラス
グレッグ・ヘンリー
タリサ・ソト
レイ・パーク
テリー・チェン
ミゲル・サンドヴァル
「ハルク」
HULK (アメリカ)
★★★
<ジャパン・プレミア>なのである。会場は例によって東京国際フォーラム(ホールA)である。ロビーには身長4メートルほどのハルクが立っており、場内はどこもかしこも緑の光で溢れている。連れをギリギリまで待ったが来ないので一人で指定席券に引き換えてもらったところ、1階9列10番という大変よい席であった。よいといっても横が70席くらいあるのでかなり左寄り、スクリーンはゆがんでいるし、よく考えたら自由が丘武蔵野館じゃないので挨拶は普通に舞台のど真ん中でやるのだった。それでも、とにかく舞台挨拶付きといったらこの距離の席は埋まっていていいはずだが、私の周りはガラガラといってもよく、どうやらここは関係者用キープ席らしかった。準備やらトイレの行列やらで開演は15分くらい押したので、ちょい遅れた連れも入れたが席はほぼ最後列とのことで、まあなにしろ私はアン・リーの全ての作品を映画館で見ているという、この会場でもほんの一握りのエリートだからな! 格が違うよ! 普通に週刊少年チャンピオンで当たりました。 そのガランとした周囲だが、開演直前になるとマスコミの方々がゾロゾロとお越しになり、ちょっと賑やかになった。
舞台挨拶は、アン・リー監督と「ILMクリエイター」というのでてっきりデニス・ミューレンが来るのかと思ったらウィルソン・タン君で、中華な人々が里帰りついでに寄ってみたって感じかなあ(タン君の出身がどこかは知らない)。司会は、ああもう、予想通りクロ。通訳は二人、監督についたのは、これも予想通り字幕問題で大変な人。私が消極的にだが援護したりしているのに、彼女は私の目の前で誤訳してました。アン・リーは英語がネイティヴじゃないはずなんでそんなに難しい英語使わないよ。そういうのを見ていたせいで、タン君についた通訳のお姉さんは丁寧にほぼ逐語訳したみたいでした(そうすると英語でしゃべったのより長くなりますね)。挨拶はさして内容のある話をしたわけでもないので放っとくとして、気になるのは、花束贈呈ゲストで来た米倉涼子の「どーして緑なんすか」というどうでもいい質問への答えの中でアン・リーが「ハルクの仕事が来たのは私の運命だと思う。なにしろ前作が”グリーン・デスティニー”だから」と云ったことである。とりあえず「Green Destiny」という単語は口にしたし戸田はこう訳した。しかしみなさん、「臥虎藏龍」が「グリーン・デスティニー」なのは日本だけで、世界的には「Crouching Tiger, Hidden Dragon」なのですぞ。アン・リーが勉強しているのか、宣伝部のつくったシナリオ通りの問答なのか、実はアン・リーは「前作に出てきた剣の名前がグリーン・デスティニー」と云っていたのか。
平山亨『仮面ライダー名人列伝』によれば、「仮面ライダー」の企画の発端となる「変身」というキーワードは、当時「ぼくらマガジン」に掲載されていた「超人ハルク」からインスパイアされたとのことである。
親父のニック博士がみずからに施したデビルガンダム細胞の人体実験の影響で、体内に化け物因子を持って生まれたブルース(エリック)は、事件を起こして隔離された親父のことを知らないまま養父母の元で育ったが、どういうわけか親父と同じ研究をする科学者になっていた。元彼女のジェニファーの実験に付き合っていたところ、全身によからぬモノを浴びてしまう。それが起爆剤となり、ブルースは怒りにかられると緑の巨人(ハルク)に変身してしまうのだった。CGIでつくられたハルクは予告で見るよりもデキはよく、その活躍ぶりは「未来少年コナン」のようである。体がデカイのでその分スケールもデカイ。その頃ようやく娑婆に出てきたニックは、犬を遺伝子改造したり、自分を生物都市人間(なんでも融合してしまう)にしたりしていた。化け物とはいえ、犬がギッタンギッタンにやられるのを見るのは珍しくて面白かった。
漫画のコマ割のような画面分割も見どころと聞いていたが、ちょっと意図不明なところでの使用が多い。クライマックス前で軍隊がゾロゾロ来るところに使われていたのはよかったが、前半などハルク登場までが丁寧過ぎてダルく(30分はカットすべきだな)それを飽きさせないための工夫かと思ってしまう。
親父の謎の行動については、実は息子を救うため、というのが日本的解釈としては正解だと思う(無理しないとそう見えないのだが)。
監督 アン・リー(李安)
脚本 マイケル・フランス
    ジョン・ターマン
    ジェームズ・シェイマス
原作コミック
    スタン・リー
    ジャック・カービー
ストーリー
    ジェームズ・シェイマス
撮影 フレデリック・エルムズ
プロダクション・デザイン
    リック・ヘインリックス
衣裳デザイン
    マリット・アレン
視覚効果
    I.L.M.
視覚効果スーパーバイザー
    デニス・ミューレン
視覚効果アートディレクター
    ウィルソン・タン
特殊効果スーパーバイザー
    マイケル・ランティエリ
アニメーション・スーパーバイザー
    コリン・ブラディ
編集 ティム・スクワイアーズ
音楽 ダニー・エルフマン
エリック・バナ
ジェニファー・コネリー
ニック・ノルティ
サム・エリオット
ジョシュ・ルーカス
ポール・カーシー
カーラ・ブオノ
トッド・テッセン
マイク・アーウィン
ケヴィン・O・ランキン
セリア・ウェストン
ルー・フェリグノ
スタン・リー
レジ・ディヴィス
クレイグ・デイモン
「バレット モンク」
BULLETPROOF MONK (アメリカ)
★★★
製作 テレンス・チャン()
    ジョン・ウー(呉宇森)
監督 ポール・ハンター
脚本 イーサン・リーフ
    サイラス・ヴォリス
撮影 ステファン・チャプスキー
    アンソニー・ノセラ
音楽 エリック・セラ
チョウ・ユンファ(周潤發)
ショーン・ウィリアム・スコット
ジェイミー・キング
カレル・ローデン
ヴィクトリア・スマーフィット
マコ・イワマツ
ロジャー・ユアン
「バンガー・シスターズ」
THE BANGER SISTERS (アメリカ)
★★
ケイト・ハドソンは「あの頃ペニー・レインと」で「あたしたちはグルーピーじゃないのよ。グルーピーはミュージシャンとセックスすることしか考えないけど、あたしたちは音楽を理解してバンドを応援しているバンド・エイドよ」といったが、彼女の実母であるゴールディ・ホーンはガキがカッコつけんじゃないわよとばかり、ジム・モリソンと寝たのが自慢のグルーピーの成れの果てを演じてみせた。
監督・脚本
    ボブ・ドルマン
撮影 カール・ウォルター・
リンデンローブ
美術 ミーア・ジャヴァン
衣装 ジャクリーン・ウェスト
音楽 トレヴァー・ラビン
ゴールディ・ホーン
スーザン・サランドン
ジェフリー・ラッシュ
エリカ・クリステンセン
ロビン・トーマス
エヴァ・アムッリ
「判決前夜/ビフォア・アンド・アフター」
BEFORE AND AFTER (アメリカ)

監督 バーベット・シュローダー リーアム・ニーソン
メリル・ストリープ
エドワード・ファーロング
アルフレッド・モリナ
ヴァン・ダム IN コヨーテ」
JEAN-CLAUDE VAN DAMME INFERNO (アメリカ)
★★★★
思ったほど「用心棒」ではありませんでした。二つの組織を対立させてってのは最初だけ。とにかくヴァン・ダムが暴れる映画。勢いがあります(エッチシーンもすごい勢いだぞ)。音楽もノッてます(賛美歌もたくさんかかるけど楽しいアレンジだ)。
最初は死にたがってる盛りを過ぎた戦士、みたいなシブ目の線で行くのかと心配する描写がありますが、全然、ヴァン・ダムがそんな映画に出るはずありません。普通ちょっと殴って事情でも聞くかってシーンでもいきなり殺してますもん。そしてモテモテ。
ヴァン・ダムの味方は、東洋人にネイティヴ・アメリカンにインド人に女性に老人、とわかりやすくアメリカ社会の弱者を集めてます(そういえば黒人がいない。もう弱者ではないってことかも)。
一応最後にバスの運転手がウェイトレスを「日本人だけのウェスタン、サムライ・ムービーの ’ヨージンボー’」に誘うシーンがあります。
監督 ジョン・G・アビルドセン
脚本 トム・オローク
撮影 ロス・A・マエル
音楽 ビル・コンティ
ジャン=クロード・ヴァン・ダム
パット・モリタ
ダニー・トレホ
ガブリエル・フィッツパトリック
ラリー・ドレーク
ヴィンセント・シアヴェリ
フォード・レイニー
ビル・アーウィン
「パンチドランク・ラブ」
PUNCH-DRUNK LOVE (アメリカ)
★★
エミリー・ワトソンが恋愛対象、しかも美人でセクシーなんて設定の映画は0点! と思ったけど、フィリップ・シーモア・ホフマンの「シャラップ」のシーンは満点! なので相殺して2点てことで。
シリアス気味のアダム・サンドラーはブルース・ウィリスとかシルベスター・スタローンに似てるのね。
監督・脚本
    ポール・トーマス・アンダーソン
撮影 ロバート・エルスウィット
アートワーク
    ジェレミー・ブレイク
プロダクションデザイン
    ウィリアム・アーノルド
衣装デザイン
    マーク・ブリッジス
音楽 ジョン・ブライオン
アダム・サンドラー
エミリー・ワトソン
フィリップ・シーモア・ホフマン
ルイス・ガスマン
「バンディッツ」 1999年
bandits (ドイツ)
★★★★
刑務所から脱獄した女囚たちがバンド「バンディッツ」を結成。ライヴしながら逃げ回る。
監督 カーチャ・フォン・ガルニエ
脚本 カーチャ・フォン・ガルニエ
    ウヴェ・ヴィルヘルム
撮影 トルスタン・ブロイアー
ヤスミン・タバタバイ
カーチャ・リーマン
ニコレッテ・クレビッツ
ユッタ・ホフマン
ハンネス・イェニケ
ヴェルナー・シュライヤー
アンドレア・サバスキ
「バンディッツ」 2001年
bandits (アメリカ)
★★★★
テレビ番組「犯罪ワイド」。銀行に籠城して死んだ二人組の強盗。報道カメラや銀行の防犯カメラの映像、その前日に行われたインタビュー等で立体的に構成。彼らの犯罪を振り返る。
オレゴン州刑務所。爆裂アクション・ヒーロー、ゴリ押しのブルースと、友人でインテリ健康オタクのビリー・ボブは、ミキサー車を盗んで直球勝負の脱獄を敢行。まんまとシャバに出た二人、軽〜く銀行を襲ってみた。うまく行った。ブルースはこのようにして金を貯めて、メキシコで叔父さんのやっているホテルを買い取るのだという。ビリー・ボブはそれはいかんと思った。銀行強盗するならもっと綿密な計画で実行するべきだ。まず金庫の鍵を持っている支店長の家に泊まり、早朝に支店長と共に出勤、そのまま金が取れりゃいいし、そうでなきゃ出勤してくる行員は一人ず捕まえて、セットの鍵を持っているヤツ(保安係とか副支店長とか)を待つ。とりあえずブルースの弟分のトロイと合流。彼はスタントマンを目指して、日々飛び降りたり弾着とか火をつけたりの訓練をしている気のいい兄ちゃんだが、襲撃には加わらない運転とか見張りのサポーターとして採用。
以下、数回の強盗シーン。妙な変装をして支店長の家を訪れる二人。ニール・ヤング風カツラをつけたビリー・ボブにブルースが「お前のカツラかっこいいな」というのが可笑しい(今回ブルースは髪の毛あります)。支店長家族と共に楽しい夕食。ビリー・ボブはオドオドしつつも話術が巧みで場がなごむ。朝、一家総出で出勤。家族は会議室で待機。出勤してきた行員もここに軟禁。子供「おしっこ」、ビリー「ジュース飲ませ過ぎんなよ」。仕事を終えたら、金はキレイに三等分して一旦解散。警察は二人組を探すはずだからだ。彼らはいつの間にか「お泊まり強盗(SLEEPOVER BANDITS)」と呼ばれるようになった。
次の集合場所に急いでいたビリー・ボブは、仕事第一の夫の態度に傷ついて家出した主婦・ケイトの車に轢かれてしまう。体はなんともなかったがケイトの勢いに飲まれてアジトまで送ってもらう。すまん、殺して埋めちゃおう、というビリー・ボブだが、ブルースはケイトにビビビッと来て仲間に入れた、というか寝てるし。彼女は唾液がスペシャルなのだ。いや、ブルースがそういってたの。誘拐か仲間入りか、彼女の参入で世間はますますお泊まり強盗に注目、すっかり有名人となってしまう。ある時逃げる途中にアクシデント、ケイトとビリー・ボブが一緒に逃げることに。次の集合場所につく頃には二人はシッポリ。顔を突き合わせ、いがみ合うブルースとビリー・ボブ。ケイト「ケンカをやめて、二人をとめて、わたしのために争わないで、もうこれ以上……」。
ああそうか、途中でキャサリン・ロスがいなくならない場合の「明日に向かって撃て!」なんだな。ブルース・ウィリスの正月映画というには大作感に欠けている。そんなわけで、たぶん元々はもっと若い役者向けに書いた脚本で、軽快感のある佳作という線をねらったんだろうけど、芸達者なおじさんおばさんが演じるのも悪くない。まあ、そのせいでちょっとマッタリして2時間超えちゃってますけど。
(以上、実は映画の本質を語ってませんが、それはワザと。)
この日は「ぴあ」の試写会で、お姉さんの司会で「ぴあ」編集長・野口勉氏の挨拶がありました。若僧なのはいいとして、エリート臭が漂っていたのがなんかイヤだ〜。好き嫌いとかでなくてシステマティックに戦略ねって編集してそうだなあ。ていうか中身より政治的な駆け引きに力入れてそう。
監督 バリー・レヴィンソン
脚本 ハーレイ・ペイトン
撮影 ダンテ・スピノッティ
音楽 クリストファー・ヤング
ブルース・ウィリス
ビリー・ボブ・ソーントン
ケイト・ブランシェット
トロイ・ガリティ
ボビー・スレイトン
ブライアン・F・オバーン
ステイシー・トラヴィス
ジャニュアリー・ジョーンズ
アズラ・スカイ
「ハンテッド」
THE HUNTED (アメリカ)
★★★★
出だしは「地獄の黙示録」→「ディアハンター」「山猫は眠らない」「ザ・ワイルド」で、大筋は「ランボー」「英雄の条件」「裸足の1500マイル」という、ゴツゴツした男くさい映画。
監督 ウィリアム・フリードキン
脚本 デヴィッド・グリフィス
    ピーター・グリフィス
    アート・モンテラステリ
撮影 カレブ・デシャネル
美術 ウィリアム・クルーズ
衣装 グロリア・グレシャム
トラッキング &
サバイバル技術指導
    トム・ブラウン・ジュニア
カリ(格闘技)指導
    トーマス・カー
    ラファエル・ケヤナン
音楽 ブライアン・タイラー
ベニシオ・デル・トロ
トミー・リー・ジョーンズ
コニー・ニールセン
レスリー・ステファンソン
ジェンナ・ボイド
ジョン・フィン
ホセ・ズニガ
ロン・カナダ
マーク・ペルグリノ
「ハンニバル」
Hannibal (アメリカ)
★★★★
たぶん、評判悪そうに思うので、私が持ち上げておこう。とにかく、前作「羊たちの沈黙」を考えれば、あまりにもハンデ差があるわけで。10の原作から8の映画をつくるのと、5の原作から7の映画をつくるのとでは、後者の方が偉いではありませんか(数字は例として適当に書きました)。いや、1の原作から2とか3の映画をつくるのは簡単かもしれないが。
ストーリーはほぼ原作の通り。私の気に入らなかったレクター博士の過去の思い出とかカットされていたので嬉しい。あとはメイスンの妹もいない。そして、ああ中盤に出てくるはずの、私の好きなあのシーンがない。嘘だ、あれをやってないのに、レクターがこんなところにいるはずがない……と思ったら! いやー、こんなとこに使ってもらって光栄です。なんか格が上がった感じ。そうでしょう、あのシーンは面白いもん。
問題のラストですが、そこそこ原作通りに進んでるけど、続編が作りやすいように(続編にクラリスをイイモノとして出せるように)改変してあります。これでいいんじゃないの。原作より断然いいよな。
メイスンの顔のデザインはちょっとチープ。役者を使おうって発想からして見直してくれないと。あれは怪物として丸ごとCGでつくりゃあいいのよ。なんならラストはパワードスーツつけて襲ってくるとか、派手目でお願いします。ジュリアン・ムーアは思いのほか悪くなかった。下半身が重たい感じがするので、走りの特訓と、あとちょっと鼻を高くしてもよかったかも。って、映画完成したあとにいわれてもなー。しかも鼻を高くってジョディに似せたがってるだけだし。
あと、どういうわけか、本編中に日本人・日本語が飛び交ってます。「ブラック・レイン」のリドリー監督、日本を気に入っているのか目の敵にしているのか、微妙な使い方なんだよな。
キャスト欄、メイスン役はノンクレジット出演なのでズバリとは書かず(来日したし、パンフでは会見の模様も載ってるけど。っていうか、たいていの紹介記事には名前書いてあるけど)、新たな小技を導入してみましたが、大丈夫ですか? IE5では動いてます。
監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・マメット
    スティーヴン・ザイリアン
原作 トマス・ハリス
撮影 ジョン・マシソン
特殊メイクアップ
    キース・バンダーラーン
    グレッグ・キャノン
    ウェス・ウォフォード
音楽 ハンス・ジマー
アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア
レイ・リオッタ
ジャンカルロ・ジャンニーニ
フランキー・R・フェイゾン
フランチェスカ・ネリ
アイヴァン・マレスコッティ
ゼルイコ・イヴァネク
ヘイゼル・グッドマン
デヴィッド・アンドリュース
フランシス・グィナン
ジェイムズ・オファー
エンリコ・ロ・ヴェルソ
アレックス・コラード
マルコ・グレコ
「ヴァンパイア・イン・ブルックリン」
VAMPIRE IN BROOKLYN (アメリカ)
★★
監督 ウェス・クレイヴン
脚本 チャールズ・マーフィー
    マイケル・ルーカー
    クリス・パーカー
ストーリー
    エディ・マーフィー
    バーノン・リンチ・Jr.
    チャールズ・マーフィー
撮影 マーク・アーウィン
音楽 J・ピーター・ロビンソン
エディ・マーフィー
アンジェラ・バセット
アレン・バイン
カディーム・ハーディソン
ミッチ・ピレッジ
「ヴァンパイア 最期の聖戦」
John Carpenter's VAMPIRES (アメリカ)
★★★★★
監督・音楽
    ジョン・カーペンター
脚本 ジョン・カーペンター
    ドン・ジャコビー
    ダン・マズール
原作 ジョン・スティークレイ
撮影 ゲーリー・B・キッビ
プロダクションデザイン
    トーマス・A・ウォルシュ
衣裳 ロビン・ミシェル・ブッシュ
ビジュアルエフェクツ
    KNBエフェクツ・グループ
スタントコーディネーター
    ジェフ・イマダ
ジェームズ・ウッズ
ダニエル・ボールドウィン
シェリル・リー
トーマス・イアン・グリフィス
ティム・グニー
マクシミリアン・シェル
ケリー・ヒロユキ・タガワ
マーク・ブーンJr.
グレゴリー・シーラ
「ヴァン・ヘルシング」
VAN HELSING (アメリカ)
★★
「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」同様、タイトルが最後に出るのだが、ダメだな、この方式。こういうケレン味が主である映画においては「パラサイト」のごとくタイトルから何からあらゆるところに遊び心を出さないと。ここで内容は全然関係ない「パラサイト」が出てきたのはどうしてかというと、なんか音楽が「デスペラード」な感じだったからです。この音楽を聞いてロドリゲスに撮らせた方がよかったんじゃないかと一瞬思いましたが、それは結局「フロム・ダスク・ティル・ドーン」になってしまうのではないかと……(でもバンデラスとサルマ・ハエックで、と想像すると相当イケてる)。
ちなみに敵はドラキュラでなくてドラキュリア様だ。
事前に、話はともかくCGがという声も聞いていたが、うーん、「デビルマン」の予告(リテイク前)に毛が生えた程度に思うがなあ。
監督・脚本
    スティーヴン・ソマーズ
撮影 アレン・ダヴィオー
プロダクションデザイン
    アラン・キャメロン
クリーチャー
コンセプトデザイン
    パトリック・タトプロス
キャラクターデザイン
    マーク ”クラッシュ” マックリー
衣装デザイン
    ガブリエラ・ペスクッチ
特殊メイクスーパーバイザー
    ブライアン・サイプ
視覚効果スーパーバイザー
    マーク・フレウンド
    ベン・スノウ
    スコット・スクァイアース
SFX
    ILM
    イリュージョン・アーツ
特殊武器デザイン・制作
    アプライド・エフェクツ
音楽 アラン・シルヴェストリ
ヒュー・ジャックマン
ケイト・ベッキンセール
リチャード・ロクスバーグ
デヴィッド・ウェンハム
シュラー・ヘンズリー
ウィル・ケンプ
エレナ・アナヤ
シルヴィア・コロカ
ジョジー・マラン
ケヴィン・J・オコナー
アラン・アームストロング
トム・フィッシャー
サミュエル・ウェスト
ロビー・コルトレーン
スティーヴン・H・フィッシャー
<外国映画−ひ>