外国映画−に

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。製作国は目安程度。
最新更新日:2004年05月21日
<外国映画−な>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「肉屋」
IL MACELLAIO (イタリア)
★★
ベストセラー文学の映画化らしいのですが、結局はポルノです。しかし芸術なので、いろいろおかしなところがあります。たとえば、ヒロインが歩く。歩き出すと止まりません。3分くらい歩いてるだけ。ついでバスに乗る。これも1分くらいはバスの椅子に座ってるだけ。そしてベッドシーン。肌を接写。毛深い親父(これが肉屋さん)の肌を超接写! なめるように接写! ああ実相寺昭雄がTBS時代に美空ひばりのコンサートでやったのはこういうことなのか(実話の気になっているけど本当なのかしら)。女も裸だったんじゃないかと思うけれども、なぜ親父を映すか! ちなみにミキさんというのが親父です。男の名前なのね。
他に気がついたのは、イタリアの扇風機には針金のカバーがなくてブレードが剥き出しで怖い、ってことと、イタリアのバスは車高が低いな、ということ。
← バスの車高が低いのはノンステップ・バスっちゅうことで、日本よりイタリアの方が福祉関係に目が行き届いていたってことなんでしょうな。ノンステップ・バスを初めて見たのはおそらくこの映画より1年後のことでした。
監督・脚本
    アウレディオ・グリマルディ
撮影 ロマーノ・アルバーニ
音楽 ギャンカルロ・ローレンジ
アルバ・ビアレッティ
ミキ・マノロヴィック
アレッサンドラ・コスタンゾ
マリエーラ・ロ・ジュディーセ
ロレンゾ・マジョノーニ
 
「ニコラ」
LA CLASS DE NEIGE (フランス)
★★★★
ニコラ君はスキー教室(原題=”雪の教室”)に行った。パパは心配性で他人を信用できないタチだ。ママはパパの言うことにはなんでも賛成する。今回も先週のバス事故を気にして、ニコラ君だけみんなのバスとは別にパパの自動車で行った。パパは義手とか義足のセールスマンでいつも自動車で全国を回っている。パパの手首には切り傷がある。前に遊園地に行ったとき、子供をさらって臓器を摘出する組織の話を聞かされた。スキー教室に無事着いたのはいいが、鞄をトランクから出し忘れたまま、パパは仕事にでかけてしまった。まだ雪は降っていない。ガキ大将にパジャマを借りた。実はニコラ君は神経質で今もおねしょが抜けないので心配だったが、初日はなんとか大丈夫だった。ガキ大将とか先生とかみんな親切だ。二日目の深夜、ニコラ君は飛び起きた。股間がおしっことは違う感じに濡れていた。パジャマまでは濡れていなかった。一人でパンツを洗っていると外に雪が積もっていた。外へ出るとドアの取っ手が壊れて閉め出されてしまう。ニコラ君は風邪を引いて、その後の肝心のスキーは見学することになってしまった。ニコラ君が居残ったカフェに警官が尋ね人のポスターを持って来た。2日前に子供が行方不明になったという……。
というようにストーリーが続く中、はしばしにニコラ君の妄想が出てきます。テロリストに襲われたり(ニコラ君活躍)、パパが交通事故にあったり、女先生と濃厚なキスをしたり……。あと有名なホラー短編「猿の手」がそのまま挿入されてますし、人魚姫の話も出てくる。
という書き方をすると児童文学っぽいものを想像すると思いますが、実はサイコ・スリラーです。ゾクゾクする感じです。オチもそれなりに怖いというか不安感をあおるというか。後味、よくないね。
ニコラ君とガキ大将は「小さな恋のメロディー」のコンビみたいです。これも美少女出しとけばこんな寒い映画にならなかったのに。
監督 クロード・ミレール
原作 エマニュエル・カレール
    「冬の少年」
脚本・台詞
    エマニュエル・カレール
    クロード・ミレール
撮影 ギヨーム・シフマン
音楽 アンリ・テクシエ
クレモン・ヴァン・デン・ベルグ
ロックマン・ナルルカン
イヴ・ヴェローヴェン
エマニュエル・ベルコ
フランソワ・ロイ
ティナ・スポルトラロ
ブノワ・エルラン
ジュリアン・ル・ムエル
シャンタル・バンリエ
ロイック・ピション
ティエリー・レドレル
ジャン=クロード・フリザン
イヴ・ジャック
アントワーヌ・ムソー
アラン・ペイヤン
ギ・ジャック
ヴァレリー・ベタンクール
アンテア・ソニョ
セシル・シメオヌ
トム・ジャコン
サブリナ・セリュジエ
「21g [21グラム]
21 Grams (アメリカ)
★★★★
映画の中ではやっと最後に言及されるのだけど、宣伝では、というか、宣伝が始まる前から云われていたので書いてしまいましょう。21グラムというのはある物の重さで、それは……「ちょっと待てーい!」、あっ、中岡俊哉先生が乱入してきました! (しばらくお待ちください)
監督 アレハンドロ・
ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本 ギジェルモ・アリアガ
撮影 ロドリゴ・プリエト
美術 ブリジット・ブルー
衣装 マレーネ・スチュアート
音楽 グスタヴォ・サンタオラッラ
ショーン・ペン
ナオミ・ワッツ
ベニシオ・デル・トロ
シャルロット・ゲンズブール
クレア・デュヴァル
「25年目のキス」
never been kissed (アメリカ)
★★★★
人はここでリーリー・ソビエスキーに目をつけ、一気に「アイズ ワイド シャット」へ雪崩れこむのである(「ディープ・インパクト」は印象ないもの)。
監督 ラジャ・ゴズネル
脚本 アビー・コーン
    マーク・シルヴァーステイン
撮影 アレックス・ネポムニアスキー
音楽 デイヴィッド・ニューマン
ドリュー・バリモア
ミシェル・ヴァルタン
デイヴィッド・アークェット
モリー・シャノン
ジョン・C・ライリー
リーリー・ソビエスキー
ジェレミー・ジョーダン
ジェシカ・アルバ
マーリー・シェルトン
ジョーダン・ラッド
ゲイリー・マーシャル
ショーン・ホアレン
クレス・ウィリアムズ
アレン・コヴァート
「2001年宇宙の旅 <新世紀特別版>
2001: A SPACE ODYSSEY (アメリカ)
★★★
私はマニアではないのでキューブリックで行きます(他の読み方は「クーブリック」とか「カブリック」、ビーロボかよ)。
闇、ファーン(不協和音あるいは協和音)、地味な「MGM」。
うちゅー、ちきゅー、つきーっ。たいよ〜っ、どんでんどんでんどんでんどん。
古代。おサルはしゃがみ方とか腕の振り具合とかどう見ても人間の体形になっていたが(子供とか生肉食べるアップはサルっぽい)、まだバカだった、あるいは平和主義の弱虫だった。しかしある時、地面から生えた黒い巨大石板(ところでこれ「モノリス」って名前出てきます?)に触れると、頭がよくなった、あるいは凶暴になり、とりあえず、牛みたいのの骨を武器として使うことを覚えた。敵対するグループの一匹をボコボコにぶち殺してグループを追いやったおサルは雄叫びを上げ、骨を放り投げる。クルクル回る骨は、ふと気づくと宇宙に浮かぶミサイル発射船(らしい)となり、「美しく青きドナウ」に合わせて宇宙ステーション(建設中)やスペースシャトル(らしきもの)と共にワルツを踊る。
その宇宙ステーションを中継にして月基地へ赴いた博士。彼が出席した会議をまとめるとこうなる。月で発見された黒い石板は木星へ向けて電波を発信しており、どう考えても地球外の知的生命体による置き土産だ、これはどうしたって木星に行ってみるべきだろう。でも世間がパニクるといけないから詳細は秘密にしておこう。
というわけでペニスの形をしたディスカバリー号は、ボウマン船長(キーア)ともう1人の操縦士(チェス好き)と3人の博士(冷凍睡眠中)、そして1992年につくられたスーパーコンピュータHAL9000(ダグラス)を乗せて木星へと旅だった。トランブルによれば土星の輪をつくるのは難しかったのだ。道中、HALに異常発生。「絶対ハルおかしいっすよ」「だろ? だからオレ切っちゃおうと思うんだよ」非常ベル(ハルの目)、コショコショ聞こえない内緒話。闇。「INTERMISSION」。ファーン(不協和音あるいは協和音)。
読唇術で人間どもの悪巧みを察知したHAL、これじゃ任務が遂行できない。外へ出た操縦士を、えいやっとうっちゃる。慌てたボウマン船長が助けに出る。今の内に博士たちの生命維持装置をカット。船長は閉め出す。カッカッカッ、どうだ、愚かな人間どもめ。船長は爆破用ボルト(何かわからない。昔は「爆発ボルト」ってもっとわからない字幕だった)を利用して船内に復帰。慌てたHALは命乞い。もうしません、手伝わせてください。ぶち切れた船長は聞く耳持たず、差込式の論理記憶回路を次々に引き出す(「装甲騎兵ボトムズ」でもやってました)。新しい記憶が失われ生まれた当時へと退行していくHAL。歌も習いましたよ。デイジー、デイジー。
HALを壊してすっきりした船長。木星はすぐそこ。衛星軌道上に黒い石板が浮かんでいる。木星・火星・地球・金星・水星と並んだ先に(金・水は見えないかな)現れた闇、あるいは光の渦巻きに巻き込まれてしまう船長。頭がクラクラする。長いし。景色の空撮部分は要らないんじゃないか。気がつくと自分の老化と死に直面し、次の瞬間には目を見開いた黄金の胎児になっていた。ヒラニア・ガルバ、何を夢みている? 世界を……。詳細は「孔子暗黒伝」(つづきは「暗黒神話」)あるいは「ドグラ・マグラ」参照のこと(嘘)。
エンディングはクレジットタイトルが終わろうがどうしようが、とにかく闇の中、「美しく青きドナウ」は最後まで聞け。
いやもう特撮が最高です。音楽は「ツァラトゥストラ」より「ドナウ」の方が印象深く、実をいうと今でもあれを聞くと頭の片隅で宇宙ステーションが回りながら迫ってくるのです。「バトル・ロワイアル」でたけしが「おはようございまーす」とかいっている時も宇宙ステーション。
とにかく2001年に見られてよかった。のであろう。
製作・監督
    スタンリー・キューブリック
原作 アーサー・C・クラーク
脚本 スタンリー・キューブリック
    アーサー・C・クラーク
撮影 ジェフリー・アンスワース
    ジョン・オルコット
カメラ・オペレーター
    ケルヴィン・パイク
特殊撮影効果
    ウォリー・ビーバース
    ダグラス・トランブル
    コン・ペダースン
    トム・ハワード
プロダクション・デザイン
    トニー・マスターズ
    ハリー・レンジ
    アーネスト・アーチャー
衣裳 ハーディ・エイミス
音楽 アラム・ハチャトリアン
    ギョルギィ・リゲッティ
    ヨハン・シュトラウス
    リヒャルト・シュトラウス
科学顧問
    フレデリック・I・オードウェイV世
キーア・デュリア
ダグラス・レイン(HAL9000)
ゲーリィ・ロックウッド
ウィリアム・シルベスター
ダニエル・リヒター
レナード・ロシター
マーガレット・ツィザック
ロバート・ベッティ
シーン・サリヴァン
フランク・ミラー
ペニー・ブラームス
アラン・ギフォード
ヘザー・ドウナム
「ニック・オブ・タイム」
NICK OF TIME (アメリカ)
★★
娘が誘拐されて云々というテロリスト・サスペンスが、現実と同じ時間で進行。つまり映画で10分経ったら現実でも10分。
監督 ジョン・バダム ジョニー・デップ
クリストファー・ウォーケン
マーシャ・メイスン
ピーター・ストラウス
チャールズ・S・ダットン
コートニー・チェイス
「2番目に幸せなこと」
the next best thing (アメリカ)
★★★
LAのヨガ教室のインストラクターで、同棲相手に逃げられたマドンナは、親友でゲイのルパートとやけ酒をかっくらっているうちに関係してしまう。妊娠。ルパートは悩みに悩んだ末に、結婚はしないものの同棲、完璧な父親として子育てに励むことになった。子供が成長するにしたがって「どうしてママと寝ないの?」「パパはオカマなの?」など様々な問題は発生するものの、完璧な父親であったことは間違いない。
マドンナにベンジャミン(たぶんこの役者さんだと思うけど、パンフ買ってないし確認できず。とりあえず以下ベン)という恋人ができた。彼はNYから来た経営コンサルタント(みたいな仕事)。これがまたいい人で子供との関係も良好だ。ルパートはそのことに嫉妬したりするが、子供はルパートがパパだと思っている。ということで3人+子供の暮らしはうまく行っていたが、マドンナはベンとの結婚を決意。だが、ベンにNY行き(ご栄転)の話が持ち上がる。行かなきゃクビ。ルパートはNY行きは反対。
予告見ても、ここまでのあらすじ見てもハートウォーミング系ラブコメだと思うでしょう。いや、実際それはそうなのだが(&ほろ苦)、さすがにアメリカ、この後の展開にはちょっとビックリするよ。親権の裁判やります。重いです。そのようなわけで前半と後半の落差がスゴイですが、私としてはそれはちょっとビックリしただけで特に問題はないです。問題はマドンナね。これ結局のところルパート・エヴェレットが主役なのですが、マドンナにもかなりの比重を置いてしまっている。置いてしまったのはしょうがないとして、どうも全般的にちょっとイヤな女になってしまっている。演出では特にそういう意図はないと思うのですが、なんかイヤな女ってのがにじみ出ている。マドンナさん本人がイヤな女だといっているのではありませんが、とにかくこの映画ではちょっと失敗しているのではないか。
あとはゲイ関係ね、ゲイの必然性があまりないような気がする。最初のアイデアとしては重要だったんだと思いますが、終わってみればそういうのとは違う方向の映画になっているので(そういう方向の映画なら「ウェディング・バンケット」がお勧め)もっと一般客がルパート・エヴェレットに感情移入できる設定(ていうか何の特徴もない、ただの親友)にした方がよかったのでは。なんか惜しい。
それから英語わかんないからアレだけど、気の利いたダイアローグが多いのではないかとゲスする次第です(セリフ以外にもマドンナのオッパイ描写とかも小粋)。
たとえば予告でもやってたコレ。別居後の会話。
マドンナ「I miss you.」(寂しいわ)
ルパート「I miss us.」(あの頃が懐かしいよ)
ほほう?
監督 ジョン・シュレシンジャー
脚本 トーマス・ロベルスキー
撮影 エリオット・デイヴィス
音楽 ガブリエル・ヤード
主題歌
    マドンナ
ルパート・エヴェレット
マドンナ
ベンジャミン・ブラット
マイケル・バルタン
マルコム・スタンプ
ニール・P・ハリス
ジョセフ・ソマー
リン・レッドグレーヴ
ステイシー・エドワーズ
「ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日
NEW YEAR'S DAY (イギリス)
★★★
年末、高校生のアンドリューとボビーたちクラスの仲間11人は先生の引率でフランスにスキー旅行に行った。ここから生徒の撮ったビデオ映像。いかにもイギリスの若僧って感じですね。バス〜雪山(どうやってドーバー海峡を渡ったのか不明)。あっ、雪崩。画面ザザーッ。助かったのは3人、といってもそのうちの先生は意識不明の植物状態。助かったアンドリューとボビーは校医マリアンヌのカウンセリング等を受けつつも危ない精神状態。年が明けたニュー・イヤーズ・デイ(元日)、崖の上で会った二人。アンドリューは飛び降りようとする。自殺志願者の勉強しましたが未だにまったくわかりません。まあ待て、とボビー。死ぬにはまだ早い。俺は課題帳をつくったから、この課題をすべてやり終えてから死んでも遅くはあるまい。よくわからないがアンドリューも同意し、死ぬのは来年のニュー・イヤーズ・デイと決めた。
課題というのは、1.新聞の一面に載る(うーん、これ載ってから課題にしたような気がするんだけど)、2.学校に放火する(学校の前の犠牲者たちへの献花を燃やすついでに火を付けたみたいだった)、とかそういうもので、何をやりたいのかよくわからないのだが、実はこの課題たちが人情話であるあたりがキモ。キモなのに途中で明かしちゃうのね。そのへんを知らないアンドリューは次の大きな動物を殺す、という課題で、羊を捕まえつつも手を下せない。その他ヘロインをきめる、外科手術を行う等よくわからない課題がまだたくさん残っていた。それとは関係なく彼らは時々奇行に走ったりしている。親たちとの確執。
どうもイギリスの四季というのは見ていてもわからない。いつの間にやら年末が迫っていた。ホント結構唐突にクリスマスになって驚いた。
結末は、第二弾のチラシを見りゃあ一目瞭然だが、もう1カットあって暗い話にはしなかった。ってのも予想済み。
課題の秘密ってのをもうちょっとガマンして引っ張ればよかったのに。だって途中で明かす必然性ないし。
監督 スリ・クリシュナーマ
脚本 ラルフ・ブラウン
アンドリュー・リー・ポッツ
ボビー・バリー
マリアンヌ・ジャン・バプティスト
アナスターシャ・ヒル
ジャクリーン・ビセット
ラルフ・ブラウン
「ニューオーリンズ・トライアル」
RUNAWAY JURY (アメリカ)
★★★★
監督 ゲイリー・フレダー
脚本 ブライアン・コペルマン
    デヴィッド・レヴィン
    リック・クリーヴランド
    マシュー・チャップマン
原作 ジョン・グリシャム
    「陪審評決」
撮影 ロバート・エルスウィット
美術 ネルソン・コーツ
衣装 アビゲイル・マレイ
音楽 クリストファー・ヤング
ジョン・キューザック
ジーン・ハックマン
ダスティン・ホフマン
レイチェル・ワイズ
ブルース・デイヴィソン
ブルース・マッギル
ジェレミー・ピーヴン
スタンリー・アンダーソン
ルイス・ガスマン
クリフ・カーティス
ゲーリー・バマン
ノーラ・ダン
ビル・ナン
ジェニファー・ビールス
ジャニタ・エニングス
ガイ・トリー
ラスティ・シュワイマー
ローダ・グリフィス
ファンローニー・R・ハリス
コリー・イングリッシュ
ジェイソン・デイヴィス
マグリッテ・モレーウ
ニック・サーシー
ジョアンナ・ゴーイング
ディラン・マクダーモット
ネスター・セラーノ
アンドレア・ポーウェル
ロリ・ヘルマン
「ニュートン・ボーイズ」
THE NEWTON BOYS (アメリカ)
★★
列車強盗団兄弟の実話。本編よりエンディングに出てくる本人たちのインタビューの方が面白い。
監督 リチャード・リンクレイター
脚本 リチャード・リンクレイター
    クロード・スタヌッシュ
    クラーク・リー・ウォーカー
撮影 ピーター・ジェームズ
音楽 エドワード・D・バーンズ
    (バッド・リバース)
マシュー・マコノヒー
イーサン・ホーク
スキート・ウールリッチ
ヴィンセント・ドノフリオ
ドワイト・ヨアカム
ジュリアナ・マルグリース
クロエ・ウェブ
ボー・ホプキンス
チャールズ・ガニング
「N.Y.式ハッピー・セラピー」
ANGER MANAGEMENT (アメリカ)
★★★★
一見とてもおとなしそうで、というか普通に暮らしてる分にはやっぱり本当におとなしいと思うサンドラーは、デブ猫専門のファッションデザイナー。手柄を上司に横取りされてもせいぜい恋人のマリサに愚痴る程度の覇気のなさだ。出張の飛行機で自分の席を押しの強い男に取られたサンドラーはなんだか濃い顔の男の隣りに座ることになる。彼のせいであれやこれや不幸が重なり、しかもテロ対策まっしぐらの時節柄、アメリカ人は騒ぎに敏感、サンドラーはスチュワーデスに暴力を働いたことにされてしまい、あれよという間に裁判。罰金とともに怒り抑制セラピー(「DENGEKI 電撃」でセガールが受けさせられたヤツ)を受けることになった。出かけた診療所で待っていたのは、飛行機の隣の席の男、ニコルソン博士であった。彼こそ諸悪の根元だが、人のいいサンドラーは、とりあえず一回受けてけという勧めに従う。実は最初から貧乏揺すりとかで表現しているのだが、サンドラーは「パンチドランク・ラブ」の時とほぼ同じキャラクターで、キレる時はキレる男なのである。ニコルソン博士の診断「怒りをコントロールできない人というのは、いつでもブチ切れているタイプと、普段はおとなしくスーパーの店員をしているが突然店で銃を乱射するタイプの2種類いる。君は後者だ」。とのことで、セラピーのパートナーとして前者タイプのタトゥーロと組まされる。タトゥーロは隣りとケンカしてドアの前でウンチしてくるような男である。結局彼のせいで今度はウェイトレスをブチのめすハメになり(事故です)、今度はニコルソン博士の密着セラピーを受けることになる。
監督 ピーター・シーガル
脚本 デヴィッド・ドーフマン
撮影 ドナルド・M・マカルパイン
美術 アラン・アウ
衣装 エレン・ラッター
音楽 テディ・カステルッチ
音楽監修
    マイケル・ディルベック
挿入歌
    「すてきな気持ち」
    (「ウエスト・サイド物語」より
アダム・サンドラー
ジャック・ニコルソン
マリサ・トメイ
アレン・カヴァート
ジョン・タトゥーロ
ルイス・ガスマン
ジョナサン・ローガン
クリスタ・アレン
ジャヌアリー・ジョーンズ
ウディ・ハレルソン
リン・シグペン
ケヴィン・ニーロン
カート・ファラー
ヘザー・グラハム
ジョン・C・ライリー
ハリー・ディーン・スタントン
ボビー・ナイト
ジョン・マッケンロー
ルドルフ・ジュリアーニ前市長
ロバート・メリル
デレク・ジーター
ロジャー・クレメンス
ボブ・シェパード
ジェリー・オコンネル
「ニューヨーク・デイドリーム」
TOO TIRED TO DIE (アメリカ)
★★
監督・脚本
    チン・ウォンスク
撮影 ジム・デノー
金城武
ミラ・ソルヴィーノ
ジェフリー・ライト
マイケル・インペリオリ
ジーノ・レクナー
ビル・セイジ
キム・ヘス
ベン・ギャザラ
「ニューヨークの恋人」
Kate & Leopold (アメリカ)
★★★
1876年、ニューヨークの川に巨大な橋(知らねえや)がかかった。その巨大な建築物を見ていた文字通り独身貴族のレオポルド公爵(ヒュー)は、模型までこさえた自分の発明品・エレベータ(名称未定)の有用性への自信を深めるのだった。その時、彼は何やら小さい金属製の箱をのぞきこみながら風景の方に向けてパシャッと指を動かす謎の人物(リーヴ)を目に止め、科学的探求心旺盛なレオはその機械らしき箱が気になり、後を追うが見失う。その夜、家柄はいいのだが貧乏な彼は、叔父にせかされて金持ちのお嬢様の誰でもいいから婚約しなければならなかった。が、婚約者を決める舞踏会でリーヴを発見、今度こそ追い詰める。リーヴは橋から川に飛び込み、彼を助けようとしたレオもまた川の上に現れた渦に巻き込まれていった。
2002年、ニューヨーク。広告代理店のバリバリのキャリアウーマン・ケイト(メグ)は、階上に住む元彼のリーヴの部屋でナポレオンみたいな格好をしたレオと出会う。トチ狂ったコスプレ野郎の彼はリーヴのよくわからない知り合いらしい。リーヴはほぼマッド・サイエンティストで、それが別れた原因でもあったのだが、時間の裂け目を発見しただのと相変わらずわけのわからないことをいっている。犬の散歩に出かけたリーヴは乗ろうとしたエレベータの箱がなくなっていたので墜落し大怪我、入院。エレベータの設定に関してはいいたいこともあるのだが割愛。とにかくリーヴのいうこともレオのいうことも頭っからてんで取り合わず、仕事もカンで適当に押し進めるケイトは結構イヤな女である。彼女は勘違いした弟(ブレッキン)のレオは役者だという言葉を真に受け、CMタレントとしてスカウトする。担当するダイエット・マーガリンのターゲットは体形を気にする(色気づいた)女性で、レオはハンサムな紳士なのだ。カメラテストによるモニター・リサーチも大好評、ケイトとレオの仲も急接近。社長は今まで女として見ていなかったケイトに(政治絡みで)色目を使う。嫉妬するレオとケンカ。ケイトの秘書のナターシャはレオの謝罪を受け入れるよう説得。ロマンチックなダンスの夕べ。しかし、次に時間の裂け目が開く時が刻一刻と迫っていた。
ネタバレになるがクライマックスのリーヴのセリフが凄いので書いちゃおう。「君が俺とつき合ったのは、運命の彼と出逢うためだったのだ!」 種ともこの歌に似たようなのがあったが、男がいうと情けないなあ。
ナターシャ・リオンはこういう方向(主人公にサゼスチョンするおへちゃの親友)に行っちゃうのかあ。タイプとしては似てるんじゃないかと思うレニー・ゼルウィガーのようになんとか主演のチャンスを見つけてがんばってもらいたいものだが。
エレクトリック将軍のトースターとかOTISのエレベータとかはくすぐりのギャグだと思うのだが、日本人的にはちょっとわからないなあ。字幕のがんばり所だぞ。バカどもに変にいじめられてる戸田奈津子ふんばれ。
※「おへちゃ」:柳川弁(?)。意味ははっきりわかってないが大林宣彦「廃市」で小林聡美が自分をさしていう言葉。気に入っている。
監督 ジェームズ・マンゴールド
脚本 ジェームズ・マンゴールド
    スティーヴン・ロジャーズ
撮影 スチュアート・ドライバーグ
舞台装置
    マーク・フリードバーグ
ビジュアル・エフェクト・
スーパーバイザー
    ロバート・ストロンバーグ
音楽 ロルフ・ケント
主題歌
    スティング
メグ・ライアン
ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー
ブレッキン・メイヤー
ナターシャ・リオン
ブラッドリー・ウィットフォード
フィリップ・ボスコ
ステファニー・サンディッツ
<外国映画−ぬ>