| <日本映画−お 前編> | |||
| タイトル | コメント | ||
| スタッフ | キャスト | ||
| 「弟切草(おとぎりそう)」 | ★★★ 有名なホラー系アドベンチャーゲームの映画化。 フルデジタル撮影が売りで、下山天も嬉しかったのか張り切っちゃって、前半、色とかいじりまくる。あー気持ち悪い。そのうえ「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を真似して出演者の斉藤に撮らせまくるので、ますます気持ち悪い。 イラストレーターの恵は、自分が両親の実の子ではなかったことを知らされる。というのも、本当の父親が死んで遺産としてお屋敷を継ぐことになったからだ。恵は元彼のプログラマー陽一郎を連れて、そのお屋敷の様子を見に行く。彼女の父親minoruは気味悪い絵で有名な画家だった。部屋べやを探検して回るうち、彼女は自分が実は双子だったことを知る。 「ジェリー・イン・ザ・メリィゴーラウンド」の下山天が、「キレイ 神様と待ち合わせした女」の奥菜恵を撮るとこうなる、という、まあ私にしかわからない表現を使えばそういう内容の映画です。いや3本とも見てもらえば納得してもらえると思うけど。 恵と陽一郎が別行動をとる後半は、普通の映画ですから落ち着いて見られます。奥菜恵は思いの外よかったです。クライマックスで炎の中に立つ白いドレスの奥菜、という絵はなんか「キャリー」みたいだなと思ったら、いやホントにオチが「キャリー」でした。 minoruというおじさんは、舞台とかで活躍している人だそうで、なになに「犬神家の一族」にも出演している、とな。「イヌガミ」? いや、そうではなくて、それはひょっとして「サル」の役なのでは? 今回の角川ホラー2本立て(もう1本は「狗神」)は、例年になく客も少なく、たぶん特にこちら「弟切草」の評判は(前半のせいで)悪いと思いますが、私は今回が一番よかったです。 |
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| 監督 下山天 脚本 中島吾郎 仙頭武則 原作 長坂秀佳 撮影 小倉和彦 絵画・コンセプチュアルデザイン 木村俊幸 劇中ビデオ撮影 斉藤陽一郎 劇中幼児画 奥菜恵 音楽 吉田朝子・他 主題歌 THE YELLOW MONKEY |
奥菜恵 斉藤陽一郎 大倉孝二 松尾れい子 minoru |
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| 「男たちのかいた絵」 | ★★★ 二重人格のヤクザ。 たしか神代辰巳監督の最後の脚本作品。 パンフ高かった。 |
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| 監督 伊藤秀裕 脚本 神代辰巳 本調有香 伊藤秀裕 原作・題字 筒井康隆 撮影 篠田昇 音楽 秋元直也 |
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| 「男の顔は履歴書」 | ★★★★ 戦前の日本人への恨みを晴らそうとマーケットの乗っ取りを企む三国人と戦わざるを得なくなる日本人医師の話で、要するにテレビで放送できません。 安藤昇の口から耳にかけて走る傷痕の理由、みたいな意味でこういうタイトルなんだろうと思いますが、事件前からついてるよね。 暴れん坊の三国人役の文太は、まるっきり”人斬り与太”になってます。 |
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| 監督 加藤泰 脚本 星川清司 加藤泰 撮影 高羽哲夫 美術 梅田千代夫 殺陣 足立伶二郎 音楽 鏑木創 |
安藤昇 内田良平 中谷一郎 中原早苗 伊丹一三 真理明美 菅原文太 藤岡弘 三島雅夫 田中春男 浜田寅彦 嵐寛寿郎 香山美子 |
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| 「男はつらいよ 寅次郎恋歌」 | ★ 浅草名画座3本立ての1本。ちょうど最後なので、見るのやめようかと思ったが、こないだ見た池内淳子がよかったし、今年は山田洋次の映画を見る決意を固めているので、意気込んで見た。見てしまった。後悔した。まったく難解な映画である。浅草の喫煙者の皆さんは声を上げ身をよじって笑っていらっしゃる(いや、ホント笑ってる人の方が喫煙率高いね)。彼らの笑うシーンの内、1割が「笑うのは理解できる」、1割が「笑うかどうかはともかく、作り手は笑わせようとしていると認識できる」、1割が「あの辺が可笑しいのだろうと推測できる」、その他7割が「どこが可笑しいのかまったく謎」である。さらに、というか「笑うのは理解できる」と私が思ったシーンの中には、客が笑っていないシーンが含まれている。これはヒネた見方で「笑う」といってるんじゃなくて、山田は笑わせようとしてるシーンだと思うんだけどなあ。過去に見た「男はつらいよ」は客がここまでは笑ってないんで耐えられたのですが(ラストちょっと前の4作くらい見た。まあ本当は「釣りバカ」目当てなわけだけど)、今回のこれはないよなあ。激しく客を選ぶ映画。金正日は好きかもしれんが。しかも俺、ストーリーもわかんなかったなあ。最後に唐突に池内から離れるのって、こんな借金背負った女はお断りっちゅうことかなあ。このラスト以外、笑いどころのわからない部分も含めて丁寧な仕事をしている感じはした(懸命なフォロー御苦労)。 よかったのは岡本茉莉を見られたことだね。最初に「はい」っていった時、声優がアテてんのかと思ったら本人でした。顔と声が全然ちゃう。 わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、(略)、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。両親を亡くした寅さん(渥美)とさくら(倍賞)の兄妹は、葛飾柴又で団子屋とらやを営む叔父のおいちゃん(森川)とおばちゃん(三崎)に世話になっていたが、寅さんはテキ屋になってしまい(「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りは糞だらけ」)、フラッと家を出ては全国を回る。さくらは店の裏手のタコ社長(太宰)の印刷工場で働くヒロシ(前田)と結婚し団子屋を手伝っている。長男ミツオ(はやと君。吉岡秀隆お休み)は5歳くらい。惚れっぽい寅さんは、時々家に帰ってきては騒動を起こし(「それを云っちゃあ、おしめえよ」)また旅立っていく。 ギネスブック(NHKいわく「世界一を集めた本」)にも載る世界最長シリーズ映画の第8作。ほぼ毎回変わる寅さんの相手役は寅さんガールではなくマドンナと呼ばれる。 寅さんは、今日も旅の空。一方、葛飾柴又の団子屋とらやには、ヒロシの母危篤の電報が届く(後で出てくるように電話あるんですけど)。ヒロシとさくらが駆けつけるが間に合わず。兄の梅本や穂積が「幸せな人生」と総括すると、ヒロシは「奴隷みたいに扱われていた」と父(志村)を責める。葬儀には、話を聞きつけた寅さんも駆けつける。さくらは迷惑がる。家へ帰ったさくらが、梅本の同居の申し出を断り一人暮らしを始めた志村を気遣って電話すると、電話に出たのは寅さんだった。志村が心配でというが、世話になっているのは寅さんの方だった。寅さんは、志村から「庭にリンドウの花が咲いていて」という喩えで家族の大切さを教えられる。その頃、柴又商店街に子持ちの後家さん池内(喫茶店のママ)が引っ越してきていた。美しい池内を見てとらやの面々は寅さんがいなくてよかったとホッとするのだが(一目惚れして悶着を起こすのは必至だから)、そこへ寅さんが帰ってくる。 寅さんは池内の子供(中沢)と仲良くなり池内を落とすかに思えたが、池内の借金の電話を聞いていて唐突に旅に出る。終わり。何故だ! という話の間に志村がやってきてヒロシと和解したりする。 お話やエピソードも受け付けられないのだが、私がもっとも反発を覚えるのは寅さんをはじめとするキャラクター達の自分勝手な傍若無人ぶりである。一般の人々が傍若無人とは感じていないらしいのが理解できない。寅さんは見てる分には面白くていいけど、自分の周りにいたら耐えられないわねえ、などとおばちゃん達がいったりするが、私はヒロシもさくらも身近にいてもらいたくない人々なのである。私がミツオなら刃傷沙汰を起こしてるかもしれん(これはシリーズ全体を通しての話ね)。 |
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| 監督・原作 山田洋次 脚本 山田洋次 朝間義隆 撮影 高羽哲夫 美術 佐藤公信 音楽 山本直純 主題歌 渥美清 |
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| <踊る大捜査線>シリーズ | 「踊る大捜査線 THE MOVIE」 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」 |
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| 「鬼火」 | ★★★ これは元山口組弁護士の山之内幸夫が原案なんですが、それって結構たくさんあって、これもその中の一本として、いつもの通りって感じで、なんでこんなに評価されてる(ヨコハマ映画祭グランプリ)のかわからないです。 原案っていうのは、ペラペラ話をして、モデルとなる本人を紹介する、という仕事らしいですけどね。 この話というのはメチャクチャ面白いらしいです(でも本当に面白いところは危なくて映画にできない)。 |
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| 監督 望月六郎 脚本 森岡利行 原案 山之内幸夫 撮影 今泉尚亮 音楽 神尾憲一 |
原田芳雄 片岡礼子 哀川翔 奥田瑛二 北村康(一輝) 水上竜士 常川博行 山本竜児 藤田佳昭 川上泳 南方英二 木元としひろ |
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| 「お姉さんの性生活 抜かせ放題」 | ★★★ ピンク映画 夫に先立たれたお姉さん・由実。見るからに40歳な感じだが、どうやら設定は20代後半。このキャスティングに開き直ったのか、回想シーンではセーラー服姿も披露。そういう関係かコメディ風味が漂うが、おそらく脚本は普通のメロドラマみたいなつもりだったのではないか。お姉さんは高校生時代、夫とその親友・神戸と三角関係、というか3P仲間で、夫なき後、神戸がいいよってくる。と書くと小狡いヤツみたいだが、彼は誠実な男で、邪魔者がいなくなったっていうのではなくて、親友の妻の面倒を見たいとかそういう方向。このお姉さんの恋愛物語を、妹で女子大生の恵美子が教授の池島と不倫しながら幼なじみにもいい寄られつつ、観察したり応援したりする。 下手くそな映画につづいて(休憩もない)見たので、もう特に何もない1シーン目から、その達者な演出に目を見張る。これはエクセスの映画なのだが、絡みは国映(四天王とかのいるところ)にくらべて直接的でどぎつくAV的(単にアップが多いってだけかも)。 原さんはうまいわけではないが、好きなタイプの演技だ。これは全然説明できないが、なんか馴染む感じなのだ。この業界、改名もしょっちゅうなので、ひょっとすると前から知っている人なんじゃないかと、演技を見て思った。そう思うと顔まで見たことあるような気になってくるのであった。さらに体まで見たことあるような……気はしない。かなり太めです。しかし、声にちょっと違和感があり、別人の吹き替えの可能性も。そうすると声担当の人を知っているとかかもしれん。なんにしても、おそらく二度と見ない女優さんと思われ、なんだか寂しいような気がする。これを名付けていわく、「アクトレス・ピンク/一期一会」。 ← 適当に書いたら本当にありそうな気がしてきた。「女は食べてみなくちゃわからない」とかね。えっ、元ネタわからない? ガーン。 |
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| 監督 池島ゆたか 脚本 五代響子(暁子) 撮影 下元哲 |
原恵美子 吉行由実 神戸顕一 池島ゆたか |
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| 「お墓がない!」 | ★★★★ 天涯孤独な大女優が、いざというとき墓がなくては大変と右往左往するコメディー。 「夜逃げ屋本舗」シリーズの監督。私個人的には伊丹十三とか周防正行と同じくらいに評価されてしかるべきだと思うが、妙に評価が低い。「夜逃げ〜」が2・3と回を追うごとにつまらなくなっていったためなのか。しかし、中年の恋だ、釣りだ、というのとは違ってそもそもネタに限りがあるものを、毎週やってさえいれば安心のテレビシリーズならいざ知らず、映画だもんで前より面白く前より面白くとハデハデしくしたせいで余計にネタにつまってしまった(小ネタはまだまだありそうなのに)のであって、これは監督よりも企画の責任だろう。もっとも今回もハウツー物なのを見ると若干監督の資質も関係あるのかもしれないが。 この映画は面白いのだが、岩下志麻のアップカットが心持ち長くてリズムを乱す。一回を短く、回数を増やして許してもらうわけにいかなかったのか。 岩下志麻も割合その気なようだし、製作会社も「バカヤロー」とか「夜逃げ〜」とかシリーズ物が好きそうなので、続編があるかもしれない。いや、ひょっとするとこれはそもそも「免許がない!」のパート2なのかも。あれも、カッコつけ役者・舘ひろしがイメージチェンジして臨んだコメディだからなぁ。 |
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| 監督 原隆仁 脚本 大森寿美男 撮影 前田米造 音楽 大島ミチル 演奏 神奈川 フィルハーモニー 管弦楽団 主題歌 小比類巻かほる |
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| 「溺れる魚」 | ★★★ フィルム会社が脅迫され、重役たちは毎週のように銀座だの渋谷だのをフルチンで駆け抜けたりモーニング娘。を踊ったりさせられる。 警察では、公安の伊武が怪しいそぶりを見せているので極秘裏に監視することにした。なぜか顔を出さない渡辺謙がトップで、実際の指揮官はキャリア組の仲間由紀恵。任務に当たるのは弱みを握られた二人の刑事、捜査中にシャブ取引の金をネコババした椎名(宍戸錠の大ファン)と、女装癖があり婦人警官の制服を盗んだ窪塚。伊武は夜な夜なクラブ(クラブでなくてクラブ、って、あ〜何を書いているのかわからない!)に出入りしている。オーナーは新進アーティストのIZAM。彼には子供の頃に両親と姉を惨殺された過去があった。椎名と窪塚は店のメンバーと顔をつなぐためにゲイナイトに潜入。なんとその日のベストカップルに選ばれてしまう。ステージ上で歌う椎名の「ジョーのブルース」(女はうるさいだけだ、俺は死ぬまであんたについていくぜ、みたいな宍戸錠と赤木圭一郎のデュエット曲)に、集まったゲイたちは感激するのであった。結局、伊武はアルバイトでフィルム会社のための調査をしていて、そこへゴチャゴチャとヤクザも絡んできて、新宿の金の受け渡し現場、たまたま公開料理番組で宍戸錠がゲスト。コック姿でヘラヘラしているジョーを見て椎名はガックリ、「そんなのジョーさんじゃねえ〜」とか、そういう映画。 メインのストーリーは弱いのですが、割と面白い。勢いでついやってしまいました、というハミダシた部分がいいのだが、頭のフリチンのとことかの、ハナからねらっていますというシーンははずしていると思う。そういうとこが結構あるのだ(ここら辺で相当減点)。たぶん脚本からオチャラケようとしているのだと思うけど、ド真面目に書かれた脚本を好き勝手に撮るって方が生きると思う。鈴木清順がそういう撮り方だったんじゃないかと思うんだけど。 異常なまでの情報量と宣伝されていた「スペーストラベラーズ」よりこちらの方がよっぽど情報量は多い、と「スペトラ」見た同じ劇場に座って考えていた。 パンフがまた素晴らしい。表紙から中身から広告まで「FLASH」そっくりの、写真雑誌「FISH」、という形態をとっているのだが、記事の書き手が、ナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィッチ、大人計画の宮藤官九郎、猫ニャーのブルースカイ、阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史、猫のホテルの千葉雅子、ハイレグ・ジーザスの河原雅彦、拙者ムニエルの村上大樹、等であり、しかもちゃんと映画のパンフとしても、クレジットタイトル全部、40人もの簡単なプロフィール(写真付き)、メインキャストはインタビュー付き、原作者の言葉あり、と至れり尽くせりである。価格は700円とちと高めだが、これだけやってもらえればいうことはない(編集は「バトル・ロワイアル」と同じく木俣冬)。 |
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| 監督 堤幸彦 脚本 横谷昌宏 原作 戸梶圭太 撮影 唐沢悟 タイトルバック 薗田賢次 音楽 見岳章 主題歌 鬼束ちひろ |
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| 「おもちゃ」 | ★★★★ 売春防止法施行前後の遊郭。 小間働きの少女が「おもちゃ」という源氏名(?)をつけられて水揚げされるまで。 登場人物がみんな妙に走ったりしていて躍動的な画面が楽しい。 クライマックスの水揚げシーン、要するに処女喪失ですな、このシーンのBGMがアニメ版「ジャイアント・ロボ」の音楽の流用なので(音楽が同じ人)必要以上に盛り上がり(京都でポーランド国立ワルシャワフィルハーモニックオーケストラ)結構笑えるぞ。 お風呂で体を清めるおもちゃ。襦袢姿でしずしずと座敷に入るおもちゃ。待ちかまえる旦那・加藤”よしわかった”武。襦袢をはだけるおもちゃ。裸で蒲団に横たわるおもちゃ。 この間ずっとBGMはジャイアント・ロボ。「おもちゃの運命やいかに」「つづく」 このシーンはレンズにメンタム塗ったりして面白い効果を出しているぞ。 富司純子よし。 |
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| 監督 深作欣二 脚本 新藤兼人 撮影 木村大作 音楽 天野正道 演奏 ポーランド 国立ワルシャワ フィルハーモニック オーケストラ |
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| 「オリオンの殺意 より 情事の方程式」 | ★★★ 日活ロマンポルノ 東京・三田あたりにお住まいの宝石商・戸浦さん。豪邸(3階建てくらいのビル風、あるいはペントハウスか?)の屋上でゴルフの練習をしたりする彼は、離婚して若い愛人と再婚した。後妻の美也子は、息子の省吾の方が年が近いくらいで、左の乳房に3つ並んだホクロがある。どういうわけかこれは省吾も知っていて、オリオンの三ツ星のようだと考えている。彼は君主気取りの父とは折り合いが悪かった。継母が覗き見るのを承知で、僕は若いママにメロメロだなどというような日記をつけている。この日記の文章がときどきバーンと画面に大写しになる。ちょっと文学的。彼は美也子が多忙な夫の目を盗んで群馬ナンバーの車に乗る愛人とよろしくやっているのを知っていたが、そういうことは日記には書かない。これは継母を味方につけ、彼女の心と行動を操るための武器なのだ。おそらく原作はミステリ風に書かれていると思われ、ならばこの日記の機能は本当は最後まで隠しておくべきだと思う(読まれることを承知で書いているという描写はするべきではない)のだが、映画はちょっと屈折した青春物として成立させているのだろう、ミステリの趣向が失われている。 省吾は初めて見に行ったストリップ小屋で亜湖と知り合う。女なのにストリップを見に来ていたのだ。彼女との交流はストーリー上まったく関係なく、やはりこれも青春物としてのアクセントである。亜湖のブスったれ具合がいい。彼女は発展家というか一本抜けた女で、前はアメリカ人と同棲してSMに興じていたり(ナイフを振り回していた彼は精神病院に行ってしまった)、今はアフリカに移住しようと考えていたりする。 愛人とよからぬことを企んだらしい美也子は、夫の海外出張中に省吾を味方につけようと色仕掛けでたらしこんだ(と自分では思っている)。省吾は、ママと僕のためにパパを殺そう、と殺人計画を日記に書く。 どうも気になるのが省吾のセックスである。これは青春物なわけですよ。で、省吾は童貞っぽいんですよ。そういう場合、初体験ってのは重要でしょう? それがこれは曖昧なのだ。美也子が最初に迫ってきたときは急に生理になって、亜湖とは最初に会った日にベッドに誘われるが酔いつぶれてしまう、という不発に終わる描写があり、その後も裸でイチャイチャしたりはするんだけど、どうもセックスはしてないようなのだ。クライマックス直前で美也子とセックスしそうだな、という描写があって、ポンと時間が飛び、今度は亜湖と、これはどうやらやってそうな絡みのシーンになる。ストーリーのクライマックスにセックスを合わせようと思って引っ張っていたのかもしれないが、そのせいでミステリとしても青春物としても半端なものになってしまった。 意味ありげな模型飛行機などの小道具も意図がよくわからなかった。 |
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| 監督 根岸吉太郎 脚本 いどあきお 原作 勝目梓 撮影 森勝 音楽 浅岡典史 |
加納省吾 山口美也子 戸浦六宏 亜湖 古川哲唱 根岸明美 松風敏勝 影山英俊 高橋明 木島一郎 |
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| 「おろしや国酔夢譚」 | ★★★ |
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| 製作総指揮 徳間康快 監督 佐藤純彌 脚本 佐藤純彌 野上龍雄 神波史男 原作 井上靖 撮影 長沼六男 美術 徳田博 ワレーリー・ユルケーヴィチ 音楽 星勝 |
緒形拳 オレグ・ヤンコフスキー 西田敏行 三谷昇 沖田浩之 川谷拓三 ユーリー・ソローミン マリナ・ヴラディ 江守徹 |
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| 「終わらないセックス」 夜、啼く蝉 |
★★★ ピンク映画 タイトルは、工藤が伊藤との不倫について「最後のセックスをしてきたの、お別れマンコってやつ」といってから川瀬とするセックスのことを「終わったセックス」と対比して表したものであろう。別に延々としつづけるようなシーンはありません。あと時間がグチャグチャしてるので、どのシーンが実際の終わり(最新時点)かわからない映画自体を指しているのか。 |
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| 監督 瀬々敬久 脚本 瀬々敬久 井土紀州 原案・撮影 斉藤幸一 |
工藤翔子 川瀬陽太 伊藤猛 小林節彦 泉由紀子 |
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| 「女」で始まる映画 | |||
| 「陰陽師(おんみょうじ)」 | ★★★★ 小説や漫画は大人気、NHKでもドラマになったことだし、てっきり設定とかの説明は全然はしょってシリーズ番外編というノリでやるのだと思っていましたが、ああ、なんと親切な製作態度であろう、原作では最初から友達の安倍晴明と源……伊藤演ずるお侍さんとの出会いから始めて、彼がいちいち何だそりゃと問うので、晴明が、陰陽師とは、呪(しゅ)とは、式神とは、等を解説してくれるのであった(とはいえ、わかったようなわからぬような……、オカルトだからね)。大筋は悪の陰陽師・真田が日本転覆を謀る話なのだが(実は私には彼の目的がちゃんとわかってなかったりするのだが)、その端々に原作のエピソードがかましてあり、その再構成ぶりも見事である(この時点では私は一巻目しか読んでいない)。しかしこれが余りに優等生なお仕事で、特に映像的な冒険もなく、全体として無難というレベルに落ち着いてしまっている。というところでまず3点ゲット。そこに夏川結衣と真田広之がよい仕事をして点を押し上げた。特撮(というかCG。特撮監督は戦隊のCG担当者)はオープンに使いすぎだと思いますよ。 夏川は天皇(岸部)の寵愛を失って丑の刻参りなどをしてしまう側室(皇室では違ういい方しそうだな)。大変似合ってます。男児あり。しかし今ミカドがご寵愛の国分に男児が生まれ、どうやら皇位継承権を奪われそうだというところから、夏川の父・右大臣かなんかの柄本が真田につけこまれ、あっちの子を呪い殺す手助けをする。 対する晴明は不老不死のキョンキョンを呼ぶ。彼女は他人のケガレを体内に取り込む能力を持っている。見た目がちょっと「グリーンマイル」みたいになっちゃってます。実は真田が後半パワーの源として使う、過去に都を破壊したなんとか親王(萩原)の怨霊と彼女の間には因縁があったのであった。 いや今回はあらすじ書くつもりはないんです。 真田は自分が主役だと勘違いしたかのような大熱演。平安時代な感じがまったくしない激しさで元気一杯、見ていてとても面白い。 話題の野村は、私はちょっと人間っぽ過ぎる気がしましたけどね。もうちょっと美しくないと。あの方、一日ほっとくとヒゲが青々としそうなのもイヤですわ。 キャストの後ろの方にJACの方々が並んでますが、あまりアクションらしいアクションはありませんでした。予告で見たのでほぼ全部。一応真田と野村の立ち会いもありますが。それよりウームと唸るのが、どこにいたのかわからない城戸裕次。実は彼、タイムブルーなのですが、戦隊で映画に出るのってブルーばっかなんだよね。メガレッドなんてテレビでやった役、映画版では降ろされてたもんなー。でもガオレンジャーの映画担当はイエローなんだよね(とりあえず「ガメラ3」)。レッドとぶつかるっていう役どころはブルーなんだけど。……っていうか全員映画出たじゃん、なあ。 |
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| 監督 滝田洋二郎 脚本 福田靖 夢枕獏 江良至 原作 夢枕獏 「陰陽師シリーズ」 撮影 栢野直樹 キービジュアル・ コンセプトデザイン 衣裳デザイン 天野喜孝 美術 部谷京子 メイクアップ・イフェクツ 原口智生 VFXスーパーバイザー 石井教雄 特撮監督 尾上克郎 殺陣 諸鍛冶裕太 山田一善 音楽 梅林茂 |
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| 「陰陽師(おんみょうじ)II」 | ★★ パンフ買ってないからわからないけど、ステディカムの人って別人だと思うなあ。アクションにJAEは参加してるけど。 タイムブルーはマッシュルーム伊藤のお付きの人役でした(レギュラーだね)。 今回は「古事記」を題材にしたお話で、あるいは着ぐるみのヤマタノオロチが登場するのかと期待させるが、どういうわけかクライマックスはクマソタケル退治がモデルになっていた。 晴明は完全に超能力者で、アメノムラクモノツルギについて調べる時なんて巻物がフラフラ宙を飛んでスルスルッと自分で開いたり閉じたりする。これ床だったらまだ自然なんだけど、空飛ぶ巻物がいかにも吊っている(自動巻なのは完全CGI)感じで……、まあ広い宇宙にはそういう星もあるのかもしれないと鉄郎は思った……(またこのネタ)。 そしてデジタル低画質! 今どきどうしてこんなに汚いの? 市原隼人の下手さに驚く。 中井貴一は小泉純一郎の髪型っぽいので、そこら辺で政治向きの話が何かあるのではと勘ぐっていたが(まあ侵略の話は出てるけどさ)特に何もなかった模様。 フカキョンは安達祐実の代理ではないかと思われる。 山田辰夫は裏声の公家さん。ちょっと中途半端だったな。 |
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| 監督 滝田洋二郎 脚本 江良至 夢枕獏 滝田洋二郎 原作 夢枕獏 「陰陽師シリーズ」 撮影 浜田毅 ステディカム 千葉真一 キービジュアル・ コンセプトデザイン 天野喜孝 美術 部谷京子 メイクアップ・イフェクツ 原口智生 題字 村上豊 VFXスーパーバイザー 石井教雄 特撮監督 尾上克郎 音楽 梅林茂 |
野村萬斎 中井貴一 深田恭子 市原隼人 伊藤英明 今井絵理子 小手川祐子 伊武雅刀 鈴木ヒロミツ 山田辰夫 広岡由里子 螢雪次朗 斉藤歩 城戸裕次 三輪さえ(背中と横乳) (ナレーション) 津嘉山正種 |
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| <日本映画−か 前編> | |||