| <日本映画−の> | |||||||
| タイトル | コメント | ||||||
| スタッフ | キャスト | ||||||
| 「VERSUS」 | ★★★★★ 世界にはあの世とこの世をつなぐ666個の「結界」(と呼んでいるが、用語が間違ってる気がする)がある。日本では、ここ「黄泉がえりの森」に444番目の結界があった。はるか昔から人々はその結界をめぐって数知れぬ闘いを繰り広げてきた。 その黄泉がえりの森に二人の囚人が現れた。護送中の車から脱走した彼らはここで逃がし屋と落ちあう手はずなのだ。やってきたチンピラ然とした逃がし屋はボスの命令でひとりの女(三坂)を連れていた。彼女は脱走犯のひとり坂口(字が出てこねえ、ミヨシエイジに似ている)に何かを感じた。逃がし屋のボスを待つ彼らは小競り合いを起こし、チンピラ松田は脱走犯の片割れを殺してしまう。しばらくすると、彼はゾンビとして蘇った。こりゃどういうことだ。とりあえず、ガンガンぶっ放して動けなくしといてから、松田は確認のために仲間をひとり殺す。……やっぱり生き返った! とかいうスキに坂口が女を連れて逃げる。坂口は囚人服を脱ぎ、どういうわけか木にハリツケにされていた死体の着ていた革コートに革パンツを身につけると、とてもカッコよくなった! 後を追うチンピラ。森の中でふと考えた。ここは今まで俺たちがたくさんの死体を埋めたとこだよなあ。その通り。地面からボコボコとゾンビが。横着してそのまま埋めたので銃も持っているのだ。しかも一様にカンフーを使うのであった。そこへ応援の殺し屋どもや、囚人を護送していた刑事たちもバトル突入。ついにやってきた逃がし屋のボス・榊。実は彼と坂口そして三坂は過去(前世)に因縁があったのだ。でもそんな話はもうどうでもいいや。素手で銃で刀で、とにかく全員で戦うのだ。血はドバドバ、腕はボトボト、首はコロコロで、腹や頭に風穴が開くのだ。 アクションも非常にいいが、撮影も素晴らしい。他にいうことなし。 |
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| 原作 北村龍平 脚本 北村龍平 山口雄大 第二班監督 山口雄大 撮影 古谷巧 アクション監督 下村勇二 ビジュアルデザイン 川名雅裕 特殊メイク 仲谷進 ガンエフェクト 武居正純 音楽 森野宣彦 津軽三味線 吉田健一 |
坂口拓 榊英雄 三坂知絵子 松田賢二 新井雄一郎 松本実 大場一史 片山武宏 吉原歩 上赤俊朗 増本庄一郎 谷門進士 浅井星光 渡部遼介 古宮基成 |
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| 「バージンブルース」 | ★★★ |
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| 監督 藤田敏八 脚本 内田栄一 撮影 安藤庄平 音楽 武川行秀 ミッキー吉野 挿入歌 野坂昭如 |
秋吉久美子 長門裕之 清水理絵 高岡健二 林ゆたか 赤座美代子 加藤嘉 野坂昭如 |
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| 「PARTY7」 | ★★★ ちびっ子ハウス出身の永瀬はチンピラ。組の金を持ち逃げ。人里離れたホテル・ニューメキシコに隠れる。そのホテルのオーナーは原田。覗きが趣味の原田は同好の志・岡本とともに究極の覗き部屋を作り上げていた。岡本の息子の浅野もまた覗きが趣味。何度も捕まっている。岡本が死に際して浅野にホテルの覗き部屋への隠し通路を教えた。浅野が覗き部屋に到着すると、そこには変なかぶりものを着たキャプテン・バナナと名のる男がいた。キャプテンが覗き窓を開ける。そこは永瀬の部屋。永瀬の部屋には続々と人が訪れる。浅野「でもあの二人、全然セックスしそうにありませんよ」 小ネタ満載、というか、すべてが小ネタ。タイトルは、たぶんこの部屋に集まった7人という意味だと思うが、実際7人じゃないじゃん! そもそもホテルの従業員がウロウロしてるもんなー。永瀬がトランク下げてやってくるホテル。フロントで二人がくだらないことを長話。まるで「ミステリー・トレイン」だ。 オープニングはアニメ。第一弾の予告はまんまこれ(の短縮版)だったのね。このアニメがなー、長すぎるよ。確かにカッコはいいけど、ただのメンバー紹介(キャストの順は大体このアニメの順にしたがったつもりです)にこんなに時間使うな。というか、まとめて7人分やることないんじゃないの。それぞれが出てくる前にやってあげれば(という感じの描写にはなってないけど)。私はちょっと気持ちが萎えました。 この後も、会話ははずんでるけどストーリーは進まないし、というか、ほとんどストーリーないし。でも見てる分には面白い。「鮫肌男と桃尻女」の前に書いたアイデアが元になっているらしい。というのは、つまり映画監督でなくてCMディレクターが書いたネタで、せいぜい30分ドラマ用だったのではないか、という感じがしないこともない(昔「STAFF ONLY 立入禁止」っていう毎回密室を舞台にした深夜ドラマがあって、この企画なんかピッタリだ)。 それにしても岡田義徳の変貌ぶり?には驚いた。変な引き出し持ってるなあ。ちょっとこの後も注目だね。 |
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| 原作・脚本・絵コンテ・監督 石井克人 撮影 町田博 編集 石井克人 土井由美子 美術 都築雄二 造形 原口智生 音楽 ジェイムズ下地 アニメーションディレクター キャラクターデザイン 小池健 原画 小池健 川尻善昭 PETER CHUNG |
永瀬正敏 堀部圭亮 小林明美 岡田義徳 浅野忠信 原田芳雄 我修院達也 松金よね子 森下能幸 津田寛治 岡本信人 大杉漣 島田洋八 |
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| 「ハードフォーカス・盗聴(ぬすみぎき)」 失楽園測量地図 |
★★ | ||||||
| 監督 佐藤寿保 脚本 夢野史郎 撮影 下元哲 |
梁川りお 伊藤清美 中根徹 佐野和宏 池島ゆたか 佐藤俊 手島勇次 |
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| 「バーバー吉野」 | ★★★★ 正式タイトルは「バーバー吉野 その町の少年は皆、同じ髪型をしていた。」かな。画面にはそう出てた。この髪型ってのはおかっぱで、実は想像していたほどのファースト・インパクトはなかった。「ピンポン」の窪塚で慣れているのである。しかし窪塚っぽいかというと、なんだか全員市川実日子に見えるのであった。 ストーリーは、ああ、なんと! 実は「美少女仮面ポワトリン」のバリカン婆々の巻の映画化なのであった! ホントです!(だいたい祖父の代からやってるのに「理髪店」でなくて「バアバア」なんだからさ) |
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| 監督・脚本 荻上直子 撮影 上野彰吾 美術 松塚隆史 音楽監修 井出博子 |
米田良 石田法嗣 村松諒 宮尾真之介 大川翔太 もたいまさこ 浅野和之 桜井センリ 岡本奈月 三浦誠己 森下能幸 たくませいこ |
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| 「PERFECT BLUE」 | ★★ (アニメーション) 特に冒頭がそうなんで印象に残るのだけれども、撮影は落第です。説明するまでもなく、通常アニメというのは背景があってセル乗せて撮影。特にパンとかの指定がない場合は当然フィックスです。実際のセル画ってみなさん見たことありますか。私はあります。このセルという透明シートには上の方に3ヶ所穴が空いています。何のためかお分かりですね。そう、位置がずれないためです。そのようにして絵を描く人が一所懸命ズレないように描いてるのに、この作品はガタガタ揺れます。映写機がブレてるんじゃないのよ、背景は止まってるから。これだけガタついてたら小さな画面用のテレビアニメですら撮り直しだと思うけどね。 内容の方は私個人的に嫌な気持ちになっちゃうタイプの話なんでなんともいいたくありません。大友はたぶん名前を貸しただけだと思うのですが、クライマックスで1カットだけ、これぞ大友というカット(シチュエーション込みで)があって、ここは感心しました。 |
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| 監督 今敏 企画協力 大友克洋 ベースキャラクタークリエイト 江口寿史 |
(声の出演) 岩男潤子 松本梨香 新山志保 大倉正章 辻親八 古川恵実子 |
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| 「ヴァイブレータ」 | ★★★★ パンフ買いました。パンフ買った場合には、まず載ってるキャストは全部写して、それが完全版(エンドクレジット通り)でない場合には、画面で確認したり、よその映画のパンフでこっちに出ているのを知った出演者、なんてのを鬼の首でもとったようにこれでもかと追加するのが私の流儀ですが(出演者の順番を調整するのも好き)、今回はコンビニの客とか通行人とか諸々の人を故意に省かさせていただきました。いや本当はこれでも多いくらいで、出演者は寺島・大森の二人だけという感じに書くのが礼儀なんじゃないかと思ったりした(坂上以下3名は、特別出演扱いの有名人なので名前書きましたが、どこに出てたのかわからず、おそらく無線とかラジオの声なのではないかと思う)。 |
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| 監督 廣木隆一 脚本 荒井晴彦 原作 赤坂真理 撮影 鈴木一博 美術 林千奈 衣装 宮本まさ江 ヴィジュアルエフェクト nob 音楽プロデューサー 石川光 挿入曲 浜田真理子 はっぴいえんど Keito Blow cafa Pat Boone overall+ Simon le Bon Ozymandias Upper Nile Square |
寺島しのぶ 大森南朋 牧瀬里穂 田口トモロヲ 戸田昌宏 高柳絵理子 坂上みき 村上淳 野村祐人 |
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| A MOVIE 「HOUSE ハウス」 |
★★★★★ 私を名画座に走らせ、今関あきよしを犯罪に走らせた傑作。今回は新文芸坐で見たのだが、私がこれを初めてスクリーンで見たのは文芸地下である。その時よりフィルムが全然綺麗だよ〜。DVD・CS時代になったことにより、劇場派も恩恵を受けていたのだ。自由が丘と中野がなくなってから初めてポニーさんに会った。 この映画に関しては当サイトではあちこちで言及されており、リンク貼るのが大変だ。 封切り時同時上映 「泥だらけの純情」
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| 製作 大林宣彦 山田順彦 監督 大林宣彦 助監督 小栗康平 脚本 桂千穂 原案 大林千茱萸 撮影 阪本善尚 美術 薩谷和夫 音響デザイン 林昌平 照明 小島真二 編集 小川信夫 ピクトリアルデザイン 島村達雄 技斗 伊奈貫太 合成 松田博 光学撮影 宮西武史 作画 石井義雄 塚田猛昭 ファッション コーディネーター 吉田叡子 衣裳協力 (株)西武ピサ (株)西武百貨店 音楽 小林亜星 ミッキー吉野 演奏 ゴダイゴ 挿入歌 成田賢 製作協力 (株)P・S・C |
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| 「ハウルの動く城」 | ★★★★ (アニメーション) 普通に面白かった。絵の感じが「ナウシカ」気味、というのは本来宮崎系でない人が描いてる感じで(実際「ジャイアント・ロボ」の山下とかが作画監督してますね)、う〜ん、これ結構微妙なんだけど、昔私も宮崎演出で杉野昭夫作画の「マッドメン」(諸星大二郎)を見たいとか考えていたのを思い出した。内容は諸星っぽくありつつも「デビルマン」でした。俺、頭では諸星と「デビルマン」に似たものは感じてないんだけど、ワンクッション置いて仲間扱いすること多いみたいだ。えーと「三段論法で語る諸星大二郎とデビルマン」? ただし倍賞千恵子は失敗だと思う。 |
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| 監督・脚本 宮崎駿 原作 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 『魔法使いハウルと火の悪魔』 音楽 久石譲 |
(声の出演) 倍賞千恵子 木村拓哉 神木隆之介 美輪明宏 我修院達也 原田大二郎 加藤治子 大塚明夫 伊崎充則 大泉洋 |
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| 「バウンスkoGALS」 | ★★★★ 出演者の役柄を順に紹介すると、コギャルの元締め、アメリカに帰りたい帰国子女、直線恐怖症のコギャル(学校は退学済み)、全共闘世代のヤクザ、その同志のブルセラショップオーナー、街のあんちゃん(スカウト)、”させ子”を卒業できないコギャル、キレた助平オヤジ、狂った官僚、寂しい国粋主義大学教授、伝説のスカウトマン……となってます。 で、途中を全部端折って結論だけいうと、私はいま自衛隊(「ガメラ2」と不肖・宮嶋シリーズで好きになった)と同じようにコギャルも大変好きである、と。 |
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| 監督・脚本 原田眞人 プロジェクトプランナー 塩屋俊 撮影 阪本善尚 音楽 川崎真弘 |
佐藤仁美 岡本夕紀子 佐藤康恵 役所広司 桃井かおり 村上淳 矢沢心 小堺一機 塩屋俊 今福将雄 ミッキー・カーチス 大門修三 大城英司 朱迅 京野ことみ 海藤れん 万央里 遊人 池田裕成 清川均 西田明美 手嶋道恵 奥山千世 奈良久美子 |
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| 「ばかのハコ船」 | ★★★★ 都会で夢破れ、田舎に帰って一旗あげようとするバカ。 |
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| 監督 山下敦弘 脚本 向井康介 山下敦弘 撮影監督 近藤龍人 向井康介 撮影 近藤龍人 照明 向井康介 衣装・メイク 須田結加利 小川栄子 音楽監督 松本章 音楽 赤犬 挿入歌 万波麻季 |
山本浩司 小寺智子 細江祐子 山本剛史 笹野高史 木野花 田中暁子 今枝真紀 松江哲明 西平すみれ 丸山克樹(大丸川和彦) 前田博道 山下敦弘 神田新 リサ・ジャビエル 松村厚 吉田愛 スーさん 澤田俊輔 常磐奈穂子 柳田佑子 小川栄子 |
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| 「BUGS バグ」 | ★ この年最大の問題作。 映画にもなったエド・ウッドという監督のことはみなさんご存じでしょう。史上最低の映画を何本もつくった人です。この最低というのが、見た人を怒らせるようなものではなくて、みんなに愛されているというところがこの人の特徴というか、貴重な部分なのですが、この「バグ」という映画がまさに日本のエド・ウッド映画。いや、エド・ウッドのものよりはストーリーとか辻褄が合っているのですが、全体が異常です。 宣伝のスチールを見れば高橋かおりが巨大な虫に迫られていますし、何といってもこの映画は去年の東京国際ファンタスティック映画祭正式出品作品なのです。外側からはどう見てもホラー映画です。それなのに、私を含めた客(上映されたのは中野武蔵野ホールという映画マニアしか来ないようなところ。三割くらいは高橋ファンだったかもしれない)はみんな最低の映画だと思いながら、顔を見合わせてなぜかほのぼのした気持ちになりました(表情からの想像ね)。 劇場その他の条件を考えると元々ビデオ用の作品に思われますが、出演者は妙に豪華です。フィルムも16ミリでなくて35ミリだと思います。 とにかく何から何までチグハグなのです。 内容もさることながら、これが製作されたということ自体の不思議さにしばし陶然となるでしょう。 私の★は少なくても、見る価値のある映画です。 |
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| 監督 錦織良成 | 高橋かおり 木之元亮 石塚英彦 奥村公廷 小倉久寛 仲本工事 加賀まりこ 粟津號 |
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| 「白痴」 | ★★★★ 原作にはないらしいテレビ局のシーンが好きである。隣の白痴の奥さんとの関わりの部分が原作のお話らしいのだが、そこは要らないのではないかと思った程である。とどのつまりは、甲田益也子より橋本麗香の方が好きだということなのであろう。dip in the poolのCD持ってるのにな〜。 ちなみに私はお茶の子博士のファンでした。「星くず兄弟の伝説」もスクリーンで見てるよ! |
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| 監督 手塚眞 脚本 手塚眞 植岡喜晴 原作 坂口安吾 撮影 藤澤順一 セットデザイナー 花谷秀文 衣装デザイン 伊藤佐智子 |
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| <博奕打ち>シリーズ |
「博奕打ち 総長賭博」 「博奕打ち いのち札」 |
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| 「博徒外人部隊」 | ★★★ 舞台は沖縄。「外人」ってのは本土から来た鶴田らヤマトンチューのことを指すのかな? ウチナンチューの兄弟やくざを演じる若山と今井、特に次郎(ジルー)役・今井のウチナーグチが雰囲気をうまく出してぃるように思ったさー。 横浜の港の荷役を取り合っていた鶴田の組と安藤の組は、大手の大東会(内田組長)にそそのかされ、お互いの親分を殺し合ってしまう。安藤は行方不明、鶴田は10年の懲役。その間にお互いの組は解散、横浜は大東会に仕切られることになった。実は鶴田は大東会の思惑に気づいていながら親分をいさめられなかった。今や日本中どこへ行っても今回のような大手との政治的なやりとりで頭を押さえられてしまう。戦後のように力押しで暴れられる場所はないものか。鶴田はムショ仲間に聞いた、米軍であふれる沖縄に戦後まもなくの日本を見出した。元事務所で、散り散りになっていた子分たち(小池・室田・渡瀬・由利・曽根)と共に沖縄へ行く相談をしていると、撃たれて重傷の安藤が倒れ込んできた。彼は単身、内田を襲撃しそこねたのだった。後を追って大東会幹部の中丸らが来る。引き渡しを突っぱねた鶴田は安藤も沖縄へ連れていくことにした。お互いの親分を殺した彼らだが、共に相手の立場を理解し、男として認め合っていたのだ。後半「親分を殺されたダチのためにも引けねえ」とクールにタンカを切るところがグッと来る(若い頃に見たら「自分で殺しておいて何いうちょる」とか思ってたかもしれんが)。 |
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| 監督 深作欣二 脚本 神波史男 松田寛夫 深作欣二 撮影 仲沢半次郎 美術 北川弘 音楽 山下毅雄 |
鶴田浩二 安藤昇 中丸忠雄 小池朝雄 室田日出男 渡瀬恒彦 由利徹 曽根晴美 内田朝雄 若山富三郎 今井健二 工藤明子 山本麟一 高品格 |
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| 「白馬童子 南蛮寺の決斗 前篇・完結篇」 | ★ おう、「第二東映」ではないか。そのせいでもないのだろうが、まずパッと見に役者の格が違うね。まあ演技のこととかはあまり云わないことにしてるからそれはいいとして、脚本がなっちょらんですよ。ストーリーと構成、さらにセリフがメタメタ、って、要するに脚本の何から何までみんなダメですね。書いてる本人(たち)、絶対どういうお話かわかってないです。演出は平凡で特にケチをつけるほどのこともないが(もちろんカケラも面白くない)、「演出」でなくて「監督」なんだから、脚本のダメなとこはバシバシ手を入れてくださいな。まあセリフ噛んで言い直したのを平気で使う人だからなあ。 |
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監督 仲木睦 脚色 村松道平 高田宏治 原作 巖竜司 撮影 森常次 照明 前田光明 美術 前田清 音楽 吉田栄治 |
山城新伍 青柳竜太郎 山本順大 春海洋子 神木真寿雄 水木淳子 福本久一 五里兵太郎 南方英二 舟井弘 源八郎 智村清 藤川弘 佐々木松之丞 月形哲之介 木島修次郎 浪花五郎 伊吹幾太郎 香住佐久良夫 |
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| 「幕末残酷物語」 | ★★★ 同監督の「炎のごとく」のクライマックス直前の新撰組内部のゴタゴタをジックリ、まったく違う解釈で描く。新撰組の面々のキャラクターも両者はまったく異なるが、近藤勇だけは、表面的には陰と陽とに描き分けられていても監督のイメージは一貫しているかもしれない。 |
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| 監督 加藤泰 脚本 国弘威雄 撮影 鈴木重平 美術 富田治郎 殺陣 足立伶二郎 音楽 林光 |
大川橋蔵 河原崎長一郎 藤純子 中村竹弥 西村晃 大友柳太朗 木村功 内田良平 立川さゆり 千葉信男 博多淡海 |
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| 「幕末太陽傳」 | ★★★★ 製作再開三周年記念作品(日活さんです。渋いねえ。) どうも全部は見ていないみたいだけど、一部は見ていたように思われる。その頃と違うのは私がNHKラジオを聞いたりするようになったことである。玉置宏が席亭をつとめるラジオ名人寄席とかも聞いていて(落語の本も読んでるしなあ)趣味人パワーがアップした私が見たところ、これは「江戸落語全集 器用不敵人間」なのであった(無理なモジリは止めたまい)。細かくは全然いえないのだが、いろんな落語がまぶしてありますね。そこに高杉晋作一派の御殿山異人館爆破事件(池宮彰一郎の本で読んだ記憶あり)を紛れ込ませた。 電車も走る現代の品川をつつーっと入っていくと、(売春禁止法施行で揺れる)さがみホテルがある。その前身が東海道は品川宿の大遊郭・相模屋。あともう少しで明治維新という幕末。道端で馬上の異人を追う侍が落とした懐中時計を拾った佐平次(フランキー)は、金も持たずに相模屋に上がり、飲むは喰うはした後、居残りを決め込む。女を抱かないのは病の療養のためだ(この微妙に影を落とす設定が、私は好きじゃないのだけど)。彼、通称イノさんは勝手に仕事をし、手先も口先も器用でペテンも回るし身も軽いので、いつの間にか金子・山岡の主人夫婦にも重宝がられ、トップ女郎の1・2,南田や左にも頼られるようになる(「あっしは代々の江戸ッ子で」「でもその顔立ちは」の岡田ら、元々の丁稚からはちょっと煙たがられる)。 ここには別の居残り組もいて、これは長州の横浜屋敷から出ばって来ている反体制グループだった。冒頭、異人を追っていたのも彼らで、首領格が高杉晋作(石原)、彼が尊皇攘夷の資金にと提供したのが上海で買った懐中時計で、二谷がこれを落とした。この時計の件で知り合う高杉と佐平次。他に長州の有名人役(忘れた)にアキラ。佐平次が流行の都々逸を「三千世界の烏を殺し、ぬしと朝寝がしてみたい」と唸ると「よせやい」と高杉。実はこれは彼がつくったものだった。高杉らは御殿山の異人館を焼き払う作戦を進めていた。 相模屋は山岡の旦那の店で、金子はその番頭だったのだが、旦那が亡くなってから金子が店と山岡をもらい受けた。前の旦那の一粒種・梅野は仕事もせず、よその店で女買っちゃ借金取り同伴で家に帰ってくるような道楽者だ。彼と、金子に借金して道具を取り上げられた大工の売られそうになる娘は、前からちょっとはお互い気になってはいたらしいのだが、これを機会にかけおちの算段をする。 遊女の左は気位が高いせいで、南田に次ぐナンバーツーに甘んじていたのがシャクに触るので、いっそ死んじまおうかと思うが、一人じゃ寂しい。世話をする菅井と相談して、出入りの本屋の小沢を誘惑して心中とシャレこもうとする。しかし川に小沢を突き落とすも自分は飛び込めず、数日後、小沢の幽霊に遭遇する。 ロマンポルノの説明でときどき「マワす」という言葉が出てきましたが、その語源は遊郭にあるらしい。売れっ子女郎があちこちの部屋にチョコチョコ出入りすること。いや、その間のつなぎの女郎の話とかも関係あるんだったかな、これは映画に出てきたわけでなくて、落語(の枕)で聞いたのだがウロ覚えだ。とにかくそのようにチョコマカ回っている南田は、ついに父親(殿山)と息子の掛け持ちをしていた(馴染み客のほぼ全員と婚約の証文を交わしていた)のがバレて大ごとになる。 という、だいたい5つくらいのエピソードを並行して描く。フランキーの居残りとか、道具取られた大工とか、心中の生き残りとかが落語で聞いたことあるもの。父子どんぶり(?)もそうに違いないと思うが、これは聞いてません。驚くのはそのテンポのよさである。かーッ、江戸ッ子は気が短くていけねえや(いや、いいんです)。ところが、そこに、どういうわけか、フランキーの病気、というのが、影を落としてしまい(わざと読点を多めに振ってみた)、ひょっとするとそこを評価している人もいたりすると思われるのだが、私はただのアッケラカンとした映画でいいんじゃないかと思うのです。 |
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| 監督 川島雄三 脚本 田中啓一 川島雄三 今村昌平 撮影 高村倉太郎 美術 中村公彦 千葉一彦 音楽 黛敏郎 風俗考証 木村荘八 所作指導 沢村門之助 |
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| 「パコダテ人」 | ★★★★ 函館港イルミナシオン映画祭第4回シナリオ大賞準グランプリ受賞作の映画化。 ある日突然シッポが生えてしまった女の子が人気者になり、シッポ・ブームを生むが、やがてビョーキ扱いされ、後半は「シザー・ハンズ」と「E.T.」を足した感じ。テーマは家族愛。 ハコダテ人にシッポという余分なものが付いたので「パコダテ人」。 |
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| 監督 前田哲 脚本 今井雅子 撮影 浜田毅 衣装デザイン 小川久美子 音楽 山本姫子 主題歌・挿入歌 Whiteberry |
宮崎あおい 大泉洋 勝地涼 松田美由紀 徳井優 松田一沙 萩原聖人 粟田麗 野村恵里 前原星良 木下ほうか 馬渕英里何 大森南朋 田中要次 安田顕 捧敏夫 森中慎也 木村洋二 森崎博之 |
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| 「箱の中の女 処女いけにえ」 | ★★★★ We present Nikkatsu Roman X rated film ! 日活ロマンX。アダルト・ビデオに対抗して、今までのロマンポルノよりも内容も性描写も過激にと企画されたシリーズ。前貼りなしで、ひょっとして本当にやってるかもよ、というのが売り。そういうわけなので、ビデオ録りキネコ作品(でも最近のビデオ物より見やすい画質)で、ボカシやモザイク(2種類あるとこがまた意味深でしょ)をバンバン入れるというのは、もう私は気にくわないわけです。迷惑だなあ。 外が丸見えのバンを人混み(スタジオアルタ前)に止めて昼日中からカーセックスにふける寛と令子だが、もうそんな刺激にも飽きてきた(実は窓はマジックミラーなので本当はそれほど刺激がない)。雨やどりしていた女子大生の沙絵子(処女)を親切ヅラしてバンに連れ込み、地下の秘密基地に監禁、強姦してありとあらゆるプレイで楽しむのだった。沙絵子は普段は箱に閉じ込められ、首だけチョコンと出ている素敵な格好だ。 年度別映画リストでは「嫌い」色がついているのですが、とにかく私も鬼畜系ではないので、この映画が楽しいかといえば全然楽しくない(ラストあたりは楽しい)。ダニー・リー+ハーマン・ヤウ×アンソニー・ウォンの「人肉」シリーズ(本当はシリーズじゃないけど)よりもっと全然ヒドイ。いやー、でもこれはスゴかった。ラストあたりが楽しいっていうのは警察での取り調べ。ここもイヤな気分になる方も多いとは思いますが(そういう人はここまで見てないだろうけど)、ここは男が負けてるんですよ。別のとこでも書いたけど、男が負けてる映画ってなぜか好きですね。ここで犯人も警察も沙絵子に負けてしまい、おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」をかけつつ木築沙絵子のファッションショーもやって大団円、のはずが、ラストは絵に負けたというか、箱から首出した絵で終わらせたかっただけなんじゃないか、という感じでちょっと不自然にそういう方向に持っていってます。いや、確かに江戸川乱歩とか夢野久作みたいで幻想的な美しい絵です。でも蛇足。 「人肉」シリーズと同様、実話を元にしたというこの鬼畜映画、スゴイのはスゴイがまったく人にはお勧めしません! 外で耳にした女の子の感想「明日会社に行けな〜い」、意味がわからんがとにかくこの映画は危険すぎ! |
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| 監督 小沼勝 脚本 ガイラ(小水一男) 撮影 遠藤政史 音楽 山川繁 ロープハンター(緊縛指導) 髭 |
木築沙絵子 田村寛 蔡令子 草薙幸二郎 小原孝士 三上剛仙 トークショー 中田秀夫×木築沙絵子 |
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| 「走らなあかん、夜明けまで」 | ★★★ 東京のセールスマンが大阪で鞄を間違えられて商品見本のポテチをヤクザに取られてしまう。知り合った女の子の協力を得て取り戻そうと奔走するが、女の子が人質にとられてしまい……。 大塚寧々って、ミスキャストじゃないんですけど、とにかく出る映画出る映画、意外な役ですよね。 |
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| 監督 荻庭貞明 原作 大沢在昌 |
萩原聖人 大塚寧々 世良公則 大森嘉之 國村隼 岡田洪志 石倉英彦 本山力 |
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| 「走れ! イチロー」 | ★★★★ いや、これはサービス得点ですね。似たような構成の(グランド・ホテル形式ってヤツ?)「大失恋。」(同監督)に比べて随分うまくさばいてるなー、と感心したので。 2000年、震災後の復興が進む神戸を舞台に、イチローと呼ばれる3人にまつわる人間模様。キャストの頭3人がイチローなんですが、松田龍平は名前じゃなくて大学落ちて「一浪」。 建設大手の中村イチローは、忙しくて家に帰れねえ、と思っていたら現場で突然リストラ。ガックリしてうちに帰ると妻のゆう子がいない。娘の莉紗(中学生)からゆう子がグリーンスタジアム神戸で男と落ちあうメールを見せられ、娘と二人で出発。「お父さんと旅行するのって久しぶりね」。スタジアムでは妻の代わりに震災時のボランティアで出会った靴屋の加藤と再会、娘ほったらかして同じく震災で知り合ったバイク屋の陽子の店に連れて行かれる。莉紗は売り子のバイトをしていた松田と出会う。松田は実は陽子の客のバイカー。その頃ゆう子はスタジアムの上のレストランで高校時代のソフトボールのコーチ川口から、彼が監督する女子大のコーチ依頼を受けていた。イチローも出ている試合の解説に来ていた作家の石原イチロー、突然解説室に佳乃が乱入してくる。佳乃は昼間は立体方面のアーティストで夜はホステスのバイトをしていたのだが、おつきあいしている客・寺脇が作家の石原イチローを名のっていたのだ。 という感じでそれぞれのエピソードがぐちゃ混ぜに進んでいく。本物のイチローも出ます。といっても、オープニングのアメリカ出発時の新撮の他は、スポーツニュースかなんかのビデオ映像を編集して芝居にからんでいるフリをしてるんで、画質が違う。しかし、その前後の役者たちも同じ30コマビデオで撮るという工夫がしてあり、モー娘。走る!「ピンチランナー」とは志が違います。 テーマは「走れ」。いや「走り出せ」か。とにかく前へ向かって進もうぜ、行動しようぜという前向きな。原作はイチローでなくて広島の高橋慶彦らしいのだけども、とにかくそれを丸山昇一がイチローに置き換えて脚本化、「日本沈没」沈没以来虎視眈々と神戸物をねらっていた大森が震災関係を投入したって感じだと思いますが、キャッチャーを震災で亡くして以来マウンドに立てないソフト部のエース・あさみに莉紗が「いつまで引きずってんだ」と怒るところがクライマックス。ちょっと計算すると、いつのエースだよという気がしないでもない(キャッチャーは長いこと入院してたって話だったかも)。大森はもっと本格的に震災の話をしたかったに違いないが、このセリフからするととりあえずケリついた感じかな。 木村佳乃は「ISOLA」につづいての神戸応援キャンペーンで御苦労様です。松田龍平にはとりあえず髪を切ってもらいたい。山本太郎はずっと白塗り(大衆演劇の役者)でよくわからんぞ。 この映画の最大の問題点は、どう考えても客が入りそうもないことであろう。現場のスタッフ・キャストは結構満足してそうな気がするんだけど、企画自体間違ってます。これは本当はテレビでやるべき。 |
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| 監督 大森一樹 脚本 丸山昇一 大森一樹 原作 村上龍 「走れ! タカハシ」 撮影 柳島克己 音楽 山下康介 主題歌 河村隆一 |
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| 「波線のマリス」 | ★★★ 原作通りの流れで、おいおいこれで終わりかい、というストーリーですが、原作読んだときよりは違和感というかガックリ感ありません。役者さんが熱演してるからかな。 この監督は先日「催眠」の続編「千里眼」(内容は続き物じゃないみたいだけど)の監督を降ろされた(原作者と折り合いがつかなかったらしい)ので可哀想に思ってパンフも買い、★も4つにしてあげようかと思いましたが、パンフ見ると今年はもう1本撮ってるみたいなので、まあいいかと思って★は3つ。 中村敦夫はキャスター役なので「地球発22時」(その後って「20時」?)とか見てた人には懐かしいでしょう。 |
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| 監督 井坂聡 原作・脚本 野沢尚 撮影 佐野哲郎 音楽 多和田吏 |
黒木瞳 陣内孝則 山下徹大 筧利夫 篠田三郎 中尾彬 白井晃 辰巳琢郎 中原丈雄 堤寛大 中村敦夫 鳩山邦夫 秋本奈緒美 大場久美子 |
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| <日本映画−は 後編> | |||||||