日本映画−さ 後編

★は1個から5個の間でテキトーにつけてあります。
最新更新日:2004年02月24日
<日本映画−さ 前編>
タイトル コメント
スタッフ キャスト
「殺人狂時代」 ★★★★
精神病院の院長を隠れ蓑に、そこに入院する患者から選抜して暗殺者を育成し、暗殺者集団・人口調節委員会をつくった溝呂木博士(天本)は元ナチの科学者だった。彼の元を昔の同僚ブルーノが訪ねてくる。仕事を頼みたいが、まずテストをしたい。電話帳から無作為に選んだ3人、彼らを3日以内に始末することができるか。3人の暗殺者を飛ばす博士。軽く2人を始末する。
風采の上がらない犯罪学教授の仲代は謎の暗殺者に襲われるが、たまたま返り討ちにしてしまう。警察に自首。その場に居合わせた新聞記者の令子は警官とともに仲代の部屋までついてくる。と、あったはずの死体がない。警察には相手にされないが、令子が話を聞いてくれる。と、仲代のオンボロ2CVが盗まれる。盗んだのはカーのことなら何でもござれの大友ビル(砂塚)。だが、人より遅い車のことゆえ仲代らに捕まってしまう。仲代は裏社会に通じているらしい大友を、暗殺者の残した名刺にあった「人口調節委員会」の捜索に付き合わせることにした。
そんな仲代を次から次へと刺客が襲う。溝呂木博士としては、刺客を撃退してしまう仲代に興味もあったが、テストは失敗ということで終わっていいはずのブルーノが仲代の暗殺にこだわることも気になる。ブルーノに自白剤を打つと意外な事実が判明した。
監督 岡本喜八
脚本 小川英
    山崎忠昭
    岡本喜八
原作 都筑道夫
撮影 西垣六郎
照明 西川鶴三
美術 阿久根厳
音楽 佐藤勝
仲代達矢
団令子
砂塚秀夫
天本英世
滝恵一
富永美沙子
久野征四郎
小川安三
江原達怡
川口敦子
大前亘
伊吹新
長谷川弘
二瓶正也
大木正司
樋浦勉
 ブルーノ・ルスケ
 沢村いき雄
 丘明美
 深井聡子
 草川直也
 宇野晃司
 森今日子
 中山豊
 浦山珠美
 山本廉
 出雲八重子
 土屋詩朗
 南弘子
 阿知波信介
 西條康彦
<殺人拳>シリーズ 「殺人拳・2」
「逆襲! 殺人拳」
「サディスティック&マゾヒスティック」 ★★
(ドキュメンタリー)
日活ロマンポルノを最初から最後まで支え続けてきた小沼勝監督。青年・中田秀夫は日活入社後、フォース助監督(もっとも下っ端でカチンコと雑用担当)として小沼の「箱の中の女 処女いけにえ」の現場につく。普段おとなしい小沼だが、現場では鬼と化す。中田青年は撮影中に3回も殺意を抱く。そして15年後、とりあえず名前だけはいっぱしになった中田監督は、自分に殺意を抱かせた男、小沼勝をカメラで追い始めた。
テーマ、というと大袈裟だが、中田は何を撮りたいのかまるでわかっていない。本人へのインタビュー、スタッフ・キャストへのインタビュー(作品をビデオで見ながらとかもあり)、監督と女優の再会など、まったく行き当たりバッタリにただ撮るだけである。証言の裏取りとかもしない(小沼のみ複数回インタビューしているが、他の人には一回会っただけ)。小沼の作品の挿入も、インタビューの内容にそこそこ合ったものを冗漫に見せるのみ。中田自身の俺はこう見た、こう思うという主張も一切ない(これはひとつの方法だけど)。作品論にもなっていないし(荒井晴彦がちょこっとかすっている「結局、絵の人なんだよね」)、演出論にもなっていない(黒沢が監督になってから「役者に小沼さんと同じセリフをいっちゃうことがあるんだよね」というとことかもっと突っ込めよ)。思い出話ですらない。
トークショーなどで中田は「箱の中の女」の現場について、それだけで1本の映画が撮れるほど大変だったのだ、という。なら、それを撮れ。とりあえず自分の知っている、自分から見た小沼勝をすべて出し尽くし、他の人の話はそのあとでいいではないか。
後半、小沼は「NAGISA なぎさ」を撮り始める。こういうイベントがあるんだから、最初からこれに密着した方がよかったのではないか(日活作品じゃないから難しいのかも)。
もう中田は余計なことしないで、人が書いてくれた脚本で劇映画でも撮っとれ(なんか去年つぶれた企画があったみたいでヒマだったのかも)。
監督 中田秀夫
撮影 井上恵一郎
音楽 川井憲次
小沼勝 (監督)
中田秀夫 (助監督)
木築沙絵子 (女優)
半沢浩 (プロデューサー)
森勝 (撮影)
小原宏裕 (監督仲間)
片桐夕子 (女優・元妻)
結城良熙 (プロデューサー)
橋本文雄 (録音)
井上治 (編集)
菊川芳江 (美術)
荒井晴彦 (脚本)
谷ナオミ (女優)
坂本長利 (男優)
黒沢直輔 (助監督)
風祭ゆき (女優)
小川亜佐美 (女優)
村上修 (助監督・脚本)
芳田秀明 (助監督)
<座頭市>シリーズ 「座頭市物語」
「座頭市血笑旅」
「座頭市地獄旅」
「座頭市 あばれ火まつり」
「座頭市 破れ!唐人剣」
「座頭市御用旅」
「新座頭市物語 折れた杖」
「新座頭市物語 笠間の血祭り」
「座頭市」 2003年
「里見八犬伝」 1983年 ★★
個人個人がどうこういうのではないのだが、真田広之・薬師丸ひろ子・千葉真一に鎌田敏夫と角川春樹で時代劇(特撮あり)と来れば(岡田奈々と成田三樹夫もか!)、まあ、ダメな映画と思ってもらって差し支えない。食い合わせが悪いのでしょうなあ。その上「時代劇にロック」だから。
演出はかなり舞台風で、衣裳や構成(仲間が集まって、その中に敵の血筋の人がいたり、ラストは城に突っ込むとか)や、とにかく劇団☆新感線の真面目バージョンにそっくりなので(夏木マリなんか高田聖子にしか見えんよ)、あれが好きな人にはいいであろう。新感線も堤真一より、思い切って堤の先輩の真田を呼んだらどうか。これ大ヒット間違いなしなんだが。
「仁義礼智忠信孝悌」については、滝沢馬琴的にはこうなるのですが、たしか千葉ちゃんと寺田が差し出した2つのリアベの実玉で「忠義」と読めたので割り当ては変わっていると思う。大葉の「信」は絶対合ってる。公開当時もそうだけど、今回も大葉中心に見ましたので(八犬士の中で最初に登場するも、参加は最後で、死ぬのは最初。常に赤い兜をかぶっており顔は見えにくい。八犬士に参加する前は頬当てを付けてるので尚更だ。もちろん鎧も着けてるので動きにも見るべきところなし)。
志穂美と萩原が対決する部屋の壁にクリムトの「接吻」(のパクリ)が描いてあって、後の「忠臣蔵外伝 四谷怪談」の特報がこの絵だけで構成されていたことなどを思い浮かべ、映画と人(深作)の歴史というものに思いを馳せた私であった。志穂美のアクションはかなりいいです。真田もアクションシーンは好きだけど。
製作 角川春樹
監督 深作欣二
脚本 鎌田敏夫
    深作欣二
原作 鎌田敏夫
    「新・里見八犬伝」
撮影 仙元誠三
美術 今村力
    高橋章
照明 渡辺三雄
編集 市田勇
特技監督
    矢島信男
合成演出
    佐川和夫
スペシャル・メーク
    仁瓶まゆみ
    四塚正宏
特殊衣裳デザイン
    合田瀧秀
擬斗 菅原俊夫
アクション・セッティング
    JACコマンド
音楽プロデューサー
    高桑忠男
    石川光
音楽 NOBODY
    佐久間正英
    難波弘之
主題歌
    ジョン・オバニオン
薬師丸ひろ子

 真田広之
 福原拓也
 寺田農
 志穂美悦子
 千葉真一
 大葉健二
 京本政樹
 苅谷俊介
 夏木マリ
 目黒祐樹
 汐路章
 萩原流行
 ヨネヤマ・ママコ
 浜田晃
 曽根晴美

 岡田奈々

(声) 松坂慶子

殿山泰司
成田三樹夫
高柳良一
鈴木瑞穂
賀田裕子
唐沢民賢
北城真記子
成瀬正
遠藤太津朗
「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS ★★★
この長い副題は、「トリビュート」という、企業・商品種別を飛び越えたブランドに参加しているためのようだ。うるせえよって感じだ。
サトラレ。それは乖離性意志伝播過剰障害を持つ人々。頭の中で思っていることが勝手に外へ漏れてしまう。大体半径10メートルほどの人に考えが聞こえてしまう。昔、豊田有恒の小説で読んだ逆テレパシーってヤツですな。このサトラレは異常に頭が良く、その発明その他で国家にもたらされる利益は莫大なものである。彼らは国家財産なのだ。最初に発見・認定されたサトラレは、自分がサトラレであると知ることで精神に恐慌を来たし自殺してしまった。そのような悲劇を避けるため、サトラレが自分がサトラレだということを知ることのないよう、国を挙げて保護政策に取り組んでいた。サトラレはそこそこ小さな規模の町に配置される。税金・設備等、町にはあらゆる優遇措置。その代わり住民は徹底してサトラレが普通の生活を送れるように配慮する。とにかく何も聞こえないフリをする。また24時間体制でSPが保護している。日本で7人目のサトラレ・安藤。彼は祖母・八千草と二人暮らし。外科医の卵である。すでに学生時代に水虫の特効薬を開発した彼は薬学方面に将来を嘱望されていたが、なるべく本人の意志を尊重するというサトラレ保護法にしたがい、外科医になることができた。が、師匠の寺尾も大弱り。手術はもちろん、難しい症状の患者は任せられない。なにしろ全て筒抜けになってしまうのだ。なんとか外科医をあきらめさせるべく、防衛医大の精神科医・鈴木が派遣される。安藤はインターンでやってきた内山に淡い恋心を抱いていた。だが、内山にしてみれば、恋人になったとして、昨日セックスしたとかしないとか、どういう体位だったとか、よかったとか悪かったとか全部周りに知られるような事態は避けねばならぬ(私がエロモードなのでなくて、ホントにこういうセリフなの)。だが、内気な安藤は直接の意思表示をしてこないため(いや、全部外に漏れてるんですけど)内山もこちらからフルわけにいかない。政府としても内山がブチ切れると困るし、安藤を失恋させる作戦を決行することにした。
というようなコメディタッチの前半はとてもいい。ところが中盤、実は生きていた最初のサトラレ、無人島で一人悩む男・松重が出てからは、なんかすごくダサい映画に成り下がってしまう。あー、鈴木が演説しそうだ。「サトラレも人間です」あらあら、やっぱり。このあと安藤は「最初で最後の手術」を行うことになり、ちょっと「ガメラ2」とか「ウルトラマンティガ」(テレビ版最終回)みたい(古くは「ゴジラ」第一作目)でいいかも、と思ったら、これはもう泣かせどころとばかり、押す押す。やり過ぎ。くどい。やっと終わったと思ったら、鈴木と屋上でまた泣かせようと押す。くどいっていってんだろ! さっきのとこで充分くどかったのにまだやるのか。ダメ押しのつもりかも知れないけど、我々がダメ出ししちゃうよ。
これ予告が2種類あって、最初の頃はコメディだったのが、公開近くなって泣かせるSFみたいなバージョンに変わったのね。もう、まんま映画の構成通りだったのでした。
監督 本広克行
脚本 戸田山雅司
原作 佐藤マコト
撮影 藤石修
音楽 渡辺俊幸
主題歌
    藤原ヒロシ +
    大沢伸一
    feat. クリスタル・ケイ
安藤政信
鈴木京香
八千草薫
寺尾聰
内山理名
小野武彦
小木茂光
松重豊
深浦加奈子
高松英郎
田中要次
半海一晃
川端竜太
鈴木一功
武野功雄
平賀雅臣
 田中龍
 甲本雅裕
 高杉亘
 黒部進
 藤木悠
 村松克己
 石井愃一
 重松収
 渡辺康子
 円城寺あや
 大島蓉子
 須永慶
 飯田基祐
 山下真広
 村井克行
 山中聡
「真田風雲録」 ★★★★
監督 加藤泰
脚本 福田善之
    小野竜之助
    神波史男
原作 福田善之
撮影 古谷伸
美術 井川徳道
音楽 林光
擬闘 足立伶二郎
中村錦之助
渡辺美佐子
千秋実
ジェリー藤尾
大前鈞
常田富士男
ミッキー・カーチス
本間千代子
佐藤慶
河原崎長一郎
水木襄
大村文武
原田甲子郎
花柳小菊
「さびしんぼう」 <尾道三部作>
「SABU」 ★★★
名古屋テレビ開局40周年記念作品
先にテレビで放送したものの完全版。
監督 三池崇史
脚本 竹山洋
原作 「さぶ」
    山本周五郎
撮影 山本英夫
照明 小野晃
美術 松宮敏之
音楽 遠藤浩二
藤原竜也
妻夫木聡
吹石一恵
田畑智子
沢田研二
六平直政
山田辰夫
堀部圭亮
有薗芳記
大杉漣
石丸謙二郎
螢雪次朗
田中要次
八木沙織
「サマーヌード」
Summer Nude
★★★
監督 飯塚健
脚本 飯塚健
    青野裕介
撮影監督
    長田勇市
撮影 永森芳伸
プロデューサー・編集
    掛須秀一
アート・ディレクター
    田中克幸
スタイリスト
    はやしだ恵
音楽 上田禎
楽曲提供
    ザ・ハイロウズ
    ザ・ブルーハーツ
野波麻帆
古屋暢一
今井雅之
あさりど
 堀口文宏
 川本成
前田綾花
真帆
九納知佳
きたろう
香坂みゆき
山田辰夫
具志堅用高
井上佳子
田中恵理
武田航平
 大橋祐太朗
 花塚いづみ
 矢野泰子
 車だん吉
 ルー大柴
 44北川
 小谷公一郎
 上泉和三
 上条賢太
 山下葉子
 まつもとみわ
 X―GUN
  西尾季隆
  嵯峨根正裕

 (ナレーション)
  小林清志
「鮫肌男と桃尻女」 ★★★★
組の金を持ち逃げした実力派のチンピラ、セクハラ叔父から逃げ出した娘、二人は手に手を取って、組からの追っ手や叔父の雇った恐ろしい殺し屋から逃げる。
原作を読んだとき、今回はセンスだけで漫画かいてるなあと思った(私「バタ金」からずっとファンです)ものだが、映画もセンスよくなりました。

これは確かパンフのキャスト表をただ写したんだと思うんですけど、BOBAって田中要次の別名じゃないかなあ。
監督・脚本
    石井克人
原作 望月峯太郎
撮影 町田博
美術 丸尾友行
衣装デザイン(鮫肌)
    菊池武夫
衣装 宇都宮いく子
音楽 Dr.StrangeLove
浅野忠信
小日向しえ
寺島進
岸部一徳
鶴見辰吾
真行寺君枝
島田洋八
我修院達也
(若人あきら)
高杉亘
関根大学
田中要次
清川均
堀部圭亮
津田寛治
森下能幸
山田信五郎
山野久治
BOBA
飯塚俊太郎
 木下友花
 工藤小夏
 今井吉清
 安部聡子
 加藤佳代
 よこやまよしひろ
 大星沙耶花
 津坂太郎
 津村純生
 山岡一
 林敏朗
 井滝孝志
 越野享子
 岩崎光恵
 高橋ひと美
 玉木雄二
 中井啓司
 萩尾和万
 大岡正男
「さよなら、クロ」 ★★★★
監督 松岡錠司
脚本 松岡錠司
    平松恵美子
    石川勝己
原作 藤岡改造
    『職員会議に出た犬・クロ』
撮影 笠松則通
美術 小川富美夫
ドッグ・トレーナー
    山本一
音楽プロデュース
    岩代太郎
音楽 Unknown Soup & Spice
主題歌
    「青春の影」
    財津和夫

文部科学省選定 少年・青年・家庭
長野県教育委員会推薦
松本市教育委員会推薦
推薦
(財)日本動物愛護協会
(社)日本動物福祉協会
(社)日本愛玩動物協会
(社)日本動物保護管理協会
(社)日本獣医師会
(社)ジャパンケネルクラブ
(社)日本動物病院福祉協会
(60年代)
妻夫木聡
伊藤歩
新井浩文
佐藤隆太
近藤公園
三輪明日美
三浦哲郁
 (70年代)
 金井勇太
 内野謙太
 松田祥一
 香川佑太朗
 真柄佳奈子
 中山智香子
 竹沢正希
 橋本知之
(大人とか)
井川比佐志
田辺誠一
塩見三省
余貴美子
緋田康人
山谷初男
綾田俊樹
渡辺美佐子
柄本明
根岸季衣
りりィ
高松いく

 山村美智
 でんでん
 平井賢治
 小沢象
 角替和枝
 秋定里穂
 飯田れな

 (クロ<犬>)
 山本クロ
 丹羽クッキー
 川口はな
 山本シュン
「さらば夏の光よ」 ★★★★
なんとも怖ろしいことに、幼少のみぎりに原作を読んでいるのである。その後にテレビでこれを見た私は、野呂くん(川口)があまりブ男でないのにガックリした記憶があるのだが、というか話が全然違くねえ? とか思ったのだが、そもそも小学生が読むようなものではないし、うーん、映画化を機に親が図書館で借りてきたのを違いの分かる男ダバダー狐狸庵先生が気になっていた私が勝手に読んだとかかねえ。
監督 山根成之
脚本 ジェームス・三木
原作 遠藤周作
撮影 坂本典隆
美術 森田郷平
音楽 大野雄二
郷ひろみ
秋吉久美子
川口厚
一氏ゆかり
仲谷昇
林ゆたか
加藤和夫
佐藤美恵子
進千賀子
愛みどり
木村元
岡崎徹
大貫一孝
島田茂
浅見小四郎
加島潤
小田草之助
「サラリーマン金太郎」 ★★★★
子持ちのサラリーマンの金太郎くんが仙台支社に赴任になって、でも新幹線で東京から通い(意味ありません)売られた喧嘩を買う話。
勢いがあっていいよな。でもこれは点数甘いね。
監督 三池崇史
脚本 中園健司
    原田菜緒子
原作 本宮ひろ志
撮影 山本英夫
高橋克典
山崎努
津川雅彦
羽田美智子
野際陽子
山城新伍
北見敏之
秋野太作
斎藤陽子
水野美紀
 榎本加奈子
 保坂尚輝
 恵俊彰
 勝村政信
 田口浩正
 田口トモロヲ
 上田耕一
 なべおさみ
 森山周一郎
「ざわざわ下北沢」 ★★★★
下北沢駅にべったり張り付いたカフェ(=飲み屋)を軸に、町の人々の日常?を描く。
このあと、ちょっとさわりだけでも書こうと思ったが、わー面倒くさい。はじまりはいつもの市川準以上に雑然としていてまとまりがない。いきなり「病院で死ぬということ」のクライマックスの町の情景描写から入る感じ。りりィがママのカフェでバイトする智子とその彼氏の小澤の話、智子の友達の未歩子のサクセスストーリー?、店の常連でザ・スズナリで芝居する原田や智子のおばさん?フジ子さんの日常、あたりがメインでダラダラとつづられる。
市川準なのでこれでいいんです。でも「大阪物語」の後半のミヤコ蝶々とかのほとんどインタビューみたいな演出をフジ子さんでもやっていてちょっと不安。変に映像作家みたいにならないで劇映画監督のままでいてもらいたい。フジ子さんのことはこのときは知らず、パンフで経歴を読んで有名なピアニストだということを知った(そうだろうと思ってたけどよ)わけですが、いま保険のおばちゃんの持ってきたテレビ雑誌を見るとコンサートがWOWOWで放送されるなあ。「聴覚を失う」? 気がつかなかったなあ。
ラストは「マグノリア」みたいな感じ。
衣裳の宮本さんとかが芝居小屋ザ・スズナリのお隣に映画館をつくり、ついでにつくった映画がこれ。どういう経緯か、ちょい役に名のある人が多数出演しているのが目玉。詳しくは出演者一覧をどうぞ。
私の見たときは「ざわざわ下北沢 の、できるまで。」というメイキングビデオの上映もありました。構成・演出・撮影はオースミ ユーカ(大隅友歌)。これのインタビューがパンフに載っているコメントとかの元になっていて、一石二鳥の感じ。
監督・原案
    市川準
脚本 佐藤信介
撮影 蔦井孝洋
衣裳 宮本まさ江
音楽 清水一登&
    れいち(AREPOS)
原田芳雄
北川智子
小澤征悦
りりィ
唯野未歩子
イングリット・フジ子・ヘミング
渡辺謙
柄本明
岸部一徳
鈴木京香

出演者一覧
「残侠」 ★★
最初はよさげだったのだが、地味なまま後半に突入。ずっと地味。
監督 関本郁夫
高嶋政宏
加藤雅也
天海祐希
高橋かおり
松方弘樹
ビートたけし
本田博太郎
そのまんま東
中井貴一
 水野真紀
 古谷一行
 火野正平
 中条きよし
 志賀勝
 古田新太
 中野英雄
 薬師寺保栄
「残酷・異常・虐待物語 元禄女系図」 ★★★
これオープニングがすごい。カッコイイ。残酷でも虐待でも物語でも元禄でも女系図でもなんでもないが、異常ではある。
元禄時代の町医者・吉田輝雄が関わった三つの物語。おそらく編集段階でエピソードの順番を入れ替えている。1・3・2だったのではないか。というのは、吉田の髪型が、1・3はチョンマゲなのに2は由比正雪みたいなロン毛で、いかにも医者として出世したみたいだからである。物語も1と3は続き物みたいである。
第一話。色男に騙されて遊郭(カルーセル太夫とかがいる。ヌードあり)に売られたますみ。その色男が妹と乳くりあっていると聞いて脱走、捕まって折檻。妊娠していた彼女は瀕死。彼女が担ぎ込まれたのは吉田の療養所。吉田、壁に貼ったオランダ医学書の腹の中の胎児の図を見ながら「胎児を取り出したほうがいいかな、いや、取り出してみたいものだ」と考える。このときは考えただけ。
第二話。コビトだの浮浪者だのを雇って自分を襲わせ悦楽を得る商家のお嬢様・三津子。彼女を愛する番頭は吉田に相談。蘭学書によれば、欧州にはそのような女性(私の気分としては「にょしょう」と読んでいただきたい)も多いと聞くが、はて自分の目で確かめてみたいのう。というわけで、催眠療法で彼女の過去のトラウマ(ヤケドの男に監禁されて陵辱の限りを尽くされる)を聞いてみたりするものの、特に治療はせず、彼女の後をストーキングしたりする。治療しないものだから彼女の病はなおらず、今度は黒人を呼べと言い出す。「お前のように美しい顔の男ではわたしは燃えない」といわれ、思いあまった番頭はみずからの顔に灼け火箸を……。
第三話。変態大名の小池、新たなM女・尾花を手に入れてホクホクしている。冷たくされた奥さん・賀川は犬で自分をなぐさめるが、みつかって折檻、金粉まみれで息ができん。金粉はいいな。一気に飛ばして、尾花は妊娠するが、実は彼女は小池の妹だった。畜生腹の子供はどんな顔をしているのか。小池は吉田に腹の胎児を取り出させる。私の医術を尽くして、といいながら、母体にはまったく気を使わない吉田は、ズバーッと尾花の腹をかっさばくのであった。
もちろん陰惨ながら、非常にノーテンキな感じがしてなかなかよかった。吉田のマジメ顔もおかしい。
監督 石井輝男
脚本 石井輝男
    掛札昌裕
撮影 吉田貞次
音楽 八木正生
緊縛指導
    辻村隆
吉田輝雄

<第一話>
橘ますみ
山本豊三
木山佳
カルーセル麻紀
南風夕子
沢淑子
三笠れい子
丘そのみ
蓑和田良太
山本昌平
林彰太郎
小島慶四郎
唐沢民賢
五十嵐義弘
村田博
上田吉二郎

<第二話>
葵三津子
石浜朗
若狭伸
ジム・M・ヒューズ
沢彰謙
滝譲二
大蛇川
牧淳子
人間ポンプ
玉子家辰円

<第三話>
小池朝雄
賀川雪絵
尾花ミキ
阿井美千子
田中美智
中村錦司
矢奈木邦二郎
高木恵子
山下義朗

<オープニング暗黒舞踏>
土方巽
「39 刑法第三十九条」 ★★★★
オープニングの絵(特に色)と音にやられた。杉浦直樹の演技はやり過ぎ(森田の言いなり)。
監督 森田芳光
脚本 大森寿美男
企画・原案
    鈴木光
    大森寿美男
原作 永井泰宇
    (ノベライズ?)
撮影 高瀬比呂志
音楽 佐橋俊彦
鈴木京香
堤真一
杉浦直樹
江守徹
樹木希林
岸部一徳
吉田日出子
山本未来
勝村政信
國村隼
笹野高史
竹田高利
入江雅人
春木みさよ
 菅原大吉
 大地泰仁
 南イサム
 浅井美歌
 吉谷彩子
 川村一代
 吉田勇己
 佐藤恒治
 小林トシ江
 磯部弘
 土屋久美子
 田村忠雄
 井上博
 ラッキィ池田
「サンデイ ドライブ」 ★★★★
人を殺してしまったお気に入りの店員を連れたビデオ屋店長の逃避行(ちょっと違う)。
監督・脚本
    斎藤久志
製作 塚本晋也
撮影 石井勲
塚本晋也
唯野未歩子
中山舞衣
丹治匠
小野麻希子
田中要次
唯野友歩
鈴木卓爾
「三匹の牝蜂」 ★★★★
歴史的には東映京都のコレがあって、東映東京の「ずべ公番長」シリーズがあり、それからやっと再び京都の「女番長(スケバン)」シリーズの登場となるわけです(勉強してるよ!)。ここで高卒くらいの感じでハクくズベってる夏純子はこの後日活に入って中学生役(ムチャ)
普段、アンチ和田アキ子の活動家をしている私(活動内容=「アッコにおまかせ」を見ない)ですが、「70年・ズベ」にはなくてはならないモノだったのだなあと認識を新たにいたしました。
監督 鳥居元宏
脚本 中島貞夫
    掛札昌裕
撮影 増田敏雄
美術 雨森義允
音楽 八木正生
主題歌
    「女王蜂のフーガ」
    和田アキ子
大原麗子
夏純子
市地洋子
渡瀬恒彦
小池朝雄
工藤堅太郎
金子信雄
三島ゆり子
林真一郎
片山由美子
早乙女ゆう
田子浪親方
左卜全
藤村有弘
楠トシエ
曾我町子
鈴木やすし
林家こん平
和田アキ子
ピーター
小山陽子
 上岡紀美子
 紙谷外美
 阿井美千子
 波多野博
 榊浩子
 星野美恵子
 岡美宴子
 浅松三紀子
 正桐衣麻
 大城泰
 大矢正利
 友金敏雄
 山下義明
 金森あさの
 唐沢民賢
 松本泰郎
 森谷謙
 丸平峰子
 牧純子
 松田利夫
 宮城幸生
<日本映画−し 前編>