| 2003年に見た舞台 | 最新更新日:2003年12月07日 |
| タイトル | コメント | ||
| 劇団(主催) | 会場 | スタッフ | キャスト |
| 「オス!」 | ★★★★ | ||
| TEAM 発砲・B・ZIN | 本多劇場 | ||
| 「人間風車」 | ★★★★ | ||
| パルコ・リコモーション | PARCO劇場 | ||
| 「ニンゲン御破算」 | ★★★★ | ||
| 大人計画/Bunkamura | シアターコクーン | ||
| 「1989」 | ★★★★ ケラがナイロン100℃で公演した「1979」を、それを見て芝居を始めたというブルースカイが自分の世代に合わせて改作。「1979」はビデオで見たけど忘れました。というか、女の子がタイムスリップしてバンドやるみたいな骨子以外は全然違うのではないかと。出演を予定していたみのすけ急病のため、演出の村上が代役。今後の勉強のためもあって所属の劇団も書いてみた(フリーって人いないんだなあと珍しかった)。小林高鹿は元ナイロンの人で久しぶりに見た。というか、ケラと喧嘩したってわけでもなかったのね。 メインの歌はプリプリ「ダイアモンドだっね〜」で、バンドはGRAY。「1979」では東京サンシャインボーイズの面々がYMOをやっていたのだけ覚えている。私はといえば当然1979の世代で、89年がどういう年かもわからなかったのだが、これは「平成元年」なのでした。劇中にユーミン「どおしてどおして僕たちは出会ってしまあたのだろ」がかかったので、芝居を見始めた頃だというのを認識、乙井順が夢の遊眠社の竹下明子に見えてくるのだった(髪型が「野獣降臨」のブリアン少年と同じだったし)。 |
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| ヴィレッヂ・プロデュース | 青山円形劇場 | ||
| 原作 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 脚本 ブルースカイ 演出 村上大樹 美術 秋山光洋 衣裳 木村猛志 松本夏記 照明 斎藤真一郎 映像 上田大樹 振付 長田奈麻 音楽 Tremolo '55 |
野村佑香 (アイドル女優) 本谷有希子 (劇団、本谷有希子) 吉本菜穂子 (チャリT企画) 小林顕作 (宇宙(レ)コード) 政岡泰志 (動物電気) 市川訓睦 (拙者ムニエル) 小林高鹿 (ペンギンプルペイルパイルズ) 加藤啓 (拙者ムニエル)乙井順 (演劇弁当猫ニャー) 長田奈麻 (ナイロン100℃) 池谷のぶえ (演劇弁当猫ニャー) 村上大樹 (拙者ムニエル) 成田さほ子 (拙者ムニエル) (演奏) Tremolo '55 |
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| 「青ひげ公の城」 | ★★ | ||
| 日本劇団協議会 (流山児★事務所) |
東京芸術劇場 中ホール | ||
| 「SLAPSTICKS」 | ★★★★ | ||
| パルコ・キューブ | PARCO劇場 | ||
| 「BIGGER BIZ 〜絶体絶命!結城死す?〜」 | ★★★ | ||
| AGAPE store | 紀伊國屋ホール | ||
| 忍風戦隊ハリケンジャー 「素顔の戦士!後楽園ゆうえんち最後の戦い!!」 |
★★★ | ||
| (C)テレビ朝日・東映 | 後楽園ゆうえんちスカイシアター | ||
| 「奇跡の人」 | ★★★ 入力装置の壊れたコンピュータのサイバースペースに、新人ハッカーが没入(ジャック・イン)して、格闘しながらコミュニケーションを取るサイバーパンクSFアクション。ではなくて、ヘレン・ケラーの話ですね。「三重苦」と書こうとしたら今の時代ちょっと抵抗ある言葉になってるな(器質的には二重苦だし)。みなさんはどうですか? いや、それはともかく作者の名前を見てちょっと驚いた私でした(ていうか別人だし)。でも内容も本当は認識論みたいな小難しい話で、SFが好むような題材ではある。 過去に、安孫子里香・荻野目慶子・中嶋朋子・寺島しのぶ・菅野美穂と、いかにも芝居巧者な若手女優が登竜門的に演じてきたヘレン・ケラーに今回は鈴木杏がチャレンジ(サリヴァン先生はずっと大竹続投)。ずっと気にはしていて、菅野のはノンキ気味に買おうとして買えなかったような記憶がある。鈴木は初舞台。 子供が結構見に来ていたが、子供に見せてもどうなるものでもあるまいと思う。実際に見てもその気持ちは変わらない。見せるなとはいわないが、子供に見せるのはムダ。まあ私が見てもどうなるものでもないのは一緒だが。 南北戦争が終わってしばらく経ったアメリカ南部。新聞社社長アーサー・ケラー(辻)が後妻ケイト(キムラ)との間にもうけた赤ん坊のヘレン(鈴木杏)は原因不明の鬱血で命からがら助かるも目が見えず耳が聞こえなくなっていた。そんな彼女には何の教育もできず、周囲は彼女のご機嫌を取るばかりで過ごし、ヘレンは7歳になった。ヘレンの腹違いの兄ジェイムズ(長塚)はそんなことでいいのだろうかと秘かに思っていたが、南部男の家長として権勢を振るう父には何もいえなかったし、継母には遠慮があった。ここら辺の設定(ちゅうか事実なのだろうが)は、取り分け父親のキャラクターを描く上で必要なのだが、正直いって私はサリヴァン先生とヘレンの関係だけでいいので、周りの人についてはテキトーで構わないです。申し訳ないがそっち関係で泣こうとは思わないので(これ泣くための芝居でしょ)。 近隣の医者には全て診せ、ケイトは渋る夫を尻目に評判の北側のヤンキーの目医者に診せるが、その医者は結局目は治せず、とりあえず教育係を斡旋してくれた。盲学校の生徒で、手術で視力を取り戻したアニー・サリヴァン(大竹)、自称20歳だ。いや笑うとこでなくて。とにかく小娘である。彼女は弟と死に別れており、とか、盲学校の出発を情感たっぷりに描いたり、っていう辺りも私には不要に思えるのだった。 みんな知ってる話だから粗筋はもういいか。私が気になったのは、ヘレンが最初から人形(布製縫いぐるみ)を人間を模した物とわかっているみたいなのは何故か(顔なしの人形にボタンで目を付けろと要求する)ってことだが、これは長くなるからやめよう。大竹はかなりいろんな引き出しを開けていて見ていて楽しいが、サリヴァン先生になりきっているかというとそういうわけでもないのが気になった。鈴木は、ほら俺は演技なんてわからないから、まあ誰でもいいと思うがなあ。最初に暴れてるのを見た時は御多分に漏れず「ガラスの仮面」を見ているのかと思った。サリヴァン先生は盲人用の指文字で、物の名前、という以前に物には名前があることをヘレンに教えようとするが、これ全部英語である。はっきりいって英語である必要はまったくない(強いていえばリズムの問題くらい)。おそらく子供の観客は前から来ているのであろうから、そろそろすべて日本語でやるべきだろう。今まで先生が指文字で表していたのは物の名前である(以前に物が物として存在する)ことに気づくのはご存知のようにポンプの水で、その際に「ウォーウォー」と叫ぶが、これは病気になる以前の彼女の「水」の呼び名であって、別に「ぶーぶ」とかでまったく構わない。「ウォー」だとただの叫び声と区別がつかないので、むしろ違う音の方が望ましい。そのせいもあって実際に感動的なのはここではなく、次の「地面」がわかるところになってしまっている(ワザと断言)。今サラッと書いたように、実は「わかった」のではなく「思い出した」のだってところが、彼女が「ウォーウォー」いっていたのを聞いたことのあるケイト的には嬉しいかもしれないが、教育ストーリーとしてはどうなのよと思った。 ちなみに泣きましたよ(フォローはしとかないと)。 |
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| ホリプロ | シアターコクーン | ||
| 原作 ウィリアム・ギブソン 翻訳 額田やえ子 演出 鈴木裕美 装置 堀尾幸男 照明 小川幾雄 衣裳 八重田喜美子 殺陣指導 川原正嗣 ドッグトレーナー 前田勇太郎 音楽 横川理彦 |
大竹しのぶ 鈴木杏 キムラ緑子 辻萬長 長塚圭史 松金よね子 吉田鋼太郎 歌川椎子 田鍋謙一郎 小椋あずき 小村裕次郎 岡本易代 日向葵子 小林洋子 鈴木美紗 石丸椎菜/黒沢朋世(Wキャスト) ※ どっち見たのか不明 マギー(ラブラドールレトリバー) |
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| 「◎ 魔術音楽劇 ◎ 青ひげ公の城」 | ★★★★ 寺山修司没後20年/パルコ劇場30周年記念公演。初演は79年の西武劇場(現・PARCO劇場)。終わり方からすると平屋建ての劇場向けだと思うんだけど。ここは終わって外出るまでにエレベータ待ちが長いからねえ(昔は階段使わせてくれた気もするけど)。 流山児★事務所のを先に見たのは失敗。こっちはさすがにオリジナルだけあってわかりやすいわ(説明しろといわれても困るケド)。なにしろあっちは、1番目から6番目の妻までが順繰りに出てくるっていう簡単な構造さえ把握しかねてましたからねえ。というわけで全体を踏まえた今、またあっちが見てみたいな。ちなみに三上は小川輝晃の役ではなく(っていうか小川の役って脇役もいいとこじゃん。平栗あつみのも表面的には脇だなあ、ありゃ)篠井英介の演じた2番目の妻でした。 しかしまあなんというか、うちのページ的には秘かに敷いていた伏線がピタッと決まった感じで登場したFLIP FLAPは最高! でも私、YUKOとAIKO間違ってました。いまだに「ジェリー・イン・ザ・メリィゴーラウンド」のイメージが強いので、どうしてもYUKOの方が丸顔で声も落ち着いてるように思ってしまうんですが、最近はYUKOの方がアゴとか鋭いのね。写真だとまだホクロとか髪の生え際とか特徴あるんだけどなあ。 伏線といえば、この前日には吉祥寺バウスシアター2/JAVで映画を見ているのですが、私が初めてこの映画館で見た映画は寺山修司×三上博史(デビュー作)の「草迷宮」でした(併映「ボクサー」)。 ラストは、あっ今オレにはピーンと来た、これ、舞台から二人が去っていくジャスト・ナウ今拍手しないとたぶん拍手できないぞ。これ絶対何度も見てる人いるだろうから知ってる人は対処してください〜、あ〜ホラ見ろ、客電ついた、非常口も灯った、そしてドアが開いた〜、もうダメだ〜、終わったのわかってない人いそうだから速攻で終了アナウンスしてもらいたいが、それじゃ意味がなくなるんだろうしなあ。というわけで、私の思った通り、なんとなく終わり。お客さんはカーテンコールで出てくるのを3分くらい待ってパチパチとまばらに拍手してました。私は拍手なしと決めていたので他人事のように見てました。というか、通路側の人たちよ、拍手も一応したんだし、どう考えてもこのあと舞台に出演者が出てくるわけないんだから、アンケート書いてるでもなし、もう立ってくれよ。通路側の人から順々にってのは基本だよ。俺まで何か待ってるみたいでブザマじゃねえかよ。 |
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| (株)パルコ | PARCO劇場 | ||
| 台本・詞 寺山修司 演出・音楽 J・A・シーザー 台本協力 岸田理生 舞台装置 小竹信節 照明 沢田祐二 衣裳 ひびのこづえ ヘアー・メイク 小島裕司 マジック・コーディネート HIRO SAKAI |
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| 「弁償するとき目が光る」 | ★★★★ | ||
| 演劇弁当猫ニャー | 本多劇場 | ||
| 「ドント・トラスト・オーバー30」 | ★★★ | ||
| フジテレビ・ ニッポン放送・ホリプロ |
青山劇場 | ||
| 「みつばち」 | ★★★★ | ||
| 阿佐ヶ谷スパイダース | 全労済ホール スペース・ゼロ | ||
| Inouekabuki Shochiku-mix 「阿修羅城の瞳」 BLOOD GETS IN YOUR EYES |
★★★★★ | ||
| 松竹株式会社 (劇団☆新感線) |
新橋演舞場 | ||
| 「熊沢パンキース 03」 | ★★★★ | ||
| ウーマンリブ (大人計画) |
本多劇場 | ||
| 歌舞伎四百年 八月納涼歌舞伎 第三部 第一 「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり) どんつく」 |
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| 松竹演劇部 | 歌舞伎座 | ||
| 歌舞伎四百年 八月納涼歌舞伎 第三部 第二 「野田版鼠小僧」 |
★★★★ | ||
| 松竹演劇部 | 歌舞伎座 | ||
| 爆竜戦隊アバレンジャー 「激突!アバレキラーVSアバレンジャー!!」 |
★★★ | ||
| (C)テレビ朝日・東映 | 後楽園ゆうえんちスカイシアター | ||
| 「つかこうへいダブルス2003 飛龍伝」 | ★★★★★ 「ダブルス」というのはどういう意味かというと、実は「幕末純情伝」と二本連続上演だったのである。そちらも広末と筧だったのだが、とにかく岡村俊一プロデュースでつか先生以外の演出家(「北の国から」の杉田成道)で坂本竜馬を筧がやる「幕末純情伝」なぞ見るに値しないのはわかりきっているので、最初っから相手にしなかった。まあ岡村にしても本当は筧の「飛龍伝」が見たいだけだったのだろうが、残念ながらつか先生も広末もひとつの演目でひと月弱もたせる求心力を失ってらっしゃるのは目に見えていたのだ。ところで北区つかこうへい劇団は事務所を文京区に引っ越しました(いちおう仮事務所ってことになってるけど)。 構成としては「飛龍伝’94」(石田ひかり)に近い。が、山本亨不在のため(後で知ったが「幕末純情伝」には出てるのな)清家利一が第一機動隊長役に回り(清家はセリフ回しがうまくなったなあ)、そのため第四機動隊の面々は北区つかこうへい劇団創成期のメンバーで、ということは例によって井上直己のドモリと吉田一人のデブ話がメインで、これは残念ながら「牛の清家」ほどの力を持ち得ていない。なのでクライマックスの国会前も学生さんと機動隊の戦いはシンプルで(ミュージカルとかバイタリスVSネイビー・ブルーとかがない)、これだとあっけなくラストに行っちゃってちょっと盛り上がりに欠けるんだよね。インテリより肉体労働者タイプの小川岳男が機動隊側に回ればいいのだが、彼は今回は桂木に妹を見殺しにされた早稲田の学生役だった(内田有紀版では筧の役。今回役名は同じのを使ってた。そういえばつか先生のことだからキャバクラの彼女云々ってのは小川の実生活のネタなのかも知れん)。早稲田については大人数で「死にたくねえ」から校歌流れるまで出番が多く、これは広末関係のサービス(ちゅうか皮肉?)と思っている人がいるようだが、94年からこういう扱いです。 自分の覚え書きとして「’94」あたりとの違いを書いておくと、山崎一平(筧)は大島行きでなくて岩手に帰るということになっていた。鉄腕アトムはなくなっていた。カメカメ先生の出番が減った。「茶碗とお箸買ってきていいですか」がなかった。「抜か六」って話も出てこなかったが、変わりに太い注射の話が何度も出てきた。日記の字が汚くて読めないってのもなし。洗剤で米を研いだりパックのまま魚焼いたりしなかった。「勝利(かつとし)」という名前は「桂木順一郎(かつらぎじゅんいちろう)」から一文字とったという難しい話もなくなった。ちなみに春田は情けなさを倍増させていた。「女が『やってらんねえよ』といわなくて済む世の中をつくる」という話が出てましたが、これ本来は「幕末純情伝」のセリフなんだよね。「幕末」の方はどうしたんだろう。 意外と?初めて見る人が多いようだったのだが、私はベテラン面して、最初のネズミ(小川智之)が桂木順一郎(春田)に神林美智子(広末)を取られちゃうとこからウルウルしてみた。いや、みたっていうか、本読んだり映画見たりする場合に、主役級の人に自分を重ね合わせるってのが大半の見方だと思うけど、俺なんかその他大勢かせいぜいネズミだし。あれは俺だ! って感じですよ。自分がもし戦国時代に生きてたら、はたまた幕末に生まれたら、どういう生き方をすべきかなんてえことを若い日に夢見たりした場合ですねえ、いや生き方も何もオレ水呑み百姓だから。畑耕して飢えて死ぬだけだ、ってイヤな子供だね、どうも。 衣裳担当が二人もいて豪華そうだが、いやいつもの稽古着みたいなヤツとタキシードだけです(あと学生服とかマワシとかオカマのドレスとか……結構あるな)。広末のは素材がちょっとテカっててジャージじゃないみたいだった。これはダメでしょう。あとレオタード着なかったな。平野さんはレオタード断固阻止ということで事務所が送り込んできた頑固な洗濯婆さんなのかもしれん(失礼)。 ※ この数日後、広末の妊娠・結婚が発覚、一瞬、作戦のために……とか考えて苦笑し、それから、そういうことなら「幕末純情伝」でなくて妊婦が活躍する「蒲田行進曲」と「飛龍伝」のセットにすればよかったのになあと思った。 |
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| アール・ユー・ピー (北区つかこうへい劇団) |
青山劇場 | ||
| 作・演出 つかこうへい 照明 松林克明 衣裳 菊田光次郎 平野真智子(広末涼子) 殺陣 石垣広文 音響 山本能久 音楽 からさき昌一 |
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