| 舞台/ナイロン100℃ | 最新更新日:2004年09月08日 |
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| 劇団(主催) | 会場 | スタッフ | キャスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「下北ビートニクス」 | ★★★★★ 未来から振り返って1996年当時の下北沢あたりの小劇場界を語る。他に劇中劇の時代劇もある。 そこそこ人気の劇団、下北ビートニクスに制作助手として入ってきた新人の永作。はじめての仕事にとまどうばかり。そんな中制作主任が過労でダウン。そして発覚する予算の大幅な計算違い。このままでは公演ができない。がんばれ永作。 ナイロン初めてで、これは3時間くらいですか。全然長いと思いませんでしたね。もっと長くても、もう一晩中やっててもいいんじゃないかと思いました。なんかストーリー以前の雰囲気みたいのが私にはドンピシャリだったです。女優陣がいい声の人ばっかだしね。 |
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| ナイロン100℃ | シアターアプル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「ビフテキと暴走」 | ★★★★ 大倉孝二爆発。まだナイロン見始めだったので、役者のこともあまりわからず、大倉孝二はベテランのスターさんなのだと思ってしまった。実はまだ2年目かなんかで、これがブレイク作だったのですね。 |
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| ナイロン100℃ | 青山円形劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
(オープニングアナウンス) 桜庭良平 (ニッポン放送アナウンサー) ケラ(日替わりDJ) |
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| 「カラフルメリィでオハヨ '97〜いつもの軽い致命傷の朝〜」 | ★★★★ 病気で寝たきり、ボケもきているお祖父ちゃんをめぐる家庭内の様子と、若き日のお祖父ちゃんが病院で活躍するちょっとシュールな冒険劇が交錯する。 だいたい最初からわかることですが、この病院の話は想い出ではなくてお祖父ちゃんの妄想です。終演後にロビーで「エヴァンゲリオン」という言葉があちこちで聞かれました。私もちょっと思ったので、そういう芝居だったのでしょう(最終回のあたりの感じ)。 特筆すべきはパンフレット。見た目がLPなんですよ。あの約30センチ四方のケース。ホント、おシャレですよねえ。まあ、中身にはポスターとか要らないものも入ってるわけですが(1500円は高い)。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「カメラ≠万年筆 - 1985 SUMMER -」 | ★★★★★ |
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| ナイロン100℃ | ザ・スズナリ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 脚本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「ライフ・アフター・パンク・ロック - 1980 SUMMER -」 | ★★★★★ |
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| ナイロン100℃ | ザ・スズナリ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 脚本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「フランケンシュタイン 〜version100℃〜」 | ★★★★★ 前宣伝通りセットが豪華で驚いた。原作を話のメインにして(当たり前か)、そこに映画やなんかのフランケンに関する物を全てぶちこんだ。これを見て、今さらながら「美女と野獣」も「シザーハンズ」もみんなフランケンなんだなあ、と気づきました。「シザーハンズ」の元になった(?)「フランケン・ウィニー」なんて、そのものズバリの映画も見てるのに今まで気づかないんだもんな〜。どうにかしてるぜアンタ。公演時期に合わせてクリスマス話も入っているので、毎年恒例でやってもらえると嬉しい。 |
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| ナイロン100℃ | 全労済ホール スペース・ゼロ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 脚本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 原作 メアリー・シェリー |
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| 「ザ・ガンビーズ・ショウ GO!GO!ガンビーズ」 |
「GO!GO!ガンビーズ」★★★★★ 「ガンビーズ絶体絶命」★★ 「ガンビーズ大爆発」★★★★★ という以上の3本を2本ずつセットで上演する変わった形式の公演。いろいろ迷ったあげく、結局3回行くことに。 1960年代に絶大な人気があったガンビーズという4人組のバンドの当時のテレビ番組を再現するという趣向(もちろん嘘だよ。出演者のとこのそれぞれ頭4人がメンバー)で1本1時間くらい。一応ミュージカル仕立て。それぞれ前説がありオープニングがビデオで流れる。このオープニングが秀逸。「絶体絶命」の星2つのうち1個はオープニングに捧げるものである。 「GOGO」は超能力者集団サイコ・ガンビーズという設定で、ギタリストが女性ばかりの強盗団ロバート・ゼメキス・カトマンズに誘拐された事件の顛末。前説で、お年の方むけにくさい青春物みたいな浪花節も入っているといっているように、そこ笑うとこではあるが2回目のときはウルウルしてしまった。年くったな。 「絶体絶命」はもっともシュールな内容で、のちに監督は入院してしまったという宇宙探検物。非常〜につまらない。 「大爆発」は学園祭のバンド・コンテスト優勝を目指すアマチュア・バンドのガンビーズという設定の学園青春バンド物、の後編。前編が傑作でそれこそ「大爆発」していたが後編は爆発なしの残りカスという触れ込み。こういうバンド物って妙に好きなのだ。「イエスタデイ」をパクった挿入歌もよかった。提供がコカ・コーラでリーダーがコーラと折り合いがついていないというネタも面白い。2回目のとき日本語がア・リトルしかわからないらしい白人が彼女に連れられて来ていたけれども、彼はペプシ・コーラ(中に有害物質が含まれている!)を飲ませて悪者を気絶させるというギャグのときだけ大笑いしていた。たぶんアメリカ人だったのだろう。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 東京芸術劇場小ホール2 |
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| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 宮藤官九郎 児島雄一 |
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| 「ザ・ガンビーズ・ショウ ガンビーズ絶体絶命」 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 東京芸術劇場小ホール2 |
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| 作 ケラリーノ・サンドロヴィッチ ブルースカイ 故林広志 演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「ザ・ガンビーズ・ショウ ガンビーズ大爆発」 |
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| ナイロン100℃ | 東京芸術劇場小ホール2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「フローズン・ビーチ」 | ★★★★★ |
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| ナイロン100℃ | 紀伊國屋ホール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
松永玲子 峯村リエ 犬山犬子 今江冬子 |
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| 「偶然の悪夢」 | ★★★ 円形劇場をうまく使ってるな、と思いました。話はね、面白くないの。私はオムニバスってのも好きじゃないみたい。 澤田由紀子が妙に可愛かった。 |
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| ナイロン100℃ | 青山円形劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 原作 ギュンター・アイヒ 脚色・作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「ロンドン→パリ→東京」 LONGDONG→PARY→TOKIO |
★★★★ |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「薔薇と大砲 〜フリドニア日記#2〜」 | ★★★★ 全労済演劇フェスティバル'99 村岡希美さん、かぶり物女優へ華麗な転身。 |
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| ナイロン100℃ | 全労済ホール スペース・ゼロ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演奏 たま |
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| 「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」 | ★★★★ |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「テクノ・ベイビー 〜アルジャーノン第二の冒険〜」 | ★★★ |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「絶望居士のためのコント」 | ★★★★
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| ナイロン100℃ | 紀伊國屋ホール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作 いとうせいこう ブルースカイ ケラリーノ・サンドロヴィッチ 別役実 構成・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
大倉孝二 小林高鹿 松永玲子 峯村リエ 三宅弘城 村岡希美 村杉蝉之介 |
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| 「ナイス・エイジ」 | ★★★★ 3時間半。休憩15分入れて3時間半、といわれていたのだが、劇場を出たあと時計を見た感じでは、休憩入れなくてそれくらいあったような。長いのはいつものことなのですが、今回はちょっと理由があります。全面的に廻り舞台を使用してまして、ときどき上手い使い方はしているのですが、結構この回転を待っちゃうことがありました。もちろん回転スピードを早くすればいいってわけじゃないし、これ全部の回転について何らかの工夫をかますのは、まあ難しいでしょう。あと、どうして長いんだ〜という目で見ると特に導入部なんか結構のんびりしてるし、ひとつのネタはやり尽くすまで次に行かないですね。これ芝居ならいいけど、今度ケラは映画やるっていうんで、そっちではガシガシ切る思い切りが必要になるでしょう。 タイムパトロール。近未来では時間移動は法律で禁止されているものの、時間移動装置はどんどんお手軽になって、禁止されているのに一家に一台標準装備されているし、最近(2018年くらい)では携帯型も流行っていて時間移動してはあれやこれや過去にイタズラするものが後を絶たない。時間保護局では7人の精鋭をそういうのの修正及び予防の任に当てていた。そのうちの夫婦者二人が今回派遣されたのは西暦2000年の廻(めぐり)家だ。元々お金持ちだったのが友人のコメディアンの連帯保証人になったのが運の尽き。今は大没落、家族関係もすさんでいる。それどころか家族一人一人もまたすさんでいたのであった。この廻家が引っ越してきた家、どうやら「出る」というので家賃が偉く安かったのだが、実は出るのは幽霊ではないらしい。何かの間違いで時間移動装置が装備されていたのだ。風呂の湯加減を見ると、その温度によっていろんな時代に飛ばされてしまう。それを知ってる家族も知らない家族も次々に時間移動してしまい、自分の過去と対面したり、若くして事故死した長女を救おうとしたり、タイムパトロールもそれを追って様々な時代を駆けめぐる。1944年、1964年、1985年……。果たして過去は修正できるのか、していいのか、そんな難しいことはあまり考えず、とにかく一家とともに我々も激動の昭和を再体験する……(大袈裟)。 やはりケラは過去物は上手い。風俗の折り込み方のさりげなさは他の追随を許さないであろう(井上ひさしのとかは古すぎてわからないし)。役者も適材適所、自分とこの役者はもちろん、客演陣の小市、池谷、原、志賀もそれぞれ印象に残るいい役。志賀さんは「BOSS 7」で小林幸子と対決するオジサンだ。 有名人客。山崎一。まあ、この人がいるのは普通として、なぜか石原良純が出現。どどどうして、と思ったら彼はパンフにまで文章を寄せていた。う〜ん、謎が多い男だ、良純。ジーパン姿はじめて見た。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
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| 「カフカズ・ディック」 | ★★★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| オリガト・プラスティコ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「すべての犬は天国へ行く」 | ★★★★ 女だけの西部劇。いわゆる赤毛物で、みんなカツラかぶっている。 荒野にポツンとある寂れた村の酒場(SALOONってヤツだな)。当然、入り口はギィッ、ブランブランてなるアレ。二階は娼婦たちの部屋。娼婦たちはウエストをギュギュッてコルセットで締めてケツのとこがボーンと膨らんだスカート。どうです、雰囲気つかめました? 本当は一階にピアノが欲しいとこだけど、(諸般の事情で)代わりにレコードプレーヤーというか蓄音機(たぶんゼンマイ式)が置いてある。 フラッと女ガンマンがやってくる。母の仇を探している。女たちはみな、旦那は出かけているとかいって、とにかく男は出てこないが、ひょっとして出かけてるも何も、男なんてどこにもいないんじゃないか? というような話。チラシ見るとズバリ書いてあるなあ(他に「1・2発は銃弾飛び交う」ってあるけど30発くらい撃った)。でもストーリーの進め方は、そういう村中で(無意識的に)秘密にしている状況が徐々に明らかになっていく、という展開。そして今度は女たちが狂い(元からかな?)、消えていく。というように書くとシュール仕立ての芝居みたいだが、ケラは一所懸命に設定、というかバック・ストーリーを構築している。男たちがいないって話と、女たちが狂っていくって話をじわじわと進めていく。一気にドーンと謎解きしてクライマックス突入、みたいにしたほうが面白いんじゃないかと思った。そういう構成にするには、(登場人物が多いせいで)上演時間が長すぎるんですけどね。 戸川純はもちろん歌います(スタンダード・ナンバー)。「虫が…」というセリフがあるので「蛹化(むし)の女」を歌うのかと期待したが、芝居に関係なさすぎるので歌いませんでした。昔から腹黒いといわれていた松永、究極の腹黒。満を持して、という感じで登場する村岡(いやー大物になった)は子分に慕われる一本気な女。義理人情に厚い硬派な暴走族って感じの主張で場をさらう。今思い出しても可笑しい。今江のハードボイルドぶりにしびれる。肝っ玉座った明星はカッコイイし、お嬢様育ちの医者の妻・横町は違和感ある演技でキャラを表現。そして保安官の娘・森野。あー、美しい。いやー、「スイート・ムーンライト」と一緒にやってた香港映画「詩人の恋」に出てるんですけど、主演が馮コ倫(スティーヴン・フォン)と李綺虹(テレサ・リー)じゃ触手も動かないし、無理してスケジュール合わせず見逃してしまいました。猛反省!(のちにWOWOWで見ました。映画はつまらなかったので、森野さんまあ無駄脱ぎだが美しい) とにかく客演も含めてみなさんキャラが立ってて、役者さんについては堪能しました。今年は新人を多数採用したみたいで、ますます女優の層が厚くなった。まあ何人かは辞めていくのだろうけども(植木以下すべて新人。男優もとっている模様で、ロビーの係員が多かった)。 ただ最初のほうのテンポがのろく感じるし、じわじわ来る構成がもったいない気がしたのと、あとこれに限らず最近は映画も芝居も群像劇ばっかりじゃないですか。ちょっと飽きてきたかな、という感じはあります。 有名人。いや、今回は男優が暇なので、廣川三憲が売店の呼び込みをやっている。そればかりか私はみのすけからパンフを買い、お釣りをもらった。そしてトイレ! 松尾スズキと連れション! やっぱりあの帽子かぶってる。そして入江雅人と一緒に手を洗う! あと見かけたのは温水洋一(次の公演に出るらしい)。さらに、今回オープニングのスライドで「化裸地図 KERA・MAP」の宣伝(写真はジャングル・ジムに黒服のケラが4・5人たわむれてる「2001人芝居」かなんかのパロディー。「注意:言葉遊びはあまりありません」)をやったのですが、終演後にロビーをテクテクやってくるのは誰あろう、製作発表はすっぽかしても(天皇問題扱ってるし新”国立”劇場ともめたんじゃないかと邪推)出演者の様子は見に来た野田秀樹その人ではないか! 野田と入江が一緒だったみたい。ということは偶然なのか、松尾と野田! ちょっとこれはスゴイね〜。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台美術 島次郎 照明 関口裕二 衣裳 三大寺志保美 音楽 中村哲夫 歌 戸川純 コーラス歌唱指導 安沢千草 振付 横町慶子 長田奈麻 ガンアドバイザー ビル・横山 殺陣指導 林和義 |
犬山犬子 峯村リエ 松永玲子 戸川純 明星真由美 横町慶子 森野文子 今江冬子 長田奈麻 新谷真弓 村岡希美 澤田由紀子 安沢千草 杉山薫 植木智美 尾崎陽子 野原千鶴 藤原ヨシコ 三ツ峰ひかり 横山彩 渡辺麻衣子 |
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| 「室温 〜夜の音楽〜」 | ★★★★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 青山円形劇場プロデュース | 青山円形劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ノーアート・ノーライフ | ★★★★ 開演前、客入れ時に生演奏あり。出てきたKERAがいうには、この日のみの趣向とのこと。みのすけの友達の座興。みの「明日、生演奏入れるから」 ケラ「そういうのって俺が決めるんじゃないの?」。今回からTシャツだのバッグだの携帯ストラップだのグッズをつくったので宣伝も熱心。「しかし携帯ストラップつくるってのはどうなんでしょう」。デザインや何やかやKERAは気に入ってない様子。しかし、念願の映画製作が待っているのだ。金をつくっておくに越したことはない。 1974年、パリ。どういうわけか日本人しか集まらないカフェバー。バーテンは49歳の新人・温水。廣川は小説を書いている。忘れたカバンを取りに来た大倉。しかし見つからない。山崎と三宅は破れてしまった山崎の絵のことでもめている。フォークを持って絵を見ていた三宅は、みのすけに背中を押されてつい絵にフォーク(から手まで)を突っ込んでしまったのだ。2年かけて描いた絵。10万フランの価値はあると山崎。みのすけは画商の大山を伴って現れる。廣川の原稿を取りに来た吉増は見るからにヤクザ。その彼が温水を先輩と呼んだ。「何の先輩なの」「羽佐間組」。いかにも温水を侮って扱っていた客たちは愕然とする。 というのが出だしで、芸術に生きるとはどういうことかという大仰なテーマを裏に隠しつつ、笑いに笑かせ、休憩はさんで第二部は1976年。ちょっと泣かせに来たのかという失速ぶりで、しかし一筋縄ではいかず、毒をまぶして計3時間。 前半の勢いのままで突っ走った方が客の受けもいいと思うのだが、劇中で山崎もいっているようにKERAも「描きたいものしか描かない」ことにしているのだろうから止むなし。それでも充分面白いし。 スイカって結構匂いが強いのだなあということを知った。 廣川のフランス語はときどき北京語に聞こえる。 やっぱり私は女優が出てた方が好きかな。 今回どこへ行っても視線を感じて振り向くと藤田秀世が煙草をくわえてこっちをにらんでいるのだった。なんか悪いことしたか、俺。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台監督・美術 福澤諭志+至福団 舞台美術アドバイザー 池田ともゆき 衣装 山本有子 映像 上田大樹 フランス語監修 西尾環 |
山崎一 温水洋一 みのすけ 三宅弘城 大倉孝二 廣川三憲 大山鎬則 吉増裕士 開演前生演奏 アランさん(アコーディオン) ミキさん(ヴァイオリン) 挨拶・宣伝・携帯注意 KERA |
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| 「フローズン・ビーチ」 | ★★★★ 初演時は、ありゃりゃ〜何も書いてません。しかし満点。シチュエーション・コメディで何も書けなかったんだな。この場合のシチュエーション・コメディというのは普通にいわれるのとはちょっと違う。と訳知り顔に書こうとしたのだが、俺、ちゃんとシチュエーション・コメディって意味わかってるのかな。とりあえず側聞したことをひとことでいうと、固定された場所における人間関係のもつれが生み出す、あーうー、やっぱりわかってませんね。今回私がいいたいのはですね、たいていシチュエーション・コメディと呼ばれるものは、「状況」が可笑しいのだが、これは人物の「設定」自体がネタなので、これこれこういう人がとかいう説明が書けなかったらしいということです。とりあえず3場(場所は同じで時間が経っている)に別れていて、せいぜい1場しか書けないな、と。 いうことなので、1場だけちょっと書くと、カリブ海の孤島のお屋敷、1987年、大学最後の夏休み、チイ(リエ)とイッちゃん(犬子)は、チイの高校時代の友人・アイ(松永)の家に遊びに来ていた。アイの父はこの島の開発事業を手がける大金持ちだ。アイにはモエ(松永2役)という自称心臓の悪い双子の姉がいるが、仲はよくない。アイは4つ違いの継母・サキエ(今江)とはもっと仲が悪かった。サキエは父が車をぶつけたせいで盲目(劇中では「メクラ」)となってしまい、その世話を見るうちに父とデキてしまい、母を追い出し再婚、母自殺という、アイにとっては母の仇なのだ。アイはカッとなると何をするかわからず過去3人も殺人未遂を犯し、病院にも行ったり来たりのイッちゃんにモエを殺させて遺産ガッポリという計画だった。 結構書けたな。で、2場が1995年、3場が2003年と、この女たちの葛藤を描く大河ロマンなのだ。近過去の帝王・ケラだけあって、当時の風俗がうまく取り入れてあるのだ(2003年はアレだけど)。それぞれどういう時代だったのか書きたいところだが、これも実際に見て、「ああ、そうそう」と客自身が思い出すのがポイントなので、やっぱり書けないのだ。でもデカイ出来事だから書いちゃうと95年は阪神大震災と地下鉄サリンの年だ。 どうして初演より点が低くなったかというと、一部掛け合いの間をとちっている、これがただとちっているのではなくて、ちょっと客の反応をうかがいつつ計算しつつの挙げ句に失敗してるというような姑息さが見えてしまったのだ。これはもちろん私が初演は2回見たしビデオも持ってるしという、今回は無意識のうちにアラ探しモードに入っていたせいかもしれないのだが(純粋に楽しもうと思ってはいるつもりなのですが)。役者についてはついでにいうと、時間の経過(年をとった)というのが表現されていないように思った。これはちょっと酷かもしれない。なにしろ、今江・松永なんかは後の方が気持ち的には逆に若返ったりする設定なので、どう演じればいいのかは私なんぞには想像もつかない。それでも1987年の今江さんが2003年に39歳の女性の16年前を演じていたようには見えなかった。 さらにあれから4年も経っているので、時代の距離感が初演そのままでいいのかという気もした。「ああ、そうそう」という気分が初演時とは微妙に違う(かなり昔になった)ことへの対処をまるでしていないのはちょっとどうかと思ったのだ。 キャスト(前回はどうやらインパクト順に書いたらしいが、今回は登場順)は、本当はモエのボディダブルがいて、あと声で、今回も売り子をしていた廣川三憲が出演している。それと開演前のTシャツのCMに小沢真珠が登場する。 |
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| ナイロン100℃ | 紀伊國屋ホール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台美術 加藤ちか スタイリスト 久保奈緒美 |
峯村リエ 犬山犬子 松永玲子 今江冬子 |
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| 「アチャラカ再誕生」 | ★★★★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 空飛ぶ雲の上団五郎一座 | ラフォーレミュージアム原宿 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「東京のSF」 | ★★★★ 久しぶりの団員+常連全員公演。今江冬子と澤田由紀子は休団中につき映像のみ参加。客演は中村まことと渡辺えり子。でもナイロンは劇団じゃなくてプロデュース・ユニットなのだとかKERAが威張ってた記憶があるが。 「フランケンシュタイン」よりインガ(峯村)とアイゴール(犬山)、「ロンドン→パリ→東京」より明智先生と少年探偵団(役者は違うかな)が参戦。他にも自分のネタの総ざらいみたいなとこがあるが、実は猫ニャー「コスモ☆プロジェクト」の首持ち族だの松尾「業音」の宙乗りだの、今年KERAが気に入った芝居(たぶん)のネタもブチ込んであり、2002年小劇場界総まとめみたいなところがある。 ちょうど「三年B組金八先生(2)」を再放送していて、ただいま藤田秀世NOW and THEN期間中。全然変わってないです。大倉孝二は出てきただけで笑いをとってしまい、ちょっと危険かも。どうでもいいが安沢さんは字が変わったらしい。 近藤芳正と一緒に劇場に入る。今日は「七芒星」休演日につき、新感線の日でもある。2列前にいのうえひでのり、粟根まこと、吉田メタル等がズラッと並ぶ。トイレでも公演中で今日しか見られないという人たちがグチっている。 客入れ・休憩中の音楽は、「レインボー戦隊ロビン」「キャプテンウルトラ」「宇宙少年ソラン」「ウルトラQ」「サイボーグ009(白黒)」「ジャイアントロボ」などなどである。が、若い客は何の感慨も抱いていないのだった(虚しい)。 |
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| ナイロン100℃ | シアターアプル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台美術 小松信雄 照明 関口裕二 衣裳 コブラ会+ミシンロックス 映像 上田大樹 振付 長田奈麻 歌唱指導 安澤千草 殺陣指導 三宅弘城 |
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| 「男性の好きなスポーツ」 | ★★★★ 最近ちょっと懐かしい人たちのCDを聞いたので、その流れと思われちゃいけないので書いておくと、佐藤奈々子さんってのはSPYとかやってたのとは違う人です。あの人はフランスに住んでると思います。 タイトルと協賛会社を見ればわかるようにセックス・コメディですが、エピソードとしては時事ネタが多いです。新潟の監禁事件とかスーパーフリーとか。近過去モノで時代を表す風俗として使うのはOKですが、時事ネタそのものとして扱っちゃうという方向性はつか先生の凋落ぶりを見れば明らかなように大変危険ですので今後は注意なさった方がよろしいかと。思えば椎名誠も小林よしのりもみんな社会性のある時事ネタに目をやって私にソッポを向かれたのであった。 |
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| ナイロン100℃ | 本多劇場 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台美術 林巻子(ロマンチカ) 照明 関口裕二 衣裳 ミシンロックス+コブラ会 ロマンチカ衣裳 MODERNMASTERPIECE ロマンチカ振付 横町慶子 振付補 長田奈麻 日舞指導 藤間多嘉代 若柳梨恵 音響 水越佳一 映像 上田大樹 協賛 相模ゴム工業株式会社 博報堂 |
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