| 舞台/劇団☆新感線 | 最新更新日:2004年01月26日 |
| タイトル | コメント | ||||
| 劇団(主催) | 会場 | スタッフ | キャスト | ||
| 「広島に原爆を落とす日」 | ★★★ | ||||
| RUPプロデュース | 紀伊國屋サザンシアター | ||||
| いのうえ歌舞伎 「髑髏城の七人」 | ★★★ 一番よかったのは野波浩の写真満載のパンフ。次がミッチョン。 |
||||
| 劇団☆新感線 | サンシャイン劇場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり |
|
||||
| INOUEKABUKI HORIMIX 「西遊記 〜仮名絵本西遊記より〜」PSY U CHIC |
★★★★★ |
||||
| ホリプロ 劇団☆新感線 |
青山劇場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり |
|
||||
| 1999年夏休み前 劇団☆新感線チャンピオン祭り 「直撃!ドラゴンロック2・轟天大逆転〜九龍城のマムシ」 |
★★★★ オープニングアニメのカッチョよさ! これを書くと確実にアニメオタクと思われるのでイヤなのだが、実質監督の森川という人は「超時空要塞マクロス」の動画で修行しながら「ハロー! サンディベル」の同人誌をやっていた人ですね(というわけなので、マクロスの中にサンディベルの落書きがあるぞ!)。出世したなあ。ちなみに「ハロー! サンディベル」は金曜7時半で(東映動画の魔女っ子シリーズ、といっても第二期で、始まりは「キャンディキャンディ」の7時枠から途中で移動しました)、その後番組こそ何を隠そうスーパーヒーロー僕らの「宇宙刑事ギャバン」なのである。もちろん8時からは「ワールドプロレスリング」だ。タイガーマスク(佐山)大活躍の頃の話である。 と、思い込んでいたのだが、「サンディベル」の方は森川定美さんで、名前を使い分けしてるんじゃなきゃ兄弟かなにかかもしれん。一緒の仕事はよくしてますからね。それにしても恐るべしインターネット。実はその「サンディベル」のパロディ漫画がネット上にアップされてるの見つけちゃったですよ。あー、びっくりした。 |
||||
| 劇団☆新感線 | サンシャイン劇場 | ||||
| 作・演出 いのうえひでのり 美術 綿谷文男 衣装 竹田団吾 小道具 高橋岳蔵 長谷川智恵子 ほか 照明 松林克明 特殊効果 南義明 イルミネーション 奥田イルミカ 殺陣指導 田尻茂一 振付 川崎悦子 音楽 岡崎司 オープニングアニメーション コンテ・演出 森川滋 原画 林千博 美術 阿部JAPON |
|
||||
| 「LOST SEVEN」 | ★★★★ 数年ぶりの羽野晶紀出演作。 |
||||
| 劇団☆新感線 | アートスフィア | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 音楽 岡崎司 |
|
||||
| Inouekabuki Shochiku-mix 「阿修羅城の瞳」 BLOOD GETS IN YOUR EYES |
★★★★★ 十三代目安倍晴明(平田)が手紙で誘われた場所には鬼(江波・新谷)が待っていた。罠を見抜いていた晴明だが、弟子の邪空(古田)に裏切られて殺されてしまう。江戸では人気役者(渡辺)にせかされるも「東海道四谷怪談」の執筆がなかなかはかどらない四世鶴屋南北(加納@女装)の書生みたいなことをしている出門(染五郎)の元へつばき(富田)という女盗人が逃げてくる。かくまってくれと言うつばきだが、そこへ現れたのは邪空。晴明を誘い出した手紙はつばきの書いたものだった。実は晴明の弟子で鬼殺しだった出門だが、つばきの無実を信じた。そしてこの後3時間くらい芝居はつづくのであった。 勘のいい人にはネタバレになってしまうかもしれないけれども、えー要するに「ロミオとジュリエット」です。この芝居は特にパクッてるとかオマージュを捧げているとかいうのではないと思いますが、あれやこれや別の作品を思わせるところが多々ありまして、それはそれでイメージが膨らむのでよかったと思います。「デビルマン」「少女革命ウテナ」「髑髏城の七人」……。 どうやら私は普段の新感線より、よそと手を組んでデカくなった新感線のほうが好きなようです。ということは、役者より演出で見てるってことなんですかね。今回も特に照明が好きです。新橋演舞場は猿之助のスーパー歌舞伎のおかげでレーザー光線もいいのが入ってるんでこれもよかったです。スーパー歌舞伎といえば、今回宙乗りもあることはあるんですが、これはそれほど面白い使い方はしてなくって、それなら今回の舞台装置は全体に高いべんから格子の壁が立っているし、これはすごい登りやすそうで、野田なら絶対登るのに材質の問題か登ってくれず、高い天井がもったいないと、これはちょっと残念に思いました。 役者はみなさんよかったですが、富田靖子、10年前の「飛龍伝'90」のときと下半身の動きが同じ。かっこ悪い。あとクライマックスのあたりのセリフ回しは演出のせいですが、あれもかっこ悪いよね。今回一番期待していなかった染五郎は、いったい何があったのか歌舞伎口調もすっかり息をひそめ、それでも決めるときはやっぱ歌舞伎役者としての格が出るのか、かっちょいいわ色っぽいわで大変感心いたしました。今まで悪くいっててすまん。あと儲けたのは渡辺いっけい。完全に客の心をつかんでました。ファンだとか主役だしとかいうのをチャラにしてアンケート取れば一番人気だったんじゃないでしょうか。平田満はそんなに印象に残る役ではないのですが(殺された後も影武者役でずっと出てる)、花道走るとこだけすっごいかっこよかったですね。ビデオなりテレビなり、このときの顔を撮っててもらいたいです。行方不明の銀ちゃんを探しに行くときの顔してます。 さて、恒例の有名人コーナーですが、なんかあちこち業界人だらけだったんで(そういう内容の挨拶してんのね)、こりゃかえってわからんわと思っていたところ、いのうえひでのりを見ました。休憩中ロビーになんの用事があるのか、この演出家はほとんど毎回見ますね。まあこの人はいても当然だからいいや。そしてやっと見つけた有名人(探し回ってるわけじゃなくてトイレ行ったり煙草吸ってるだけなんですけど)は手塚とおる。おお、手塚、白いTシャツにジーパンがかっこいい。そんな手塚に声をかけた人がいました。手塚「あれ来てたの」。ところでナイロンの新谷が、隠れている染五郎を見つけるとき「あそこにいるニャ。さっきからずっといたニャ」古田「ニャースかお前」というやりとりをしますが、ニャースの真似をする必然性がまるでない。と思ったら答えはここにあった。手塚に声をかけたのは誰あろう、新谷の先輩、本物のニャース・犬山犬子でした。おそらくあれは今回のみのスペシャルサービスだったんじゃないでしょうか。心温まる話だなあ(販売用ビデオを見たらやはり犬山のマキバオーの真似をしていたので、理由はわからないが、ここはとにかくアドリブで物真似をするシーンなのであろう)。あと帰りに山崎一を見ました。全体的にナイロンチックな日でした。 |
||||
| 松竹株式会社 (劇団☆新感線) |
新橋演舞場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 堀尾幸男 照明 原田保 音楽 岡崎司 宣伝写真 野波浩 宣伝メイク 内田百合香 |
|
||||
| 劇団☆新感線20th.Anniversary豊年漫作チャンピオン祭り・秋味R 「古田新太之丞・東海道五十三次地獄旅〜踊れ!いんど屋敷」 |
★★★★ 江戸時代初期。表の顔はシティーハンター、だが夜な夜な世直し天狗(裸で股間に天狗の面だけつけている)になって不埒な悪行三昧な悪どいお金持ちの蔵から金を盗み、貧しい人に施す気持ちで吉原に通う古田新太之丞一味(ちょっと「ジパング」の地獄極楽丸一味ふう)は、ある商人宅から千両箱を奪ったところ、これが空っぽ、中には一枚の南蛮文字が書かれた紙が入っているだけだった。翌日シティーハンターとして南蛮歌舞伎のお国に呼ばれた一味は、さる商人宅から奪われた書き付けを取り返してほしいと依頼を受ける。もちろん、その書き付けは今自分たちの手元にあるのだが。聞けばお国たちは実はインド人で、その紙には彼女らの素性が書かれているとのこと。鎖国のさなかのことゆえ、密入国が知れれば死刑間違いなし。返してあげてもいいのだが、お国たちと昵懇になりたい新太之丞は一計を案じた。でまかせの鋭い推理を披露、失せ物は大阪にあり、さっそく同行つかまつりましょう。旅に出た一行を襲う、エロイムエッサイム天草四郎の娘たち、風魔忍者、そして必殺死売人、さらには古田らを助けてくれる謎の納豆侍。果たしてこの書き付けの正体は……。 これ再演らしいですが、私はそんなことは知らなかったので、インド映画系かと思っていました。ところが実際はインドっぽさはかけらもなく、これはいってみれば昭和歌謡全集。歌は21曲、どれもこれも昔の歌謡曲とアニメソングのパクリ(イントロは洋楽のことあり。クイーンなんかは全曲やってた)、BGMは「必殺」に「赤影」(テレビ版)に「ライオン丸」になぜか「ゴジラ」と来たもんだ。ピンクレディーや山口百恵はいいとして、なかにし礼やあおい輝彦や五木ひろし等、20歳やそこらの若者には太刀打ちできまい、せめて30歳は超えてないと。と思ったらたまたまなのか、この日は客席の平均年齢は高そうでした。その中にはかなりの数の業界人も混ざっていたようです。 ストーリーはどうでもよく、キャラクターだけで見せきるこの芝居。しかしいまだに新感線の役者は数えるほどしか判別できん(今回、吉田メタルが声で判別できることに気づいた)。 ギャグは、ちょっと先読めるね。シリアスもギャグも、中島かずきの芝居は結構先が読めちゃいますね。 7時開始で、そもそもが10時終了予定(休憩15分)のところ、ゼスチャーなどのアドリブでおしてしまい、カーテンコール(「ババンバ、バンバンバン、はっビバノンノン」)の時にはすでに10時を回り、さらにそこにデーモン閣下がかけつけ、結局終了は10時20分。しかし長さは感じないのであった。 いのうえひでのりはまたロビーに出てましたが、この日は発表されたばかりの紅白の司会、和泉元彌が来ておりました。演舞場を制覇した新感線、次のねらいは能楽堂か! 格は上がってもスケールダウンの印象だぞ。 ← 2001年2月21日、羽野晶紀との交際が発覚! ひょっとして毎日来ていたとか…? |
||||
| 劇団☆新感線 | サンシャイン劇場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 綿谷文男 照明 松林克明 音楽 岡崎司 衣裳プロデュース 竹田団吾 小道具 高橋武蔵、他 |
|
||||
| SHINKANSEN☆PARCOMICS 「犬夜叉」 |
★★★ 前に見られなかったのが再演されました。ご存知、高橋留美子の漫画の舞台化です。最近はTVアニメも始まりましたので、ははーん、TBSの息のかかった劇場でやるってのはそういうことか、と思ったら、アニメは日本テレビではありませんか。私は原作は連載当初からたぶんコミックス2巻分くらい読んでいて、その後長いブランクをおいて、この舞台化の話が出てからまた読んでますが、最初の方の話とか全然憶えちょらんです。 という状態で見ましたが、特に思い入れもないんで、あの原作がどんなふうに、とかいう興味はありません。しかしやはり原作付き、しかも漫画というのは大変です。衣装は一応竹田団吾がやっているのですが、犬夜叉の衣装は原作通りでしょ? これがカッコ悪いですな。他は開き直って大胆に変えていたりする(馬淵はセーラー服じゃないし、テンちゃんみたいな仔狐なんてむさい大人の着ぐるみだぞ!)のに主人公だけそっくりにコスプレすることないじゃん。いや、私は漫画の映画化とかコスプレ大歓迎なんですけど、今回団吾もいるのにもったいないよなあ、ということです。持ってる刀もピカピカした素材に模様が描いてあるせいで、アルミホイルを巻き付けたらシワがよっちゃいましたみたいにしか見えないです! 電車のアルミ車両みたいな色合いにしてください(そもそも牙製という設定なので象牙色が正解か。そしてエナメル質?)。でもって5倍くらいデカクしてください。あれはチャンバラできなくていいです。とにかく凄ぇカタナというのが見ただけでわからなくてはいけません。ワイヤーくっつけてブウンと振り回す(客の頭の上を通る)とみんなブッ飛ぶってことでいいじゃないですか。 舞台全体は横が広い割に奥行きが狭いんじゃないかなあ。でっかい屏風みたいのを動かしていろいろ間仕切りにしているのがウザすぎ。新感線のみデカイ舞台をヨシとしていたけどもやっぱ却下。横が広い劇場はダメ。 とまあ、見た目もいまいちなのですが、脚本もダメでしょう。3割方、説明ゼリフだった。というか、あたかも説明タイムとばかり、一人でベラベラしゃべっちゃうのね。別のことしながらうまいこと会話で説明してくんないかなあ。それじゃ悪いのは演出かな? 役者は、あ、また西牟田だ。また出てるの知らなくて西牟田を見てしまった。パンフで西牟田にエールを送っているのは、これは「皆殺しの数学」のプロデューサーであろう。あの頃に比べると声のインパクトが薄れたよな。あと書いておかなくちゃいけないのは右近ね。たぶん原作にもあるキャラなんだろうけど、これはどう見てもいつもの右近である。クイーンのパクリ音楽と共に登場、マイクスタンド(いちおう杖ね)持って歌い、「早くやっつけるザンスよ!」とかいってる。 ストーリーを書こうと思ったら結構複雑じゃないの。女子高生のかごめが神社の井戸でタイムスリップした先は500年前。妖怪どもが四魂の玉という、願い事が叶う宝をねらって右往左往していた。四魂の玉はその時代には消滅していたのだが、なぜかかごめの体内に秘められていたのだ。かごめは封印されていた犬夜叉という半妖を起こしてしまうが、実はかごめは犬夜叉の思い人で四魂の玉の守り巫女、桔梗の生まれ変わりだった! みたいな! ロビーの雰囲気がいつもと違う感じだったので有名人は誰ひとり見かけず。いのうえさえ見てない。 |
||||
| パルコ、ヴィレッヂ (劇団☆新感線) |
赤坂ACTシアター | ||||
| 原作 高橋留美子 脚本 戸田山雅司 演出 いのうえひでのり 音楽 岡崎司 |
佐藤アツヒロ 馬渕英里何 京晋祐 遠山景織子 西牟田恵 吉田朝 礒野慎吾 右近健一 村木よし子 河野まさと インディ高橋 川原正嗣 前田悟 村木仁 |
||||
| INOUE KABUKI 「野獣郎見参 Beast is RED」 |
★★★★ これの初演がBS2で放送されましたが、それが私の新感線初体験でした(その前に ribbon が出たのに行こうと思ったがチケット取れなかった → のちにビデオで見たが面白くなかった)。思ったよりもつまらなかったので、その後ミッチョンが出るまで行かなかったわけです(アイドルで見に行く辺りが、お嬢様じゃないの、私ただのミーハー)。しかしその「髑髏城の七人」もあまり気に入らなかった(世間の評判は最高です)ので次の「西遊記」(これは筧を見に行ったのであろう)までブランクがある、と。 とにかく中島かずきの時代劇から入っているわけですが、これがストーリーはたいてい面白くないんです。で、しばらくストーリー寄りで見ていて不満だったのが、「西遊記」という、これは芝居以前にお祭りみたいなとこがあるわけですが、この、ストーリーはどうでもいいですよ、という物まで来てやっと新感線が楽しめるようになった、と。最初におちゃらけ物から入ってればこんなに時間はかからなかったでしょうに。新感線はキャラクターとビジュアルがすべてです。音楽も別に好きくないし。 というわけでこれね、見た目は最高ですよ。今回はちょっと席が前すぎた(4列目)ので残念でした。そのぶん役者の顔はよく見えたけど。堤真一は顔が見える席向けの芝居だったと思います。ちょっと邪悪入ってる豪快な笑い顔(「シャイニング」でドアをぶち破るジャック・ニコルソンみたいな)で押してました。まあ新感線は衣装がゴテゴテしてることが多いので細かい肩の動きとか意味ないですけどね。 男は殺す、女は犯す、金に汚く己に甘い、極悪非道の不死身の男、物怪野獣郎(もののけやじゅうろう/堤)が賞金のかかっている妖怪を求めて羅生門に行くと、近頃みやこを騒がしている妖怪の親玉、道満王に出会った。強い。道満王は安倍晴明に負けた蘆屋道満の亡霊で、荊鬼(いばらき/前田)や婆娑羅鬼(ばさらき/手塚)ら鬼の幹部を従えている。さらわれた姫(大沢)を助けようと潜入していた大工の兄弟(粟根・河野)を助けて命からがら逃げ出した。野獣郎に母を殺された美泥(みどろ/高橋)は夫?の芥蛮嶽(あくたばんがく/古田)とともに晴明VS道満の芝居をしていて、陰陽師の安倍西門(あべのさいもん/松井)から声をかけられた。野獣郎と蛮嶽、ことあるごとにぶつかりあう二人、手に手を携え道満王を退治することになるが……。 後半、実はこういう設定でした〜、を連発するという一見スピーディーだがだらしのない展開。再演なんだからもうちょっとなんとかできないのかね。野獣郎もなあ、今回は劇団公演じゃなくて、よそから主役っぽい男を呼んだんだからもうちょっと出ずっぱりみたいにしてあげればいいのに。なんか「仁義なき戦い」の菅原文太みたいだよ。 しかし今回はなんといっても美波里サマに尽きるでしょう。おお、なんと素敵なんだ。もう出るだけで充分素敵なので、あ〜このお決まりみたいにイイモノにするのはやめてくれないかな。ゴジラシリーズの末路を見るようだ。ということでなにげに怪獣に話を持っていくと、手塚に樋口(あと造型に原口智生率いる中州プロがかんでいる)とくれば、「ガメラ3」じゃないですか。はい、正解。実はこの芝居、ラストは「ガメラ3」なのでした。(たぶん東宝の用意してくれた)若手がたくさんいてくれてよかった。大人数には大人数なりの使い道があるものである。 他にオッと思ったのが舞台の奥行き。青山劇場って横にだだっ広いだけの舞台だと思ってましたが、意外に奥行きがある。あるいは奥行きがあるように見せている。というのは、奥に歩いていくシーンですね。途中についたてがあって手前と奥と分けているのですが、このついたての向こうを歩く距離、あるいは時間が思ったより長い。思わぬ余韻。ひょっとすると向こうに行くほど歩幅を狭めるとかテクを使っているのかもしれん。感心感心。 お馴染み有名人コーナー。京晋祐とSABU(映画監督)。SABUのあまりのカッコ良さにちょっと驚いた。 |
||||
| 東宝芸能+ニッポン放送 (劇団☆新感線) |
青山劇場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 堀尾幸男 照明 原田保 振付 川崎悦子 アクション・殺陣指導 田尻茂一 川原正嗣 前田悟 音楽 岡崎司 衣装プロデュース 竹田団吾 小道具プロデュース 高橋岳蔵 ヘアメイクデザイン 河村陽子 妖怪デザイン協力 寺田克也 樋口真嗣 |
|
||||
| 2001年冬休み前劇団☆新感線チャンピオン祭り 直撃! ドラゴンロック3 「轟天 対 エイリアン」 |
★★ ドラゴンロック完結編、というか、とにかく最終作。 巨大彗星が接近してきた。地球にぶつかるかどうかというのもアレなんだけど(忘れた)、この彗星には宇宙パンダたちが住んでいて、こいつらが地球に降りてきて悪さをする。行く行くは地球征服をねらっているらしい。こいつらがクンフーを使うのだが、これが滅法強い。だが、この宇宙自衛隊の軍備をしても退治できないパンダ達を、素手で倒した男が目撃された。それが剣轟天。いまや格闘家としては引退し、僻地・奥地へ行っては温泉を掘り、入浴中の女性たちが覗きの被害に合わないように(と、ここで時事ネタ、田代ギャグあり、早いね〜)、ひっそり隠れて彼女たちを監視している、我らが轟天(橋本)である。 そんなわけで轟天は、高田・小手・村木仁ら宇宙自衛隊にかっさらわれて彗星へ連れて行かれることになった。宇宙空間を行くのは宇宙戦艦「うまなみ」号で、これは樋口の映像で処理。デザインは「フレッシュ・ゴードン」のポコチン・ロケットの先に東宝が誇るマルチ戦艦・轟天のドリルがついている(カラーリングも轟天)というスーパーメカだ(これ新感線の客には全然わからないネタじゃないか?)。が、ちょっと宇宙を飛んでるだけで、まったく活躍しないのは困りもの。私は宇宙物だと聞いていたので、松本零士やスター・ウォーズやスタートレックやあれやこれやを期待していたのでガッカリ。すぐに彗星に到着してしまう。ところでパンダ退治とは名目で、宇宙自衛隊の影のスポンサー・右近が新たな秘湯ブームを見込んで彗星で温泉掘りをさせようという作戦だった。だが、ついた早々、轟天たちはパンダ帝国の罠にかかり、秘かに乗り込んでいた宇宙ドクター、白髪と黒髪が半々で顔にツギハギがあって、ピノコ18号というロリータ看護婦アンドロイドを引き連れたジャッキー黒井(池田)の世話になったりする。パンダ帝国は、新谷王女が粟根将軍と大人のママゴトをしながら地球征服を虎視眈々とねらっていた。 全体的につまらないのだが、特にこれはいかがなものかと思うのは、私がちょっと面白いと思ったのが全部、池田や新谷の客演勢(レギュラーかなあ)のパートだったことだ。今どき珍しく「劇団」を名のってるんだし、もうちょっと自分たちで何とかしようよ。とりあえず2・3年客演を封印して若手を育てましょう。あと、長いよ3時間半(休憩20分込み)。 前回のACTシアターでは喫煙所だった場所がグッズ売場になってしまい、喫煙所は野外特設コーナーにお引っ越し。どういうわけか、この入り口にいのうえが立っていて喫煙者を見張っているのだった。そうそう、グッズといえば2800円と高いパンフだが、いつもの2500円に比べれば「クルムヘトロジャンのへろ」とか得体の知れないネタ満載の充実した内容で納得です(いや、それにしても高い)。終演後にこの喫煙所に私がおりますと、5・6人のグループが「こちら誰それさん」とかの顔合わせをしており、オフ会かなと思ったのだが、「クルマ来ましたよ」とか仕切って一同を解散させ、ひとり残って煙草をスパスパふかしているのは峯村リエであった。 |
||||
| 劇団☆新感線 | 赤坂ACTシアター | ||||
| 作・演出 いのうえひでのり 美術 綿谷文男 衣裳 竹田団吾 振付 川崎悦子 殺陣指導 田尻茂一 川原正嗣 前田悟 特殊効果 南義明 映像 樋口真嗣 音楽 岡崎司 |
橋本じゅん 高田聖子 池田成志 新谷真弓 小手伸也 粟根まこと 右近健一 村木仁 山乃はるか 村木よし子 インディ高橋 前田悟 山本貴永 緒方由美 山本カナコ 川原正嗣 吉田メタル 保坂エマ 河野まさと 杉本恵美 礒野慎吾 逆木圭一郎 タイソン大屋 三宅法仁 原田紀行 |
||||
| 「天保十二年のシェイクスピア」 | ★★★ | ||||
| 社団法人劇団協議会 TBS |
赤坂ACTシアター | ||||
| Inouekabuki Shochiku-Mix 「アテルイ」 |
★★★ 都では立烏帽子党という強盗団が跋扈していた。彼らは帝にまつろわぬ北の民・蝦夷(エミシ)であった。討伐に乗り出した坂上田村麻呂(堤)だが、遭遇した賊は都びとの偽装だったので逃がして黒幕を捕まえようと思ったが、突如あらわれた「北の狼」を名乗る阿弖流為(アテルイ=染五郎)に邪魔される。二人はお互いを終生のライバルと認め合うのであった。だが、どう考えても田村麻呂は「南の虎」と名乗るべきところ、照れたのか「都の虎」とか名乗ってしまい、演舞場だからって日和ってんじゃねえよと思ったりする(「北の狼 南の虎」だと兄弟かと勘ぐられるのを心配したのかもしれないが)。 アテルイは本物の立烏帽子党と出会うが、その頭領であるエボシ(西牟田)は妙に顔がパンパンだった。じゃなくて、実は同じ蝦夷族の幼なじみであった。彼らは故郷の禁制の山で荒破吐神(アラハバキしん)、ちゅうのは遮光器土偶の元になった宇宙人なわけだが(作中の設定ではありません。こういうオカルトな知識を私はどこで得たのであろう)、その分身の戦神(いくさがみ)である怪人スノーマン(または伝説怪獣ウー)を殺してしまったことから、お互いに関する記憶を奪われ、村を放逐されていたのであった。エボシは名も思い出せぬアテルイへのメッセージとして立烏帽子党を名乗り目立つ騒ぎを起こしていたのだが、蝦夷征伐を目論む朝廷(ズバリ朝鮮半島から来たといってますな)の策略に利用されかかっていたのだ。 その策を弄しているのはホモの右大臣・紀布留部(きのふるべ=植本)で、偉い坊さん(右近)にニセ強盗団を組織させていたのであった。田村麻呂は鈴鹿という元踊り子(水野)と結婚しようと思っていたが、帝の愛人である姉(金)の猛反対に合う。鈴鹿の超能力に目をつけた右大臣らは彼女を帝を守る人身御供にしようとする。都、しいては帝を守るのが田村麻呂の使命と説得された鈴鹿は光のピラミッドに幽閉される。 故郷へ帰ったアテルイは、隣り部族の渡辺や占い師・村木ら北の民をひとまとめに組織して大和軍に立ち向かい、見事な戦果を挙げるが、実は各部族個別のゲリラ戦に手を焼いていた大和としては好都合であった。ひと塊りになった勢力なら、頭をつぶせば一発だ。国防のため、万世一系、単一民族国家の形成を目論む大和朝廷は、征夷大将軍として田村麻呂を送り出した。現地の指揮官・橋本じゅんちゃんは田村麻呂の先輩で、田村麻呂は彼の素敵なアドリブにクスクス笑わされてしまうのであった! 中島なので期待はしてませんでしたが、まったく想像通りのダルさ加減でした。特にクライマックスのメリハリのないダダ漏れぶりはなんとかならんもんかと思ったら、高いパンフの対談で富野由悠季がズバリ「戯曲読んだけど構成がどうしようもないよね」と指摘してくれました。キツイことばっかりいわれてる対談をよく載っけたなあ。 チケットホン松竹の友人に取ってもらったのだが、「水野美紀の顔が見えてスッポンより後ろの真ん中寄りで冷房直撃の席」みたいな注文にズバリ応えていただけて大感激です。が、今回は両花道を使ってまして、右に左にと、うーむ、もうちょっと後ろじゃないと辛かったな。 その水野さんは、大変評判が悪いのですが、声なんかはどうせマイク使うんだからどうでもよくて、殺陣は、だって水野さんはカラテ系の人であって、剣の立ち回りなんてやらせてもただの素人じゃん。しょうがないじゃん。あと髪型がダメじゃん。衣装もジャンヌ・ダルク系の銀ヨロイなのですが(二役で少年兵士みたいのもやった)、お話の性格からいってズバリここは自衛官のカッコさせなくちゃだわ。顔は、堤と並ぶと実に頬骨カップルという感じだったなあ。髪型のせいもあるけど。 役者で感心したのは、植本に橋本。右近は「ザンス」って云えよ! 儲けモンの役をもらった西牟田さんは、しかし先ほども書いた通り顔が丸くて違和感あり。声は調子よくなかったらしく枯れ気味で、しかしそれが昔の変な声っぽくてかえってよかったかも。 ところで今回、障子に人影というデザインのハンカチを持っていて、実に演舞場にふさわしいシックさだと自分で感心したのだが、それはこないだ買ったハリケンジャー・ハンドタオルなのだ(しまった、これ東映だ)。長すぎるカーテンコールが終わって外へ出ようとすると山崎一が息子さん(らしき子供)と座っていた。この人マメだなあ。 |
||||
| 松竹株式会社 (劇団☆新感線) |
新橋演舞場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 堀尾幸男 衣裳デザイン 竹田団吾 照明 原田保 振付 川崎悦子 殺陣 田尻茂一 川原正嗣 前田悟 音楽 岡崎司 宣伝写真 野波浩 宣伝メイク 内田百合香 |
|
||||
| |||||
| いのうえ歌舞伎 「七芒星」 | ★★★ 全体で3時間だが小一時間で休憩入り、その時はどうしようかと思った。どうしようか、というか、その時点で明らかにどうしようもないシロモノだったのである。第二幕の橋本じゅんで1点挽回、あとアクションに1点。 なんか写し間違えたか名前が出ていないが、殺陣で一番偉い人は田尻茂一らしい。 |
||||
| 劇団☆新感線 | 赤坂ACTシアター | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 綿谷文男 照明 松林克明 衣裳 竹田団吾 アクション監督 川原正嗣 振付 川崎悦子 歌唱監督 右近健一 音楽 岡崎司 |
|
||||
| Inouekabuki Shochiku-mix 「阿修羅城の瞳」 BLOOD GETS IN YOUR EYES |
★★★★★ プレビュー公演である。古田も新谷もいっけいもいないバージョンに1万円以上も出すのはいかがなものか、と逡巡して発売日には見送っていたのだが、発売からひと月程したある日、初日はプレビュー公演で7千円であることを発見したのだった(正式な初日は翌日扱い)。チケホン松竹の友人にチケットとってくれと冗談半分で依頼したところ「遅いわ!」と一括されたが、それでもチケットはとれたのであった。新感線はおおむね公演前半はデキが悪いと評判だからであろうか。前回は演舞場の客と新感線の客が混在していて妙なムードだったが、今回は新感線の客と宝塚の客(宝塚の人ひとりしかいないけど)だったようで、爺さん婆さんが少ないのがちょっと寂しい感じでした。プレビューのせいかな。 メインの役者は染五郎以外総取っかえ、脇の劇団員も役柄は全員変更という熱心なバージョン違いで、前回の並び順とは対応してません。というのは、そもそも前は一人が二役してたのが分割されたりしてるからです。橋本じゅんは渡辺いっけいが後半で演じた鍛冶屋の役で、インパクトでは負けていませんが(剣轟天モードあり)二役のいっけいに比べると出番の量でこの辺りの位置とか、そういう配慮がしてあります。 前回の富田・新谷が天海・麻見になり、ともに背が高くなった。天海は染五郎の相手役として似合わないし、麻見では子供に見えない(新谷の方が年上だろうけど)。この二人は正直いうと弱点であろう。つばきは前半を富田、後半を天海がやるとピッタリなのだが。天海はそもそもが(富田の印象が残っているせいもあって)デカくて押し出しの強いヤツに見えるので、後半ちょっと力を入れても凄くなった感じが出ず、ここはやむをえぬ、役者にばかり任せないで、ビジュアル面でのさらなるパワーアップをお願いしたい。具体的にいうと小林幸子ばりの衣裳にしてもらいたい。翼長5メートルくらいの羽根をつけて欲しい。前回あまり意味がなかったことに気づいたのか今回は宙乗りがなく、別に残念ではないが後半のつばきに使えばいいのにと思う。 一番心配していたのは伊原だが(申し訳ない)、これはよかった。古田は小器用だし勢いがあるので、何を見てもついついさすがは古田だと思いがちだが、この役は実は染五郎と同い年で、一緒に育ちながらもいつも自分はナンバー2で、彼に勝つために裏切り者の名を受けてすべてを捨てて戦うが、実は染五郎に惚れてるホモ、という役だったのだ。この悔しがりながら愛憎に悩むという繊細さは前回の古田にはないものだ(古田は野望全開な感じだったですよ)。 |
||||
| 松竹株式会社 (劇団☆新感線) |
新橋演舞場 | ||||
| 作 中島かずき 演出 いのうえひでのり 美術 堀尾幸男 衣裳 竹田団吾 ヘアメイク 河村陽子 小道具 高橋岳蔵 振付 川崎悦子 飛鳥左近 アクション・殺陣指導 田尻茂一 川原正嗣 前田悟 照明 原田保 映像 樋口真嗣 音楽 岡崎司 宣伝写真 野波浩 宣伝メイク 内田百合香 |
|
||||
| 劇団☆新感線2003年ゆく年くる年チャンピオン祭り 「レッツゴー! 忍法帖」 |
★★★★ というわけでここ数ヶ月演劇に関して消極的だった私はチケットの発売日とか把握していなかったのだが、チケホンの人妻が買わないかと連絡をくれました。よその人の依頼の余りみたいだけど。席は二階の最上段だ。最上段っていうとよさげに聞こえるでしょうが、もちろん一番後ろってことです。いや手に入っただけでも重畳、というかねー、今回は結構この席気に入ってるんですよ。基本の舞台セットが南町奉行所のお白州みたいなんだけど、というのは、舞台奥にステージがあって、真ん中にそこから下りてくる階段、ステージ奥は障子開き。そして私は最上段左端に座っている。ここから舞台を見下ろすと……ううむ、なんだかものすごい既視感。この雰囲気はよく知っている。そうだ! これはまさしく東京ドームシティスカイシアターそのものではないか! でも、まあ「義経千本桜」の狐のとことかもコレだし、伝統的な形ではあろう。とにかく、舞台装置を見ただけでちょっとワクワクできて嬉しい。後楽園のスタッフのみなさん来てますか。この舞台でこんなこともできるというのをみんなで見学して、ぜひ次に生かしましょう。まあ実際に使えそうかなと思ったのは、あそこに書き割りを広げるってえのくらいでしたが(屋外だと微妙かな)。でも歩くロボット出たしな。今スカイシアターは予算のせいかロボット出なくて寂しいよ。この席で残念だったのはオープニングのアニメである。これ奥の障子開きのとこに映写するもんだから上半分見えねえよ。「ダイターン3」とか「J9」とかああいうヤツで(まあ「ウラシマン」とか「ゴールドライタン」って言ってもいいけど)、一階のお姉ちゃんたちより俺の方が楽しめるのに! 毎度のことで申し訳ありませんが、やっぱり客演の阿部と池田が一番面白いってのが残念です。とにかく未だにメイン以外の役者が区別できてないってのは、いのうえがそういう使い方をしてるんだと思うぞ。まあ、かぶり物が多いせいもあるだろうけど ← 吉田メタルだけ声でわかる。こぐれ修はいつも一瞬原田大二郎かと思う。 |
||||
| 劇団☆新感線 | サンシャイン劇場 | ||||
| 作・演出 いのうえひでのり 美術 綿谷文男 衣裳 竹田団吾 ヘアメイク 高橋功亘 小道具 高橋岳蔵 振付 川崎悦子 アクション監督 川原正嗣 殺陣指導 田尻茂一 川原正嗣 前田悟 照明 松林克明 オープニング映像 (制作・竜の子プロ) 画コンテ・演出 樋口真嗣 キャラクターデザイン・ 作画監督 井口忠一 音楽 岡崎司 歌唱監督 右近健一 |
阿部サダヲ 橋本じゅん 池田成志 古田新太 高田聖子 入江雅人 馬渕英里何 インディ高橋 保坂エマ 粟根まこと こぐれ修 杉本恵美 河野まさと 右近健一 山本カナコ 吉田メタル タイソン大屋 逆木圭一郎 川原正嗣 礒野慎吾 前田悟 中谷さとみ |
||||