GINZA CINE PATHOS - MORNING & LATESHOW

監督×女優
増村保造・川島雄三若尾文子の魅力 
Special Selection

2001年12月21日 (金) 〜 2002年 3月 1日 (金)
銀座シネパトス


<若尾文子 プロフィール>
1951年、大映の第5期ニューフェイスとして映画界入り。小石栄一監督「死の街を脱れて」(52年)でスクリーンデビュー後、出演作を重ね人気スターとしての地位を確立する。「祇園囃子」(53年)で溝口健二監督に起用され本格的女優の第一歩を踏み出し、56年溝口健二の遺作となる「赤線地帯」出演以後は、日本映画史を飾る大女優として、多くの名監督と組み活躍。とくに増村保造とは20作にわたってコンビを組み、多くの傑作を残した。

とにかく、ユーロ・中野と増村保造は見逃しているので今度こそ、というわけで増村中心に見る予定。
事前には、若尾文子ってのはおっとりプヨプヨしたおばさん(有閑マダム)という印象しかないが、若い頃は一体どうだったの?
面白いのはチラシの作品紹介で、増村監督作品はキャストが上でスタッフが下の行で役者の区切りが「、」だが、その他の作品ではスタッフが上で区切りは「・」なのだ。これはおそらく増村作品は「レトロスペクティヴ」用の元データをもらったのをそのまま使用したということであろう。映画館同士の連帯がうかがえる。仲良きことは美しき哉。


LATE SHOW  夜 20:45 より1回上映 (日曜及び 12/30 〜 1/ 4 休映)
   ← 実際に今回見たのがこの色の作品
日程 作品 スタッフ キャスト 製作年
12/21(金)

12/25(火)
「刺青(いれずみ) 監督 増村保造
原作 谷崎潤一郎
脚本 新藤兼人
撮影 宮川一夫
若尾文子
長谷川明男
山本学
佐藤慶
須賀不二夫
1966年
12/26(水)

12/29(土)
「女は二度生れる」 監督 川島雄三 脚本 井手俊郎
    川島雄三
撮影 村井博
若尾文子
藤巻潤
山村聰
フランキー堺
山茶花究
1961年
1/ 5(土)

1/ 9(水)
「雁の寺」 監督 川島雄三
原作 水上勉
脚本 舟橋和郎
    川島雄三
撮影 村井博
若尾文子
三島雅夫
高見国一
中村鴈治郎
1962年
1/10(木)

1/14(月)
「しとやかな獣」 監督 川島雄三 脚本 新藤兼人
撮影 宗川信夫
若尾文子
伊藤雄之助
高松英郎
船越英二
ミヤコ蝶々
1962年
1/15(火)

1/18(金)
―特別上映―
「越前竹人形」
監督 吉村公三郎 脚本 笠原良三
撮影 宮川一夫
若尾文子
山下洵一郎
中村玉緒
殿山泰司
西村晃
中村鴈治郎
1963年
1/19(土)

1/23(水)
「妻は告白する」 監督 増村保造
原作 円山雅也
脚本 井手雅人
撮影 小林節雄
若尾文子
川口浩
小沢栄太郎
馬淵晴子
根上淳
1961年
1/24(木)

1/28(月)
『女の小箱』より 夫が見た」 監督 増村保造
原作 黒岩重吾
脚本 高岩肇
    野上龍雄
撮影 秋野友宏
若尾文子
田宮二郎
川崎敬三
岸田今日子
江波杏子
1964年
1/29(火)

2/ 1(金)
「卍(まんじ) 監督 増村保造
原作 谷崎潤一郎
脚本 新藤兼人
撮影 小林節雄
若尾文子
岸田今日子
船越英二
川津祐介
1964年
2/ 2(土)

2/ 6(水)
「清作の妻」 監督 増村保造
原作 吉田絃二郎
脚本 新藤兼人
撮影 秋野友宏
若尾文子
田村高廣
千葉信男
紺野ユカ
成田三樹夫
1965年
2/ 7(木)

2/11(月)
「赤い天使」 監督 増村保造
原作 有馬頼義
脚本 笠原良三
撮影 小林節雄
若尾文子
芦田伸介
川津祐介
1966年
2/12(火)

2/15(金)
「華岡青洲の妻」 監督 増村保造
原作 有吉佐和子
脚本 新藤兼人
撮影 小林節雄
市川雷蔵
若尾文子
高峰秀子
伊藤雄之助
1967年
2/16(土)

2/20(水)
「積木の箱」 監督 増村保造
原作 三浦綾子
脚本 池田一朗
    増村保造
撮影 小林節雄
若尾文子
緒形拳
内田喜郎
松尾嘉代
梓英子
1968年
2/21(木)

2/25(月)
「濡れた二人」 監督 増村保造
原作 笹沢左保
脚本 山田信夫
    重森孝子
撮影 小林節雄
若尾文子
北大路欣也
高橋悦史
渚まゆみ
1968年
2/26(火)

3/ 1(金)
「千羽鶴」 監督 増村保造
原作 川端康成
脚本 新藤兼人
撮影 小林節雄
若尾文子
平幹二朗
京マチ子
船越英二
梓英子
1969年
MORNING SHOW  朝 10:00 より1回上映
日程 作品 スタッフ キャスト 製作年
12/23(日) 「妻二人」 監督 増村保造
原作 パトリック・
クエンティン
脚本 新藤兼人
撮影 宗川信夫
若尾文子
高橋幸治
岡田茉莉子
江波杏子
1967年
1/ 6(日) 「女は二度生れる」 ( 前 出 )
1/13(日) 「しとやかな獣」 ( 前 出 )
1/20(日) 「越前竹人形」 ( 前 出 )
1/27(日) 「からっ風野郎」 監督 増村保造 脚本 菊島隆三
    安藤日出男
撮影 村井博
三島由紀夫
若尾文子
川崎敬三
船越英二
志村喬
水谷良重
根上淳
1960年

とりあえず「刺青」は小さい銀パト3。予告は「女の小箱・より 夫が見た」だ。お客さんは真面目に勉強しに来たという感じに見える。ユーロ系ってことですかな。でも私の隣りに座ったおじさんはヤクザっぽかった。といってもご隠居な感じ。
打って変わって「雁の寺」は最大の銀パト1だ。行ったのが土曜のせいか、たしかにロマンポルノや円谷より人が並んでいた。
「妻は告白する」では残り30分になって入場する変な男が登場。なんかガサガサしていたが、ひょっとして食事のために入ってきたのか? 1200円払って? 終映後、前の席の人たちが帰り際に彼を注視して去り、何か妙な見てくれだったのかもしれないが、後ろにいた私はわざわざ前に見物に行くこともできず、気になってしょうがない。
「夫が見た」での予告は「清作の妻」、「卍」では「赤い天使」、と順調に2本先を紹介。集客も順調だ。つづく「清作の妻」は相変わらず「赤い天使」の予告で、「赤い天使」では予告なし。特に上映時間が長いわけではないのでタマ切れか。「映画は大映」
なので「華岡青洲の妻」以降はまったく関係のない「紅色の夢」(花村萬月原作で、たぶん2・3年前にVシネマとして撮られたものをどういうわけか劇場公開。リリース済みのような気がするが。目玉は八木亜希子と藤田敏八の出演)の予告を上映。
そういえば、と気づいたのは最後の「千羽鶴」で、こう長いことレイトショー見てるわけだが、はじめてイビキを聞いた。昼間の方がイビキ率高いような(オールナイトの「シベ超祭り」では聞いた)。