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Atelier Cero

地縄張り(縄張り)

家づくりは、地縄を張って建物の位置を決めることから始まります。
通常は地縄で建物の位置を決めたあとに、地鎮祭や地盤調査に進みます。
建物の位置は、当然ながら基礎工事が始まってしまうと動かすことが出来ません。
また、地盤保証をしている場合で地盤調査後、1m以上位置が変わると保証が出来ないなどというケースも
あります。
地縄張りで建物の位置を決める際のポイントをあげてみます。

1. 敷地を狭くする要因
 全面道路の幅員(幅)によっては、みなし道路によって敷地後退線が適用されますので、塀などを検討されて
 いるかたは注意が必要です。
 そのほか、電柱が敷地内に必要になるかどうか確認しましょう。この場合、電柱だけならいいのですが、支線
 (電柱を支えるためのつっぱり)も必要になる場合があり、車の出入りに影響することがあります。

2. 駐車場の位置・広さ
 自動車をゆったり駐車するためには、普通車で一台あたり幅2.5m×5mくらい必要です。
 (軽自動車の場合は2.3m×4mくらい)
 地縄を張った状態で車を入れられるようであれば、自分で出し入れしてみましょう。

 つぎに人の動線とクルマの動線がぶつからないことを確認します。
 特に小さなお子さんのいる家や、玄関前を通って車庫入れする場合には注意が必要です。
 また、来客や将来クルマが増えたときのための予備スペースはありますか。

3. 建替えや過去に建物があった場合
 建替えや過去に建物があった場合は、使われていない古い井戸やトイレ(便槽)が残っていないか調べます。
 また、敷地内に発散槽(しみどぶ)があった場合も要注意です。

4. 周辺との調和
 建物を隣地境界線近くに建てる場合、土盛りによって雨水が隣地に流れ込まないか、また隣の家と窓が向き
 合って視線がぶつからないか(リビング同士などでは気まずい思いをします)確認します。
 また、周囲に大きな樹木がある場合には、落ち葉が雨樋に詰まることが考えられますので、
工事前に相談する
 と良いでしょう。

5. 家の周りのスペース
 給湯器やエアコンの室外機を置いた場合、メンテナンスや通行するスペースがあるかどうか、それらのサイズと
 メンテナンススペースを確認します。特にエコキュートはタンクが大きいだけでなくヒートポンプユニットのスペース
 も必要になりますので要注意です。
 ほかに壁から飛び出すものとして、出窓や勝手口の開閉スペースとコンクリートなどがあります。

 建物の壁に寄せて物置を計画している場合にも、物置が窓にかからないか、物置の前に荷物を出し入れするため
 のスペースはあるか検討します。

6. その他
 余裕があれば、方位磁石で実際の方位を確認してみましょう。古い公図や測量図では若干の誤差があります

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