油彩 ・ 透明水彩不透明水彩パステル類鉛筆類その他組成と特徴寸法表

油 彩

私が一番長く描いているものであるので、(初油彩は、中学2〜3年生頃)得意分野といえるかもしれませんが、何しろ自己流で描いていた期間の方が長いので、初心者の方にはあまり参考にならないかも。


絵の具    

主に使ってるのはホルベイン、クサカベ、マイメリ(イタリア製)。
白は専ら「チタニウムホワイト」 これは白の中でも一番不透明色。なんだか他の白だと物足りなくて。

 ヒュー(旧名:チント)のこと

油彩絵の具だけではないのですが、絵の具はその使用顔料によって値段が違います。コバルトやバーミリオンのような高価な顔料を使ってるものは、それと同じような色を安い顔料で別に作ってます。これに「ヒュー」というのを色名の後ろにくっつけてます。(なぜ「ヒュー」っていうかは知りませんが)

初心者は「ヒュー」色で充分でしょうが、ある程度になると大抵「本物を使え」といわれると思います。それは当然のことで、似せているとはいえ、色の違いは一目瞭然。深みがまるで違います。

でも私は自分の出したい色が出ればいいや、と思ってるので「ヒュー」でも平気で使ってます。但し、セルリアンブルーだけは、マイメリのとてもいいものが手に入ったので、「ヒュー」は 下塗り用にしてます。

他の絵の具でも言えることですが、使ってしまった絵の具がチューブから出なくなったからといってそのまま捨ててませんか?
口のあたりには結構絵の具がたまってます。口の少し下あたりを切って(手で切れる)ペインティングナイフでほじくり出せます。
せっかく絵になるために生れてきた絵の具ですから、最後の最後まで使ってあげましょう。


私は筆跡を残さない描き方なので、今は軟筆しか使ってません。

筆は消耗品。これはしょうがないですが、手入れにより寿命はだいぶ延ばせます。

石鹸でこまめに洗うのはもちろんのこと、(筆洗油だけでは硬くなってしまいます)磨り減ってきた筆は、平筆だったら反ってしまった毛をカッターナイフで剃って、毛先をはさみで慎重に切りそろえればもう少し長く使えます。(さすがに丸筆の毛先までは無理ですが・・・)


パレット

一枚板のパレットにあこがれもあったのですけど、最初に買ってもらった油絵の具セットに入ってた折りたたみパレットで充分なので、一生これを使うつもり。よく画家は自分のパレットは決して他人には見せない・・・といいますね。ま、 私も似たような気持ちです。

受験時には一度に大量の絵の具を出す事が多かったので紙パレットなんぞも使ってたけど、これはあまり好きじゃない。
でもその時のがまだ余ってるので、今はプリントゴッコのインクを混ぜるのに使ってます。


溶き油

最初は普通のペインティングオイルを使ってたけど、予備校で当時芸大生の講師からダンマル(樹脂を小石のように固めたもの)をたくさん、安く手に入れ、未だにそれが残ってるので、テレピン油に溶かして使ってます。
でも最近それだけだと、どうも不都合が出てきたので、ポピー油を少し加えてます。

油壷は普通のそろばん玉型。


ペインティングナイフ

現在は前述の通りの描き方なので、キャンバスの上でナイフを使う事はありません。でも受験時はもちろんナイフでがつがつやってたので大小様々持ってます。


イーゼル 

あまり大きくないです。画材店では「デッサンイーゼル」という名前で売られてるものです。

ほんとはMAXは30号(910 x 727mm)くらいのようですが、今のところ40号(1000 x 803mm)までは平気で乗せちゃってます。もう一生もの。

もちろん油彩だけでなく、水彩でも大きめの絵を描く時はイーゼルを使います。


キャンバス

大抵自分で張ります。ほんとはキャンバス地をロールで買いたいところなのだけど、実際は50〜60号くらいの大きいのを買ってそれを切って使ってます。

予備校に50号(1167 x 910mm)のキャンバスを強く張りすぎて木枠を壊した・・・なんてとんでもない怪力の女の子がいたけど、 私の力では40号が精一杯。

ちなみにキャンバス地には「細目」「中目」「荒目」の3種類があります。ごく一般的に使われてるのは「中目」です。
私も長いこと「中目」だけしか使ったことなかったです。「細目」と「荒目」は「中目」より倍くらい値段が違う、というのもその理由の一つだったりします が、最近思い切って「細目」を使ってみました。
…やっぱり描きやすい。筆跡を残さない描き方には、やはりコレが一番きれいに仕上がるようです。


その他

あると便利なのはストリッパー(脱ぐ人ではない)。剥離剤です。固まった絵の具を溶かしてくれます。手に付くと痛いです。

仕上げにはニス(タブロー)を塗ってます。
タブローを塗る時には、完全に乾燥してからでないと、ひび割れの原因になったりするそうです。

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