小学校の頃、映画は小人30円で二本立て、日の出劇場では月光仮面を上映していました。
ピンク映画館の前を顔は正面を向いたまま、視線だけを看板に向けたまま通り過ぎ、運動会の入場行進で「頭〜右」の号令に、
一人だけ正面を向いたまま視線だけ朝礼台に向けていたのは私です。
まだ、銭湯華やかなりし頃で、大人たちは体の傷を見せ合って、「お宅はどこに行かれたんですか、えらいこってしたなぁ」と
銭湯で戦闘の話をしていました。
時々、湯船にタイル絵の富士山よろしくウンコが浮いていたのも当時ならではで、「おばちゃ〜ん、ウンコ浮いとるで〜」
「またかいな〜、すぐ取るさかいな〜」で終わり、それを知らなかった人だけが、ウンコが無かったかのように湯船につかるのでした。
おしっこなんて、きれいなもんもん。