*過去日記*



2月2日(日) Sereno
きのうオットTと立ち寄ったペニーワイズで、リビングにピッタリな掛け時計を見つけた。今までのも気に入っていたけど、また素敵なのを見つけられて早速うきうきと購入、悦に入る。
さて、その帰宅途上スタバに寄ったときのこと。隣の席に日本人の女の子と外国人彼氏のカップルがおり、日本語で会話をしていたのだけれど、もう女の子の会話がなんだかめちゃくちゃで聞いていられなかった。何がめちゃくちゃって日本語そのものが。「パパがね、私がズビ(どうやらその彼氏)にメロメロ。言った。すぐわかるって。メロメロ。わかる?」・・・ズビ氏わからない様子。「私が、ズビがね、もっと好き好き好きー。って。すぐわかる。パパ言った。」
ちょっと待って、そんなわかりにくいブチブチの日本語で喋られちゃ、日本語発達途上の外国人にはキツすぎるってぇ!と私はもうすっかり耳ダンボ。連れのTの話なんて聞いちゃいない。彼女はこれでどうやら既に27歳らしい。「パパもママもね。もっとしっかりしないとって。頼りないって。言ってた。ズビはジェントルマン?」おいおい・・・。他人事だからいいんだけどさ、舌ったらずな甘え口調でこんなに文章のちょん切れた日本語聞かされても、ズビ氏は確かにとってもジェントルに一生懸命話を聞いてあげていた。時々、横で聞いてる私にもどーにも意味のわからない‘そんな日本語使わないよ!’てな説明まで飛び出して(思い出せないほど意味がわからない文章を語っていた)、ズビ氏の頭の上にさすがにハテナマークが浮かんで見えることさえあった。彼らはどうやら結婚が近いらしいが。なんで私がハラハラ聞き耳たててんのだか・・・。
私は店を出た直後「ねえねえ、彼女の日本語ひっどくなかった?私でさえ意味わかんなかったよ!」と言えば、Tまで「あの子、日本人じゃないとか?日本語の発音がいっぱいヘンだったよ。あ、でも自分のことを○○子って言ってたから日本人か。ありゃひどい」とふたり勝手にズビ氏の将来を憂えていた。カタコトの日本語を話す相手と四六時中話していれば多少はそれが移ってきちゃうってのもあるかもしれないけれど、でも一番彼の日本語力に影響を与える立場なんだから、もうちょっときちんとした文章を喋ろうさ、○○子ちゃん!
日本語をしゃべる外国人て、どんな日本人から主に日本語を習ったかってのがほんとに如実にわかっちゃうから。使う言葉の内容とか品みたいなものとか、主に男の人から学んだか女の人から学んだかとかも結構表れるしね。ほかの言語もそうなのかな。
まあどうでもいいことだったんだけどあまりにショーゲキテキだったので、私も日本語で外国人と話すときには重々気をつけよう、と深く考えさせられたってこと。

2月6日(木) Poco Nuvoloso
暗い寒空の下、会社帰りの人々で溢れるJR大阪駅で電車を待っていると、年配駅員さんのオヤジ声による構内放送が。「お呼び出しを申し上げますー。ビッキー様ビッキー様、ダウラー様がお待ちです。中央改札口までお越しください。ビッキー様、ダウラー様がお待ちです。」・・・って確かに聞こえたんだけど。
JRといえば数ヶ月前から、西日本だけなのか神戸線だけなのか知らないけれど普通電車で女性専用車が導入されており、私も気が付いたときはたまに利用している。他の車両の混雑に拍車をかけないためにも。だけど、女性専用車に乗ってみるたび男の人が2〜3人は必ずいるんだよなぁ。あれって本人たちは気づかないものなのかな? 別にとがめだてするほどには女性達みんな気にしてないとは思うけれど、これじゃあ意味ないよな、とそんな間抜けオジサンをぼんやり眺めている私。こんなにたくさんの女性だけの中で、違和感を持たないでいられるというのは却って良い世の中なのかも、と発想を転換してみたり。それともただの嫌がらせでわざと乗り込んでいるのか?・・・そうなのかもしれない。
もうひとつ。JR神戸線は駆け込み乗車に厳しくて、駆け込みがあれば発車後ただちに「ただいま駆け込み乗車がありました。駆け込み乗車は大変危険ですのでおやめください」ともれなくピシリと車内放送されてしまう。こわいこわい。なので、私が仕方なく飛び乗ったときは、涼しい顔でフンフンフーンとすばやく車両を移動することにしている・・・そしたら放送されても周りの人は私のことだとはわからないだろう。気ィ使うわ。

2月9日(日) Nuvoloso
私が新入社員で入社してから辞めるまで7年間一緒に働いた友人のお宅で、数人の同期と久しぶりに集まった。その会社を辞めた今でもそれぞれと時々映画を観に行ったり食事をしに行ったりしているのだけれど、会ってしゃべるたびにいつも心が平らかーに落ち着く。
どの集合体や職場でも友人や同僚には恵まれてきたけれど、やはり最初の会社の同期の友人たちは連日一日の大半、顔を見て数年間を過ごしてきた上に今も交流を続けているだけあって、心底気持ちを許せてなごめるんだなぁ。その輪の中にいるだけでぬくぬくほんわり、というかんじ。
というわけで豪華で美味なお昼ご飯と、友人お手製いっぺんに3ホールもの!ケーキをたらふくいただき、至福至福。どうもありがとう。
ところでそのうちの一人からまた興味深い‘日本語むずかしネタ’を聞いた。・・・ 会社にいる日本語の達者な中国人の女の子と話していると、言葉遣いはきわめて正確丁寧なのに、あのオッサンがあのオッサンが、と連発するという。 友人が「んー、オッサンはまずいかなぁ。」と指摘すると、中国人の彼女いわく「『オバチャン』より『オバサン』のほうが丁寧なんだから、『オッチャン』より『オッサン』が丁寧ではないんですか?!」と。・・・ほんとだ、どうしてそうじゃないんだろう。基本的にはオジサンって言うのがベターなんだろうけど、また目からうろこが落ちたよ。 さあ、明日一日働けばまたお休み! いとうれし。

2月11日(火) Pioggia
曇りや雨の休日で嬉しいことは、神戸港をゆく船の霧笛がぼおーーー・・・と重低音で響いて聞こえること。晴れた日には音がきっと空に拡散してしまうのだろう、聞こえたことがないのに、部屋が暗い曇天の日にはときどきこのぼぉーーー・・・が聞こえてくるのだ。
今までの人生で霧笛に縁のなかった私は即座に異人さん、マドロス、外国船・・・などと今どき死語のような単語を連想してしまうんだけど。
悪天候のため憂鬱で外に出たくなくなったせっかくの休日、顔がぴきぴき乾燥しないのと同時に嬉しいちっぽけなことでした。

2月15日(土) Sereno
バレンタイン前のデパートの輸入食材コーナー・製菓材料コーナーで若い女性たちが手作りチョコの材料選びをしている横で、私は紅茶なぞ品定め。店員さんに「○○のクーベルチュールチョコはありませんか?」とか訊いてる様子を‘みんなすごいな、手作りか’と横目で見ていた。クーベルチュールってよく耳にするけど何ぞや?響きがなんだか高貴っぽくて、そんな単語を口にしているのだけで‘おぉ、おぬしお菓子作りの通だな’と半ば尊敬のまなざし。私は特設会場でよくあるプラリネ9個入りの箱を買い上げ簡単に済ましてしまったよ。すまぬ。
ところで。世間の目で見ればまったくささいなことだけれど、ここ二日ほどで私の人生計画が大きく変わってきてしまったみたい・・・。
おとといまでは、今の派遣先をあと半年程度で辞めて秋に二ヶ月間のイタリア語学留学(+親や親戚には内緒で延長して半月ほど旅行)をしよう、と漠然と決めていた。が・・・、6年前に辞めた会社の後輩が産休に入るらしく、部署の子から『派遣としてなんですが、そして1年限定で恐縮なんですが、5月から来てもらえませんか?そしたらむっちゃ助かるんですけど。もうみんなでatsukoさんに来てもらおうって話は進んでるんですけど・・・』という内容のメールが。私はもちろん『秋に留学しようと思ってるからダメだよー』と軽く断って流して即忘れたのだけれど、その翌日『留学はちょっと延ばしたらいいじゃあないっすか!』の返事と同時に妊婦本人から嘆願調メールまで来た・・・。で、よく考えてみりゃ今までの会社歴でいちばん平穏無事な仕事内容だったし、友人&同僚関係はぬくぬくだし、留学も半年延期するだけかぁ、と。この二日間悩みに悩んで、今日決断。そちらはいいんだけど、今の派遣先の職場をたった七ヶ月で辞めることになるというのがどうにもひっかかる。ちょうど4月末で今の契約期間は更新なんだけど、仕事が決まったときに「半年とかで辞めてもらわれると困ります」と言われていたナァ、でも今の派遣先は直属の上司がいいかげんで客先からの評判も悪い状態、同僚の女性陣もみな悪口話が多くて困ったナァと思うことが多い職場。気兼ねしてわざわざ長居することないか、私の人生だし。
で、仕事が急に変わることでなぜ大げさにも人生計画が変わったと思ってしまうのかと言うと。
乙女座の私は今年が12年に一度の耕運機、じゃなくて幸運期で、春以降秋にかけて大転機らしい。それは・・・この職場変わりがいいってこと?留学をすることによってまた運が開けると今までは認識してたのに・・・これ確実に運命が変わるよね。と、どっちに転んだほうがよかったのか強欲に悩んでいたわけで。でももういいや。決めた決めた。

2月23日(月) Coperto
かなりブランクが空いてしまった。会社は大変だし週末も出ていることが多くて忙しいぞ。
イタリア人のセンセに、どうしてヨーロピアンはブルーのペンが好きなのか訊いてみた。
小中学校のときから黒かブルーを使うようにおそわってきたから、ブルーにはこだわってないよ、だって。「でもみんな絵葉書とか手紙とか書くとき絶対ブルー使うじゃない?!先週も私がブルーと黒の二色が出るボールペンを使ってて、それをイタリア人Mに貸したら、黒だったのをわざわざブルーにカチカチっと変えて使ってたよ。」「・・・そんなこと考えたことなかったし、訊かれるなんて思ったこともなかったー・・・」だって。困らせてごめん。それにしても日本の小中学生は学校でペンは使わないな。不思議。私個人は鉛筆やシャーペンを高校時代からほぼ全く使わない。試験のとき以外は。
さて、ここ数年いわゆるオバシャツをめったに着なくなっているので箪笥から思い切って一掃した。古い下着って捨てると気持ちいい。もうすぐ春だし、冬もこっちのほうが活躍するのでキャミソールを通販で何点か買ってみる。トシは年々オバのほうに近づいているのだけれどサ・・・。



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