*過去日記*



2003年11月26日(水) Sereno
今日は午後から半休。ほんとは2月にしなくちゃいけなかった確定申告をしに今頃ノコノコと税務署へ出向き、職員さんにやってもらう。
その後、購入後2年半で壊れた乾燥センタッキの修理マン来訪のため、自宅待機。
来てくれたのは線が細く若い、大阪大学工学部卒という風貌の男の子(テキトー)。
排水口でネジ3つが滞留していたのが原因だった。そういえば私、洗濯するときあんまりポケットを改めたりしないなぁ、と少々反省する。ともかくネジなんてものを洗濯物にまぎらせたのはもちろん私ではなく。
そして夕方からは、以前の職場での仲良しさんの赤ちゃん(生後2ヶ月)に会いに。
生まれたての頃から相変わらず西洋人のような、ピンクベースの真っ白ちゃんで、髪も茶色くてやっぱりタンタンみたい。ほわほわベビーの匂いはいいねぇ。
赤ちゃんが生まれた女の子はみな当然だけどすっかり母の顔になるのがまぶしく、不思議だ。
友だちなのに、ちょっと遠くに離れてしまうような。我が子がいとしくて仕方ないという母性があらわでやっぱりまぶしい。そりゃまあ赤ちゃんというものはひとしく可愛い存在とされているけれど、母親が入れ込むほどの愛情はもちろんこちらにはないわけで、コレそんなに可愛いかなぁ、母性は偉大だ、すごい、と毎度ひっそり思っている。私に子どもがいてもこんなふうに思えるのか。はなはだ疑問。


2003年11月21日(金) Poco Nuvoloso
経済上の理由で10月はイタリア語に通うのを休んでいた。11月に入って再開したのだけれど、一ヶ月のうちにだらだら帰宅するのに慣れてしまい、かなりめんどくさくなってしまった。
でもがんばって(半分惰性で)通い続ける。実は私はこのスクールの全生徒のなかでも長居歴ベスト5に入るほどの古株、最古参組なのだ。今は雑居ビルの1フロア4室を使っているが、私が通い始めた当初は事務の人が隣で聞いている状態の1室こっきりの学校だった。年々、隣の部屋も借りられることになったんだ・・・またむこうの部屋も使えることになった・・・どんな部屋か見てみるかい?・・・などという状況を見守ってきて、こうなると身内感もかなりあるし時々お仕事もらってるし、きっと辞められないなー。ずるずる。
アットホームな小さなガッコだけあって先生の質はかなりばらつきがあるけれど、私個人はテキスト中の単語や文のつくりのわからないとこを教えてくれて話し相手になりゃあ、まあいいかなと思うことにしている。半分以上は日本の大学に留学している学生バイトのイタリア人なんだけど、たまにベルリッツで教授経験のある先生にあたると、あまりの効率のよさ、授業の濃さにかなり驚いておトク感満点。教授法を長期の研修でみっちり仕込むと聞いているけれどさすが。
先週あたった女のセンセはフィレンツェの語学学校で教えている現役先生だった。
その語学学校にも日本人の生徒はたくさんいてそれだけ授業についていけず行き詰まる子も多いので、日本語をある程度おぼえて日本人に集中的に教える経験をしに日本に来たらしい。
これもまたまるでフィレンツェの語学学校で教わっているかのような、あまりふだん経験することのない『プロの先生』ぶりに、久々に背筋が伸びた。(あれ、ふだんは?)
今日のセンセは、いかにも賢くて勉強いっぱいしている留学生、といった風情の女の子。
教え方ははっきり言ってイマイチで時間がもったいないような状態だけれど、私がひとつ単語がわからなくて意味をきいたとき。イタリア語でもどう説明していいかわからなかったらしく、伊和辞典を引いてページをじっと眺めていた。そして「インゴット、チュウカイ」と言ってそのページを私に差し出す。ん?と見てみると、その語の意味として『インゴット。鋳塊。』と書いてあって驚いた。鋳塊なんて漢字が読めるんだー・・・。どんなに勉強してきたことだろう。なんだかじーんとしてしまった。つか、インゴットってどういうこと?って家で訊いてしまったよ。


2003年11月18日(火) Sereno
ここんとこずーっと、第二回タカラヅカ観劇?に行ってまた感動したり、家では相変わらずシカゴのミュージカルシーンばかり観たり、会社の友だちや先輩がたから借りた年代違いで組違いのエリザベートのビデオを見比べて休日を過ごしたり・・・。エリザベート面白い!ウィーンオリジナルバージョンのサントラが思わず欲しくなった。そんなこんなで来週もロシアのバレエ観劇に友人ご親戚のフルート演奏会と、ワタシなりの芸術の秋でございます。
ところで今日会社でおそわった日本歴史占い。これによると私は‘八百屋お七’で『頭の回路があまりネットワークされていないというか、単線仕様という感じ』なぬ?『自分のペースを崩されると不機嫌になる。その場の空気が読めないタイプ』・・・ハァ?『言動はかなり変』とさんざん。ワタシ、そんなんじゃないつもりですが。ちなみに八百屋お七ってなんのことか知らず、同僚のみなさんに馬鹿にされる。え、そんなに著名人?知らんっちゅーねん。


2003年11月11日(火) Pioggia
ちょっと前に友人のおうちへ遊びにいった。彼女はこのサイトのイタリアおぼえがきや日記にもひそかに何度も登場している友人で、イタリアに3年半ほど暮らしていた。私が結婚するとき丸々一冊手書きでレシピノートを作りプレゼントしてくれた彼女、私のお料理の師匠だ。
今までいろんなコツをいっぱい教えてもらった。といっても普通にお料理する人にとっては基礎中の基礎のようなことばかりなんだろうけれど。お料理の上手な人というのはともかく大尊敬。
彼女のいつもカラッと落ち着いた明るさに会うたびいつも元気づけられ癒される私は、今回もまたたっぷりご馳走になり、彼女のほんわりしたおしゃべりになごませてもらった。
マッシュルームの美味しさやブロッコリの美味しさを認識させてくれたのも彼女だったなぁ。彼女はなんせ渡伊のために会社を辞める際、同僚から送別品としてに箱いっぱいのブロッコリをもらったこともあるらしい。
イタリアではレストランの厨房にも出入りしていた彼女は、日本に帰国してすぐも、新鮮な視点からの報告をくれていた。「日本の人たちはピザを手で食べるねぇー。」「日本人が飲んだグラスはすぐわかるのよー、口のあたるところがとても汚れているから。ヨーロッパの人は飲み物飲む前にはいちいち口を拭くでしょ。」うちのTにもよく言ってきかせます。
今回名残を惜しんでサイナラする際には、イタリアで種を買ってきて近所のだんなさんのご実家で育てているというルッコラを山ほどもらって帰ってきた。日本のスーパーで売っているのとはまるで違う、タンポポの葉のように濃い緑でぎざぎざのしっかりついた、ぴりりと辛い美味しいもので、食べても食べても丸1週間なくならなかった。


2003年11月1日(土) Sereno
NHK朝の連ドラ『てるてる家族』に大はまり。
子供の頃から朝ドラはけっこう見ていたのだけれど、ビデオ録画までしてしまうのは初めてー。
第1週〜2週あたり、浅野ゆう子演じる照子さん中心にドラマが回っていた頃、「照子さん・・・あっちゃんみたい・・・」とTが力なくつぶやくことが多々あった。
照子さんには共感できるし見ていてスカッとするなと思っていたのだけれど、やっぱり似たところがあるのかも。超楽観主義であくまでポジティブ、あくまでマイペースなあたり。あそこまでナニワのおばちゃん的にアグレッシブでも開けっぴろげでもないけどさ。(顔ももっと地味だし。)でもきっと私に子供がいたら、子供相手にああいう風に意地っ張りになる予感も恥ずかしながらありあり。
私がなんでも良いほうに解釈して嫌なことはすぐ記憶から抹消するところを目の当たりにし、Tは「これだから心に太陽のある女は困るわ・・・」「さすが心に太陽があるとへこたれるということを知らん」(Profileにもある私の座右の銘のあげつらい)としょっちゅう苦笑しているけれど、照子さんもぜったい心に太陽を持っている。
さて、話は変わってアンティークのジラール・ペルゴちゃんを引き取ってきた。
同期の仲良しが、ついて行くぅ、とのことだったので、会社帰りに一緒にいそいそとお店へ。彼女は今までアンティークに何の興味もなかったのに、オーナーの話や私のコーフンを体感し、さまざまな時計を見て着けさせてもらうにつれて、はまってしまいましたねぇ・・・。素敵な時計をふたつもみっつも腕にはめ、鏡を見てうっとりしている。それを眺めて私も嬉しい。
彼女は何も買わなかったけれど「また一緒に来る!」と力がこもっていた。楽しみを共有できる仲間がふえて私はニンマリ。ライバルをふやしちゃったとも言えるけど。しまった、かも。
引きとった私の時計ちゃんはそりゃもう美人で上品でございました。
もうひとつ。3ヶ月待った『シカゴ』のDVDが到着!やっぱり面白いぞー、何度も見返しそう。どうでもいいことだけど、中山美穂や山瀬まみを「私と同い年のタレント」と言うのは特に違和感がないのに、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが同い年と思うとキョーレツに圧倒的な敗北感、劣等感を感じるのはなんなんだろう・・・ははぁーすごすぎるや、何もかも。恐れ入りました。



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