| 10月1日(火) Variabile |
| 関東地方に台風上陸、ということで神戸も風が強く肌寒かった。雨が降っていたのをこれ幸いと、ベランダに出てじゃぶじゃぶ網戸を洗っちゃった。雨の日だったらお隣に大量の水が流れて行ってしまっても目立たないかな、と・・・。すんません。 今回は近畿地方を通らず関東にいきなりの台風上陸、とのことで、夜のニュースで各局ことごとく盛り上がっているのもいまいちピンと来ず、思わずチャンネルをパチパチ変える。大嵐で実況レポーターの皆さん興奮しているのはわかるけど、「・・・エ今日のこの台風は・・・」「・・・エこの影響で新幹線が・・・」「・・・エ地元の商店街の皆さんは・・・」と、発言のたび「エ」をつけるのがモー気になってしょうがない。外国人が見ていたら‘このエって一体・・・’と悩んでしまわないだろうか、と余計なことを考えつつ荒波が打ちつける防波堤の映像を眺める。 ところで全く話は違うが、非関西人の友人と話しているときに、お刺身のことを関東では‘お造り’とは言わないことを初めて知った。びっくり。鶏肉を‘かしわ’と言わないのはなんとなく知っていたけれど(かしわ、って音はいかにもなんだか、ねぇ)まだまだ色々と関西独特の言い回しってあるんだろうな。この関西っていう範囲もなんだか不明確だけれど・・・。 神戸に来たときにまず驚いたのは、昆虫のかなぶんのことを神戸人はみな疑いも無くそろって‘ブイブイ’と呼んでいることだったよ!・・・だって、隣の大阪では全く通じないんだよ・・・。 |
| 10月4日(金) Sereno |
| おととい派遣の面接をし、バタバタとまとまって昨日から働いている。どれくらいの期間働くかは全く不明、というか、わたし的にはとりあえず未定としたい。 派遣で働いていると、派遣会社の営業男性(私の担当は大体20代後半のお年頃)が2〜3ヶ月に一度、職場や仕事上で困ったことがないか、様子を見に会社へやって来る。応接セットなどで座って話すのだけれど、なーぜーか私の場合、必ずその営業の男の子の身の上相談に乗るハメになるのだ。 「いやぁ最近彼女とねぇ・・・略・・・あの、結婚に踏み切るきっかけって何でしょうか?」だの「新婚旅行はどこ行かれました?」だの「彼女と近頃会う時間がなかなかなくて」・・・以下略。ちなみに私は仕事が気になるので自分からわざわざ関係ない話を始めたりはしない。念の為。 その後新しく担当になった営業の男の子。彼は更に輪をかけた‘相談して来ィ’だった。 「春に彼女をつくって一緒に夏休みを過ごしたかったんですが・・・出来ませんでしたよ・・・。」 私「でも派遣会社なんて女の人だらけでしょう!それにほら、スタッフも女性ばっかりだし」 営「・・・いや、会社の女性は強くて・・・男として見てもらえないんですよ。昨日もね、会社の自動販売機で、僕がいるってわかってるのにそばで女の子達がコーヒー買いながら『昨日買ったブラジャーがどうのこうの・・・』ってヘイチャラで話してるんですよねー。」私「はぁーそんなもんですかっ!さすがですね。」営「でしょ?どう思います?それに、僕っていざ向こうから来られると引いてしまって。」私「と言うと?」営「スタッフの女性のひとりから『今度ご飯でも一緒に行きましょうよ!』ってメールもらったことがあったんですけど」私「おぉっ、すすすごいじゃないですかっ。それ行っとかないと!」営「いやぁ、そうなるとなぜか一気に引いてしまうんですよ。・・・だめですよねぇ。」はぁ・・・。キミたち、私の職場環境・仕事内容・人間関係の事情聴取に来てるんじゃなかったの?と毎回思っていた私。でも面白いから質問ぜめにしたりして話に乗る。 さて、今回担当となる男の子も若めのハンサム系なのだけれど、今後様子を見に来てくれるときにはやっぱり身の上相談の会話にスイッチしてしまうのだろうか?! |
| 10月9日(水) Sereno |
| 新しい職場、今日で1週間が経った。引継ぎは毎度の苦しみでタイヘンだぁ。 それはさておき観光地に職場があるのは初めてなので、お昼や会社帰りが結構たのしい。南京町がすぐそばだし、路地を入っていくと今まで全く知らなかった素敵で小ぢんまりしたカフェレストランがたくさん。連日同僚に日替わりで違うお店に連れて行ってもらっている。ただ神戸といえど(神戸だからか?)ランチの単価が大阪より100円は高い気がする。絶対。 夕方もついついデパートやブティックに引き寄せられ・・・昨日は隠れ家的アンティークショップを見つけたよ!買うつもりはなかったのに、またまた素敵なオーナー女性に色々話をうかがい、安くしてくれたので1937年イギリスの大きなプレスガラス皿をつい・・・むふふふ。いやそんなことより、頭のイタイ新しいお仕事を早くモノにせねば。 |
| 10月16日(月) Sereno |
| 風邪を引いてしまったにも関わらず3連休は出かけていた。 まずオットTの弟夫婦が新築マンションを買いたいというので、第一候補物件の巨大マンション、建築中の現地を一緒に見学に行き、現地に作られているモデルルームも数種視察。 実は去年も彼らのために別の新築マンションを何パターンか見物についていったことがあるのだけれど、いまどきの新築マンションはまったくいたれりつくせりだ。各お部屋に目立たない換気扇がついて24時間ゆっくり自動換気している。キッチンディスポーザー・浴室乾燥・床暖房は当たり前、一部屋あたりのスポット照明数も多いし、玄関脇に靴収納専用の部屋があったり壁には絵を吊るためのレールが設置されていたり・・・。まー次に私達が新築マンションを考える頃にはどんな進化をしているのやら!・・・と思えば、営業マンいわく「そろそろ利便化・進化も行き詰まりで、今後は趣味や流行による変化程度では?」。 さて翌日。イタリア留学時代の日本人友人(関東人が多い)が揃って関西にやってくるとのことで、京都にて5人での再会!個別にはたまに日本で会ったりもしていたけれど、数少ない関西人の私としては大人数にまとめて会えたのは画期的。過半数が結婚し、それぞれ忙しく働いて輝いていた懐かしい彼女たちと久しぶりに話せてほんとうに良かった。 嵐山から竜安寺へタクシーで向かう途中、外を見ていたひとりが「あっ!invictaのリュックの人がいる!」と叫んだ。イタリアの小・中・高校生御用達かばんのinvicta(インヴィクタ)。ほんとだー、と日本ではめずらしいインヴィクタをしょったふたりをよく眺めると、なんと私がイタリア語を教えたこともある、イタリア語スクールの生徒たちだったよ・・・。 けばけばしいほどポップな柄やカラフルな色使いのリュック、年季が入ってきったなく汚れたのをイタリアンボーイズ&ガールズの大半がしょっていたのを毎日見ていたので、イタリアで暮らしたのならひとつはインヴィクタを、と当時みんなが考えていた。ずっと迷っていたのだけれど、そういえば私はとうとう買わずじまいで帰国してしまったなぁ、と懐かしく思った。思いついてネットで検索してみたら、なんだ通販もしてるし地味な色もあるんじゃないの。 |
| 10月19日(土) Nuvoloso |
| 最近、額装に凝っていて・・・。素敵なポストカードに合う額を見つけてきて自分ではめ込んだり、マンションの向かいにある製額屋さんに持ち込み、絵の大きさにマットを張ってもらいマッチする額に入れてもらったり、小さなポスターなどイレギュラーな大きさならば一から額を作ってもらったり。そもそもは、外国から持ってきた巨大なアンティーク図版画ふうポスターの額装をその製額屋さんに頼み、出来栄えに感動したのが凝り始めのきっかけだった。 以来、なんでもない可愛い切り抜きなんかも持ち込んで額装してもらい、実家の母までわざわざ奈良から絵を持って来る始末。でも額装するとね、ますます絵が素敵になるのよ! 自分でも東急ハンズやユザワヤなどでフレームを買ってきて、イタリアの雑誌の素敵な広告ページ等を上質厚紙にプリントし額装をして(いいよねぇ?)、ひとり悦に入って楽しんじゃう。壁が広いわけでもなく、ひとよりセンスがあるとも言いがたい私のことなので、部屋がごちゃごちゃしてきた感はあるけれど・・・しばらくまだ楽しめそう。Tよ、ごめんね。 ところでさ、冒頭の「マンションの向かい」のところでも思ったのだけれど、なんか‘マンション’って書くのに抵抗がある。一般には私の住んでいるところはやっぱりマンションと呼ばれる集合住宅なのだけれど、外国だったらこんなタイプの住宅は‘アパートメント’だろうし、母からも実際「マンションって言ったって・・・よっぽどの億ションとか豪邸宅だったらマンションってかんじだけど、あなたのところは‘アパートメント’じゃない?」と入居しょっぱなにバッサリ言われ、やはりそうか母よ、私もそう思うよ、なのだった。 ちょうど昨日、英語スクールで義弟夫婦のマンション下見の件を、apartmentを使って話していた。途中コソッと訊くとやはりmansionという使い方はジャパニーズイングリッシュだと言われた。ここは日本なのだから当然構わないのだし考えすぎなのだろうけど、やっぱりなんだか・・・。これからはアパートメントと書こうかな。‘マンション’よりお洒落な雰囲気にも聞こえない?! 気のせいか・・・。 |
| 10月25日(金) Sereno |
| ・ハリーポッター第四巻発売。ニュースでの売れまくり報道や母からの『今日ハリポタをゲットしたよ!』報告メールに、第一巻さえ数十ページで挫折した私は更に落ちこぼれ感が募る。 「ハリーポッターを挫折するなんて、字の読めない人なのかと思われるかもよ」とまでTに言われたことだし、早く再トライしなければ!?・・・。 ・アメリカの連続射殺事件、ロシアの劇場の人質700人事件など世界のあちこちで大変な事件が立て続けに起きる日々。が、頻繁に凶悪犯罪が起きすぎて、免疫ができてしまったみたい。‘またひどい事件が起こったのねぇ、ふぅん’とアッサリ受け止める自分が哀しい。良くない良くない。ロシアの事件は自分が人質の立場だったら、と考えるといたたまれない。 ・イタリア語教室で教えた生徒さん達が立て続けに11月にイタリア旅行へ。この時期って実はけっこう旅行どきなのか?教える機会があるたびに「今度イタリア行くんですー」との報告をうける。いいなぁ皆さん!私の分も楽しんできてね。 |
| 10月30日(水) Sereno |
| 冷え込んできた街行く出勤OLの姿を眺めつつ・・・。 去年の秋から冬にかけてやたらコーデュロイのジャケットが流行り、いたるところコーデュロイOLが闊歩していた記憶があるのですが・・・今年はあれを皆さんどうしちゃったんだ? やっぱりただのハヤリで、ワンシーズンものとして片付けられちまったのだろうか。私はもともと茶色のコーデュロイは好きなんだけれど、去年はあーまーりーに皆が着ているので恥ずかしくてあえて買わなかった。可愛いと思ったけれど買えなかった。皆と一緒のものを着る、流行っているから持ち歩くというのは絶対嫌なタチなので。 でもあれは普遍的アイテムにも思えるしちょっとくらい今年も着たっていいんじゃないかなぁと個人的に思うんだけど、神戸でも、たまに行く大阪でも見事に誰も着ていない。すごいな。 ついでに思い出しちゃったけれど、某フランス大御所ブランドの茶色ベースにモノグラムがいっぱいついたビニールバッグで、十年ほど前に大流行した(気がする)ソミュールとかいう形のもの、今みんなどうしてるんだろう?!あの形も巾着型のも今めっきり見ないんだけど・・・。 あんなバブリーな流行り方をしてしまうと、いくら歴史あるブランドのバッグとは言え(私に言わせればビニールバッグに7万だの10万だの払うのはあほくさいが)もうあのタイプは時代遅れ、と日本では片付けられてしまったんだろうか。だって当時は電車1車両あたり5個以上あの柄が目に付いた記憶があるもの!隣同士・背中合わせで同じ鞄を持っていたりね。 ・・・話が飛ぶけれど、電車でお揃いと言えばもうひとつ。『ハンニバル』の文庫本が発売された当時。私は会社帰りの電車で座って熱心に読みふけっていた。ふっと右隣に目を向けると、横に座る女性も同じ『ハンニバル』上巻を熟読中だった。あらーお揃い、と思ってなんとなく左隣を見てみると、男の子がまたもや同じ『ハンニバル』上巻を開いていた。赤の他人が三人並んで同じ本を読んでいたのだ。思わず両隣の二人に「ねぇ、見て見て!」と話しかけたくなったけど、我慢して黙っていた。人と同じが嫌な私でも、本くらいはね、気にならないよ。 でも『海辺のカフカ』は人気が一段落した頃に買おうと思っているヘソマガリです。 |