『俺と僕で何?』


序章 プロローグ


 赤い海 ・・・

でも、・・・なんで赤いんだろう

ここはどこなんだろうか?

 

・・・て)

・・・けて)

・・・けてよ)

(助けてよっ!)

 

・・・これは、僕の望んだ世界じゃない・・・

・・・もう一度・・・もう一度、みんなに逢いたいって望んだじゃあないかっ!)

(でも、誰もいない・・・アスカも僕を拒んだ・・・赤い海に戻ったんだ・・・

・・・

(でも僕は戻れないんだね・・・

 

・・・泣いている のかしら?

彼は・・・おそらく・・・

 

〔碇君・・・

〔これは碇君が望んだことの結果・・・でも碇君の望んだ世界じゃない世界 〕

・・・心が痛い

(助けてよ・・・誰か助けてよ・・・もう嫌なんだ、一人は嫌なんだよ・・・助けて・・・

・・・助けてあげたい・・・でも、・・・今の私じゃ無理〕

〔でも大丈夫・・・その為のあなたなのだから・・・

 

・・・

 

・・・あなたはあなた。だけど今は私でもある・・・でも、それはあなたの知らないこと 〕

これは誰の意識?何を言ってるのか意味が判らない。

〔そうよ、あなたは知らないもの〕

・・・こっちの考えがわかるの?

〔あなたは私の欠片だもの。そして私もあなたの欠片だから〕

「君は誰なの?」

〔私はリリス・・・かつて「綾波レイ」と呼ばれ、その意識を継承する者・・・

「綾波レイ・・・

〔あなた・・・私が解るのね。・・・何故?・・・でも良かった・・・

・・・

〔じゃあ、あと、お願い。私も一緒だから・・・


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