最近聴いたモノを紹介します
先日購入した布袋寅泰とのマッシュアップ・ソング"BATTLE FUNKASTIC"の元歌を聴いてみたいと
思っていたら、偶然に母友がCDを所有していたので借りて聴いてみた。彼らがデビューした
2001年からのベスト集なのだが、トップのSTEPPER'S DELIGHTから楽しい言葉遊びのラップに
グイグイ引き込まれる。アクセントのある英語に比べて、平たいイントネーションの日本語でもこれだけメリハリのある
グルーヴ感たっぷりのラップを聞かせるなんて、日本のHIPHOPシーンも侮れないほどに成長したなと
思う。元歌のFUNKASTICは、HOTEIヴァージョンのようなワイルドさよりもよりファンキィな
仕上がりになっていて、こちらも聴いてみてよかった。<2006.2.14>
ブラジル'66でデビューしてから今年で40周年を迎えるブラジル音楽の大御所アーティスト、セルジオ・メンデスが
10年振りに発表した新作。プロデューサーはブラック・アイド・ピーズのwill.i.amが務めており、ラップ、ヴォーカル、
ドラム・プログラミング、ベース、アレンジと、アルバム全編にわたって彼の才能が大々的に
発揮されている。セルジオ・メンデス個人名義のアルバムではあるが、BEPをはじめスティーヴィー・ワンダーや
ジャスティン・ティンバレイク、ジョン・レジェンドといった今をときめくアーティスト達が
フィーチャリングされていて、ブラジル音楽とHIPHOP/R&Bが素敵に溶け合った
素晴らしい出来のアルバムである。will.i.amのラップで彩られたマシュ・ケ・ナダ、THAT HEAT、
カルロス・ジョビンのSURFBOAD、ジョン・レジェンド作のPLEASE BABY DON'Tが
特にお気に入りだ。<2006.2.14>
パット・トラヴァースとカーマイン・アピスとが組んだプロジェクトTRAVERS & APPICEの
通算3枚目のアルバムで、それぞれの持ちナンバーを焼き直したものが4曲、新曲が4曲、
旧カヴァー1曲、新カヴァー3曲が収録されている。これらはおそらく2004年にリリースされた
IT TAKES A LOT OF BALLSと同じ時期にレコーディングされたもので、前作に収録されなかった
ナンバーをピックアップしてアルバムにしたと思われる。PTの代表的なナンバーSNORTIN' WHISKEY
やCRASH & BURNなどの新たな演奏が聴けるけど、特に変わったアレンジはしていない。
TOTOのスティーヴ・ルカサーとボビー・キンボールがエアロスミスのLAST CHILDのカヴァーに
全面的に参加している。リック・デリンジャーもタイトル曲BAZOOKAでギター・ソロを披露している。
BAZOOKAはインストゥルメンタルだけど、新曲の中では一番いいと思う。<2006.1.30>
英スコットランド出身の4人組バンドFRANZ FERDINANDのセカンド・アルバム。ソニー・ウォークマンの
CMでお馴染みの"DO YOU WANT TO"が収録されている。この「ワッドゥヤ!ドゥーヤドゥヤワナ〜」のように
どの曲もリフのインパクトが強くて
覚えやすく、オールド・ロック・ファンも受け入れやすい音だと思う。バラードあり、スカも
ありでアルバムとしても楽しめる内容になっている。ギターもドラムスもエフェクトを極力
押さえたドライな処理をしてるので、メロディの良さがストレートに伝わってくる。誰でも
口ずさめるフレーズ、簡単に聞こえる曲をこれだけ作ってしまうのって、なかなか
すごい才能ではないだろうか。<2006.1.14>