10CC 〜Graham Gouldman & Friends

◆ 2005.7.12 大阪ブルーノート ◆

1. The Wall Street Shuffle
2. The Things We Do For Love
3. Good Morning Judge
4. I'm Mandy Fly Me
5. Life Is A Minestrone
6. Art For Art's Sake
7. Silly Love
8. Donna
9. The Dean And I
10. From Rochdale To Ocho Rios
11. I'm Not In Love
12. Dreadlock Holiday
〜アンコール〜
13. Rubber Bullets

Graham Gouldman(b,vo) Rick Fenn(g,vo) Paul Burgess(dr,per) Mike Stievence(key,g) Mick Wilson( (per,vo)

2ndステージの開演は夜9時半からだったので8時過ぎに家を出たが、会場に着くのがギリギリになって しまった。場内を見渡すともうほとんどのテーブルが埋め尽くされていて、後方のカウンター席か 前方左寄りのソファ席が空いているとのことだったので、ステージにより近いソファ席に座ることに した。席に着いて飲み物を注文するやいなや、メンバーが入ってきてコンサートが始まった。

図のように、ステージの真横から見る形になったのだが少し奥まった位置にあるキーボードの マイク・スティーヴンスよりも、リード・ギターのリック・フェンを一番間近に見ることが できた。その隣にグラハム・グールドマン。しかしメンバー全員マルチ・プレイヤーで いらっしゃるので、この形はあくまでも基本で曲ごとに楽器を持ち替えてはポジションを 移動したりしていた。私の座席位置はステージのライトを一緒に浴びることが 出来たので、なかなか気持ちがよかった。10CCのライヴはOL時代の93年の来日時に観に行ったことがあり、 その頃に比べるとみんな少々貫禄が出てきちゃってたけど、お元気そうで 何より。
オープニングの「ウォール・ストリート・シャッフル」に続いて、いきなり「愛ゆえに」が出るとは思わなかった。通常はエリックが リードをとってる歌だけど、グラハムが歌うのでキーがかなり低くなっていた。グラハムは エリックのようなハイトーンじゃないのでキツそうだったけど、歌への思い入れからなのか。
「アイム・ノット・イン・ラヴ」や「アイム・マンディ」他、エリックのパートは ほとんどパーカッションのミックが歌っていた。無理なく声の出せる人のようである。でもグラハムの 歌う「芸術こそ我が命」や「トロピカル・ラヴ」などは大好きなナンバーなので、大満足である。 マイクの上から振りかぶるような、首を縦に振った特徴のある歌い方は変わっていない。「シリー・ ラヴ」やアンコールの「ラバー・ブリッツ」のようなロックンロールを演奏するときはメンバー 全員が 本当に楽しそうで、こちらもノリノリで楽しめた。

グラハム・グールドマンといえばベーシストなのであるが、「芸術こそ我が命」や 「アイム・ノット・イン・ラヴ」では聴かせどころとでもいうべきベースのソロ部分がある。が、 残念ながら以前のようなキレのいい演奏ではなかった。従来のナンバーには長い間 ご無沙汰していたのであろうか。しかしリックのギターは以前と同じような 冴えを見せていて、近くで堪能できて良かったと思う。この度のライヴで一番良かったと 感じたのはラストの「トロピカル・ラヴ」だ。やっぱりグラハムがリードをとるこの曲がいい。 レゲエのノリがシャープで、ハーモニーも見事にキマっていた。

やっぱり、エリック・スチュワートがいたらかなり違っていたであろうと思う。10CCでの 彼の存在の大きさがよくわかる。しかし、最後まで充分に楽しめるコンサートであった。アンコールでは 皆が総立ち、サックスもフィーチャーしたノリノリのロックン・ロールでステージは幕を閉じた。 いい曲をライヴで聴くのは気分がいい。10CCのような音楽集団が再来しないかと、本気で思う今日この頃。

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