ウッドストック、正式名称は「ウッドストック・ミュージック&アート・フェア」だそうで、 1969年8月15日〜17日の三日間、ニューヨーク州の田舎町ベースルという町にある 農場を舞台に行なわれた、歴史的フェスティバルです。このあまりにも有名な音楽の 祭典の記録映画は、私が子供の頃は ビデオではなく(当時はンなものなかった)、テレビで放映されていたのを何度か観たような記憶があります。時代的な 背景や様々な記録等については、いろんなサイトで詳しく紹介されていると思うので、ここでは省かせて いただきます。さて、ウッドストックといえばジミ・ヘンドリックスやザ・フー、サンタナ他 ビッグ・アーティストの名演が伝説となっていますが、ここで私が紹介したいのは、その中でも 異色中の異色、「シャ・ナ・ナ」なるグループなのです! 何しろ総勢12人組、ツイストを踊りながら 超ゴキゲンなロックンロールでハジケまくり!!ここで披露している”踊りに行こうよ〜AT THE HOP”というナンバーは、 誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。アップテンポで明るくノー天気、典型的な ’50年代アメリカン・ロカビリーといった感じです。12人もいて何をしてるのかと思ったら、 バンドやコーラスの他に なんと踊り専門のメンバーがいるではありませんか!楽器を演奏するわけでも なく、キンキラ衣装を身にまとったダンサーはひたすら舞台前方で 踊りに徹して、時々歌に合わせて「アーアー」とかコーラスを入れるだけなのです。この素晴らしい エンターテイメント魂!私の中ではヴィジュアル的に最もインパクトのあるパフォーマンスでした。 シャ・ナ・ナについての詳細はよく知りません。でもこのステージは 間違いなく音楽映画名シーンのコンピレーション・ビデオにエントリーされるでしょう。ちなみに この映画では、いろんな角度から撮影して一気に見せるスプリット・スクリーンの手法がよく 用いられていますが、ただのベタ映しで終わらずにそれぞれの画面を上手く編集していて、 非常に効果的に仕上がっています。映像トリックで定評のあるブライアン・デ・パルマ監督も この映画での手法を参考にしたといわれています。<2003.10.16>