* 海の上のピアニスト *

映像を所有してないのでサントラです

1999年アメリカ・イタリア合作
<監督>ジュゼッペ・トルナトーレ
<音楽>エンニオ・モリコーネ
<キャスト>ティム・ロス、プルット・テイラー・ヴィンス他

ピアノ、その美しい言葉の響き・姿・音色・・・・。永遠の憧れであるピアノがキーワードになる映画 となるとこれは観なければ、という気になります。「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・ トルナトーレ監督が、アレッサンドロ・バリッコ原作の小説をもとに撮った作品です。音楽は「ニュー・シネマ・・・」と 同じくエンニオ・モリコーネが担当しています。20世紀初め、移民たちを新大陸へと運び ながら幾度も大西洋を往復する船”ヴァージニアン号”の大広間のピアノの上に、ある日赤ん坊が 置き去りにされていた。彼を見つけた心優しきボイラーマンは、”ダニー・ブートマン・T・ D・レモン・ナインティーン・ハンドレッド”と命名し、船内で育てていく。ナインティーン・ ハンドレッド(1900:そういえばベルナルド・ベルトリッチ監督の’1900’という 映画のテーマ音楽も、モリコーネの曲だったっけ)は戸籍の無いまま船内で成長し、やがてその類まれなるピアノの 才能を開花させる・・・・。とっても素敵なシーンがあります。大嵐の夜、船に乗り始めた ばかりで船酔いしてしまうトランペッターのマックス(プルット・テイラー・ヴィンス)を 見かけた1900(ティム・ロス)は、 斜めになる船体にびくともせずスタスタ歩きながら彼をダンス・ルームのピアノへと 誘います。椅子に並んで座った二人は、大揺れの床の上にピアノを滑らせながら、1900の奏でるワルツの旋律とともに クルクルと広間を舞う・・・・。ここは、後に親友となる二人が初めて出会う場面です。お互いろくな 会話も自己紹介もせず、二人を結び付ける音楽によるコミュニケーションが表現された、 とても綺麗で印象的なシーンでした。やっぱり音楽っていい・・・。 そう思います。ここで演奏されていた曲はこの映画の中で一番好きなのですが、なぜか サントラ盤に収録されていませんでした。素敵なワルツの曲なのに、タイトルがわかりません。 どなたかご存知の方は、情報をください。主役のティム・ロスは、 映画「ライアー」や「猿の惑星」のリメイク版では陰鬱でどこか残忍さを思わせるような役を演じて いましたが、この映画では天才肌の持つ風変わりさや、素朴さを遠くを見つめる眼差しでもって、 繊細に演じています。ピアノの演奏も、ギルダ・ブッタの吹き替えによるものとは思わせない程の 見事なもの。<2003.11.5>

Playing Love

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