* ブルース・ブラザーズ *

ブルース・ブラザーズ LD

1980年アメリカ
<監督>ジョン・ランディス
<脚本>ダン・エイクロイド、ジョン・ランディス
<音楽監修>アイラ・ニューボーン
<キャスト>ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、”ブルース・ブラザーズ・バンド”、 ジェームズ・ブラウン
キャブ・キャロウェイ、レイ・チャールズ、キャリー・フィッシャー、アレサ・フランクリン他

Joliet Jake & Elwood Blues 1980年代半ば、ほとんどの人気映画がビデオによる鑑賞が可能になった頃、「ブルース・ブラザーズ」 と「時計じかけのオレンジ」だけはファンが多いにもかかわらず音楽著作権その他の問題で ビデオ化が遅れていました。(ちなみに「E.T.」もビデオ化されていなかったが、こちらは ディズニー映画作品並みに評価したスピルバーグ監督の大きなカン違いと思われる)そして1991年に 両作品ともめでたくLDがリリースされ、即刻買いました。1977年からアメリカの人気TV番組「 サタデー・ナイト・ライヴ」に登場したジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのコンビ ”ブルース・ブラザーズ”はその歌と踊りとギャグでたちまち人気者になり、ミュージシャン として独立してから作られたのが映画「ブルース・ブラザーズ」でした。アメリカの持てる パワーとエンターテイメント性が大集結し、ブルース・ブラザーズ・バンドやビッグ・アーティスト達の エネルギッシュなパフォーマンスが堪能できて、アクションも満載の面白くて大人も子ども一緒に楽しめると なると、これはもう最高の音楽映画と言うほかないです。ベルーシの強烈な存在感も、 エイクロイドの才気あふれた音楽センスもこの映画の大きな魅力となっています。

アレサ・フランクリンと
ブルース・ブラザーズ 刑務所を出所したジェイク(ジョン・ベルーシ)は出迎えに来た弟分のエルウッド(ダン・エイクロイド) とともに子どもの頃世話になった養護施設に立ち寄るが、そこが立ち退きの危機にあることを知る。 そこで二人はかつての仲間を集めて”ブルース・ブラザーズ・バンド”を再結成し、コンサートの 収益を養護施設の固定資産税に当てようと奮闘してハチャメチャな騒動を繰り広げていく・・・・。 このようなストーリー展開の中で、見逃せない音楽シーンがいっぱいです。その中でもトリプル・ロック・ パプティスト教会でジェームズ・ブラウン牧師と聖歌隊が 歌うThe Old Landmarkのミュージカルは、一番のお気に入りです。 最初牧師の説教に乗り気でなかったジェイクは、その演奏の渦の中でバンド魂に目覚め、自らも大いに 踊ってエルウッドをも引き入れます。牧師のパワフルなヴォーカルと教会に訪れた男女の最高潮のダンスは、 何度見ても心沸き踊ります。他にもアレサ・フランクリンThinkレイ・チャールズShake Your Tail Feathers、酒場で演奏する ローハイドのテーマ、そしてコンサートでのEverybody Needs Somebody to Love(エイクロイドの観客へのメッセージとフットワーク・ステップが素晴らしい!)、 キャブ・キャロウェイMinnie the Moocher などどれも必見の場面です。 Elwood Blues いろいろな情景での音楽の使い方が面白くて、ネオ・ナチス党の指揮官が コンビを車で追い回すシーンでは、ワルキューレの騎行が流れるの ですがこれがまた、同じ曲なのに「地獄の黙示録」などとは対照的でとにかく滑稽で可笑しい! それと、クライマックスで二人を捕らえようと税事務所に押し寄せる警官や州兵、 SWAT隊の大群が ビルの外で大騒ぎしているのに対し、二人が収税課へと昇るエレベーターの中では、 なんともノンビリと穏やかなイパネマの娘のボサ・ノヴァが流れる。 この対比がお騒がせな二人のおとぼけぶりを強調していて、ユーモアいっぱいの演出でした。

この映画の続編として製作された、「ブルース・ブラザーズ2000」も観ました。やはりジョン・ ベルーシのいない寂しさと、バンドを組む動機がもうひとつ弱かったかなぁ、と感じました。 エリック・クラプトンやスティーヴ・ウィンウッド他、往年のビッグ・アーティストが勢ぞろいの ラストのコンサートは見ものですが。でも、冒頭で”ジョン・ベルーシ、キャブ・キャロウェイ、 ジョン・キャンディに捧ぐ”という字幕が出たときには、ホロッときてしまいました・・・。<2003.11.12>

The Blues Brothers Band

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