車椅子清掃ボランティア とは・・・
車椅子を使用している人は、自分では車椅子の掃除ができませんので、ご家族や介助する人
又は介護施設の職員が清掃することになります。
周囲の方たちは、日常生活があり、介助作業があり、本当に身を粉にして働いていますので
なかなか車椅子の清掃が出来ないのが現状です。
少しでもご家族や介助者、施設職員のお手伝いになれば、ボランティアとしては意義のあるこ
とではないでしょうか。
ボランティア活動を通じて社会の役に立つことをしたい、と思っている方に「車椅子清掃ボラ
ンティア」をご紹介します。
まだあまり知られていないボランティア活動ですが、かなり多くの施設でこの活動が行われ
ています。
清掃、点検を目的としていて修理までは行いません。修理は、修理ミスによる事故や不具合の
難問があり、ボランティアでは責任が重すぎますし、修理する技術を習得することも大変に難
しいと言えます。
従ってここでご紹介するものは、あくまでも清掃、点検だけに限られます。
逆に、清掃と点検ですから、誰にでも出来て、しかも有意義で必要なボランティアと言えます
これからの高齢化社会を考えると、より以上に大切な仕事になると思います。
先ず、清掃ですが、ごく普通の洗剤(マジックリンなど)で、車輪や鉄部の汚れを落としま
す。錆がある場合は硬いブラシでさびを落としてからクリーニングします。
布の部分(坐部や背もたせ部)は、薄めた洗剤液をよく絞った雑巾で汚れを落とします。
清掃作業はそこまでです。
ボルト部分や熔接部分は丁寧に点検し、腐蝕の有無を調べます。腐蝕があり安全を判断しか
ねる場合は持ち主に必ず報告することが必要です。布シート部分も破れているところ、擦り切
れているところなどを点検します。
最後に車輪の空気を補充します。タイヤの劣化も必ず確認しなければなりません。
車椅子1台の清掃に30〜40分の時間が掛かります。
次に、どういうところで清掃ボランティアが行われているかといいますと、車椅子を設置し
てある障害者施設、高齢者施設、ケアセンター、社会福祉協議会などが挙げられます。
ただし、その全ての施設で行われているわけではなく、車椅子清掃ボランティアが存在する
地域にある施設に限られます。社会福祉協議会がそこに登録しているボランティアに頼んで清
掃をしているところもあります。
それらの施設には10台前後の車椅子が用意されていて、来所者のため、または短期貸出のた
めなどの用途があります。不特定の方が使用するために、特に清潔を保つ必要があるわけです
当然のことながら、施設入居者や通所者が使っている車椅子は、優先的に清掃点検してあげな
ければなりません。
「車イス清掃ボランティア」はそういう施設や団体にある車椅子を対象に活動を行います。
ボランティアの構成 について・・・
この活動は必ず複数の人数で行います。ボランティア活動を希望する人たちがグループを
構成し、代表或いは窓口を作り(持ち回りでも構いません)
社団法人あゆみの箱と連携をとれる体制が必要です。
また、1度で嫌になった・・・ ということがあると、車椅子を使用している方や、介助者に
大変申し訳ない事になります。始める前に体験をしてみたいと思った場合は、他の団体で体験
ボランティアが出来るように、社団法人あゆみの箱がお手伝いをします。
あくまでも主体的に活動するのはボランティア団体で、「社団法人あゆみの箱」はそのお手
伝いをする、という立場を考えています。

活動経費の助成
この趣旨に賛同して「車椅子清掃ボランティア」を始める団体に対し、社団法人あゆみの箱
は、経費の助成を行います。原則としては、車椅子の清掃・点検に掛る消耗品や用具の費用と
ボランティア保険の掛け金です。活動を続ける中で、さまざまな企画が出て来て、そのための
経費を増やすことも必要になると思いますが、皆さんの活動が有意義であればある程、予算も
組みやすくなります。
日常の生活の中で、私達が部屋の掃除、庭の手入れ、車や自転車を洗うことと同じような感
覚で、車椅子をきれいにするという行為がごく当たり前のことになればいいと思っています。
活動までの流れ
あゆみの箱への問い合わせ先は ayuminohako@mbr.nifty.com


車椅子清掃ボランティアを募集しています