| プレトリウス・バグパイプ (Sackpfeifen nach M. Praetorius "Syntagma Musicum Band II") - プレトリウス・ドゥダイ (Praetorius Dudey) - プレトリウス・ヒュンメルヒェン (Praetorius Hümmelchen) - プレトリウス・大ボック (Praetorius Großer Bock) - プレトリウス・ボック (Praetorius Bock) |
プレトリウス・ドゥダイ (Praetorius Dudey) (サウンドサンプル)
円筒形チャンターと三本のドローンを持つ、とても小さなバグパイプで、プレトリウスのバグパイプの中では最も高音域の楽器です。17世紀から18世紀にかけて、何点かの絵画にもこのタイプのバグパイプが描かれています。殆どの場合、独奏で用いられていたようですが、結婚式の際に歌の伴奏に使われたという研究報告もあります。現在では、アンサンブルでもよく使用されます。ドゥダイの音色や音量は、メーカー間で相違がありますが、当工房のドゥダイはシングルリードの柔らかな音色で、音量も控えめです。(サウンドサンプル)
![]() ドゥダイ/プレトリウスによるスケッチ |
当工房のドゥダイ |
当工房のドゥダイ |
ドゥダイのチャンター (ソプラノリコーダーとの比較) |
ドゥダイのチャンター (プレトリウスによるスケッチの縮尺から、 当時の大きさを復元) |
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プレトリウス・ヒュンメルヒェン (Praetorius Hümmelchen)
Dudeyに次いで小さなバグパイプで、音量もDudeyと同じ程度です。
プレトリウスによるスケッチ |
![]() 当工房のヒュンメルヒェン |
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プレトリウス・大ボック (Praetorius Großer Bock)
牛角の朝顔を備えた円筒形チャンターに、同じく牛角を伴う一本のドローンを持つバグパイプで、その名の通りプレトリウスバグパイプの中で最大の楽器です。Dudeyと同じく西スラブ系のバグパイプと思われ、この楽器の子孫が現在も中・東欧に数多く残っています。長いドローンは、これを肩にかける持ち方と、腕に載せて胸の前に水平にわたす持ち方があったようです。大きさの割には容易に音がでますので、ハイランドパイプスなど口吹き式バグパイプの経験がある方には楽に鳴らせます。音量もそれほど大きくありません。
![]() プレトリウスによる スケッチ |
![]() 当工房の大ボック |
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大ボックの小型版で、プレトリウスの音楽大全には、文字情報のみが記され、スケッチはありません(大ボックのスケッチで代用されています)。しかし、幸いにもプレトリウスと同時代のオランダの無名画家が、大きさ・形状共にプレトリウスの記述した「ボック」に似ている楽器を描いていますので、当工房ではそのデザインを参考に復元しました。
![]() 当工房のボック |
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