馬券日記 オケラセラ
@ほっかいどう


 なんでもいい。アカネテンリュウを負かす馬のファンになってやる。
 俺は本命は負ける乱世の時代じゃなきゃ面白くないんだ。
 世の中が変わってくれるんじゃないと、
 賭けてみる気になりゃしないよ。


寺山修司(競馬場で逢おう)

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9/17 sun セントライト記念

セントライト記念、ローズSのGUトライアルを見ると、 ホントに秋が来たんだなって感じがします。 競馬ファンって、 番組編成で季節感を感じるところがありますよね(笑)。 金杯で年が明けて、 弥生賞で春がやってくる。 初夏を宝塚記念で感じ、新潟記念が夏の終わり。

「有馬記念を買わないと年が越せない」

という人も多いのでは。 だから、やたらめったらレース改編されると感覚が狂うんですよね。 今年は早々にスプリンターズSがあるから、 今月末には「年賀状を書かなくちゃ」って気分になるかも<ならねえよ(ひとり突っ込み)。

そんなわけで、セントライト記念です。 本命はダービー4着のトーホウシデン。 小柄でキャリアも浅かったけど、ダービーは頑張りました。 マヤノトップガンと同じブライアンズタイム×ブラッシンググルームの配合。 いかにも秋に成長しそうな血統じゃないですか(笑)。 鞍上のカッチーも低迷から脱出の気配もあるし、いいじゃないですか。 馬券はこの馬からバラバラと。
逃げたのはベルボクサー。 トーホウシデンとジョウテンブレーヴは先行。 このまま決まるかとも思ったんですが、 最終コーナーから捲りきったのがアドマイヤボス。 3戦目とは思えぬ豪快なレース運びで、 実績馬をなでぎりにしました。 2着にトーホウシデンだけど、 安い馬券は持ってないんだなぁ(笑)。
アドマイヤベガの全弟ってことで、 人気を集めてはいたんだけど、 ここまで強いとは思わなかったなぁ。 遅れてきた大物だね。 重馬場で勝ったことに価値があると思います。 だけど、兄貴もそうだったように、 決して菊花賞の距離が良いとも思えないんだよなぁ。 かかる可能性もあるし、4戦目に菊を勝つほどの大物感はないな。 多分、本番は叩いたトーホウシデンが先着するはずです。

西のトライアルはローズS。 桜と樫の女王がが顔を揃える豪華メンバー。 シルクプリマドナ、チアズグレイス、グランパドドゥ っていう、春の主役を張ってたメンツの対戦となりました。 グランパドドゥ、チアズグレイスが先行。 シルクプリマドンナは中団からのレース展開。 しかし、どうも予想以上のハイペースとなってしまったようです。 伸びない先行勢を横目に福永のニヒンピロスワンが大外一気で交わします。 2着は一時帰国していた武豊のマルターズスパーブ。 シルクプリマドンナは4着、チアズグレイスは5着、 グランパドドゥに至っては11着の大敗です。
ほぼグランパドドゥとシルクの一騎打ちだと思っていた私は大外れ。 まあ、ニホンピロスワンは嵌ったというところでしょうか。 それにしても

「福永って穴騎手」

だよな。 人気あるときはこけるくせに(笑)。 休み明けと展開に泣いた山内厩舎の二頭は本番では巻き返しあり。 チアグレイスなんか明かに追い不足でデブチンだったし。 逆にグランパドドゥはどうしちゃったんでしょう。 人気がなくなるなら押さえたいですけど、 軸にするような感じではないですね。

セントライト記念、ローズSともに、 本番では着順がガラッと変わるんじゃないかな。 今週はアドマイヤボスを負かしたフサイチソニック、 ニホンピロスワンを負かしたファイブソルジャーがでてきます。 この二頭は菊戦線の波乱の目になるんじゃないかと楽しみにしてます。


9/10 sun  京成杯AH

とうとう開幕してしまいましたね、秋競馬。 今年は開幕週に朝日CC、京成杯AH、セントウルSの 重賞三鞍が組まれました。 セントウルSは1200メートルにリニューアルされて移動。 今開催の最終週に繰り上がったスプリンターズSのステップとなったわけです。 一方で京成杯AHの性格は不明瞭ですよね。 マイルCSに直行するわけでもないし、 スプリンターズSのステップにするには距離が長い。 思いきって短距離路線を整備するんだったら、 スプリンターズSと同じ中山で行われる京成杯のほうをスプリント戦にして、 セントウルSをマイルにするほうが自然だと思うんですけど。 まあ、新潟の直線1000メートルが完成したら 夏開催との関係を含め、その辺をすっきりさせてほしいものです。

で、土曜は秋華賞トライアルとして新設された紫苑Sと朝日CC。 指数だけざっと見ると、 紫苑Sはマニックサンデーなんかの実績馬よりも、 メジロマリーとルンルンユッコがいいんだよなぁ。 メジロマリー単複とルンルンユッコ複勝。 ハナを切ったメジロマリーが粘って粘って逃げきり。 単勝730円的中。 でも、本番じゃ全馬用なしって感じ。
朝日CCはマルカコマチから馬連流し。 小倉の平坦より坂のある中央場所のほうが末脚が生かせるとみました。 よく伸びてきたんだけどなぁ、惜しくも3着。 レコードで快勝したのはミッキーダンス。 この馬は今夏最大の上がり馬ってことになりそうですね。 ダンスホール産駒って速い時計に対応できないイメージがあったけど、 これだけ鋭い切れ味を見せられると、評価も見直す必要がでてきそうです。

穴狙いで行ったのが京成杯AH。 前日のメジロマリーのこともあって、サンライズタイガーの逃げきりに期待しました。 ところが、好スタートを切ったのはエイシンキャメロン。 我がサンライズタイガーはスタート一息。

「ムリヤリ押して押してやっと二番手へ」

こうなると競馬になりませんわな。 シンボリインディがNHKマイルC以来のひさびさの勝利。 サンライズタイガーは大差シンガリ負け。 ポンとハナに行けなかった時点で馬券的には終わりっす。
スプリンターズSを占うセントウルSには、 ブラックホーク、マイネルラヴのスプリントGT馬が参戦してきました。 私もこの二頭で堅いと思ったんですが、 ここも上がり馬が勢いで捻じ伏せました。 ビハインドザマスクはこれで4連勝、予想以上に強いっすよ。 ただ、ブラックホークは直線で前が壁になって減速する場面がありましたから、 斤量が詰まる本番では逆転可能だと思います。 ビハインドザマスクに人気が行くようなら、 ブラックホークのほうが狙い目じゃないかなぁ。

と、取りとめもなくレース回顧してしまったんですが、 ちょっとした事件もありましたね。 安田康彦騎手が酒気帯び運転で現行犯逮捕されたんです。 しかし、

「逮捕されたのが朝の9時半」

というから驚きですな。 朝の調教を終えて一杯ひっかけて車を運転したようで、 なんとも競馬界らしい事件かなという気がします。 北海道ってのは大変な車社会でして、 居酒屋に駐車場があるのが当たり前の土地柄。 飲んで帰るのも罪悪感がないのですが、 それでも飲酒運転するときは飛ばしちゃいけませんよ。 安田康騎手は34キロオーバーで捕まり、飲酒運転が発覚したそうです。 最近は木幡騎手の起こした死亡事故もありましたし、 安全運転には留意したいもんです。

9/3 sun  新潟3歳S

夏開催も最終週でして、秋競馬がいよいよ始まります。 今年は中山だったから「中央場所だぞ〜」 っていう期待感がイマイチ薄いですが、 それでも最終週にはGT、スプリンターズSがあるそうですから、 楽しみです。でも、秋の中山で電撃6ハロンって言われても、 やっぱり違和感があるよなぁ。

夏の終わりは新潟3歳S。7頭立てっていうのは寂しい限り。 一方、西の小倉3歳Sが17頭立てというのは、 東に回ってくれば無条件で入着賞金が稼げるのに不思議ですよね。 ◎はダイワルージュ。 SSとスカーレットブーケの間に生まれた牝馬。 全兄のスリリングサンデーも早くから活躍していまして、 新馬戦9馬身差のレース内容から本命を打ちました。 相手はリワードアンセルとゲイリーブラッサムなんすけど、 少頭数ということもあって配当はお話にならないくらい安いんですよね。 というわけで、馬券は買いませんでした。
レースは逃げるマイフェアレディを ルージュ、アンセルの人気二頭が追走します。 ところが、490キロのルージュが400キロそこそこのアンセルに何度も衝突。 直線でジリジリ追い詰めるアンセルを押さえて、 ルージュが1馬身差をつけてゴールしました。 不利がありながら頑張ったアンセルのほうを誉めるべきかな。 時計も不満だし、クラシック候補とはいかない感じ。 連勝200円。やっぱ買わないな。

ダイワ軍団はカーリアン、テキサス、ルージュで同一馬主3週連続重賞制覇。 これは社台の記録に並ぶそうで、 所有頭数の違うダイワが成し遂げたのはスゴイ限りっす。 一方、鞍上の北村騎手には3コーナーで斜行したとして、戒告処分が下されました。 北村騎手は前日も3位入線の馬を降着にして、 6日間の騎乗停止処分を受けたばかり。 もし、こっちも降着だったら、実行12日間の騎乗停止なのかなぁ? 飛ぶ鳥を落とす勢いの若手ジョッキーも一休みですな。

ところで、4月から投票が行われていた「20世紀の100名馬」 の結果が発表されました。 栄えある1位に選ばれたのはナリタブライアン。 三冠を圧倒的な強さで制した名馬です。 ケガさえなければどれだけ強いレースを続けたのか、とても惜しまれますよね。 成績で言えば、シンボリルドルフとかのほうが上なんだろうけど、 栄光と挫折があった分だけファンに愛されたってことでしょうか。 種牡馬としても二世代しか残せなかったし…。
二位以下はスペシャルウィーク、 オグリキャップ、サイレンススズカ、トウカイテイオーの順。 こうしてみると、最近の馬たちが上位を独占しましたね。 まあ、新しい馬ほど有利っていうのは当然なんですけど。 それでも、客観的にはスペシャルウィークより、 ルドルフやシンザンやハイセイコーのほうが、20世紀を代表する馬だっていうのは、 皆目一致するところではないんでしょうか。

「タケシバオーやトキノミノルがステイゴールドより下」

ってこともないでしょう。 ってことは、あんまりこの投票って意味がなかったのかもと感じてしまいます。 2位以下の順位はあってないようなものと考えるのが正しいんじゃないですか。 僕はやっぱマサラッキよりセントライトのほうが名馬だと思いますよ(笑)。

8/28 sun  新潟記念

中山で行われる新潟記念。 まあ、工事中だからしょうがないけど、 最近の猫の目のように変わる番組改編とかと合わせて考えると、 過去のレースのデータって不正確なものになって、 予想がぶれるんだよなぁ。 っていうのは、今週も外した言い訳でしょうかね(笑)

新潟記念は軸にダイワテキサス。 前走で対抗に落として痛い目にあったけど、 中山記念でも儲けさせてもらったし、嫌いな馬じゃないんです。 前走で本命にしなかった負い目と、 今回本命にして裏目が出る怖さはあったんですけどね。 ただ、夏馬とハンデを克服済みの点を考慮して◎
問題は相手なんだけど、 ツジノワンダーとトラストミュウツーが本線。 アンブラスモアはパドックで入れ込んでいたのでキリ。 ハヤカゼジョーと「競馬ブック」のふたりが◎のモンレーブが押さえ。
レースは逃げるアンブラスモアを、 ゲイリートマホークがハイペースで追走。 ダイワテキサスは後方から。 しかし、直線ではダイワテキサスが展開と力であっさり抜け出す。 2着争いは逃げたアンブラスモアと追いこんだモンレーブの写真判定。 アンブラスモアが残ると「データ解析連敗脱出」だが、 モンレーブが交わしていると「馬券的中」。

「名か実かハムレットの心境」

ですよ(笑)。 結果はモンレーブが差して馬連3500円的中。 やっぱ当たって良かったわ(笑)。

話はぜんぜん違うんですけど、 ギャロップの競馬漫画が最終回を迎えたそうです。 「電撃6ハロン」っていうやつなんですけど、 これが全然おもろくない(笑)。 最初は競馬報知(名前が変わってたにゃぁ)の

「馬なり1ハロンシアターのパクリ」

かと思っていたんですが、 まもなく訳の分からない方向に向かい始めました。 サンデーサイレンスが地下牢つくって負けた子供を強制労働させたり、 ノボマーチャンに寒風摩擦させたり、はっきり言って意味不明(笑)。 しかも、延々と同じような話を続けるんだから性質が悪い。 「馬体盛り」とかいう中途半端な下ネタを繰り返していましたが、 最終回はダイワカーリアンにふんどし穿かせて腰を振らせて終わり(笑)。 さんざん勝手な世界を構築した、独り善がりのストーリー。 連載終了が遅すぎました。
ギャロップにはもうひとつ「水戸万遊記」なる最悪漫画があります。 水戸正晴をコケにする4コマ漫画なんですけど、 展開が3つぐらいしかないので読む必要がない。 捻りも落ちもなんにもないしね。 誰かやめろって言わないのかなぁ。 そろそろ、ブック派に戻るか(笑)。

8/21 sun 札幌記念

ええっ、お盆もう終わっちゃったの? ってな感じの最近なんですけど、 8月はとても休めそうになく、髪の毛はボーボーで鬼太郎状態っす。 競馬のほうも日曜のメーンをどうにか見るだけ。 一応、前日に買った研究が空しく床に転がっています。

例年だったら、 北海道民としては最大のイベントであるはずの札幌記念も、 発走5分前にようやくテレビの前へ。 心は札幌競馬場に飛んで行きたいところなんすけどね。 馬券はエアギャングスターからファレノプシスが本線で、 あとはギャングスターからパラパラと。
レースは予想通り、ダイワカーリアンの逃げで始まりました。 ギャングスターは好位、ファレノプシスは後方。 サクラナミキオーも珍しく後ろから行ってますな。 直線を向いてギャングスターが追い出しますが、 ダイワカーリアンの脚が止まらない。 そのままUHB杯の再現を見るかのような、 ダイワカーリアンの逃げ切りと2着のギャングスター。 追いこんだレガシーハンターが3着。
やられてしまいました。 ダイワカーリアンはもうちょっとマークされるかと思ったんだけど、 あんな楽なレースさせちゃあ、ダメダメ(笑)。 多頭数で遅いペースにはならないと踏んだんですが読み間違えでした。 馬券的には1着、3着っすね。 ギャングスターは安定して頑張っているけど、 今一歩、兄姉たちのレベルまでは届かないようです。

「目指せ、第二のステイゴールド」

ってな感じ。これだけ夏を使うと、秋はどうかなぁ。 ファレノプシスは覇気がなくなりました。 牝馬はこうなると、立ち直りは難しい。 アドマイヤコジーンはマイラーだな(笑)。 ダイワオーシュウはやっぱ頑張りますね。

で、「あ〜あ、今週も外しちゃったにゃぁ」 などと思いつつ迎えた月曜日でした。 会社から何気なく自分とこの掲示板を覗いて見ると書きこみが…。 「シルクディヴァインの優勝おめでとうございます」

「わ、わ、忘れちょった!」

そう言えば、ギャロップで愛馬が登録していたのを見たのに、 その後は完璧に失念しておった。 慌てて結果を確認すると、確かにオーロラ特別 勝っています。単勝840円、馬連1680円…。
「…………」 毎回、レースの前はお出かけせずにテレビの前に座っていたのに、 必ず買いつづけて損してきたのに…。 なぜ肝心なときに買ってにゃいのだ〜。 そこに追い討ちをかけるような「単複とったぜ」 という友人からのメール。 果して次の勝利のときは、馬券は買っているのでしょうか?

8/13 sun 小倉記念

つい先日まで、暑い暑いって言っていたら、 北海道はもう秋の気配。風が涼しいんです。 ホントの夏なんて、ほんの十日ぐらいだったんじゃないかなぁ。 これから、またマイナスの世界が待っているかと思うと、 気が滅入ってきます。 なんて、夏競馬まっさかりの時に言うのも変ですかね(笑)。 甲子園も熱く燃えているしね。

九州も燃えていますね、小倉記念。 先週は出張中で、まともに検討もできずに、 どうにか結論だけUPしました。 だから、我ながらずさんな「データ解析」だったなぁと反省しています。 データじゃ、ぜんぜん絞りきれてないし、 好走馬の抽出もバラバラで意味をなしてない。 勘だけで「牝馬のマルカコマチ」。 ヒシピナクルじゃないのは、単に人気薄だったからだけだもん。 結構、そういう予想ほど当たったりするもんですが(笑)、 今回はダメでした。
逃げるアンブラスモアをミッキーダンスが差しきって終わり。 後ろから行ったマルカコマチとロサードは届きませんでした。 番手で伸びなかったヒシピナクルは本調子じゃないというか、 復調に手間取ってますね。 ミッキーダンスは個人的には松永幹に乗ってほしいけど、 佐藤哲の好騎乗でした。 ダンスホール産駒にしては速い時計にも対応できたし、 ローカル重賞じゃ、もう少し頑張れそう。

それにしてもアンブラスモア、稼ぐよなぁ。 馬生?一世一代の大活躍の季節ですね。 やっぱ、夏のローカルと言ったら、 こういう夏馬が出てこないと盛り上がりませんよね。 秋のオールカマーあたりまでは人気になったりするんだけど、 天皇賞には忘れ去られてる 一瞬の花火みたいな存在。 二尺玉のように派手に上がるほうが、切なくて堪らないっす。 夏女、センゴクヒスイとかヌエボトウショウとか。
おそらく、

「アンブラスモアも秋には出涸らし状態」

になっていると思われますが、 間違いなく20世紀最後の夏は須貝とアンブラスモアのものなんだな。 レッツゴーターキンのような稀な存在もあるので、 夏に活躍した馬が全く可能性がないわけじゃないですけどね。

ところで、刃傷沙汰の続く昨今ですが、 とうとう余波が競馬界にも及んできたようです。 10日、美浦トレセン内で前田厩舎の厩務員同士が口論となり、 そばにあった

「カマで背中を切りつけた」

とのこと。 木刀とかムチとかは今までもありましたが、 カマで切りつけるというのは命に直結する行為でして、 看過することのできない事態です。
ケガをした厩務員は全治二週間、カマを振りまわした方は逮捕されました。 原因は厩舎で飼ってはいけない猫に餌をやっていたことだそうです。 馬のことで喧嘩になるのは分かりますが、 原因が猫とは前代未聞。平和なようで物騒な話でした。