馬券日記 オケラセラ
@ほっかいどう


 この馬が今日どうして走ったのか。こういう馬体でこういうパターンだと走るんだ、
 ということを実はみんな忘れちゃうんですよね。
 自分が買って負けた馬のことは良く覚えていても、
 当たったレースの時は浮かれちゃって"勝因"をしっかり分析したりしないでしょう。
 勝った馬の「勝った」という記憶だけがあって、「この馬で儲けた」という記憶だけが残っていて、
 次もその馬を買ってしまう。みんなそうして負けていくんです。
 

浅田次郎
(競馬どんぶり)

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2/18 sun  フェブラリーS

新世紀になって初めてのGTってことで、 普段よりも注目を集めた?フェブラリーS。 金曜日まではサンフォドシチーに本命を打とうと思ってたんですけど、 予想外の1番人気に支持されてしまいました。 府中マイルが合っているのと、 管理している大沢調教師が引退するってことで票を集めたんでしょう。 でも、実績のない馬が人気背負って勝てるほどGTは甘くない。 ましてや大舞台の経験が乏しい村山が鞍上なら本命は打ちづらい。 で、ゴールドティアラ◎。 坂路で50秒を切る鬼のような時計を出していたし、 連はあると思ったんだよなぁ。

テレビ埼玉杯 枠連1590円を押さえでとりつつ、 迎えたフェブラリーS。 輪乗りも始まりファンファーレ待ちってところで、 意外な動きがテレビに映し出されました。 ウイングアローが1頭で検量室に戻ってきたのです。 理由は

「岡部が鉛を落としたのに気付いた」

からだそうで、自主的な再検量ということになります。 レース後の検量で斤量不足が発覚した場合、馬は失格。 馬券はパーです。 もし、岡部騎手が気付かなかったら、 ウイングアロー絡みの馬券は発走前からハズレだったかもしれないわけです。
実際、一昨年の緑風Sでは2着のシンコウシングラーが失格になり、 大変な物議を醸しました。 そりゃ、ファンにしたら騎手や調教師の間違いで馬券が無効になるなんて、 とても許せることではありませんよね。 だって、JRAは最初から当たる可能性のない馬券を売ってるわけでしょ。 それはファンの問題ではないのだから、

「後検量で失格になった馬券は返還すべき」

じゃないんですか。 それが公正ってことだと思うけど。

で、ようやく発走(笑)。 レースはレイスズランの逃げで平均くらいでしょうか。 サンフォードは中団、ウイングアローは後方で、 行き脚のつかなかったゴールドティアラはさらに後ろ。 直線では先行抜けだしたトゥザヴィクトリーが粘ります。 しかし、これ以上ないタイミングで先頭に立ったのがペリエのノボトゥルー。 ウイングアローも良く差してきますが2着が精一杯。 サンフォード4着、ティアラ5着。
ノボトゥルーは勢いとペリエの腕だね。 ウイングアローは発走前にアクシデントがありながら、よく頑張りました。 ドバイへの叩き台としては最高じゃないんですか。 トゥザは恵まれた展開でしたが初ダートにしては走ったほう。 サンフォードは力通り、 ティアラは闘争心がなくなっちゃたのかなぁ(落鉄も影響したにせよ)。
とりあえず最終の青梅特別、押さえで 馬連2760円的中。この日の収支はトントン。

ところで、今週は競馬界で不祥事がふたつありました。 まずは川崎競馬で佐藤喜良師、鈴木淳騎手が逮捕された事件。 出走馬の体調を馬券購入者に事前 に漏らし、見返りとして賄賂を受け取っていました。 警察の調べでは賄賂は100万円以上にのぼると見られています。 87年に川崎で、90年前に大井で同じような事件があったんですが、 発覚するものって一部ですから、 恒常的に行われていると見られても仕方ないですね。 しかし、

「情報はあまり当たらなかった」

そうです(笑)。 だったら金払うのなんかやめればいいのにと思うんですが、 ファンは内部情報ってやつに弱いんですよね。 とにかく再発防止へ改善策を示してほしいです。
もうひとつは予想会社が起こした詐欺事件。 競馬最強の法則で連載されていた 「コジロー式馬券術」で有名?な 鈴木小次郎容疑者が逮捕されました。 顧客から購入資金を預かりながら、 実際には馬券を買わずだまし取っていたというもの。 鈴木容疑者は元本保証して会員を集めていましたが、 すぐに破綻(笑)、詐欺に走った模様。 騎手も調教師も自分の馬が走るかどうか当てられないのに、 一介の馬券オヤジが人様の元本まで保証して儲けられっこないっすよね。 どんな情報を駆使しても、理論やコンピュータを用いても 「競馬に必勝法はない」 って真理だと思うんですけど、ファンは永遠に気付かないのかもしれません。


2/11 sun  ダイヤモンドS

相変わらず北海道は厳しい寒さが続きます。 連日マイナス20℃で身も心も凍ります。 外にしばらく出てると、思考能力がなくなっていくんですよね。 こんな季節は家でグリーンチャンネル見ながら、馬券を買いたいもの。

この日はダイヤモンドS、きさらぎ賞の二重賞。 石油ストーブと電気ストーブをガンガンにたいて観戦です。 まずは東京でもっとも長い3200で争われるダイヤモンドSから。 人気は万葉Sを勝ったトシザブイ、有馬記念で逃げ損ねたホットシークレット、 日経新春杯5着のイブキヤマノオーの順。 素直に岡部の腕を信じてトシザブイ◎。 エビショーのメジロランバート、後藤のユーセイトップランが本線で、イブキ、ホットが押さえ。
ケイエムチェイサーの逃げをホットが競り潰す展開で、 馬群はふたつに分かれます。トシザブイは後続集団、 3角すぎから仕掛けて行きますが先頭は捕まえられません。 先行勢からイブキ、メジロが抜け出し1、2着。トシザブイは3着まで。 岡部が大事に乗りすぎた感じだなぁ。 「長距離戦は騎手で買え」っていうけど、

「今は岡部じゃなくエビショー買わなきゃいけない」

んだな。 ペリエは巧すぎ。仕掛けも位置どりも完璧。 世界でコイツが一番うまいんじゃないですか。

で、きさらぎ賞。 今年のクラシックはSS産駒のアグネスタキオン、 トニービン産駒のジャングルポケットが一歩抜け出しています。 だから、次はブライアンズタイムってわけじゃないけど、 シャワーパーティーを本命にしました。 マイヨジョンヌの下だし、3連勝で底を見せてないのがいいじゃないですか。
シャワーは久々にせいか、かかり気味に先行。 ペースは速くはありませんが、後続のいい目標になってしまいました。 最終コーナーを回って先頭に立つもそこまで。 大外から目の覚める鬼脚でぶっ飛んできたのが2戦2勝アグネスゴールド。 ダンツフレームが食い下がりますが、力が違いました。 瞬発力なら二強に劣らないんじゃないですか。

「去年はテイエム、今年はアグネス」

の時代になるかもしれません。 河内騎手はタキオンを選ぶんでしょうけど、 そうなるとゴールドの鞍上が気になります。武豊もいないしね。 休み明けとはいえシャワーにはがっかり。 ダービーをピークに持っていく伊藤雄式なんだろうけど、 次走はちゃんと走ってくれないと、それこそマイヨジョンヌ以下でしょうな。

ところで、国会中継を見ていたら、 例の外務省機密費の件で社台ファームの名が取り沙汰されていましたね。 前室長はSSを所有の牝馬に種付けしていました。 それで民主党の菅直人が河野洋平外相に「吉田善哉を知っているか」 と質問、「懇意だった」と答弁すると 「SSの種付けを有利に取り計らったのでは」と詰問しました。 まあ、明らかに根拠のない揺さぶりなんですけど、 競馬ファンとしては心地よくは感じませんでしたね。 外務省の不正は追及してほしいですが、

「いかがわしい競馬界の黒幕が汚職役人に手を貸した」

なんて構図を示された日にゃ、胸糞わるいです。 やっぱ、競馬をやる人間は健全市民の敵なんですかね。 まあ、せっかく競馬を持ち出されるんなら、菅さんにも生産や 地方競馬について勉強して、中味のある質問をしてほしい次第です。

2/4 sun  共同通信杯

競馬で勝つって難しい(笑)。 世に必勝法はあまたあれど、 タカモト式もカマシもIK理論も消去法もスピード指数も、 馬券購入を判断する際の補助でしかないと思うんですよ。 最終的なジャッジメントは本人の勘に頼らざるを得ない。 だから、どんなデータが揃っていても、 勘が鈍っているときは勝てません。

その勘の冴え具合を見るのに午前中のレースってのは好都合です。 午前中がカスリもしないノーホーラだった日で、 午後に盛り返して勝ったなんてことは、競馬11年やってて記憶にない。 で、1R。指数AXイガノトーマスから行くも番手から垂れてハズレ。 2R、BXカイシュウテイオーでハズレ。 4R、AXカネツストーリ単でハズレ。

「スピード指数ダメじゃん(笑)」

とつぶやきつつ、 これ以上続けても傷口を広げるだけと思ってやめました。 勘が鈍いから指数上位馬に頼っちゃうんです。 この日は博打はやらないほうがいい。 「途中でやめるのも必勝法」だよなぁ。 いや、負けててやめるんだから、必負法だけど(笑)。

でも、メーンは買わないわけがない。 トキノミノル記念共同通信杯ですか。 ジャングルポケットで堅いだろうなぁ。 戦ってきた相手が違うし、トニービン産駒で府中は大歓迎。 指数もAYだし(笑)。 相手はパドックで気に入ったチアズブライトリーを厚めに、 自分の打った印通りにバラバラと。

「流し馬券に等分に資金を入れるの必負法」

です。 それでは当たってもリターンは少なく、トータルでは必ず負けます。 私は競馬10年目ぐらいで、気づいたなぁ(笑)。
注目のジャングルは中団からの競馬。 チアズはもっと後ろですか。 直線を向いて大外ぶん回したジャングルが次元の違う競馬で快勝。 2着はペリエのプレジオ。 チアズ9着は力がなかったってことでしょう。 ジャングルはよれる場面もあったけど、 府中ならアグネスタキオンと互角に戦えるところを見せたんじゃないかなぁ。 まだまだ成長しそうだし。 皐月で消し、ダービーで買いのタイプですか。 2番人気のスイートゥンビターはパドックで入れ込んでいた割に走りましたね。 馬連610円はトリガミ。

西はシルクロードS。 逆立ちして検討してもトロットスター−タイキトレジャーなんだよなぁ(笑)。 穴を狙えば1200[2301]のツルマルザムライですか。 トロット−タイキを1点とツルマル複勝。 堅いと思ったレースでしたが、 4角でトロットは窮屈な位置。直線もなかなか抜け出せません。 しかし、タイキが抜けた進路を追って、そのタイキに襲い掛かります。 ゴールではきっちりクビだけ交わして1着、 3着にツルマルが入ってくれました。 馬連260円複勝320円。 トロットは相当強くなりました。 左回りのほうがいいですから高松宮記念も要注意です。


1/28 sun  京都牝馬S

20日間ほどお休みいただいていましたが、 無事に帰国し更新を再開致しました。 今回の旅先はメキシコとキューバだったんですが、 ひたすらラテン音楽を聴きながら酒を飲む毎日。 まあ、メキシコで自称ボクシングチャンピオンから恐喝されたり、 キューバで昼飯食ってたらいきなりファックしようと迫られたり、 旅行会社が時差考えなかったせいで

「日本に着いたら帰国日を過ぎていた」

なんてこともありましたが(笑)。 ともあれ、タコス食べてサルサ踊るという出発当初の目標は達成されました。

私がいなかった間、本州のほうは大雪に見舞われたそうで、 7日と20日の京都競馬は途中で中止。 エライ大変だったんだなぁと思っていたら、 今度は東京開催が順延だっていうんじゃないですか。 そんなわけで、UPしたばかりのデータ解析を東京新聞杯から 京都牝馬Sへ差し替えました。
馬場が悪いってことで、 道悪巧者のタイキダイヤ本命。 千二ばかり使われてきたので阪神牝馬特別では12番人気でしたが、 マイルも問題なく2着に粘りました。 今回も先行力を生かして後続を完封できるとみました。タイキダイヤ単と、 連は本線グレイスナムラで、あとはハギノスプレンダー、コスモフライト、 マルカコマチなど。
レースは予想通りエイシンルーデンスの逃げで始まりました。 タイキダイヤはその直後。 折り合いもついているようです。 人気のマルカコマチは中団より後ろ。 この馬場では大外をぶん回すしかなく、追いこみ馬には辛いでしょう。 直線で先頭に立つタイキダイヤ。 しかし、グレイスナムラが内をすくいます。 タイキダイヤはどうにかエアトゥーレの急追を凌いで2着。 馬連2330円は第一本線っす。それにしても、

「1月は13日間も競馬開催がある」

ということで、21世紀早々に金融危機に陥った方々も多いのではないでしょうか。

一方、大井競馬を騒がしているのが、外務省役人の機密費流用問題。 10数頭、総額5000万円以上もの馬を税金で買っていたというから驚き。 800万円で牝馬を借用し、サンデーサイレンスと交配させてもいました。 ダビスタのやりすぎか、それともIK血統論でも読んでヒラメイタんでしょうか。 何とも腹立たしい限りですよね。 ただ、このアホ役人のでせいで、馬たちが処分されないことを祈るのみです。 大切な国家財産なんだから。 


1/7 sun  ガーネットS

いつのまにか21世紀になっちゃいまして、 そんでもって馬耳東風も5年目を迎えることになりました。 良く飽きもせずに、こんなページ作っているなと我ながら感心する次第。 一応、まとめってことで去年の予想成績と重賞対談をUPしました。 成績を振りかえってみると

「2000年はオペラオーに完敗したな」

って感じです。 春は天皇賞、宝塚記念と本命にしたんですが、秋3戦は△○○。 要はオペラオーを負かす馬を探しつづけたわけです。 私の指名した刺客は、秋の天皇賞ナリタトップロード(クソヘボ渡辺)、 JCファンタスティックライト(ハナぐらい交わせ)、 有馬記念メイショウオウドウ(所詮マイラーだったか…)でした。 括弧内はレース後の私の心の叫びです。 有馬の翌日に地元ばんえい競馬に行って、 10R連続不的中ってのも痛かったな(笑)。 新世紀もこんな調子でいい加減な予想をすると思いますが、 よろしくお付き合いくださいませ。

世紀は変わっても年初めは金杯ってことで、PATで購入。 中山はトウカイダンディーから、京都はダイタクリーヴァから行って惨敗。 京都なんかダイタクから薄めに流してんのに抜けるんだもんなぁ(笑)。 これではいかんということで帰省早々、出かけましたよ中山に。

「重賞対談のイヌ、パンダとの新春恒例正月競馬」

です。 9R成田特別、トニーボスから堅くいきましょう。 いきなりノーホーラ食らったらこれから百年間、縁起が悪そうだもん(笑)。 トニーボス−ガッツフィニッシュで決まって 馬連720円をゲット。 21世紀初的中です。でも、この後が続かない。 ジュニアCをガッサンホワイト、サンライズSをカフェブランから流して爆死。

しかし、落ちこむことはありませんでした。 最終レースには自信があったからです。 スピード指数が抜けているのが3頭。 AXのロードビッグホープ、BYのライトクラウン、 DZのロードミッシェルです。このうちライトクラウンは休み明けの上、 パドックで入れこんでいるので消し。 ほぼロードの親子丼で決まるとみました。 馬連と2頭の単でハッピー正月競馬になるはずです。
レースは落ち着いた感じ。 ロードの2頭は先行、好位で手応えもありそう。 4角を回ってその2頭が抜け出します。 「そのままじゃ〜、ギャハハハ」 と高笑い寸前のところで追い込んで来る黒い帽子、 勝浦のマークターミーです。 無情にもこの人気薄馬が1着、ロードの2頭は2、3着…。

「21世紀も最終は勝浦か」

深い教訓を得てわれわれは帰途につきました。 憂さ晴らしに新婚のイヌの家へ乱入。 迷惑を省みず、夜遅くまでギャロップレーサー2000対決です(笑)。

翌日もPATでガーネットSを購入。正月って、毎日競馬やってるのね。 鬼脚ブロードアピールからノボジャックが本線で、 押さえにビーマイナカヤマとナリタワールド。 ビーマイナカヤマのガーネットS連覇で馬連1670円的中。 地方ばっかりで走ってるから、みんなビーマイナカヤマ忘れちゃったんだろうなぁ。
そんな正月だったわけですが、 実は正月休みつーか、遅すぎる夏休みがこれからでして、 メキシコ、キューバへちょっくら行ってまいります。 タコス食べて、サルサ踊るのが目標(笑)。 馬耳東風も25日までお休みをいただきます。 無事帰国しましたら更新してると思います。では、今年も頑張りましょうね。