いまは競馬がいい時代になったけど、マイナー精神を忘れてはいけない。
マイナー精神とは、ファンのために尽くすんだ、という精神。
いまの日本の騎手はそれを忘れているように思える。
どうやったらお客さんに喜んでもらえるかをもっと考えなくちゃいけない。
about | 過去のオケラセラ | 最新
| 馬耳東風HOME
9/16 sun セントライト記念
菊に向けて新勢力の台頭が期待されたセントライト記念。 ジャングルポケットが札幌記念を使い、 春の実績馬の多くが神戸新聞杯へ回ったことで、 セントライト記念の人気は夏の上がり馬ばかりになりました。 トレジャー、ロードフォレスター、マンハッタンカフェ、 アドマイヤロードという人気順。 データ解析ではマンハッタンカフェに本命をつけました。 札幌で連勝、開花した高い素質を評価しました。 マンハッタンはテロで凄まじい被害を受けたけれど、 その分も頑張ってほしいじゃないですか。 っていうか、稲垣吾郎が逮捕されたときに兄のエアスマップが走ったりして、「逆境になると激走する血統」
とかいうと、不謹慎なんでしょうね。すみません。
しかし、中山は雨で馬場は稍重に。 こうなると切れ味が落ちるかもなぁ。 時計勝負だけが不安のトレジャーが浮上しますね。 レースはマルタカキラリーが引っ張る遅いペース。 番手のトレジャーは岡部が必死になだめて折り合いをつけます。 マンハッタンはその直後で早めの競馬。 直線を向いて粘りこみを計るトレジャー、 外からマンハッタンも上がって行きますが伸びが足りず。 逆に坂下からスパートしたシンコウカリドがトレジャーを交わして差しきり勝ち。 内に閉じ込められたロードフォレスター3着、マンハッタン4着。シンコウカリドは皐月賞4着だから勝っても当然なんでしょう。 新興勢力にクラシックで勝負するだけの能力がなかったっていうこと。 トレジャーもこれ以上ない展開と馬場での負けだし、 マンハッタンも成長しきれていない感じ。 アドマイヤロードは気性が大人にならないと重賞ではキツイです。 シンコウカリドは距離適性から天皇賞に向かうプランもあるようです。 実際、どちらに出てきても上位争いは厳しいと思います。 要するに今年の
「セントライト記念組は秋のGTでは足りない」
ということですか。
阪神では秋華賞トライル、ローズSが行われました。 差し、追いこみ系が人気になっていたので、 前に行きそうなダイヤモンドビコー、ノブレスオブリッジ、シルキードルチェのBOX。 ゴール直前、ダイヤモンドとノブレスで決まるかと思ったんですが、 鬼脚でぶっ飛んできたローズバドが2着。 30倍取り損ねたけど、ひさびさに声が出ました(笑)。 やっぱローズバドは強いです。本番ではごちゃつく京都内回りを捌けるかが鍵。さて、先週からお騒がせの田原成貴調教師の発信器問題に裁決が下りました。 ええと、管理していたフジヤマハクザンの耳の中に、 勝手に水晶発信回路を取りつけていたという事件ですな。 馬主はおろか担当厩務員にも知らされていなかったというから不可解。 田原師の弁明は「オーナーに仕事振りをアピールするため取りつけた」 という、分かったような分からないようなもの。 結局、この発信器は何をするためのものか不明のまま、 制裁金50万円という裁定だけで真相は闇に葬られることになりました。 馬の耳の中に異物を突っ込んだら、 その異物が振動したり音を立てたりしたら、 馬がどうなるのか田原師は予想できなかったんでしょうか。 巷の噂では厩務員が自分の悪口を言っていないか知るための盗聴器だったとか…。 なんとケツの穴の小さい…。 まあ、ムチで他人の前歯を折っても「試し振りしたら当たった」 とシラを切る人ですから、さもありなんという感じ。
「JRAの不祥事隠し体質も相変わらず」
ということも露見したし、 今回の事件は公正競馬の看板に傷をつけた と言うべきではないですか。 田原成貴って人は調教師=会社経営者としては適性がなかったってことでしょ。 プレイヤーとしては優秀だったけど、社会人としては一般常識に欠けていた。 彼を見ていると、1000勝ジョッキーの調教師1次試験免除という制度が いかに不合理なものかを痛感します。
![]()
|
9/9 sun 京成杯AH |
秋競馬が始まりました。 短距離、古馬、3歳馬、それぞれ見所があって面白そうです。 スプリンターズSなんか、今月中に行われるんだもんなぁ。 タイキシャトル、シーキングザパール、 アグネスワールド、ブラックホークらが抜けて、 すっかり層の薄くなった短距離路線。 今週はふたつの前哨戦がありました。
予想したのは京成杯AH。 ハンデ戦らしく、上下の斤量差が開きました。 トップハンデはクリスザブレイヴ、イーグルカフェの57キロ。 それに比べるとゼンノエルシドの53キロは恵まれすぎですよね。 確かに準オープンを勝ったばかりにしても。 連でエルシドからバラバラと。 雨の中、レースはスタート。ユーワファルコンの逃げを クリス、サンライズタイガーが追走。 エルシドはその後ろでいい感じで折り合います。 イーグルカフェが最後方で前半44秒8。 4角で一杯になったユーワファルコンを後続が襲います。 力強く抜け出したエルシドがクリスを4馬身突き放して勝利。 3着に矢のように追いこんだイーグルカフェ。 1分31秒5の日本レコード。新潟でレコードの大安売りは終わったと ばかり思っていたんですが、「夏の日本レコード祭り、未だ収まらず」
だったようです。馬連470円では元も取れず。
一方、西のセントウルSはテネシーガールが逃げきり。 確かにこの馬も充実しているんだろうけど、 秋の重賞で勝ってしまうところが短距離界のレベルの低さ。 だから、ゼンノエルシドの圧勝は期待大です。 開幕週とはいえ、中山でこのタイムは優秀。 気性難が薄れて、同じような競馬ができるならマイルCSでも 勝ち負けでしょう。「デビュー戦でチ○ポ勃てながら勝った初のGT馬」
になるかもしれません(笑)。 シンコウラブリイに続く、カーリアン産駒の名マイラー誕生とみました。よく分からない事件もありました。 7月、田原師が当時の管理馬フジヤマハクザン の耳に小型の通信機器を取り付けていたことが発覚。 JRAは注意義務を怠ったとして50万円の制裁金を科すことを決めました。 何でも暴れないようにするためなんだそうですが、 どんな原理で馬を落ちつかせるのか全く不明。 無線か何かで
「落ちつけよ、ベイベェー。俺たちゃチームタバラだぜぃ」
などと、田原師が甘いロックンロールボイスでなだめるのでしょうか? もし、フジヤマハクザンが田原師の言葉を解していたなら、 「馬の耳に念仏」という諺は間違っていることになり、 うちのサイトも「馬耳東風」などと名乗れなくなる大事件。 機械を取り付けていたことはスタッフ、オーナーにも 知らされていなかったそうで疑問は深まるばかりです。 13日にもJRAが正式会見するそうなので、その結果を待ちましょう。
|
9/6 thu 日高牧場見学 |
先週は「更新、頑張ります」 と言った途端に予想をお休みしてしまいましてゴメンナサイ。 もう仕事で一杯、一杯だったんです。でで、その仕事も週初めに一息つきまして、 我が家に寄宿中のパンダと一緒に日高へ行ってきました。 何しろ、3週間も家に泊まっていたのにメシの一度も 連れて行ってやれませんでしたから。帯広から天馬街道で日高山脈を抜け、浦河へ到着。 2年ぶりの馬産地です。道の両側は牧柵で区切られた放牧地。 とねっ仔が母馬にじゃれついてかわいいもんです。 まずはイーストスタッドへ。 アブクマポーロ、ダンシングサーパス、サンデーウェル…。 目玉はタイキシャトル。陽気がいいのでムチャクチャ眠そう。 とても世界のシャトルには思えないオトボケぶり。 近くの谷川牧場ではミホシンザンを拝見、 シンザン像も拝ませていただきました。 日高SSでは洗い場に繋がれている馬を発見。 「近づいていいよ」とのことなので厩舎の中に入ってみると、 賢そうな黒鹿毛の馬じゃないですか。 「この馬は何ていうのですか?」と聞くと
「スーパークリークっていう馬です」
存じあげておりました、大変に失礼致しました。 この後、社台荻伏SSでバトルラインやミラクルアドマイヤを見て終了。 静内ウエリントンに泊まり、近くの寿司屋で夕食をとりました。 寿司じゃないけど、サンマが美味かった。今年はサンマがおいしいっす。翌日はウイニングチケットのいる静内SSから。 パンダはウイニングチケット狂。 しかし、過去2回とも見学することができなかったんです。 見学時間の変更と病気のため。 それで今回は満を持しての静内SS突撃だったわけです。 二十間道路牧場案内所へ着くと、 見学時間が変更になっている牧場が…。 しかし、それはレックススタッドでした。 パンダ一安心もエアジハードやメイセイオペラは見たかったぞ。 みなさん、見学前日には必ず案内所へ電話確認をしませう。 静内SSではパンダがウイニングチケットと引退式以来の再会。 しかも、牧柵から顔を出してポーズまで取ってくれる大サービスぶり。 ツーショット写真に収まってパンダ大満足です。 牧場で馬を撮るって難しい。
「馬はずっと下を向いて草ばかり食べている」
から。馬は首をあげてないとカッコよくないですよね。 でも、見学時間も限られているので待っているわけにもいかないですし。 結局、写真のほとんどは草を食む馬ばかりに(笑)。午後は門別へGO。日高軽種馬農協でミホノブルボン、ダイタクヘリオスを拝顔。 白井牧場ではあのミスタートウジンと会えました。 とっても元気そう。同じ牧場にいたナリタタイシンは相変わらず人懐っこし、 舟を漕いで柵に寄りかかって寝ているし。グルメフロンティアには威嚇されて驚かされたけど。 新冠のCBスタッドでシルクジャスティス、マーベラスクラウンを見て、 ナリタブライアン記念館へ立ち寄って見学終了。 2日で500キロ以上の走破距離。疲れました。 撮影した25頭の馬たちの写真はそのうち 優駿フォトギャラリーで公開しますのでお楽しみに。 いつって言われると自信がないけど(笑)。
|
8/26 sun 新潟記念 |
8月はエラく競馬が疎かになっています。 レースをまともに見れないし、更新も滞りがち。 データ解析と馬券日記をあげるのがやっとこさ。 でも、仕事の山は今週末で越えるので、中山からはバリバリいきますよ。 って、自分に言い聞かせているんですけど(笑)。 10月には開設5周年を迎えるし、足を運んでくださる方々のためにも、 データと予想だけはしっかりあげるつもりなのでよろしく (小倉2歳SはUPできるかなぁ)。新潟記念も朝、馬券を買って会社へ。 前日に苦しんでだした結論はゴールデンレリーフ。 おお、懐かしのわがペーパー馬(笑)。 仲間内のPOGをやめてから、けっこう経つので 現役で走っているのはコヤツだけではないかな。 予想は贔屓で決めたわけではないのですが、 食指の伸びる馬がいなかったのも事実。 ダイワテキサスはちょっとひかれたけど。ゴールデンの単複連。
テレビをつけると新潟は雨模様。 ゴールデンって、パンパンの高速馬場じゃないと走らないんだよなぁ…。 レースは誰しもの予想どおりに郷原ゲイリートマホークの逃げ。 でも、大逃げでなくタメ逃げ。 そのためにペースは落ち着いてしまいました。 結果、1番人気サンプレイスが馬場の良い外を伸びて完勝。 2着に馬体の絞れたエアスマップ。59キロのダイワテキサス4着。 ゴールデンレリーフは8着でした。 前が競ってくれないと、どうしようもないもん。 ゲイリートマホークを買った人も買わなかった人も、「郷原の中途半端な逃げには納得できない」
じゃないですか。逃げ馬にはタメて伸びるタイプと、 離さなくちゃいけないタイプがあると思うんです。 ゲイリートマホークは後者でしょ。 楽に逃がしてもらった七夕賞を勝って、 郷原は勘違いしたんじゃないですか。やっぱ成長してないわ。 エアスマップは稲垣吾郎逮捕で出演自粛かと思ってたのに(笑)。ニュースを見ていたら、 ダビスタの制作差しとめ訴訟の判決をやっていました。 これはオグリキャップ、トウカイテイオーなどの馬主が、 「勝手に馬名を使うな」と訴えていたもの。訴えられのはアスキー。 東京地裁は「馬名にパブリシティー権は認められない」 として原告敗訴の判決を下しました。 つまり、
「馬主は商業目的で馬名を独占利用できない」
ってことです。今春、名古高裁は逆の判決を出しており、 司法判断が分かれました。 これでギャロップレーサーをやっていても、 ナルビークラウンとかシガシャルードなんて、 よく分からない馬に乗らなくても良くなるんでしょうか。 ゲーム制作会社の肩を持つわけではないけど、 競走馬の存在っていうのは馬主だけのものではなく、 ファン全体の公に近い扱いであってほしいものです。 競馬会が一定の金額を徴収して、平等に使わせたらどうですかね。 もちろん、収入はファンサービスに回してもらうってことで。
|
8/19 sun 札幌記念 |
今週は晴れ。ようやく北海道にも夏到来の感じ。 そんな爽やかな北国の空のもと、ダービー馬参戦で盛り上がった札幌記念。 仕上がり途上なのは承知の上でジャングルポケット◎。 小回りコースとはいえ、9頭立てなら差しきれるでしょ。連でバラバラと。
ダイワカーリアンが逃げるものの、 ペースは落ち着き気味。あまり好ましくありませんな。 早めにジャングルが仕掛けるものの、 それを内で見ていたエアエミネムが先に抜け出します。 外を回ったジャングルは伸びが足りず、 並んだファイトコマンダーも交わせず3着。「終わってみれば。やっぱり負けたか」
って感じじゃないですか。 本命打った自分を責めちゃうような(笑)。 ジャングルはもう一回くらい 叩かないと、最高潮には持っていけないんじゃないかな。 神戸新聞杯かセントライト記念を使って。 菊までは間隔があきすぎる気がします。 エアエミネムは軽量とはいえ完勝でしたね。 デインヒル産駒らしく中距離がベスト。 菊っていう感じはしないなぁ。新潟では初めての直線1000メートル重賞、 アイビーサマーダッシュ。 予想どおりのレコード決着。 53秒9。勝ったメジロダーリングの上がりが31秒7。 確かに速いけど、新装新潟の
「日本レコードの大安売りには食傷気味」
中味は伴ってないから。 メジロダーリングが強くなったわけじゃないし、 GT級の馬の時計でもないしね。 でも、売り上げは大変にあったそうなので、 不振のJRAにとっては大成功ですな。 何年も続くもんじゃないと思うけど。 スプリンターズSの前哨戦のようにならないと、 ハイレベルのメンバーは出走しないと思います。重賞対談、ひさしくやってないんですけど、パンダが札幌記念を観た後、 遊びに来ているんですよ。家をベースに釧路や稚内なんかを 旅するらしいです。私はこのひと月、休みは一日もなく午前様の毎日。 9月2日まで仕事に忙殺されているので、 その後、日高でも連れて行ってやろうかと思っています。 パンダはウイニングチケット狂なんですけど、 過去2回、日高を訪ねて会えなかったんですよ。 今年は会えるといいね。しかし、私の体はボロボロでして、 そこまで生きていればの話ですけど(苦笑)
|
8/12 sun 小倉記念 |
こっちもようやく晴れの日が続くようになりました。 今年の北海道はとにかく寒い。 8月にストーブを入れたのは5度目の夏にして初めてじゃないかな。 その分、暑さに弱い馬たちにはいいんでしょうね。 北海道で休養、調整していれば、夏負けなんかあり得ない。 秋の重賞戦線でもトレセンにいた馬より、 放牧されていた馬のほうが走ると思います。ええと、レース回顧は北の都のクイーンSから行きましょうか。 牝馬重賞でよく分からなかったんですが、 藤沢厩舎の3歳がいいかな。軽量だし。 適当にダイヤモンドビコーとハッピーパスの単。 レースはヤマカツスズランがマイペースで逃げて1着。 2着にダイヤモンド。ヤマカツは1800の馬ですね。 2200の
「エリザベス女王杯では1枚もいらない」
はずです。
さて、暑そうな九州は小倉記念。 ハンデ戦の割りには上位人気馬で順当に決まることの多いレース。 本命はミッキーダンス。前走は調整ミスで太めだったし、 今回は猛稽古してるから大丈夫でしょ。 って、同じ馬体重じゃねぇかよ。ブラックタイガーが逃げ、 先行マイネルタンゴ、後方からロサード、最後方にミッキーダンス。 ペースは平均でしょうか。ミッキーダンスは3角から猛然とまくり始めます。 しかし、さすがに大外をぶん回したらゴールまで持たないわな。 直線で脚が上がって5着。 内めの馬群を名手・小牧太が捌いたロサードが1着。 2着に軽量52キロのトウカイオーザ。
ロサードの橋口師は小倉4重賞グランドスラムだそうです。 なぜか小倉記念だけはなかなか勝てませんでした。 この10年でハナ差負け2度を含む、 2着4回も記録していたのだから不思議。 レッツゴーターキン、イブキファイブワン、 イブキニュースター、ツルマルガイセン…。 去年もロサードで3着ですか。執念の勝利ですな。8月6日、「ミスター競馬」こと野平祐二師が永眠されました。 騎手、調教師として偉大なる功績を残されました。 スピードシンボリと欧米を転戦し、 最強馬シンボリルドルフをアメリカに連れて行くなど、 早くから世界に目を向けてこられた方でもあります。 その優れた国際感覚とチャレンジスピリッツは、 日本の競馬界に大きな影響を与えたと思います。 現在の繁栄の礎を築いてくださった野平氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。