馬券日記 オケラセラ
@ほっかいどう


 レース中、騎手たちの間では、相手を牽制し合うための様々な声が飛び交っているのである。
 最近のGTで言えば、2001年12月に行われた朝日杯フューチャリティーSでそんな場面が垣間見られた。
 このレースの1番人気は藤田伸二のアドマイヤドンだったが、このときの彼の騎乗を思い出してみてほしい。
 問題の4コーナー。アドマイヤドンの進路が開かなかったのである。
 藤田は乾坤一擲この場面で、声を振り絞って叫んだ。「どけ、どけ、どけ!どかんと殺すぞ」 
 声が発せられた次の瞬間、直線入り口で藤田の手前にいたKは、アドマイヤドンのためにさっと進路を開けてしまったのだ。
 藤田の「とにかく勝たなければ」という気迫が、アドマイヤドンを勝利に導いたのである。

栗東トレーニングセンター厩務員・森田駿輔
(殴る騎手 JRAジョッキーたちの裏舞台)

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5/19 sun  オークス

ええと、先週はまたお休みでした馬券日記。 ようやく今週から仕事が落ちつきつつあるので、 更新も滞りなくできそう。って、もうダービーじゃねぇかよ(笑)。 京王杯SCは押さえながら枠連8-8をゲット。 別に母の日だから買ったわけじゃないんですけどね。 安田記念は1400は短かったダンツフレームやダイタクリーヴァ あたりが巻き返してくるような気がします。

オークスですな。上がり馬のユウキャラットとかが人気になっていたけど、 データ的には完全に消しだし、狙いどころが難しいレースでした。 本命は桜花賞に続いてシャイニンルビーにしました。 まあ、結果的には桜花賞のマイナス22キロが響いて5着。 やっぱ、馬体回復で調教を加減した影響なのかなぁ。 レースはスローで流れながらも、 後方15番手から内をすくったスマイルトゥモロー。 この馬、フェアリーSのときは◎つけてたんだよなぁ。 ホワイトマズル産駒、母はスプリンターだったから、 スピードタイプだっていう先入観があったみたい。 フラワーC勝っているんだから、そっちを素直に評価しなくちゃいけなかった。 とはいえ、勝ちタイム2分27秒7は

「同日の3歳500万下とコンマ2秒しか変わらず」

今年の牝馬はレベルが低すぎ。その中で1番人気に押されたとはいえ、 桜、樫ともに勝てなかったシャイニンルビーもパンチが足りませんね。 無印だったけどユウキャラットはハナを切れば結果が違っていたかも。
さてさて、ダービーです。 春競馬、ほとんどまともに見れなかったんですけど、 日曜日はひさしぶりの休日になりそう。 なんとか当てて、良いダービーにしたいなぁ。

5/4 sat NHKマイルC

5月5日は府中のお祭りだそうで、一日、前倒し日程になった今年のNHKマイルC。 個人的に府中の1600から2000で行われるレースは好み。 スタート地点に難のある2000を除いて、 展開的にもペース的にも紛れが少ないじゃないですか。 能力を各馬が発揮できるっていうか。 ところが、今年のNHKマイルは残念ながら、力通りとはいかない 後味の悪いレースになってしまいました。

本命はしょうがなくタニノギムレット。 使いすぎってのは衆目一致するところですが、 今回までは大丈夫って読みが私も含め皆さんあったんじゃないかな。 ギムレットからタイキリオン、メジャーカフェ、テレグノシス を本線に、シベリアンメドウ、アグネスソニック、カフェボストニアンが抑え。 レースはやや速めくらいのペース。 ギムレットは後方5番手から直線勝負にかけます。 4角を回って、さあこれからという時、 和田スターエルドラードがヨレ、ギムレットの進路をカット。 そこへ勝浦テレグノシスが内から外へ突っ込んできて、 エルドラードとギムレットを妨害

「さすがのギムレットも直線2度の不利では勝てるはずもない」

わけでして、レースは内を強引にこじ開けたテレグノシスが1着、 大外を回ったアグネスソニックが2着。 それでもギムレットは3着に押し上げているのですから、 まともな競馬なら勝ち負けっていうか、勝っていたでしょう。 競馬にタラレバは禁句ですが…。 さすがに松田国師も武豊も猛抗議をしたようで、 審議は異例の15分にも及びました。 ワタシは「テレグノシスでもアグネスソニックでも降着にならんかい!」 と祈りつづけていたんですが、JRA裁決委員の答えはシロ。 「2つの事象が連続して起きたものであるが、 それぞれが走行妨害とは認められない」という御達しです。

「社台の久しぶりのGT勝利を降着にするわけにはいかない」

という政治的配慮が働いたかどうかは分かりませんが、 降着にされてもおかしくはないラフプレーだったんじゃないかな。 まあ、結果的にはギリギリセーフで勝ったんだから、 勝浦としては文句言われる筋合いはありません。 和田まがいの勝利インタビューの雄たけびはいかがなものかと思いますが(笑)。 逆に断然の1番人気の追いこみ馬を内から抜け出させようとした、 武豊のほうが判断を間違ったのかもしれません。 勝浦の斜行がなくても、追いこみに不利はつきもの。 突き抜ける脚はあるのだから、外を回しても良かった。 内のグリーンベルトにこだわったのかな。
終わってみれば、スプリングS1〜3着馬で決まったわけで、 今年はマイル路線よりクラシックトライアルのほうが レベルが高いってことですかね。 でも、テレグノシスもアグネスソニックもスプリングSで 走りすぎた反動で皐月賞を回避した口。 それを考えると、ギムレットの皐月3着、NHK3着っていうのは 桁外れた能力があればこそと考えるべきなのでしょうね。 でも、もうここまで走ると、ダービーは燃え尽きっちゃってる んじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。

※先週の日記で書いたナリタトップロードの騎乗について、 いくつかご意見をいただきました。 渡辺の騎乗に失望したというものが大半でした。 やはり、これまでのトップロードの戦歴を鑑みれば、 守りの消極的な騎乗だけはとってはならなかったはず。 1着を目指す敢闘精神が欠けていたのではないかと感じます。 次回は乗り替わりでもやむを得ないと思います。


4/28 sun 天皇賞春

先週はお休みさせていただいきました馬券日記。 フローラSは本命のダブルネームが大敗しまして、 ナリタブライアン産駒の重賞制覇はもう難しそうですな。でで、天皇賞春ですよ。 今年も性懲りもなくナリタトップロードに本命を打っちゃったんだよなぁ。 いい加減、勝たせてやりたいっていう心情もあったし、 データ的にも完璧でしたから。この馬は生粋のステイヤータイプでして、 自分の競馬さえできれば3000以上では圧倒的な強さを誇る馬。 渡辺がヘタレから脱却して、オペラオーの影に囚われない乗り方をすれば勝てるんです。 そんなわけで、単勝とマンハッタンカフェへの1点勝負。

レースは藤田エリモブライアンが逃げる超スローペース。 三強の位置どりはマンハッタン、トップロード、ジャンポケの順。 こうなるとマンハッタンの菊花賞、有馬記念と同じ必勝パターンです。 長距離の瞬発力勝負はSSの十八番だもん。 ジャンポケは道中、武豊をもってしても口を割ってました。しかし、この展開では

「トップロードは座して負けを待っているようなもん」

スローの上がり勝負じゃ、競り負けるのは分かってるじゃないですか。 淀みのないラップを持続させないと…。 しかし、渡辺は無策。案の定、直線では内を巧く抜けたマンハッタンが完勝。 外を回ったトップロードはさらに外からきたジャンポケにも交わされました。 同一GT3年連続3着って、ナイスネイチャの有馬記念と並ぶ偉業だとか。 渡辺は「結果に悔いはない」とコメントしていたけど、 ワタシにしてみりゃ悔いだらけのレースです。 レース直後に馬上で笑ってんじゃねえよ。

「超スローなら奴は3角から仕掛けるべき」

ライスシャワー2度目の天春の的場の感動的な騎乗を見習わせたい限り。 2着を獲りに行く必要などないんです。 なぜ自分からペースをぶち壊しにいかないのか。 後藤が鞍上だったら、動いていたでしょう。 それで勝てたかどうかは分からないけど、 少なくとも馬券を買っていたファンは納得できたはず。

マンハッタンは蛯名の満点騎乗。 ジャンポケは武兄でなければ、ズブズブだったでしょう。 この馬は2400より長い距離は使わないほうがいい。 4着ボーンキングは絞れて復調です。 5着サンライズペガサスは上がり33秒7って、並の馬じゃないな。 中距離はすべて持っていかれるかも。殿は逃げたエリモブライアン。 この馬は古いタイプのステイヤーなんだから自分でスローにしちゃだめでしょ。 >藤田。 それにしても、10着アドマイヤロードは前売り1番人気は何だったんでしょう? 近藤利一くんの気の迷いか、マークミス故の大量投票だったのか…。 インサイダー情報だと思って買った人います?


4/14 sun  皐月賞

皐月、4月って、北海道の人間にとって非常に嬉しい季節だと思うんです。 長い冬から解放されて、雪もなくなり、外を歩いていても気持ちいい。 今、札幌に一月半ほどの予定で出張に来ているんですが、 ひさびさに大通り公園をちょっと歩いてそう感じました。 でも、こんな陽の出ているときに外に出たのは札幌に到着して以来だから、 半月ぶりですか。窓のない部屋に真夜中までいると、 何げない陽射しにも感謝してしまいますね。囚人の気分が分かります(笑)。

でで、皐月賞ですか。 空前のハイレベルと騒がれた今年の牡馬クラシック。 確かにぐちゃぐちゃだった牝馬路線に比べるとレベルは高いけど、 「実は平年よりやや上ぐらい」じゃないかと思っていました。 アグネスタキオン、クロフネ、ジャンポケが揃っていた去年はハイレベルでしょう。 でも、今年はタニノギムレット1頭は明らかに強いけど、他馬の水準は未知数。 そんなわけで本命はタイガーカフェ。 有力馬は後ろからだし、速い馬場なら前に行くほうが有利。 鞍上デムーロで追いきりも抜群なら連はあるとみました。でも、

「阪神快進撃でオッズが下がった」

のはいただけなかったです(笑)。 勝負服は黄色に黒のタスキだし5枠で帽子の色まで揃ったなら、 阪神ファンならずとも買いたくなるのも 当然かもしれませんが。タニノギムレット、チアズシュタルクを本線にバラバラと。 あと、単も。
メジロマイヤー、ダイタウフラッグ、タイガーカフェが先行。 人気のチアズシュタルク、モノポライザー、タニノギムレット、 ローマンエンパイアは揃って後方集団。 こうなると前は楽です。ミドルペースも有力馬は後ろで牽制しあいますから。 直線を向いてタイガーカフェ、ダイタクフラッグが粘るなか、 白い帽子が鋭い脚で一気に先頭に立ちゴールへ。 一瞬、何の馬か分かりませんでしたよ。ノーリーズンなんてノーマーク。 タニノギムレットが大外ぶん回してつっこんでくるも、 ハナ差、タイガーカフェを捕まえられず。 内で脚を貯めていたドイルの無欲の勝利。 抽選での出走だったからマスコミも注目してなかったし、 私も検討漏れです。

「ノーリーズンだから勝つのにも理由はない」

のかもしれませんが、前走がたまたま不利で力を出しきれなかっただけなのかも。 BT産駒だし姉に幻の桜花賞馬「ロスマリヌス」がいるし、血統的な裏づけは充分このままダービーも持っていかれるかも。 タイガーカフェはデムーロが全能力を出しきったんじゃないかな。 タニノギムレットは四位があまりに考えていない乗り方。 調教師が怒るのも無理ありません。 スプリングSの反省なんか全くない。 ハイレベルの割りには人気馬総崩れでして、 アドイマヤドン7着は本調子でなかった、 チアズシュタルク12着も使い減りしたのかなぁ、 ローマンエンパイアは14着は負けすぎ、 モノポライザーは久々とキャリアの浅さが敗因かな。

馬券的には桜、皐月と2着3着でして、 池添もドイルも余計なことしやがってって感じです。 先週の話ではないけど、軸を決めたら100円総流しが必要かな(笑)。 あと、愛馬シルクハリウッドは阪神で2番人気6着。次走は単勝買いですよ。


4/7 sun  桜花賞

いやぁ、クラシックシーズン真っ盛りなのに、仕事はムチャクチャ忙しくて更新できないんです。 毎日、帰りが明け方の4時とか5時なんだもんなぁ。そんなペースが今月中は続きそうなので、 うちの数少ない人気コーナーの重賞対談もお休みということになりそうです。 データ解析だけはあげたいと思っているんですけどね。
そんな合間の桜花賞。携帯でいつでも買えるという慢心が、馬券を買い逃させてしまいました。 低レベルのメンバーのなかでも、データ解析の本命はシャイニンルビーでした。 でも、マイナス22キロではどっちみち大した額は投じなかったと思う。 藤沢先生、どういうことですか?レースはハナにこだわらなかったアローキャリーが 池添の好騎乗で快勝。2着にブルーリッジリバーが入って 3万馬券。買わなくて正解でした。シャイニンルビーはそれでも3着でして、 馬体が回復すればオークスは確勝じゃないかなぁ。 重賞対談のメンバー

「パンダはアロー流しで的中」

させたんだとか。彼はツルマルグラマーとアローから網をかけたそう なんですけど、100円流しじゃなぁ(笑)。 といいつつ、100円でも34000円になるんですから羨ましいっす。
ところで、南関東では3連単の発売が始まりましたね。 大井では最初の発売レースとなった第8レースで いきなり100万馬券が炸裂!入線順位は6番人気、3番人気、7番人気。 この程度で100万馬券なら

「3連単は100万馬券の嵐」

になるような気がします。 これはもう「100円馬券侮るべからずです」 そのうち1000万馬券だって出るんじゃないですか。 来るべき中央3連単発売に向けて、今週から100円流しにスタイルを変えようかな(笑)。


3/31 sun   大阪杯

ようやくIPATの使い方が分かりまして、 携帯で馬券を買うことができました。 1月にモニター会員になっていたんですが、 正式運用開始と同じ週では意味ありません。 投票には加入者番号とパスワードのほかに「ARS番号」なるものの入力が 必要なのですが、これが何を打ち込めば良いのか分からなかったんです。 で、JRAのセンターに電話して教えてもらったという次第。 「ARS番号」は郵送したと言っていたけど、届いた記憶はないんだよなぁ。 携帯は使い勝手が良いとは言えないけれど、 圏内ならどこにいても買えるのは素晴らしい。 数年前までウインズの長蛇の列に並んでいたのがホントにバカバカしく思えてきます。

大阪杯ですな。 一応、東日本に住んでいる私は(北海道ですけど) 重賞が重なっているときは東のほうを予想することが多いんですけど、 今週はダービー卿を取り上げるのはやめました。だって、

「いきなりハンデ戦にされたらデータ党は術なし」

になるじゃないですか。重賞はあんまり条件変更しないでほしいなぁ。 大阪杯の人気はサンライズペガサス、マチカネキンノホシ、エアシャカール の順。どれも連軸にしたくない馬ばかり(笑)。 サンライズは実績皆無の割りには別定GUで1番人気でしょ。 キンちゃんとシャカは当てにならない気性だし…。 それでも本命は京都記念で頑張ったキンノホシかな。 同馬からサンライズ、シャカ本線にバラバラと。
レースはタマモヒビキのペース、 シャカが先行、中団にキンノホシ、後方からサンライズ。 直線を向いてキンノホシは脱落、 先頭に立とうとするシャカをサンライズが 33秒台のスゴイ脚で抜き去って行きました。 後方で脚を貯めて爆発させたアンカツ様の完璧な騎乗でした。 天皇賞は距離が長いと思うけど、

「宝塚記念なら勝ってもおかしくない感じ」

キンノホシはサンライズに直線をカットされたとはいえ、 この上がりが出るレースでは用無しですな。 まあ、2200以上なら安定するのかもしれないけど。

今週はいよいよ桜花賞、クラシックですね。 牝馬は特に混戦です。テイエムオーシャンのように絶対的な 存在がいないし、低レベルで大荒れになる気もするなぁ。 ちなみに去年はデータ解析がズバリでしたので、 今年も消去法に期待してください(笑)。