馬券日記 オケラセラ
@ほっかいどう


 競馬やレースに関しては、人一倍ストイックなところがあって、
 あまりに深くことを考えすぎて、きつくなってしまう。
 ああいうパフォーマンスは、自分の気持ちを切り替えるためにわざとやっているっていうか、
 演じているところはありますね。競馬に行くと真剣で、レースを離れればバカなことをやるという切り替えで、
 自分の気持ちをコントロールしてバランスをとっている…そんな感じかもしれません。

騎手・後藤浩輝
(優駿 2002/4)

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6/30 sun  ラジオたんぱ賞

ワールドカップ決勝当日に行われたラジオたんぱ賞。 だからつーわけではないのですが、 サッカーボーイ産駒コスモレジスタ本命。 3戦2勝の内容も良かったし、ハイペースで折り合いをつけて 差し脚を発揮できそうなのも買いだと思いました。 もちろん、データもクリアしてたしね。 レースは1000メートル58秒2のハイペース。 サンターナズソング、ソウゴン、サンヴァレー、ダイタクフラッグと 先行馬には息の入らない流れ。 最後方に構えていたコスモレジスタには絶好の流れなのですが、 福島コースを見越してか3角から動いていきます。 直線で前に行った馬が失速するなか、 レニングラードが先頭に立ち勝利… と思った瞬間、外から矢のような脚でぶっ飛んできたのがカッツミー。

「サッカーボーイ産駒でも人気薄とはJRAやるな」

って感じですか。サイン派としては(笑)。 カッツミーは4角最後方から馬場の良いところに持ち出したのが勝因。 まさに嵌ったというのが正しい形容詞でしょう。 連闘で北関東の内田利を鞍上に持ってきたから 週の半ばでは本命にしようかと思ってたんだけどなぁ。 対してコスモレジスタは3角で脚を使ったのが致命傷だったかも。 村田くん、まだ若いっすね。
函館SSは断然人気ショウナンカンブが逃げてタレて4着。 やっぱ休み明けのGVで仕上げるわけないわな。 といいつつ、ショウナン‐ユーワファルコンの馬券で勝負してたりするんですが(笑)。 勝ったのは3歳サニングデール。 ウォーニング産駒の後継者誕生ってことになってほしいなぁ。 傍流血脈を日本で残していければ素晴らしいことっすから。

さて、7月っていうと、 一口馬主にとっては新規出資馬選定の季節。 ですが、現役馬の有り様をみるとねぇ。 桜花賞候補と期待していたシルクハリウッドは 日曜の未勝利戦で7着(泣)。なかなか勝ってくれません。 ダート千二は合わないのは分かっているんだから、芝のマイルぐらいを使ってほしいなぁ。 一昨年の暮れに準オープン勝ちしたシルクディヴァイン はそれ以来、休養中で飼い葉代すら咥えてきてくれません。 調教師はそんな馬がいたことすら忘れてるんじゃないですか。 やっぱ社台買うか、社台。サンデーとかフジキセキとか。 って、やっぱ貧乏リーマンにはそんな金です(笑)。




6/23 sun  宝塚記念

春のGT最終戦、宝塚記念です。もう6月も終わるのに春っつーのもなんですが、 北海道は低温注意報なんかが発令されていて、けっこう寒いんですよね。 夜はまだストーブつけてますもん。 そんなこんなの宝塚だったわけですが、 有力馬の回避で地味な一戦になってしまいました。 そこが宝塚記念らしいって言えばそうかもしれませんね。 本命はダンツフレームにしました。 ナンヤカンヤ言っても皐月賞、ダービーでアグネスタキオン、 ジャングルポケットに食い下がった実力は相当なもんだし、 安田記念2着は古馬になって成長するブライアンズタイムの底力を見せられた気がしました。 シルバーコレクターがGT初制覇するレースの性格に ピッタリでしたしね。でも、ステイゴールドはここも2着でしたが(笑)。
レースは3歳ローエングリンのペース。 エアシャカールが追いかけ、 ダンツフレームはそれを見る形で先行。 3角でエアシャカールがマイペースのローエングリンを 警戒してか先頭に並びかける積極的な競馬。 こうなるとダンツフレームは楽です。 エアシャカールを目標に直線で一気に脚を伸ばします。 外からツルマルボーイがすごい勢いでやってきますが、 ダンツフレームが抜かせません。

「シルバーコレクターとは思えない勝負強さ」

でした。馬連1060円。 3着に二枚腰で粘ったローエングリン。 まだ若いだけに個性的な逃げ馬になってほしいなぁ。 エアシャカールは4着。明らかに3歳時より能力が落ちてますね。 勝ちに行く競馬をしたせいもあるけど、 伸びなかったのはもっと根本的な問題があると思います。 5着マチカネキンノホシはやっぱり2200以上なら走ります。 単穴に押したフサイチランハートはケツ。どうしちゃったんだろうなぁ。

そうそう、福島で発売中の三連複で58万馬券が出ました。 メーンの福島テレビオープンなんですけど、 2番人気‐12番人気‐14番人気の組み合わせ。 2番人気が入って58万っていうのがミソなんだそうです。 新馬券はまだまだ荒れますよってことらしい。 これからは超万馬券ラッシュがしばらく続くんだろうな。 その度にマスコミにも取り上げられるだろうから、 売り上げ減少に悩むJRAの戦略はしたたかですな。
ところで海外から、ひっそりと哀しいニュースが入ってきました。 藤原英アイルランドで騎乗も10着とか、 マルターズスパーブがチャーチルタウンズで殿負けするも帰国の予定なし 、とかでは決してありません。それも悲しげちゃあ、そうかもしれないけど。 いや、中国で種牡馬生活を送っていたメジロアルダンが 心臓発作で死亡したのです。

「感傷的に言えば都落ちして異国に倒れた」

わけです。 かつて、同じように韓国で逝ったカツトップエースと姿が重なりますね。 メジロアルダンはダービーと天皇賞で2着、 オグリキャップらと名勝負を繰り広げた馬です。 日本で活躍した産駒はメジロスティードぐらいでしょうか。 もしアルダンが中国で種牡馬として大切にされていたのなら、 私が想像するよりずっと幸せだったのかもしれません。 いつか中国が競馬大国になった時、 血統表にアルダンの名を見つけることができたら嬉しいですね。 黒き名馬に合掌。


6/16 sun  プロキオンS

いや〜、とうとう日本のワールドカップが終わりましたね。 トルコに1-0で負け、ベスト8の夢は叶いませんでした。 決勝トーナメントに進んだだけで充分と考えるべきでしょう。 こうなると、今までの大フィーバーも雲散霧消して、 巷の関心は阪神巨人戦に帰ってくるんでしょうねぇ。 JRA的には宝塚記念まで世間がW杯一色に染まらなくて 安堵しているかもしれません。
ええと、すっかり気の抜けた感じのプロキオンSです。 やはりスターリングローズが横綱競馬で楽勝。 秋以降の飛躍に期待を抱かせる結果でした。 2着には逃げて粘ったヤマカツスズラン。 公営の深いダートは合いませんでしたが、 中央なら展開に恵まれればダートも走れるってことでしょうか。

さて、ローカル開催が始まり、 福島では馬単、三連複の新馬券の試験発売が始まりました。 売り上げは前年比141%増と順調な滑り出し。 最高配当は馬単4万6550円、三連複14万4480円。 ふたつ合わせて

「11本の万馬券が炸裂」

しました。 ついこの間まで枠連が当たり前だった時代が信じられません(笑)。 新馬戦もスタート。 サンデーサイレンスやフジキセキと並んで、 ビワタケヒデ、エリシオの産駒も勝ち名乗りをあげました。 今年、エリシオの仔を一口持っているので、 エリシオに大ブレイクしてほしいなぁ。 今週は気の抜けた日記でもすみません(笑)。


6/9 sun  エプソムC

ワールドカップは日本代表がロシア相手に歴史的初勝利をあげて、 さらに列島はヒートアップ。稲本は中田を凌ぐ国民的ヒーローになってしまいましたね。 そんな最中、幾多の名勝負を見守ってきた東京競馬場のスタンドが、 今開催を最後にひっそりと幕を引きました。 来年、お目見えする新・東京競馬場はどんな風に生まれ変わっているのでしょう? ファンの立場に第一にした使い勝手の良いものになっていてほしいですな。 で、最後の重賞となったエプソムC。 このレースって、データで切りづらいんだよな。 唯一、4歳馬が好成績を残しているってこと。 それだけではないけど本命は4歳キングフィデリア。 底を見せていないし、差し馬場とはいえペースが落ちれば、 先行して粘っちゃう気がしたんです。

「鞍上の松田って誰だよ」

という不安はあったんですが(笑)。 そのキングフィデリアは指示通りだったのか、 前走で見せた番手の競馬ではなくハナへ。 しかし、エイシンスペンサーはキングフィデリアを突っつき、 ダイヤモンドビコーもかかってしまう、先行勢に厳しい展開に。 こうなると外差しの馬場通りの結果。 蛯名ジョウテンブレーヴが昔を思い出したように完勝、 2着にエアスマップ、3着ジェミードレス。 やっぱ重賞は騎手で買わなきゃ(笑)。 エアスマップは少ない消去データのなか、幾つも該当していたので切ったのですが、 この馬が連対したってことは

「来年、エプソムCの消去データは壊滅状態」

になるわけです。困りました(笑)。 キングフィデリアは踏ん張って6着。力はあります。次走も買いたいです。 しかし、なぜ今回だけテン乗りで松田騎手だったのか、理由を知っている人がいたら教えてください。

いよいよ夏競馬、福島開催が始まるんですが、 同時に馬単、三連複の試験発売も行われます。 もし、新馬券が導入されていたら幾らついたかという、 仮想シミュレーションが出てました。 皐月賞は馬単37万円、三連複6万。 桜花賞は馬単15万円、三連複だと7万になるそう。 穴馬がアタマにきたときの馬単は大きいけど、 三連複は意外と配当は低いなぁというのが感想。 ともかく、7月13日の全国発売が楽しみです。


6/2 sun  安田記念

巷はワールドカップ一色でして、 野球も競馬もすっかり埋没してしまいました。 先日、テレビでワールドカップに関係する人を追うドキュメンタリーを見てましたら、 ペルージャの若きオーナー、ガウチを特集していました。 この人は才能あるプレイヤーを発掘して、 その選手を育てて他のチームへ高く売るということをしているらしい。 最たるものが中田英寿。 確かに平塚から買った中田を破格の値段で転売しましたもん。 で、なんでこんな話を書いているかというと、 ガウチ家はもともとサラブレッドの売買で財を成したそうなんです。 代表馬はなんとお馴染みトニービン。 この馬もJCで来日して、社台が高く買い上げましたよね。 馬もサッカー選手も扱いは同じなんでしょうか。 なんとガウチはインタビューで

「トニービンとナカタは似ている」

とのたまうではありませんか。 おいおい、ナカタが凱旋門賞を勝ったわけでもあるまいに、 ウイニングチケットの父親と日本代表のエースの共通点って? まさかナカタはウマナミとかいう落ちじゃないだろうな…。 って、実はトニービンもナカタも 知らない人は寄せ付けないが、一度、心を許した相手には非常に親しいとか。 面白いような面白くないような結論でした。

ええと、安田記念。 どっからどう見てもエイシンプレストン の力が抜けているように思えました。 しかし、後方15番手では厳しいですよ。 直線で大外に出す絶望的な競馬ながら5着。 遠征の疲れがあったとしか思えません。日本の検疫は厳しいからなぁ。 勝ったのはかつての2歳チャンプ、アドマイヤコジーン。 早め先頭を力で押し切りました。 年が明けてから東京新聞杯、阪急杯勝ち、高松宮記念2着ですから、 近走戦績はもっとも良かったんですけどね。 「みんなこの馬をスプリンターだと思っていた」 のが人気を落としていた理由。 東京新聞杯が重馬場で参考外と感じたのもいけませんでした。 後藤騎手は11年目、54戦目にしてGT初制覇

「今回のハチマキは何て書いてあるんだ」

と思った人も多いはず。 しかし、予想に反して後藤はマジで大粒の涙。 ハチマキもアブフレックスもなしとは寂しいじゃありませんか。 「今までやってきて、いいことや悪いことがグっとこみあげてきました」 とのこと。やっぱり吉田を木刀でボコボコにしたこととか、 高市調教師に殴られたこととか、想い出が走馬灯のように駆け巡ったんでしょうね。 いや、誤解のないよう書いておきますが、 私は後藤騎手、嫌いじゃないです(笑)。
ダンツフレームはまた2着。宝塚も2着かなぁ。 ダイタクリーヴァは競走中、屈腱を断裂して能力喪失。 一命を取りとめたのは幸運と思いたいです。 ゼンノエルシドはダイタクリーヴァより後ろの18着。 どう理解すればいいんでしょうね。 今春は藤沢厩舎にやられっぱなしだったな。 大スポのヨネさん、トレーナーによく言っておいてよ(笑)。

5/26 sun 東京優駿

今春、ほとんどリアルタイムで競馬を見れない状態が続いたんですけど、 超久々の日曜休日がダービーとは運が良かったんですかね。 今年の3歳世代、内国産、持ちこみ、外国産併せて 8500頭あまりの頂点が選ばれるわけで、やっぱりダービーは特別です。 一般の重賞は農林水産大臣賞という肩書きがつくんですけど、 ダービーだけは「内閣総理大臣賞」。 しかも、昭和33年の岸信介以来、 小泉総理が直々に授与するというオマケつき。 小林薫も永瀬敏彦の来場も霞みます。

1番人気が連を外さない近年のダービーですが、 今年はタニノギムレットが断然の人気を集めました。 しかし、年が明けてシンザン記念→アーリントンC→ スプリングS→皐月賞→NHKマイルC→ダービーという オグリキャップ顔負けの過酷なローテーション。 世代最強とは分かっていても、本命を打つ気にはなれませんでした。 迷った末、皐月賞馬ノーリーズン◎。 同じブライアンズタイムということか、 サニーブライアンと重なるところもあったし皐月は完勝でしたから。 データ的にはシンボリクリスエスだったんですけどね。
レースはサンヴァレーのややスローな逃げ。 クリスエスは先行、ギムレットとノーリーズンは中団後ろの位置。 4角でギムレットは外をぶん回します。 不利を受けて非難されたNHKマイルの二の舞はできませんもん。

「天才は同じ轍を踏む過ちはしない」

ということでしょうか。 でも、馬場は内が荒れているからこれが正解。 内で伸びないノーリーズンを尻目に ギムレットがクリスエスをきっちり捉えて優勝。 不完全燃焼だった皐月、NHKマイルの借りを大舞台で きっちり返しました。 ノーリーズンは終始、ラチにもたれて勝負になりませんでしたね。 左回りがダメなのか、キャリアの浅さを露呈したのか、 その辺は良く分かりません。 ステイヤータイプのクリスエスは菊花賞勝ちそうな予感。 3着のマチカネアカツキはちょっとタンホイザ感も漂ってますね(笑)。

春のGTは連敗行進中(泣)なわけですが、 小泉首相はダービーを枠連で的中させたとか。 5月26日だったので「2-6」、誕生日に因んだ「1-8」 を馬連と枠連で五千円ずつ購入したそう。 誕生日は分かるけど、今日の日付で馬券を買うかな? 誰かが入れ知恵したような気もしますね。 フツー、26日だからって2-6買わないでしょ。 何しろワタシは

「純一郎にかけて枠連1-6(イチロー)を買い足した」

ぐらいですから(笑)。 クリスエスとノーリーズンの組み合わせっすけど。
有事法制、メディア規制法、鈴木宗男問題、亡命者連行事件と ゴタゴタ続きの仕事を投げ打って競馬場へきた小泉さん。 有権者と直接触れ合おうというパフォーマンスの一環らしいです。 こんなことで競馬ファンの支持は得られないと思うけど、 馬券も当てて楽しんだんでしょうから本業もしっかりやってください。 世論も競馬と同じで、 成績が良くなければ人気はあっという間に下がるんですから。