馬券日記 オケラセラ
@TOKYO


 京都の外回りコースはインを進んでも前が開く。というのも、
 4コーナーの石垣に沿って走っていると、直線では馬場の真ん中を通ることになるのだ。
 そのため、ハミを掛け直して意識して馬を内側に持っていかないと、どうしてもインが開くことになる。
 直線で開けたインコースにサッと入っていける馬は距離のロスなく競馬ができるため有利になる。
 このコースでは好位から差し脚を伸ばせる馬がレースをしやすいと思う。

調教師・柴田政人
(Gallop 02/11/17)

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11/24 sun ジャパンカップ

国際GT、ジャパンカップウィーク。 JRA京都競馬場長逮捕なんていう事件に水を差されつつも、 けっこう盛りあがったんじゃないですか?土曜日は中山1800のJCダート。 外国馬なんて出てたっけ?というメンバー構成です。 4頭出走してたけど、9番人気が最高という評価ですから。 馬券はアドマイヤドン流し。 ゴールドアリュールは前に行きすぎて、自滅するか目標にされる 可能性が高く、能力があっても惨敗するケースもままあると考えたからです。 レースはやはりというか、 ゴールドアリュールが先行、4角では先頭に立つ王道で勝ちに行きます。 そこへ「これだけ負かせば勝てる」と決めつけた 藤田アドマイヤドンが襲いかかります。 アドマイヤドン先頭!と思ったところへ内から伸びてきたのはなんとイーグルカフェ! デットーリーマジックでNHKマイルC以来の勝利。 で、さらに13番人気リージェントブラフが追いこみ2着。 アドマイヤドンは3着でした。

「カッチーとデットーリーの差は斯くも広かったのか」

とファンは再認識させられたんじゃないでしょうか。 あのジリ脚で全く勝つ素振りすら感じられなかったイーグルカフェが(笑)、 馬群で折り合い先行、内から抜け出して完勝するんですよ。 こんなレースされたら、前走までの成績なんか検討材料にならないじゃないですか(泣)。 確かにイーグルカフェは去年の武蔵野Sでクロフネの2着した実績はありますが。 ということは、本来なら馬群の10馬身先にクロフネがいてもおかしく なかったんだよなぁ。っつーか、去年のJCダートは実際にそんなレースだったですね(笑)。

でで、日曜日はJCターフっすな。 どの馬に本命打とうか迷ったんですよね。 シンボリクリスエスは天皇賞で無印にした意地から、 節操無く◎なんかつけられないし(笑)。 結局、データと「どの馬が勝ったらドラマティックか」 という観点からナリタトップロードを選んでしまいました(笑)。 馬券は単と連。 こちらもダートと同じく外国勢は無視状態。 5番人気の仏オークス馬ブライトスカイが最有力候補といった前評判でした。 レースは予想通りのマグナーテンが逃げて、スローと言っていい流れ。 ゴーランが2番手で、シンボリクリスエス、ナリタトップロードは 5、6番手。テイエムオーシャン、ジャングルポケットは追いこみにかけます。 しかし、この時点でオーシャンから買っていたファン は納得いかなかったんじゃないかなぁ。 本田はそういう作戦だったようですが、

「オーシャンの末脚勝負に張ったファンがいないことは明らか」

ですから。ペースも落ちつくのは分かっていたんだから、 結果はともかく前に行ってほしかったなぁ。 4角を回って直線、トップロードは伸びず馬群のなかへ沈没。 内から伸びてきたシンボリクリスエス、ファルブラウ、サラファン の3頭が壮絶な叩き合い。制したのはイタリアのファルブラウ、 2着にアメリカのサラファン、クリスエスはクビ差だけ遅れました。 またまたデットーリーかよ。デットーリーだよ。

「進上金だけでデットーリーの稼ぎは2レース2000万円以上」

デットーリーすごすぎ。あんまり俺の労働意欲を失わせるなよ。 スーパー競馬にゲスト出演していた社台総帥の吉田照哉が レース前に遠慮気味に推していたんですが、 レース後は一転、興奮して 「デットーリーが乗ると6馬身は違いますよ」 「クリスエス、クリスエスは3着やぁ〜」

「エージェントから買えって言われてたんですよ」

などとアナウンサー無視の問わず語り状態に(笑)。 あなたの勝負服で走ったジャンポケは5着で、 生産馬のエアシャカールは12着、アグネスフライトは殿負けなんですけど、 そんなことはどうでも良いのね。
ファルブラウは確かに速い持ち時計があったから硬い馬場が合ったんでしょうね。 父親もフェアリーキングだし。 ただ、デットーリーの神業のような騎乗が勝利に導いたのは間違いありません。 府中でなく中山開催だったことも、 騎手の腕の差が大きく着順に影響した原因なんでしょうな。 結局、馬場は内しか伸びませんでした。 サラファンもレース前に関口フサオが出資したり、 母系のカロの血が日本向きとか言われてたけど買う気にならんわ(笑)。 前走の1300メートル出走は人気を落とすための確信犯的敗戦なのかしらん。 クリスエスは出負けと入れこみが踏ん張りきれなかった理由でしょ。 ジャングルポケットはやっぱ叩き良化型でした。 トップロード10着大敗。どうしちゃったんだろうなぁ。 前走の反動があったか、外から被されて走る気を無くしたか…。 とにかく、がっかりだなぁ。もう渡辺のせいにはできないんだから(笑)。

ところで、週明け早田牧場倒産というショッキングな ニュースが入ってきました。 ナリタブライアン、シルクジャスティス、マーベラスサンデーらを 出した名門牧場です。馬産不況が原因だということですが、 最近はなんとなく名前を聞かなくなってましたもんねぇ。 この間も門別の牧場経営者が一家心中していたし、 相変わらず生産者も本当に厳しい立場に置かれているようです。 JRAのお偉方はふんぞり返って取り引き業者から賄賂もらってる 場合じゃないでしょ。なんて、他人事のように言ってるけど、 早田牧場と密接不可分のわがシルクホースクラブは大丈夫なんだろうな。 って、ホームページを覗いたらクラブ運営は続行とのこと。 まずは一安心っつーことで。


11/17 sun マイルCS

重賞対談でもご報告したんですが、 3匹のメンバー、パンダくんが見事に司法試験に合格。 いや、8回目の挑戦でだから見事ではないか(笑)。 傍から見ていた感じだと、 2着、3着で惜敗続きの馬が、 直線でバタバタになりながらも先頭粘りきった という形容がふさわしく思えるんですけどね。 司法試験って、受かれば半ば将来の栄光が約束されるようなものですが、 落ち続ければ東大卒もプーになるわけで、

「司法試験は人生のギャンブルかもしれない」

ワタシは早々とそのギャンブルから降りてしまったクチなのですが(笑)。 ともあれ、パンダは弁護士か検事か裁判官か、 どれかになる資格を得たわけです。めでたいっす。 ワタシがお縄になった日には助けてもらえる友人ができたのです。 いや、ウイニングチケットのダービー勝ちに涙を流したり、 中山まで熱心にホクトシャムロックを応援しに行ったりする輩が、 裁判官になんかなっちゃっていいのかという問題は別にして(笑)。 あとは趣味の競馬やパチスロでパンダ自身が身を持ち崩さないように願うだけです。

うむむ、マイラーの王者を決めるマイルCS。 同年の安田記念勝ち馬が圧倒的な好成績を残していることもあって、 素直にアドマイヤコジーンを本命視しました。 今週は安いながら、 東スポ杯2歳S馬単310円1点的中、 霜月S馬複550円、 福島記念ウインブレイズ複勝200円(爆) などハズさずに来たので良い流れかと思ったんですがね。 マイルCSはミデオンビットの逃げ、 それにブレイクタイムが掛かって追いかける展開。 この時点で2番人気ブレイクタイムは終わり。 アドマイヤコジーンはいつもより後ろ、 7番手の馬群のなかを追走します。ペースはちょっと速いくらいかなぁ。 直線を向いて、アドマイヤコジーンは全く伸び脚を見せずズブズブ。 抜け出したのは蛯名トウカイポイントでして、 追ってくる福永エイシンプレストンをクビだけ押さえてゴール。

「トウカイポイントは内国産父子3代GT制覇!」

シンボリルドルフ、トウカイテイオーの内国産サイアーラインですな。 メジロアサマ−ティターン−マック、 サクラユタカオー−バクシンオー−ショウナンカンプに続く3例目。 テイオー基地の方々は取ったんだろうなぁ。 オーナーに内村正則氏は50頭の持ち馬のうち、 およそ3分の1がテイオー産駒だそうで、執念が実ったというところ。 この人が一番のテイオー基地だわ(笑)。 前走の富士Sは大きな不利が2度あったけど、 「不利がなくてもミデオンビットレベル」ってみんな言ってなかったっけ(笑)。 札幌記念でオーシャンの2着したのはフロックではなかったか。
エイシンプレストンは適距離に戻ればやはり走ります。 香港でも頑張ってほしいですな。 7着に敗れたアドマイヤコジーン。 この馬、揉まれるとからっきしですな。 速くてもいいから前に行かないと。 長らく上村鞍上で低迷していたのは体調だけが問題だったのでないかも。 後藤はレース後、

「返し馬から歩様がぎこちなかった」

と発言しているだけに、脚元にアクシデントがあったのかもしれませんが…。 4着にテレグノシスが入りました。 3歳で4着ってことは去年のダンツフレームよりひとつ上。 ということは翌年は17着よりは上か(笑)。 っつーのは冗談ですが、ダンツフレームどうしちゃったのかなぁ。 しばし休養が必要なのかも。 そろそろ、GTでビシっと高配当を射止めたいっすね。 ジャパンカップは穴狙いで行くかな〜。


11/10 sun エリザベス女王杯

週半ばの6日、ショッキングな事件がありました。 日高管内三石町の牧場でハンターが当歳のサラブレッドを誤射、 2頭が即死、1頭も脚を撃たれて安楽死処分されたのです。 牧場があるのはもちろん狩猟禁止区域、 時間も日の出前ということで違犯だそうです。 ハンターは牧場脇の町道に止めてあったワゴン車からライフルを発砲したとか。 殺傷能力のある道具を扱う者として、随分なモラルの低さですな。 それにしても

「馬を鹿と間違うとは、まさに馬鹿ハンター」

ハンターふたりは鳥獣保護法、銃刀法違犯などで静内署に逮捕されました。 まあ、刑事上は起訴猶予になるのでしょうが、問題は民事の賠償金。 牧場側は3頭で8000万円と主張しています。 一頭あたり2500万円超というと、結構な良血馬ですよね。 で、殺された馬たちはどんな血統かというと、 バブルガムフェロー産駒1頭+アルカング産駒2頭とか。 肌が良ければバブルの仔も高いですけど、 アルカングは市場では1000万円以下が大半。 8000万円はちと高いかも(笑)。 ちなみに被害を受けた牧場は良くも悪くも昔の"馬喰"のイメージの強い中村畜産。 まさか全国放送で中村和夫氏の顔が拝めるとは。 3億5千万円でサンゼウス競り落としたのもここじゃなかったっけ? まあ、サラブレッドの値段も知らない馬鹿ハンターたちは 撃った相手が悪かったと思って破産していただきましょう。 「お馬で人生アウト」っつーことで。夭折した馬たちには合掌。

さてさて、エリザベス女王杯。 ファインモーションを買うか買わないかというレース。 調教中に放馬したり、追い切りで暴走したりと これまでにない不安材料がありましたから。 消すことも可。ですが、武豊が暴走させるとは思えないんだよなぁ。 うむ、本命です(笑)。馬連流し、ローズバドとの軸の三連複流し。 レースは予想通りユウキャラットの逃げ、ペースはスローです。 トーワトレジャー、ファインモーションが続き、 ダイヤモンドビコーはファインマーク、 レディパステルは中団、ローズバドは最後方。 ファインモーションは行きたがる素振りもみせましたが、 武豊はすぐに内に入れて落ち着かせました。 ペースを見越して4角手前から早めにファインが先頭、

「33秒2という驚異的な上がりでは後続が来るはずもない」

2着にペリエが最高の競馬をしたダイヤモンドビコー、 3着に末脚を伸ばしたレディパステル。 このペースではローズバドは8着が精一杯でした。 馬連360円的中。
振りかえってみれば、テイエムオーシャンもいないメンバーで、 国内の牝馬相手には負けるわけがないかって感じ(笑)。 それにしても33秒2の上がりは破格です。 有馬記念に向かうプランもあるようですが、 8月から使い詰めであることを考えると、 楽しみは来年にとっておきたい気がします。 伊藤雄師も、もう一戦させるほど強欲ではないのでは。 無敗で古馬GTを制したのは史上初だそうです。 トウカイテイオーも春の天皇賞は負けましたしね。 今回は牝馬限定戦でしたので、いずれにしろ次の牡馬との 対決で歴史的名馬になるか真価が問われるはずです。

で、土日に暇にCGIなるものを駆使して(笑)、競馬クイズを作ってみました。 その名も「馬耳東風・競馬Q こたえてちょーだい」(パクリやん!)。 雑学編は簡単だとのご指摘をいただいたので、 血統編は難しくしてみました。 っつーか、みなさん意地になって、何度もトライしていただいているようで 嬉しい限り(笑)。いや、あの問題で1回目から90点以上だったら、

「あなた、山野浩一になったほうがいいですよ」

その場合はちゃんと髪型も真似してね。 好評みたいなので、歴史編や年代別編もつくってみようかな。 解答者の方から「問題を募集するのもいいのでは」 との書きこみがあったので、そしたらぜひ一般募集しましょう。 いいクイズやアイディアがあったらくださいね。 メールです。 採用者の名前はクイズのコメントのところに記させていただきますので。 んじゃ!。

11/3 sun ファンタジーS

ここ数年、毎年恒例となった GTの深すぎる谷間。っつーか、 まるで、土日の中央開催の合間に行われる平日船橋開催のような 感のあるアルゼンチン共和国杯&ファンタジーSの週。 わたしもすっかり競馬離れして日光へ紅葉狩りなどに 出かけてしまった次第(笑)。 いろは坂はもうイマイチだったけど、 東照宮あたりの庭園など見頃でしたな。 華厳の滝や三猿も見たし、宇都宮で餃子も食べたし、

「日光カステラを買うやくみつる夫妻も発見」

したし…最後のはどうでもいいですけど(笑)。 行きも帰りも渋滞に嵌ってしまい、ムチャクチャ疲れました。

で、ファンタジーS。本命はトーホウアスカ。 函館2歳S2着の実力と先行力を買いました。 データ的にも押されてたしね。 しかし、トーホウアスカは発馬一息で後方からの競馬。 話が違うやないか、四位くん。 ソルティビッドが離して逃げ、 1番人気ピースオブワールドらが追走。ワナは中団後ろ。 直線、半ばで抜けたピースオブワールドが横綱競馬で完勝、 2着に勝ち馬をマークしていたシーイズトウショウ、 目の覚める鬼脚で差して来たトーホウアスカはクビ差の3着。 ピースオブワールドはSS×カーリアンの大物配合で、 距離延長も心配なし。 不動の阪神2歳牝馬Sの本命に踊り出ました。

「トーホウアスカはまともな競馬なら2着はあったはず」

だと思うのは負け惜しみっすかねぇ(笑)。馬券は1着3着、2着3着。 次走も狙ってみたいけど、人気するだろうなぁ。 ワナは入れこみで終わったということで、 精神的な成長がないと凡走が続くかもしれません。
中山2500、今年は有馬記念と同舞台で行われたアルゼンチン共和国杯。 タップダンスシチー、サンライズジェガーの同居する 強烈5枠から3、4枠とゾロ目勝負。 53キロ軽量サンライズジェガーが馬なり3馬身差で勝利。 しかし、2着はジリ脚コイントスかい。 タップダンスシチー3着で、こちらも馬券は1着3着。 俺って、馬券下手すぎ(TT)。 サンライズジェガーはかつてリーディング上位を争っていた リアルシャダイ産駒です。 最近ではめっきり活躍馬がでなくなりましたけど、 ライスシャワー、イブキマイカグラ、シャダイカグラに ステージチャンプと数々の名馬を輩出しています。 なんとなくサンライズジェガーは 同じアルゼンチン共和国杯を勝った ムッシュシェクル感が漂っている と思うのは根拠のない気だけですが。

「有馬で穴人気集めて飛びそうな気配(笑)」

あと2ヶ月しないうちに有馬なんだよなぁ。 ひさびさに中山行くか!と一瞬思ってみるものの、 PAT根性の染みついた私には寒さの中、あの騒然とした群集 のなかへ出かける勇気のないこの頃です。 有馬一週前出陣かな? そうそう、先週、 2億3千万円のエアグルーヴの初仔の 名前「アドマイヤグルーヴ」を2年前に日記で的中!って書きました。 ところが、さっきギャロップを読んでいたら、 「アドマイヤグルーヴ」は誌上公募で選ばれたことが判明。

「この名前なら公募する必要性ないじゃないか!」

と思うんですけど(笑)。それとも近藤利一は確信犯か? ちなみに、アドマイヤグルーヴと書いて送った人が215人もいたとか。 公募っていうか、馬名当てと間違えた人たちじゃないの(笑)。

10/27 sun 天皇賞秋

一言で表すと「完敗」というのがふさわしい私の天皇賞。 本命は女傑テイエムオーシャンにしました。 休み明けの札幌記念を38キロ馬体増で楽勝し、 西浦師や本田騎手に「すべて成長分」と言わしめました。 3歳のときも強かったけど、 古馬になって超パワーアップしたという感じ。 折り合いもつくようになって、2000メートルも問題なし。 データも強く推してるし、自信はあったんですよね。 ところが、パドックで驚愕の事実が発覚! オーシャンの馬体がなんとマイナス20キロ。 解説者は輸送減りとか言ってるけど、

「成長分も高速道路を走ってる間に消えちゃうのかよ」

とツッコミをしてしまったわけで…。 そう言っても◎は打ってしまったので馬連流し。 それだけでは心もとないのでツルマルボーイからもバラバラと。
レースは大方の予想通りゴーステディの逃げ。 でも、前半1000メートルは59秒3だからスローですよね。 アラタマインディ、トーホウシデン、テイエムオーシャンと続き、 その後ろにシンボリクリスエス、エイシンプレストン、ナリタトップロード の有力馬。ツルマルボーイは最後方という隊列。 3角すぎからスパートしたゴーステディを先行勢が 追いかけて、直線を向きます。 オーシャンが一旦は先頭に立つのですが、脚はもうありません。 今日は早めに仕掛けられたサンライズペガサスを、 内をロスなく進んだシンボリクリスエスが残り100で交わして1着。 最後に外から伸びてきたナリタトップロードが2着。 そうか3歳馬が勝っちゃうのか、無印だったよ(笑)。 中山2000の岡部は巧いなぁ。 内でじっくり折り合いをつけて、絶好のタイミングで追い出す。

「ジェニュインの皐月賞を思い出してしまった」

この馬、陣営の使い方が好きじゃなかったんです。 菊花賞トライアルの神戸新聞杯を使っておきながら、 賞金だけ上積みして本番は回避っていう。 だって、藤沢師もバブルガムフェローは菊花賞トライアルではなく、 毎日王冠をステップにしたじゃないですか。 まあ、問題は3000メートルのトライアルを2000メートル で施行するJRAにあるのかもしれませんが…。 そんなわけで毛嫌いしてしまったわけなんですが、 秋天での

「シンボリ−岡部のコンビはルドルフの無念を晴らした」

って、17年前の話をされてもねぇ(笑)。私は生まれてないし(嘘)。 ナリタトップロードはやはり地力があります。 最内、距離不足の不利がありましたから、 馬場が悪化しなければジャパンカップは面白いはずです。 サンライズペガサスは積極的な競馬が最後に脚を鈍らせました。 トーホウシデン5着はペリエマジック(笑)。 エイシンプレストンは不可解な8着です。 やはり2000はきついのかな。 ツルマルボーイは入れこんで11着。 オーシャン13着の敗因も入れこみなのかなぁ。とにかくがっかりです。 ダンツフレームは14着大敗なわけで、体調が戻りませんね。

ところで有力新馬が続々とデビューしているなかにあって、 いよいよ話題のあの馬が次の京都開催にその姿を現します。 そう、一昨年の社台セレクトセールで 2億3千万円で取り引きされたエアグルーヴの初仔です。 父はもちろんサンデーサイレンス、 馬主はアドマイヤの近藤利一。 実はこの馬が落札されたとき、 2000年7月9日のこの日記で冠号+父母の名前という 日本の伝統的大馬主の名付け法則を守ってらっしゃる方だけに、 "アドマイヤグルーヴ" の誕生はかなり有力だと見ました」 と書いたんですが、

「ホントにアドマイヤグルーヴに馬名決定」

祝馬名大的中(笑)。 いやぁ、レースの予想もこのくらい簡単だといいんだけどなぁ。

10/20 sun 菊花賞

「好事魔多し」。あんまり良いことが続くと、その反動が怖い。 武豊は土曜日5勝、日曜日も10Rまで5勝2着4回のパーフェクト連対。 藤田を抜いてリーディングトップ、 JRA歴代勝利数3位、1週10勝のタイ記録、 騎乗機会連続連対新記録です。 そうして迎えたのが1番人気、ノーリーズンで挑む菊花賞でした。

ダービー1〜3着馬不在の乱菊は昭和63年以来で 中距離向きの皐月賞馬が人気を背負うという状況も酷似していました。 こういうときは堅くは収まらない。 その時、勝ったのは抽選をくぐり抜けて出走した 生粋のステイヤー、スーパークリーク。 抽選前に武豊が逆指名した伝説のレースですな。

「歴史は繰り返すってんで、狙いは抽選組」

8分の3の出走切符を掴んだのはダンツシェイク、ヒシミラクル 、シンデレラボーイだったんですけど、データ解析の本命は河内のダンツシェイク。 函館2600メートルを勝ち、前走の準オープンでも33秒台の鋭い脚 を使っていたところに食指が動きました。 馬券はダンツ単複に広く馬連を。
京都はレース1時間ほど前から続く雨。 そして、これからも語り継がれるであろうスタートがやってきました。 ゲートが開くと ノーリーズンが前脚を跳ね上げながら尻もち、 武豊もバランスを崩して落馬してしまいました。 手綱は放さなかったものの、走り出した馬に再騎乗することはできません。 場内は一瞬の静寂の後、悲鳴と怒号へ。 そりゃそうだわな、この時点で

「馬券の半分近くの110億円以上がゴミと化した」

のですから。とりわけ場内清掃のおばちゃんたちはビックリしたに違いありません(笑)。 これでレースは狂いましたよね。 みんな武豊がどう動くかでレースを組み立てようか考えていたはずです。 ハナに行ったのは岡部ローエングリン、そこに太宰ダイタクフラッグが競りかけます。 ローエングリンはエキサイト。 ほとんどの予想紙はペースは落ち着くと書いていましたが、 1000メートル通過58秒3という秋の天皇賞並のハイラップ。 ところが、次の1000メートルは歩くように66秒台に落とす凸凹の流れ。 結果的にローエングリンは8秒差、ダイタクフラッグは30秒差で入線しましたから、 いかにアタマの1000メートルで飛ばしまくったか分かります。 直線、先頭に立ったのはメガスターダム。 ニホンピロウイナー産駒ながら実にステイヤーらしい競馬。 それを捻じ伏せにかかったのが角田ヒシミラクル。 この2頭かと思ったところへ鬼のような脚で突っ込んできたのがファストタテヤマ。 どっちにしろ大荒れですが、ハナ差だけヒシミラクルが残っていました。

角田はヒシミラクルでジャンポケの雪辱を晴らした格好。 不遇が続いていただけに素直に喜んであげたいですね。 ヒシアケボノ、ヒシナタリーと角田を鞍上に据えてきた馬主、調教師はエライ。 優勝劣敗の世界とは言え、 人が育てた馬をGTからテン乗りで勝っちゃうばかりでは、 ストーリー性に欠けますからねぇ(笑)。 ヒシミラクルは抽選組ながら追加登録料200万円を払っての出走でして、 その辺に陣営の自信と意欲を見出すべきでした。 抽選組ってのは私も当たってたんですけどねぇ(笑)。 ヒシミラクルはどれだけ強いのかは未知数なところはありますが、 同じサッカーボーイ産駒のナリタトップロードと似たタイプかもしれません。 ちなみに母系には元祖・夏の上がり馬的菊花賞馬「アカネテンリュウ」 がいるそうで、お膳立ては揃っていたのですね…。
2着ファストタテヤマは父に菊花賞馬ダンスインザダークがいて、 自身も京都コースでGU2勝しておりました。 とはいえ、皐月賞、ダービー15着では買えないよなぁ。 やっぱハイペースが嵌ったっつーことですかね。 3着メガスターダムは正攻法で力を出しきったという感じ。 有馬記念や春の天皇賞の穴候補になりそう。ニホンピロウイナー産駒のステイヤーか。

「菊花賞は血統信ずべし、信ずべからず」

ですな。 わが本命ダンツシェイクは8着。 スタートしてかかったそうで、後方から行ったのは間違いではなかった。 スムーズなら着はあったかもしれないけど、 連までは難しかったと考えるのが妥当な評価かも。 アドマイヤマックスは11着。SS×NTは距離持たないのかも。 2走ボケってのもあったでしょう。

私が競馬を始めてから、GT1番人気馬のアクシデントって幾つかあったけど、 全部、武豊絡みのような気がする。 メジロマックイーンの降着、サイレンススズカの競走中止とか…。 マックイーンとノーリーズンは池江厩舎か。 ちなみに菊花賞翌日、行われた武豊ディナーショー(笑)では 「代わりに走ろうかと思いました。 もう1回乗りたかったのですが、無理でしたね」と余裕のコメント。 さすが天才ってところですか。 東の名手、岡部さんは秋華賞、菊花賞と人気馬で大差負け続き。 天皇賞は武豊がエアシャカール、岡部がシンボリクリスエス。 さて、どうなりますことやら。