過去の革命的な種牡馬はみな、母系の血統の良さ、資質の良さを引き出すことで、
破壊力を倍増させていたことを忘れてはならない。
いま欧米と同じく日本も、主流サラブレッドの血統が「混迷の時代」を迎えつつある。
スピード優先の配合、そしてスピード系種牡馬の相次ぐ成功が、より距離適性をせばめ、
より成長力をそいでいくことは目に見えている。
サンデーサイレンス系への一極集中が、より血統の飽和を早めることも目に見えている。
馬の話は馬に訊け | 過去のオケラセラ | 最新
| 馬耳東風HOME
7/27 sun 函館記念
三人の著名予想家が一頭の馬に二重丸を打てば、 その馬は既に穴馬とは呼べなくなります。 そして、その馬が連に絡むことは殆どないのが競馬の常道。 競馬は心理戦です。 だから、荒れる荒れるとマスコミが騒げば騒ぐほど、堅く収まるのが博打の理。 他人とは逆の目に張らなきゃ勝てないってう大原則を痛感させられた函館記念^^;。 みんなが必ず「万馬券になると信じて疑わない」
年に一度のハンデ戦です。 本命はアサクサデンエン。前走は条件戦で2着した格下馬ですが、 内容の良さと軽ハンデから一発を期待しました。 ところが、蓋を開けてみれば重賞2勝のウインブレイズに僅差の5番人気。 新聞紙上でもチラホラと◎つけている人たちがいて、まさに穴でなくなった穴馬に成り果てていました。 今年、1番人気、トップハンデという十字架を背負わされたのはエアエミネム。 本来なら一本被りでもおかしくない実力馬ですが、 単4.3倍という微妙なオッズがファン心理を物語っています。 レースで先手を取ったのはヒマラヤンブルー。 2番手にブリリアントロード、ギャンブルローズ。 エアエミネムは好位、アサクサデンエンはどうしちゃったのか最後方から。「2角では敗戦を覚悟させられる悲しい展開」
直線入り口で手応え良く上がって行ったのはエアエミネム。 粘るヒマラヤンブルーを2馬身ちぎり捨ててゴールしました。 ジャングルポケットを破った3歳の頃に完全復活ですな。 逃げ馬は過去10年で連対もなかったのですが、 平均よりやや遅いペースで折り合ったヒマラヤンブルーが残りました。 データ派にとっては取れない馬券だよなぁ。って、毎年、外してるか(笑)。 アサクサデンエンは直線でも団子状態の内をついて12着。言葉もありません。ところで、高知競馬では91連敗中の牝馬が異色の存在として人気を集めています。 馬の名前はハルウララ。 デビューして一度も勝ったことがないというのですから、 経済動物として悲しい運命を辿ることが多いサラブレッドのなかでは幸運の存在ですよね。 「着順にはこだわらない」という優しい馬主さんと調教師あってこそです。 ハルウララが出るたびに売り上げが1.5倍になるそうですから、 不振にあえぐ高知競馬にとっても宝のような存在です。 地方で再生したドージマファイターがリストラの星と呼ばれましたが、
「ハルウララはリストラ癒しの女性」
なのかなぁ。世知辛い世の中、そんなに頑張らなくてもいいんだよっていう。 地全協のコメントとして「こんな連敗した馬は見たことがない」 って載ってるけど、ハクホークインという160連敗した馬もいたんじゃなかったっけ? 何はともあれハルウララが人気なのは時代の趨勢なわけで、 バブル期だったら見向きもされないストーリーだったかもしれません。 そんな心温まる話とは裏腹に、悲しい気持ちにさせられたのが 輸入されたケンタッキーダービー馬「ファーディナンドの行方不明事件」
種牡馬として日高に鳴り物入りでやってきたものの、 産駒の成績が芳しくなく、去年に死亡していたことが分かったのです。 アメリカでは大きく報道され、 ファーディナンドがいかに愛されていたかを知ることができました。 どんな名馬でも、経済原理に適うことができなければ処分されてしまう 日本競馬界の後進性はどうにかしなくてはなりませんね。 ブラッドホース誌のレイ・ポーリックは 「もっと安らかな、名誉ある最期が与えられてしかるべきだった。 それに値することをこの馬は成し遂げたのである」と書いていますが、 本当にその通りだと思います。日本の競馬ファンとして恥じ入る事件でした。
★WEEKLY NEWS★
・去年の最優秀ダートホース、ゴールドアリュールは喘鳴症のため引退、種牡馬入り。
・武豊騎手は29日から渡欧。フランスを中心に騎乗する。
・小野次郎騎手400勝、秋山雅一師200勝を達成。
・一昨年の最優秀2歳牝馬タムロチェリーが引退、繁殖入り。
・キングジョージは愛ダービー馬のアラムシャールが制した。
|
7/20 sun 北九州記念 |
梅雨明けもそろそろという時期に、 九州では記録的な大豪雨。列車は脱線するわ、地下鉄は不通になるわで大変です。 崖崩れなどで20人以上の方々が死亡、または行方不明と犠牲者も多数出ています。 そんな中で小倉競馬は無事に開催されるのか? という心配もされたのですが、発表は不良でも 開幕週ということで極悪な馬場にはならずに済みました。 そこで、北九州記念の本命は人気でもミレニアムバイオ。 さすがに安田記念3着したこともある馬ですから、力が抜けています。「空き巣同然のGVでは負けられない」
でしょう。相手は先行馬を中心に連でバラバラと。 2番人気ゼンノショウグンは馬場入り後に右肩ハ行で取消。 レースはメジロマイヤーの逃げで始まりました。でも、この馬は重が下手。 ミレニアムバイオは前に馬をおきつつ中団から。 そして、4角で絶好の手応えで上がって行くと、直線では力の違いをみせつけて圧勝。 2着には3馬身差でダービーレグノが入りました。 馬連590円的中。トリガミTT。 本質的にマイラーのミレニアムバイオを折り合せるため、 内に入れて落ち着かせた武豊のソツない騎乗でした。 でも、まだ完調には見えないだけに、この後はゆっくり休養して、 秋に向けて立てなおしてほしいところです。 GTでなきゃ、信頼できるんだよな。今年の武豊…。
新潟はNSTオープン。メルマガにも傾向を書きましたが、「夏の新潟はサンデー系が圧倒的に強い」
ということで、 ロイヤルキャンサーの差し脚に期待しました。 レースはゴッドオブチャンスの単騎逃げ。 4角ではそのままという感じもありましたが、 休み明けからか息が持たずゴール前でばったり。 代わって、ロイヤルキャンサーが秒の鋭脚で差しきり勝ち。 2着のネイティヴハートは買ってないんだよなぁTT。 ところで、土曜発行から木曜発行になったメルマガ『週刊絶対万馬券』。 どうしても仕事の都合で土曜に作業をすることができなくなってしまったのですTT。 万馬券予想からレース分析、オリジナルのお役立ち情報へと内容は変わりましたが、引き続きご贔屓いただければと思います。さてさて、夏競馬のひとつのハイライトといえば好メンバーが揃う札幌記念。 私も札幌在住時代はGT以上に楽しみにしておりました。 今年はシンボリクリスエス、サクラプレジデント、さらにはファインモーションの参戦も 検討されています。サクラプレジデント陣営は早々と武豊を鞍上に確保。
「天皇賞秋まで武豊とのコンビ継続」
をぶち上げました。 クラシック前には「田中勝→岡部→武豊→田中勝→武幸→田中勝」 という複雑な画策を小島太師はしてきただけに、執念での念願成就というところでしょうか。 実際はオーナーサイドから乗り替わりの要請も強くあったそうです。 まあ、ダービーでの騎乗を見れば、カツハルの降板はやむを得ませんね。 ついでにイーグルカフェも藤田を乗せるらしいです。 でも、ファインモーションが出走したら、武豊はそっちを選ぶんじゃないの? あっさり、勝春に手綱が戻ったりして(笑)。 ちなみに長期休養中の岡部はトレーニング施設でリハビリの毎日を送っています。 戦列を離れてから7カ月。秋は岡部にサクラプレジデントに乗ってほしいなぁ。
★WEEKLY NEWS★
・シンボリクリスエスは休養予定を変更して札幌記念に参戦する。
・喘鳴症の疑いのあるゴールドアリュールについて、池江郎師は即引退を否定。
・19日の小倉9Rで2頭がJRA史上初のレコード1着同着。
・小倉に出走予定だった佐賀公営のテンビーアスカは豪雨のため到着できず取消に。
・福永祐一騎手が500勝、田所清広調教師が100勝達成。
・3億2000万円で落札されたSS産駒カームは27日に函館でデビューする。
・02年日経新春杯勝ちトップコマンダーが引退、乗馬に。
・来月ドバイに開校する競馬専門ビジネススクールに日本人女性が合格。
・マグナーテンは10月25日の豪コックスプレートに参戦する。
|
7/13 sun 七夕賞 |
株価が一時、一万円台を回復。 日本経済の不況脱出へわずかに光が差したのかどうかは知りませんが、 7日、8日に開かれた「セレクトセール2003」では「総落札価格70億円の過去最高を記録」
しました。 その原動力となったのは、やはり今年の当歳がラストクロップとなるサンデーサイレンスでした。 競り落とされた20頭のうち、8頭が1億円の大台を超えました。 最後のサンデー産駒の貴重な血を競って求めたというんでしょうか。 セール全体の売却率も76.4%と、サンデー産駒以外も信じられないほどのバカ売れ。 ただ、高額馬を落札した人たちの名前を見ると、 フサイチの関口房朗、アドマイヤの近藤利一、トーセンの島川隆哉など 大馬主の名前ばかりがズラリ。 社台グループと一部の大馬主の資本独占をまざまざと見せつけられた気がします。 経済全体が回復しているのではなく、 富む者と富まざる者との格差が拡大するという、 現代日本の構造変化の縮図が競馬界では顕著に現れているのかもしれません。でで、福島開催も最終週。 小市民は小額投資で万馬券の夢を見るのみであります。 いまや、庶民のヒーローと言えば大岡越前でも木枯らし紋次郎でもなく、 2億円ゲットのミラクルおじさんなわけですが、 それに感化されたのか
「ミニミラクルおじさんが各地に出没」
しているようです。 七夕賞の前売りでも単勝の異常投票が発覚。 10倍あったメイショウキオウのオッズが一気に2倍まで下がってしまいました。 しかし、宝塚記念とは投票総数が桁違いに少ないわけで、 この時にメイショウキオウに投じられたのは45万円ほど。 オッズの急下降って地方競馬では日常茶飯事だったりするんですが、 ミラクルおじさんのおかげで、しばらく単勝異常投票には注目が集まりそうです。
で、七夕より一週遅れの七夕賞。 一年でもっとも枠連7-7が売れるレースです。 福島重賞グランドスラムがかかるウインブレイズが1番人気ですが、 何しろ1番人気には24連敗中という呪いがありますからね〜。 本命は7枠に入った逃げ宣言エーピーグリードにしました。 8歳ながら初ブリンカーをつけた前走のエプソムCでは、ハイペースで飛ばして3着。 逃げ馬が活躍する七夕賞だけに勝負になると思いました。 レースは福島男性合唱団による「ファンファーレ合唱には唖然」
とさせられつつ、スタート。 エーピーグリードがハナに立ちますが、競る馬はおらず平均ペースに。 同型のミデオンビットは3番手、ウインブレイズは中団を追走。 エーピーグリードは4角までにリードを取りたいところですが、 手応えなくあっさり失速してしまいました。 勝ったのは平均ペースに強いミデオンビット。 2着にウインブレイズ、3着ヤマノブリザード、エーピーグリードは11着でした。 押さえで馬連1560円はありました。 終わってみればローカル重賞に実績のある馬たちの決着。 ミデオンビットはカツハルの好騎乗でした。 去年と同じく「ローカルのカツハルは侮れない」
です。 ホントは中央場所で一発、決めてほしいんですけどねぇ。 ウインブレイズはスムーズな競馬ながら2着。 1番人気が勝てる日はいつになるんでしょうか。記録更新の25連敗。
阪神はマーメイドS。 重馬場だったので軽視したローズバドに勝たれてしまいました。 2年前のフィリーズレビュー以来の勝利です。 3コーナーから上がっていき、最内から差し脚を伸ばして3馬身半差の完勝。 これまでの追いこみ一手の不器用なレースが嘘のようなレースでした。 最初からそういう競馬しろよ!っていうのはメジロライアンから変わらないノリの十八番ではありますが…。 59キロを背負って2着したテイエムオーシャンは衰えてませんね。ところで、断然人気の帝王賞で不可解にも11着大敗を喫した ゴールドアリュールですが、検査で喘鳴症(のど鳴り) の疑いがあることが判明しました。 人間でいうゼンソクですね。 喘鳴症は呼吸が十分にできなくなり競走能力に影響を及ぼします。 かつて、二冠馬タニノムーティエが発症し、菊花賞に挑んだものの惨敗したのが有名です。 手術をしても完治が難しい病で、 ゴールドアリュールは引退、種牡馬入りの可能性もあるそうです。 そうなると返す返すも、今年のドバイWCに参加できなかったことが悔やまれます。 ゴールドアリュールもイラク戦争に歯車を狂わされた存在なのかもしれませんねぇ。
★WEEKLY NEWS★
・テレグノシスとローエングリンはジャックルマロワ賞を目指して8月5日に渡仏。
・夏の福島リーディングは5年ぶりに柴田善臣騎手が獲得した。
・去年の高松宮記念勝ちショウナンカンプが函館で引退式。
・日吉正和騎手(栗東・作田厩舎)が引退。通算93勝をあげた。
・ジャパンダートダービーはJRA所属のビッグウルフが優勝した。
|
7/13 sun ラジオたんぱ賞 |
GTも終わり、すっかり夏モードで気が抜けているのか、 サイトの更新も滞りがちです。すみません。 そうそう、宝塚記念2億円男を名乗る人物から、マスコミ各社にかけられた怪電話。「恵まれない子供たちに全額寄付する」
ってやつ、やっぱり嘘でしたねぇ。 電話で「的中馬券をウインズ新橋に書留郵便で送付した」 と男が話していたため、本当に送られてくるのか注目が集まっていましたが、 届かなかったようです。 せち辛い世の中で、こんな話があったら心温まるんですけどねぇ。 でも、ギャンブルで儲けた金を寄付する輩はギャンブラーにはいないよなぁ。 きっと、当たり馬券はどこかでひっそりと換金されてるんでしょう。 まさか、さらに単勝で転がしたりなんて…。土曜日は福島最終で間違えて同じ目をダブって買い、それが当たって 馬連1120円をおいしく的中。 買ったつもりで買っていなかった馬券が来たことは数知れませんが、 逆はマイシンザンのNHK杯以来だなぁ(古っ)。 その勢いを大事にして行きたいところ。 日曜日は8R 馬連610円、猪苗代特別 馬連1580円など的中するものの、今一歩という感じ。 メインはラジオたんぱ賞。 本命は1番人気でもシャドウビンテージにしました。 後藤が渡欧を一週ずらしてまで騎乗にこだわった馬でして、 3戦2勝の内容も良かったですし。 シャドウの差しきり勝ちに期待したものの、 レースは蓋を開けるとサウスポールのドスローな逃げ。
「ハイペースを警戒して各馬が抑える」
という予想外の展開になりました。 こうなると小回り福島の本領発揮、先行馬有利です。 シャドウは内に閉じ込められ、仕掛けることができません。 直線、逃げるサウスポール、先行抜け出したクレンデスターンらを 馬場の良い外に持ち出したヴィータローザが差しきって勝利。 シャドウは最後は伸びてきましたが4着が精一杯でした。 勝ったヴィータローザはロサードの全弟。「平坦、スロー、切れ味勝負は兄のオハコ」
血は争えませんな。 2着クレンデスターンは大敗していたとはいえ、GTを戦ってきた底力なんでしょうか。 シャドウビンテージは脚を余しての負けだけに悔いが残ります。 1番人気の後藤はイマイチ信頼感に欠けるんだよなぁ。
函館では函館スプリントS。 穴狙いでイシノグレイス、エコルプレイスといった逃げどころを買いましたが、 ビリーヴの実力が違いすぎました。2番手から次元の異なる競馬での圧勝でした。 前にいた馬はかわいがってももらえず、イシノグレイスは殿。 この負けを取り戻さにゃならんと、福島最終は固そうなイットウリョウダンから馬単勝負。 しかし、2番手からジリジリもどかしい伸びで、 クビだけゴール前に交わされ2着。素直に馬連にしとけば良かったTT。 今週はオチもなくこんなとこで…。
★WEEKLY NEWS★
・モハメド殿下のダーレージャパン所有の2歳馬2頭がデビュー、ともに3着だった。
・HBAセレクトセールでタイガーカフェの全弟が3億3000万円で落札された。
・5日の阪神4Rで武豊騎手は最速でJRA年間100勝に到達。
・柴田善騎手1300勝、四位騎手800勝を達成。
・エイシンプレストンは体調不良から米遠征を取りやめ。
・ダートで活躍したライブリマウントが種牡馬生活を引退。
|
6/29 sun 宝塚記念 |
東京はじめっとした気候が続きますね。 体が北海道仕様になってしまった私としては、ひさびさの梅雨は鬱ですな。 雨は競馬にも当然、影響を及ぼしているわけで、 大井の名物交流レース、帝王賞も不良馬場で行われました。 馬場に嫌気を出したのか、大本命ゴールドアリュールは直線で ズルズルと沈んで11着の大惨敗。 ネームヴァリューが逃げ切る波乱になりました。 一方、中央では雨のため、芝の痛みが深刻化しています。 特に福島では3コーナーから4コーナーにかけて、内3頭分くらいは芝が剥がれています。 そのため、「土日で10頭が落馬する異常事態が発生」
してしまったのです。 吉田、金子騎手が骨折の重傷、徳吉、丸山侯騎手も騎乗変更を余儀なくされ、 3頭の馬が予後不良で処分されました。 一部の騎手の間からは「客の見えるところばかり、きいれにすればいいってもんじゃねえ」 という怒りの声もあがったとか。 JRAでは内ラチから2メートルに仮柵を置くBコースに変更するそうです。 何はともあれ、人や馬が危険に晒されるような馬場だけは早急に改善してほしいですね。んで、日曜日。馬券を取ったのは福島テレビオープン 馬連2060円、阪神の最終 馬連660円ぐらい。当たらないなぁ。 でで、メインは超豪華メンバーとなった宝塚記念。 今まではグランプリとは名ばかりで、 フルゲートにすらならない第二級のGTだったんですが、 今年は和製キングジョージの名にふさわしい盛り上がりとなりました。 それも前年の年度代表馬シンボリクリスエス、 ダービー馬ネオユニヴァースの参戦があってこそ。 人気もこの2頭と安田記念を勝ったアグネスデジタルが集めました。 でも、貧乏人としては穴馬を見つけることに如かず。 金鯱賞を勝ったタップダンスシチーも怖かったのですが、 非常に穴人気していたので敬遠しました。本命は天皇賞で1番人気に推された ダイタクバートラム。この馬っていうより、武豊に◎を託したつもり。 高松宮記念から始まった今春のGTで未だ勝利なし。 リーディング独走中とはいえ、外国人騎手やアンカツの活躍で 話題性という面では
「武豊はすっかり影が薄くなった」
んじゃないかなぁ。元来、目立ちたがりのスーパースターがそれを腹立たしく思っているの は自明でして、シーズン最後に一泡吹かすのではないかと期待したわけです。
スタートしていきなり後手を踏んだのがネオユニヴァース。 マイソールサウンドが逃げて、バランスオブゲーム、タップダンスシチーが続きます。 中団にダンツフレーム、シンボリクリスエス、 後方集団にヒシミラクル、ダイタクバートラム、ネオユニヴァース。 ペースは1000メートル59秒4の平均ペースです。 各馬が仕掛けるなか、直線を向いて伸びてきたのがヒシミラクル。 シンボリクリスエスらは馬群に沈みました 最後はツルマルボーイが凄い脚で伸びてきますが、ヒシミラクルがクビ差だけ凌ぎきりました。 菊花賞、天皇賞春、宝塚記念とGTをぶっこ抜いたのは 真に力があってこその芸当です。「GTばかり激走するのはイナリワンを彷彿」
とさせますね。 道中は追っつけ追っつけながら追走。 それでもバテないのがステイヤーの真骨頂。 スタミナはスピードに勝るという現代競馬の常識を覆す走りです。 勝利インタビューの角田は汗だくで息切れしてましたね。 あんなにバテバテの騎手のインタみたのは初めてです(笑)。 タップダンスは3着、本当に力をつけています。 ネオユニヴァースは4着でしたが、スタートはともかく、やはり行きっぷりがいつもとは違いました。 ダービーの疲れがあったのではと思います。 5着シンボリクリスエスは休み明けで勝負勘が戻っていませんでした。 ダイタクバートラムは6着でしたが、この馬も絶好調時の斬れる脚がありませんでしたね。 さて、今年の宝塚記念はフジテレビ(関西テレビ)は27時間テレビのため、 パドックとレースしか放送しませんでした。 なんだかゴマキがパドックリポートしたり、爆笑問題の田中が思い出の名馬を振りかえったり したらしいですが(見てません)、 私としては「UHF波でGT見ても全く支障なし」
という感じでしたね。 長岡一也+柏木集保でこれからもGTやれば? 私はそっち見ますよ。 27時間テレビは鶴瓶がチ○ポ出したりして話題になってましたが、そんなに面白いのかなぁ。 最近のフジテレビは競馬番組から手を引きたがっているようにしか見えないっすねぇ。ところで、今年の宝塚記念で一般メディアで大きく取り上げられたのが、 レースそのものではなく、宝塚記念で2億円を当てた男の話。 月曜日のニュースステーションでも企画にしていたほどのインパクトです。 この男が新橋ウインズに姿を見せたのは土曜日の午前11時ころのことでした。 男性は高額払い戻し窓口で安田記念の的中馬券を差し出しました。 計算機の表示は1222万円。すると、男は大金には手を触れずに一言、
「ヒシミラクルの単勝を全部買ってくれ」
と売り場の女性に伝えたのです。 クイズダービーで「いつもキレイな竹下景子さんに全部」と言うのとは大違いです。 ヒシミラクルの勝利と竹下景子の正答のどちらが可能性が高いかは関係ありません。 何しろ実際に1222万円を6番人気の馬の単勝につぎ込んでしまったのですから。 このため、ヒシミラクルの単勝は一時、1.7倍に急落してしまいました。 近年、こうしたケースは平成5年の春の天皇賞で「メジロブライト−シルクジャスティス」の馬連を 6000万円購入した事例、平成11年のスイートピーSでステファニーチャンの単勝を 1000万円買った事例が有名です。この他にも去年の春の天皇賞でアドマイヤロードが 前売り1番人気になったことがありましたが、いずれも馬券は外れています。 しかし、今度は2億円の払い戻しを受けてしまったのですから、 馬以上にミラクルとしか言いようがありません。 角田騎手もインタビューで「たくさん買ってくれた人もいたようでオメデトウゴザイマス」 と言ってしまったほど。 巷の噂では、「もともとの賭け金は50万円からスタートした」
と言われております。 まず、ダービーで「ネオユニヴァース単勝(2.6倍)×50万円」で130万円をゲット。 続いて安田記念で「アグネスデジタル単勝(9.4倍)×130万円」で1222万円にコロガシ、 最終的に宝塚記念で「ヒシミラクル単勝(16.3倍)×1222万円」で2億円弱になったとか。 心理的には転がして行く場合、成功するにつれ倍率の低い馬を買ってしまうのが 普通なのではないかと思います。 それを段々と倍率の高い馬に張っていくとは、この男はタダモノではない感じがします。 GTだけ買っているところをみると、毎週のようにレースに賭けている人ではないのかもしれません。 まともな競馬ファンなら、ネオ、アグネス、ヒシなんて、脈絡のない馬に確信を持って 大金をつぎ込めないでしょう。 私だったら、1222万円で福島テレビオープンのハレルヤサンデーの単勝を買いますよ(笑)。 もはや欲のない爺さんか、それとも任侠の筋の方か。 どんな男なのか、会って話を聞いてみたいですよね。
★WEEKLY NEWS★
・JRAの規則改定で菊花賞でデムーロ騎手のネオユニヴァース騎乗が可能に。
・ヨーロッパを代表するパット・エデリー騎手が今年一杯で引退することを表明。
・武豊騎手は7月下旬からヨーロッパに遠征する。
・京都大賞典が国際GUに格付けされることが決定。
・田面木博公騎手500勝、武士沢友治騎手100勝、田所秀孝師100勝を達成。
・帝王賞は船橋所属の牝馬ネームヴァリューが勝利。
|
6/22 sun プロキオンS |
とうとう夏競馬が開幕しました。 関東開催は500メートルの直線を持つ東京とは打って変わって、 その半分ほどの短い直線の福島に舞台を移しました。 開幕週なら馬場状態も絶好。 当然、追い込みが決まるなんてことはなくなるわけで、「逃げ、先行馬の天下御免の向こう見ず」
ってなコース。 でも、騎手もそれは非常に意識していて、 時々差しも決まっていたりして一筋縄ではいきません。 そして、夏競馬と言えば新馬戦なわけですが、 クラシックへ向けて函館で初勝利をあげたのはサクラバクシンオー産駒のナムラビッグタイム。 スプリント6馬身差の圧勝は父親の血の成せる技でしょうか。 阪神では新種牡馬のスペシャルウィークの産駒、ヤマニンラファエルも勝利をあげました。 スペシャルウィークは古馬になって真価を発揮しただけに、 この馬がファーストサイヤーの新馬勝ち一番乗りとは意外でしたね。 ちなみに今年から新馬戦に出走できるのは、 文字通り「デビュー戦の馬だけ」になりました。 いわゆる「折り返しの新馬」がなくなったわけで、 各陣営とも緒戦からきっちり仕上げてくるのかもしれません。土曜日、とりあえずの逃げ馬狙いだったのですが、 当たったのは勿来特別馬連1900円くらい。 白河特別はオーゴンサンデーが差しきり勝ちを決めたしね。 日曜日も同じような感じ。雄国沼特別はマイティスピードが逃げきって 馬単910円は取れたけど、あとは散々。 マイティの二枚腰はちょっとビックリ。 福島メインはスプリントのハンデ戦、バーデンバーデンC。 さすがにオープンクラスのスプリント戦は前が止まらないでしょう。 前走、マイル戦だった1番人気タイキステラは危険な香り。 で、馬券はある程度いけるスターエルドラード流しに。 スタートしてハナを奪ったのはティエッチグレース。 予想外に中館のボルチモアシチーが押さえてしまったので、 すんなりと逃げることができました。 4角を回ってもティエッチグレースの行き足は衰えず、そのままゴール。 2着に人気薄のマルターズスパーブが粘り馬連マンシュウ。 スターエルドラードはクビ差届かず3着まで。
「荒れる福島の見本のようなレース」
でした。 1、2着馬はそれぞれ53キロ、51キロの軽ハンデで止まらずってやつ。 それにしても1分7秒4レコードは速い。タイキステラはついていけずブービー9着。 距離短縮の人気馬は買いづらいということでしょうか。
阪神のメインは重賞のプロキオンS。 GVダート重賞とあって気合が抜けたのか、さっそく関西テレビの大御所、 大坪元雄の名解説が爆発、「レジェンドテイオーが内から飛ばすでしょうね」
おいおい、ルドルフの時代に戻らんでくれ。カァームバック、モトオ! まあ、テイオーとハンターの言い間違いなど、 "クロシオ" "マンハッタンギャル"といったメガトン級と比べればかわいいもんですが。 私の予想はスターリングローズは負けないだろうっつーことで本命。 相手は良く絞れないのでバラバラと。 レースはタニノゴードンやレジェンドテイオー‥いやハンターらが飛ばすハイペース。 スターリングローズには願ってもない流れで、 折り合いに苦労することなく先団をみながらの競馬。 直線もあっさり突き抜けて差の完勝。 2着に伏兵のツルマルファイターが入って46倍もつきました。 でも、抜けちゃったんだよなぁ。 ツルマルは思いっきり前走は買ってたのに、今回は見逃してしまいましたTT。 大坪元雄の呪いがかかったのか、レジェンドハンターは殿負け。で、夏競馬になって変わったものと言えば、 フジテレビのスーパー競馬。 何処がって、高島彩が去り、地元局の女性アナが司会を務めることになったんですよ。 つまり、パワーダウンですよね(笑)。後釜の調整がつかなかったのかな。 そのやる気の感じられないフジテレビですが、 空前の超豪華メンバーが揃うと言われている
「今年の宝塚記念のスーパー競馬は休止」
するというアンビリバボーな行動に出ました。 27時間テレビのためにレースのみ放映するとか。 う〜ん、フジは競馬番組やりたくないのか…。 逆に他局はこれに色めきたったよう。関東のUHF局は通常のように中断せず、 メインもぶっ通しで放映することに。そして、グリーンチャンネルはノンスクランブル放送を決定! テレビ神奈川が生でGT流すなんて感動もんだよなぁ。 これからも薄情なフジがやんなくたって、長岡一也がいれば充分です。さてさて、 みなさんご覧の通り、この春からバナー広告をわがサイトのトップページ にも貼らせていただいております。 多少の小銭でも稼げればという淡い期待がありまして、 目標は月1000円!で、 以前、この日記でも「結果を報告します」 と宣言しておりましたので、そのご報告を。獲得金額は‥ ジャカジャカジャカジャカジャン、288円!
「3ヶ月間やっても競馬新聞も買えねー」
うむー、トータルすると十数万回はバナーは表示されてるんだけど、 やっぱネット人生甘くないわ(笑)。最低支払い金額の5000円なんて遥か彼方です。 お金はクリックと商品セールスによって発生するわけですが、 クリック率は0.1%もないし、 ただ1件の売り上げはパチンコの無料会員の申し込み(150円)だけ。 最上段の位置も悪いのかもしれませんね。 まあ、とりあえず、ギャンブルサイトっつーことで、 パチンコの広告に絞って掲載しとくことにしますわ。 これよりはアマゾンのほうがずっと効率は良いですよ。 アマゾンは広告をクリックして本やCDを購入した人がいると、 その代金の3%、だいたい20円分とかを自社商品券でくれる仕組み。 1500円が最低支払い額だけど、500円ほど貯まっています。 うちの広告をスルーして購入してくれた方々に感謝っす。 1年ぐらいすれば、商品券もらえるかなぁ。気長に待ちます(笑)。
★WEEKLY NEWS★
・22日の阪神で安藤勝己騎手は鞍を外す際に馬に腹部を蹴られ負傷。加療5日。
・17日上山競馬で坂井千明騎手が落馬骨折。22日の阪神でも高橋康、川島騎手が落馬骨折。
・NARは豪で活躍中の富沢希騎手に南関東の短期免許を交付。
・藤田伸二騎手900勝、栗田博憲師400勝、浅見秀一師200勝を達成。
・函館メインの大沼Sでブリリアントロードが3年10ヶ月ぶりの勝利をあげた。
・モハメド殿下のダーレージャパン所有の2歳馬2頭が船橋で能力試験に合格。
・統一GT3勝のレギュラーメンバーが引退。種牡馬入りする予定。