当園の安全・安心栽培(農薬散布実績)(平成18年11月28日記)

 大玉で美味しく、かつ見た目も良いりんごを作るためには、病気や害虫から、
りんごの幹や葉そして果実を守らなくてはなりません。
 「殺菌剤」は、りんごを病気から守るためのものです。ほとんどの農薬が予防
的効果しかなく、散布のタイミングが大切です。特に雨は、病気を広げるきっか
けになりますので、雨の前の散布が原則です。
 「殺虫剤」は、りんごを害虫から守るためのものです。「シンクイムシ」「カ
イガラムシ」「アブラムシ」などが主な害虫です。
「殺ダニ剤」は、りんごをハダニから守るためのものです。りんごの葉は、ハダ
ニの害を受けると、緑色が薄くなり光合成の機能を低下させます。結果、果実品
質は著しく低下します。ハダニは繁殖が急なので、要注意です。
また、ハダニは昆虫というよりクモの仲間で、「殺虫剤」とは農薬も違い、「殺
ダニ剤」が必要となります。
 この他、りんご栽培でよく使われる農薬に、「除草剤」がありますが、現在当
園では一切使用していません。

 これらの農薬を使いながら、当園では、特に以下の点で、安全で安心のりんご作
りを心がけています。
@農薬は、「りんご」や「ふじ」に登録のある農薬のみ使用し、無登録農薬は使
 用していません。
A農薬の使用に当たっては、希釈倍率、残効等を守り、正しく使用しています。
B農薬の選択に当たっては、「毒性の少ないもの」「環境ホルモンの面でも問題
 が少ないと言われているもの」等を優先しています。例えば今年は、有機リン剤
 の使用を1回としました。(サイアノックス水和剤のみ) 
 殺菌剤でも、「有機銅水和剤」等毒性の少ないものを多く使っています。
C「殺虫剤」「殺ダニ剤」の散布回数削減を図っています。今年の当地区の標準
 (農協指導の共同散布)の殺虫剤散布回数は6回でしたが、当園は4回。ただ、
 今年はダニの発生が多く殺ダニ剤は、削減できませんでした。
D当園のふじの園地は、2箇所の集積されており、他園地からの農薬飛散の可能性
 が低い。

平成18年度防除実績
(1)農薬は、成分名で表示してあります。尚、「 」内は、商品名です。
(2)( )内は、収穫前使用可能時期を表しています。今年のふじの収穫は、11月11
 日頃からの予定です。