悪魔-Demon

〈補遺〉

エノクの堕天使】 Enochian demons

  『エノク書』に名前のあらわれている堕天使達。尤も、ここで言われる堕天使とは、天に叛逆してそこから投げ落とされた者というより、むしろ堕天する事に同意した天使達と言った方が良い。これらの天使たちは天使にあるまじく人間の女に欲望を抱き、これを妻として地上に留まり、人間に様々な知識や技術を伝えたのだった。但し、ギリシャ語の『エノク書』の他にエチオピア語版、スラヴ語版があり、これらの版は後代に編纂されたもので信頼度が低いと思われる。以下にリストをあげる。

アマイモン アスモダイ アスタロト アテル バベル バライ
バリデト バルバロト ベアルファレス  ベリアル ベリト ビフロンス
ビレト ボティス ブエル ブネ カイム カムエル
デアミエル デモリエル ディリエル フリアグネ フルカス     ガープ
ガブリエル ガルデル マティエル マトゥイエル ミカエル ミトラトン
ムルムル ネラパ オセ パイモン ラフメル ボノハム
バエル バルバトス バキエル バカナエル バラム バティン
カスピエル コミエル キメリエス ダブリエル ダマエル ダミエル
ダルクィエル ガミギン ゲモリ グラシャラボラス ヒニエル マエル
マルコシアス   マスガブリエル ラファエル シトリ ウァラク ウァレフォル  
ウアル          

ソロモンの霊】 Spirits of Solomon

  『レメゲトン』(ソロモン王によって著されたと称される魔術書)に列挙された七十二の魔霊。伝説に従えば、叛徒たる七十二体の魔王がソロモンによって一体づつ真鍮の瓶に封じられ、王の印章を捺されて深い湖に投げ込まれたという。後にバビロニア人が財宝と誤ってこれを引き上げ、魔霊を解放してしまった。
  七十二という数字は、十二天球図の円を室ごとに六分割する事によって得られる七十二区画に基づくと言われる。
  この七十二霊については各々独自の記号を与えられ、召喚者から最も高い注目を集めてきた。
  七十二霊のリストは以下の通りである。

アガレス     アイニ アロケン アロケル アマイモン アムドゥスキアス
アモン アミー アンドラス アンドレアルフス アンドロマリウス アスモダイ
アスタロト バール バラム バルバドス バティン ベレト
ベリアル ベリト ビフロンス ビレト ボティス ブエル
ブネ カイム キメエリス ダンタリアン デカラビア フォカロル
フルカス フルフル ガープ ガミュギュン グラシャラボラス ゴモリ
グシオン ハボリュム    ハゲンティ ハルパス イポス レライエ
マルパス マルバス マルコシアス   モラクス ムルムル ナベリウス
オリアス オロバス オセ パイモン フェニックス プロケル
プルソン ラウム ロノベ サブナク サレオス セエレ
シャックス ストラス シュトリ ウァラク ウァレフォル ウァプラ
ウァサゴ ウェパル ウィネ ウアル ザガン ゼパル