北アメリカ-North America
【イクティニケ】 Ictinike (スー族)
戦神。太陽神の機知に富んだ息子。優れた術策を用いる者。多くの部族が、彼から戦い方を学んだ。
【ウィーング】
眠りの精。羽が何枚もある昆虫の姿をしていて、虫たちを支配しています。また、不思議な木を持っており、その葉を噛むと、ウィーングの魔力(眠り)にかからなくなります。
【サンダーバード】 Thunderbird (東海岸の諸族)
湖水の中に棲む不思議な鳥。大変に巨大で、鷲に似ている。あるいは群れなす鳥であるともいう。嘴からは稲妻が閃き、翼を広げればその羽音が雷鳴になるという。更に、瞬きをする事でも稲妻を発する。また、その鈎爪は鯨をも引き裂く。サンダーバードは腹に余分の頭を持っているともいう。
いろいろなものとの戦いが伝えられているが、特にサンダーバードが敵視するのは骨の蛇ども
borned serpents
である。鯨や羚羊、人さえをも襲い、喰う事がある。
【シワンナ】 Shiwanna (プエブロ族)
雲の民。死んだ者はシワンナになるとも云われるので、祖霊の一種ともいえる。池あるいは泉の下にある山、または海辺の街などに棲む。
【ズェラロンズ】 Dzelarhons (ハイダ族)
ジラコンス Djilaqons 。鷲族の太母。「火山の女」、「銅の女」、「蛙女」。蛇の王女。部族を率いて海からやってきた女。夫は熊神カイチである。
【ハオカー】 Haokah (スー族)
頭に角を生やした戦士の姿をしていて、風で雷を呼ぶ太鼓を叩く。喜怒哀楽や、暑さ寒さを感じる能力が人間とは逆に働き、悲しい時に笑い、楽しい時に泣く。また、暑い時には震え、寒い時に汗を流す。
【ベイコク】 Baykok (オジブワ族)
夜の精霊。半透明な皮をまとった骸骨で、その眼窩は赤く光っている。彼等が動く時には骨の鳴る音がする。戦士だけがベイコクを祈りで呼び出す事ができる。ベイコクから逃れる事のできる者はいないと伝えられている。
【マニトウ】 Manitou
殺された者の霊で、動物の形をとって戻ってくるとされていますが、どちらかといえば、自然の精霊に近い存在のようです。マニドウ、マニドッグなどと呼ばれる事もあります。人間の姿をとって現れる事もあり、人間とほぼ同じような生活を送っているとも考えられています。また、四層からなる大地の一番下の層(常に夜である世界)と、やはり四層である空の一番上の層を支配しています。