ACからの回復の過程に、嘆きの仕事(グリーフ・ワーク)というものがあります。子供時代の理不尽な虐待や愛情を与えてもらえなかった事などを思い出し、ノートに書いたり声に出したりして嘆く作業の事です。ACは過去を見ないふりをして嗜癖に耽溺している場合があるので、失ったもの、足りなかったものをきちんと受け止めて、泣きたいなら素直に泣くという作業が必要なのです。そうすることが本当の自分探しにつながるのです。
嘆きの仕事は一人で行う場合や、医師に付き添ってもらって行う場合、または自助グループに参加してACの仲間たちに聞いてもらいながら行う場合などがあります。
また、嘆きの仕事は辛い過去を思い出す体験ですから、心の準備が整っていない時に行うべきではありません。嘆きの仕事の最中や行った後には、激しいフラッシュバックやうつ症状などに襲われる場合がありますので、今自分は嘆きの仕事を行ってもいい状態なのか、かかりつけの医師に一度相談する事をおすすめします。
心の準備が出来ていて、一人でやってみようという方は、くれぐれも無理をせず自分のペースで行うようにして下さい。あなたがこれから思い出す出来事は、全て過去に済んでしまった出来事で、今のあなたの大切な命や人生をおびやかすことは決してありません。思いっきり泣いて過去を整理する気持ちで取り組んで下さい。
下の表は管理人自身が利用するために作成したものです。もしよければ使ってみて下さい。
あなたの心の曇りが晴れますように・・・。
| 1 子供の頃、家庭のどのような問題で心を痛めていましたか。 |
| 2 家庭の問題の原因は誰でしたか。 |
| 3 問題を起こす人以外で、あなたが嫌いだった人は誰ですか。 |
| 4 その人のどういう所が嫌いでしたか。 |
| 5 家族に言われて傷ついた言葉は何ですか。 |
| 6 家族にされて傷ついた行為は何ですか。 |
| 7 家族に言いたいことは何ですか。 |
| 8 子供の頃、家族にかけて欲しかった言葉は何ですか。 |
| 9 子供の頃、家族にして欲しかった事は何ですか。 |
| 10 子供の頃の家族は機能不全家庭だったと認めますか。 |
【嘆きの仕事】
*質問の答えを紙に書くか、声に出して言って下さい。
*この質問は管理人が作成したものです。
6、 嘆きと癒し