乗り物カードの共用化

私たちが通勤や通学、旅行などで利用する乗り物には、プリペイドカードが導入されているが、各社毎に仕様が異なっており各社のカードを購入する

必要があった。最近では共通カードにより乗りやすくなっている工夫が拡大しているので紹介します。

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1.鉄道会社のプリペイドカード

 鉄道会社はお客様を駅という移動拠点に収束して、移動支援するサービスを提供している。
 このサービスの対価としては、従来、切符を販売していましたが、現在では自社でのみ使用できるプリペイドカードを個々に販売しています。
 しかし、最近では自社だけの利益の追求ではなく、お客様の利便性を中心に追求し、他社でも共通で使用できるカードが拡大していることから消費者(私たち)もお客様サイドに立って企業活動を行なう会社を選別して利用することが重要である。

 (1)九州都市圏では、西鉄と福岡市交通局が「よかネットカード」を共通カードとして販売し、プリペイドカードで切符を購入したり、自動改札できるようにしている。
   <最初から共用化している>

 (2)関西都市圏では、阪急・阪神・南海・京阪などの24社局が「スルッとKANSAI」というカードシステムを作成して、各社のカードで他社でも使用できるようにしている。
   <後から共用化している>


   T.改札機・券売機・精算機およびバス料金収納機
    でご利用いただける会社
     (2000年5月)
    大阪市営地下鉄・ニュートラム・大阪市バス、
    阪急電鉄、阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行、
    阪急バス(一部路線)、OTS、
    大阪空港交通、南海電気鉄道、泉北高速鉄道、
    京阪電気鉄道、和歌山バス、和歌山バス那賀、
    神戸市交通局、山陽電気鉄道(鉄道のみ)、
    神戸電鉄、神戸高速鉄道、
    北神急行電鉄、神戸新交通、
    京阪バス(滋賀地区路線除く)、大阪高速鉄道、
    京都市交通局、
    伊丹市交通局、尼崎市交通局、神鉄バス、
    阪急田園バス、

  U.近畿日本鉄道(2000年10月)についても、順次利用いただける予定と
     なっています。

  V.2002年12月17〜18日の調査報告
    先日、関西地方へ出向いた時に「スルッと関西(阪神電鉄で購入)」を使用したところ、「大阪市営地下鉄」「阪神電鉄」「神戸地下鉄」の改札機へ挿入して乗車・下車ができ
    ました。
    これは友人から聞いた所によりますと、「梅田〜神戸の三宮」間の阪神電鉄定期を持っていると、阪急でも同区間に限り乗車できる。阪急の定期を持っていると、阪神電鉄
    に乗車できる。ただし、途中下車はダメとのこと。(各社へ確認要す)
    

 (3)関東都市圏では、20社局で関西と同様なカードシステムによる共用サービスを2000年10月から導入する予定である。

 (4)中部圏では、計画が無い。
   中部圏の鉄道会社はJR東海・近鉄・三重交通・名鉄・名古屋市交通局・岐阜バス・遠州鉄道などが有るが、各県で1社体制に安住して競争が無いことや消費者や
   株主からのサービス改善提案が少ないことから、新たなサービス改善が進んでいない。

    また、自動車産業が中心であることから自動車保有率が高く、悪循環<車利用の拡大→公共交通機関の利用減→路線廃止>から脱皮できないことや会社間の連
    絡の悪さなどから市町村で公共バスを運行して高齢者などの移動手段を提供することを余儀なくされている。
    しかし、今後の高齢化・少子化の進展により車利用が低下して自動車税による道路拡大は意味を持たなくなり、公共交通機関の利用が求められる。
    このため、道路などのハード充実よりは共用サービスの拡大・中型・小型バスの拡大などのソフト充実が重要である。

   便利にするために、「スルッとKANSAI」(共用サービス化)を名古屋に当てはめると、中部県全域の共用化になり、とんでもなく便利になると思います。

2003年3月の上飯田連絡線の開通時
 市バス・地下鉄のカード「ユリカ」と名古屋鉄道株式会社の新カードとの間で、共通利用システムを導入します。
 どちらのカードでも、1枚で、名古屋市営バス・地下鉄、名鉄バス、名鉄電車(当初は小牧線 上飯田〜犬山間のみ)で利用でき、その後利用できるエリアを順次拡大
 していく予定です。
・2005年3月の「愛 地球博覧会」の開催時
 名鉄の有人駅のみならず、自動改札機が無人駅にも導入されて、利用できる駅が拡大されいてる。


   ・既にある鉄道やバスなどのプリペイドを同一仕様
    (共用品化)にするには変更費用が多大なので各社の発行したカードが共通に利用できるシステムの方が安価にできる。

   ・新たに導入する会社は先行会社と同一仕様のカードを発行すれば、安くできる。

   −−鉄道会社株主や利用者は、サービス改善を積極的に提言願います−−

 注1:鉄道会社の業界団体は次の所です。
    社団法人日本民営鉄道協会 
    〒100−0004 東京都千代田区大手町2−6−1
     広報室 TEL03−5202−1402
 注2:「ストアードフェアシステム」とは乗車券をかわずにプリペイドカードを自動改札機へ投入して
    乗車し、降車駅でカードを再投入すると、運賃が自動的に精算されるシステムです。

 注3:路線バス用カードシステムや路線バス用停留所名付きデジタル運賃表示機のメーカには次の会社が有ります。   

名称 住所 TEL/FAX
(株)三陽電機製作所

岐阜市上土居2−4−1 TEL058−231−6311

 注4:各社の共用サービス状況

−−JRと民営鉄道は共同歩調で共用サービス化を行なってほしい−−

都市圏 社名 カード名 券売機 自動改札機 共用化 金額
1000 2000 3000 4000 5000
北海道
東北
関東 都営地下鉄
営団地下鉄
東武 とーぶ
西武 レオ
小田急 ロマンス
京急 ルトラン
相鉄 相鉄
ポケット
JR東日本
中部 名古屋
市営地下鉄
バス
ユリカ △トランパス
名鉄 パノラマ △トランパス
JR東海
中部
関西
近鉄 パール ○<H12下期>
スルッとKANSAI
関西 南海 コンパス
スルッとKANSAI
京阪 スルッと
KANSAI

スルッとKANSAI
阪急 ラガール
スルッとKANSAI
阪神 らくやん
スルッとKANSAI
京都市交通局
スルッとKANSAI
大阪市交通局
スルッとKANSAI
神戸市交通局
スルッとKANSAI
JR西日本
中国
四国
九州 福岡市交通局 よかネット
よかネット
西鉄 よかネット
よかネット
JR九州



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