軽井沢の風景 浅間園を散策

前へ 戻る 次へ

 火砕流の流れたあと、そのえぐりとったくぼ地に沿って火口から溶岩流が流れ下りました。これが鬼押出溶岩流です。巾2q、面積約6.8q2、体積0.17q3で、火口から北へ約5.5q流れて止まりました。山頂付近はその後降った火山灰でおおわれていますが、中腹以下は今なお当時のままの状態が残されています。

 浅間園のあたりは、表面にゴツゴツした大小の岩塊がつみ重なっています。このような溶岩はふつう塊状溶岩と呼ばれます。これは溶岩流が流れ下る間に表面が固まり、それが砕けて大小さまざまの岩塊がつみ重なったような状態になったものです。

 浅間園よりももっと上方では、なめらかな表面をもった部分も見られます。これは溶岩流の表面があまり砕けないうちに固結した部分です。溶岩流のへりなどでは、中心部の流れの方が遅いため固まった表面が引きはがされて深いわれめ(クレバス)ができています。鬼押出溶岩流の流出を最後に、大噴火も静まり、噴煙もしだいに収まりました。

 鬼押出溶岩流はその後長い年月の間熱い温度を保ち、末端からしみ出した水は熱湯となっていました。大笹までそれを引いて20年ほどの間使っていたと言われます。

軽井沢ペンション智子日記北軽井沢物語軽井沢観光案内軽井沢グルメガイド