〜常盤ワールド〜

ハナムの村

 

 常盤ワールド街角紹介第2回は、ハナムの村です。 今回もプレイヤーすら知らなかった、ロマンティックな背景が語られています。 常盤マスターがこれらすべてを明らかにするのは、いつのことでしょうか。

 ここから先には、常盤マスターが仔猫ネットにアップした、ハナムの村ですについての設定を転載しました。 ソフィアさんによるしっとりとした解説を、ごゆっくりお楽しみください。

 

 

ソフィア
「皆さんこんにちは。ソフィアです。 なんだか、色々な土地の紹介をするみたいですね。 第二回目の今日は、私がハナムの村についてお教えしましょう」

 

 ハナム・概要

 駅前広場〜馬車道

 西門

 南門

 マリスの宿

 集合神殿

 壁について、こんなお話

ハナム・概要

ソフィア
「ハナムは大陸を横断する街道上に存在する小さな村です。 気候は温暖で一年を通じて様々な果実が採れます。 それらを用いて作られる果実酒はこの村の特産品の一つですね。」
「人口は約1000人。村の外周は約10キロ。 村は小さいとは言え、街道を行き交う旅人や商人等で賑わっています。」
「この村の特異な所と言えば、村の西にそびえる【壁】と呼ばれる大断層です。」
「この村を境に、北側が【北壁】。南側が【南壁】と呼ばれています。」
ソフィア
「遥か昔、この壁を越える為の道を作る際に、作業員の方々が寝泊まりする為に使われた宿舎がここにありました。 高低差1500メルー。その崖に張り付くようにして延々伸びる道は、総延長は約20000メルー。 この道が開通するのに掛かった年月は8年。作業に携わった人々の数は、のべ16000人ともいわれています。 宿舎に寝泊まりしていた人々の数は、その家族を含めると常に1000人以上。 そこに色々な食糧や雑貨を売りに隊商がやってきます。 やがて店が出来、宿舎のまわりに一つの村を作ってしまいました。 これがハナムの村の始まりだと私は聞きました。」
ソフィア
「この村はいつでも穏やかな風が吹いています。村の背後にそびえる崖を通り抜ける風です。 この風は、季節に関係無く様々な方向に吹く事から、【ラフ・ウインド】と呼ばれています。」

 

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駅前広場〜馬車道

ソフィア
「馬車駅の前にある広場で、別名中央広場。 中央にはここが工事に携わる作業員たちの宿舎だった頃から使われている日時計があり、国の重要文化財となっています。」
「馬車道はこの街のメインストリート。馬車が通れるように石畳になっています。通りの幅は約10メルー程ですね。」
「この道沿いに有名な喫茶店【馬車道】が有ります。」

 

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西門

ソフィア
「村の西に位置する門です。旅人達はこの門を出て、【壁】に挑みます。」

 

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南門

ソフィア
「村の南に位置する門で、ここから南へと下る街道が出発する道です。 馬車で約一日の距離にエスナの街があり、ここには大型馬車をも崖の上に昇らせる事が出来る昇降機が有ります。 ちなみにこのエスナの街はハナムの村より800メルーほど高い場所に有り、 崖の上までの高低差も500メルーと低いため、昇降機が設置されたのだといいます。」

 

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マリスの宿

ソフィア
「この村で唯一の民間の宿屋です。 ハナムの村には国が管理している宿泊施設があり、こちらの方が安いので(大体通常の半額近くの料金で泊まれる)民間の宿は少ないのだとか。 しかし、この宿に限ってはいつもほぼ満室の状態。お料理がとても美味しいんですよね。」
「ちなみに、この宿屋の若女将であるマリスさんは物凄い酒豪。誘われても一緒に飲んでは駄目ですよ?」

 

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集合神殿

ソフィア
「この村は人口千人ほどの小さな村。そのため、8神殿が有りません。 しかし、赤の月と青の月それぞれの集合神殿と言うものがあり、現役を退いた方々がここに詰めています。 わかりやすく言うと公民館のようなものですね。」

 

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壁について、こんなお話

ソフィア
「先ほども述べました、高低差1500メルーの崖。 この村からの道が開通する前までは、崖の上はまったくの異世界でした。 しかし、なぜこんな崖に道を通そうなどと考えた人がいたのでしょう。」
「実は発案者は時の王子。ラ・ルクセンブルクだったといいます。 彼がまだ若かったある日。遊猟にこの地を訪れた時の事です。 なんと彼の目の前で、崖の上から一人の少女が落ちてきたのだといいます。 王子はとても魔法に長けた人でした。 彼女を助け、その時はじめてこの崖の上にも人里がある事を知ります。」
「家に帰る手段を絶たれた少女を不憫に思った王子は、 父である王に、崖の上との交易を可能にし得る「登山道」の必要性を説きます。」
「説得する事一年。ついに王はこの崖に道を通す事に納得します。」
「こうして歴史上に類を見ない大工事は始まりました。」
「約8年と言う歳月を掛けて、登山道は開通します。」
ソフィア
「つまり、王子はこの少女の帰り道を作る為に王をそそのかしたのですね。」
ソフィア
「ちなみにこの少女は当時16。魔法に長ける王子をも凌ぐ程の魔術の使い手で、宮廷魔術師としてイスカルに招かれます。」
「8年の後、登山道が開通して間もなく。宮廷魔術師の長となっていた彼女は、8年ぶりに自分の故郷へ帰る事になります。」
「その時、出発前の彼女に王子はこんな事を言いました。」
「「神の壁と呼ばれし世界に帰るおまえが羨ましい。よくばいつか、おまえの生まれ育った世界の話を聞かせてはくれぬか?」」
「まあ、王子のプロポーズですね。彼女はこう言って答えます。」
「「仮にも私が神とあらばそれは憚られましょうが、幸い私は人間の女にございます。 さらにはあなた様は私の想い人。さすればあなた様のお言葉ををお受けしかねる理由がどこにございましょう…」」
「この女性の名はシリア。後の王妃となる人ですね。」
「実はこの人。謎も多く、没年はおろか、どこに埋葬されたのかもわかっていないとか…。 幾年経っても老いる事がなかったとも言われてますので、もしかしたら本当は人間じゃなかったのかも…しれませんね。」
ソフィア
「ちなみにこの出来事、後年演劇となり各地のシャストア神殿で上演され、たちまち大ヒット作となります。 ここイスカルでは1000年以上も経った今でも、7月7日の夜と、12月31日の夜にこの演劇が上演され続けています。」

 

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