赤い洗面器の歴史


三谷作品で幾度となく語られ、「王様のレストラン」においても登場した赤い洗面器の謎。
このコーナーでは、今までに出てきた赤い洗面器の話についてまとめてみました。

登場した作品を順番に並べてみると以下のようになります。

  1. 「警部補古畑任三郎 」  94年4月13日〜6月29日
  2. 「王様のレストラン」    95年4月19日〜7月5日
  3. 「古畑任三郎パート2」    96年1月10日〜3月27日    
  4. 「消えた古畑任三郎」     96年4月9日
  5. 「ラヂオの時間」      97年11月8日公開
  6. 「古畑任三郎パート3」   99年4月6日〜6月22日
  7. 「古畑任三郎新春スペシャル すべて閣下の仕業」 2004年1月3日

以下は詳しい話の内容です。

「警部補古畑任三郎」  第11話「さよならDJ」
最初に赤い洗面器の話をしたのはDJの中浦たか子(桃井かおり)です。ラジオの生番組のオープニングとエンディングで話をします。
「赤い洗面器の男の話、ある晴れた日の午後、道を歩いていたら赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いてきました。洗面器の中にはたっぷりの水、男はその水を一滴もこぼさないように、ゆっくりゆっくり歩いています。私は勇気をふるって『ちょっとすいませんが、あなたどうしてそんな赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いてるんですか?』と聞いてみました。すると男は答えました。・・・この続きは番組の最後に!
中浦たか子のミッドナイトジャパン!」
「ある日の午後、道を歩いていたら向こうから赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いてきました。あたしは勇気をふるってその男に聞いてみました。『どうしてあなたは赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いているのですか?』」

ここでラジオのオンエア時間がなくなりオチはわからず

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「王様のレストラン」  第7話「笑わない客」
オーナーの原田禄郎(筒井道隆)が日本とEUとの経済会議後の食事会で話をします。
「えー、ある男の人が道を歩いていたら、前からおじいさんが歩いてきました。そのおじいさんは、頭の上に赤い洗面器を乗せていました。そして、その洗面器の中には水がたっぷり入っていました。で、その男の人は聞いたんです。『もしもしおじいさん、どうして頭の上に洗面器を乗せているんですか?』そしたらおじいさんは答えました」・・・

禄郎さんが話を忘れてオチを聞けず

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「古畑任三郎パート2」  第8話「魔術師の選択」
マジッククラブ「ゴーストキャッスル」の創立10周年パーティーで、マジシャンの倉田勝男(池田成志)が恋人の毛利サキ(松たか子)に話します。
「でね、彼女は男に聞いたんだよ。『どうして赤い洗面器を頭の上に乗せてるんですか?』そしたら奴は答えた。『それは君の』」・・・

この直後、倉田死亡のためオチは聞けず

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「消えた古畑任三郎」
行方不明になった古畑任三郎(田村正和)を探すため、獄中にある中浦たか子に話を聞きに行ったときに彼女が話してくれます。
「私はその男にたずねました。『あなたはどうして赤い洗面器を頭に乗せて歩いているのですか?』すると男はとうとう答えました。」・・・

この後、看守が呼びにきたためオチは聞けず

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「ラヂオの時間」
ラジオ弁天の「ミッドナイトジャパン」で中浦たか子が語ってくれます。ただし、本編ではなくDVDに収録された映像特典のサウンドライブラリーにあります。
「ある男の人が道を歩いていたら、向こうから赤い洗面器を頭の上に乗せたおじいさんがやってくるの。でね、洗面器の中には水が入ってるの。それを一滴もこぼさないように、おじいさんはゆっくりゆっくり歩いてくるの。それで男の人は勇気をふるいおこしておじいさんに聞いたの。『もしもしおじいさん、どうして洗面器を頭に乗せて歩いてるんですか?』」・・・

ここでラジオ弁天のアタックが流れ映像終了してオチは聞けず

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「古畑任三郎パート3」  第11話「もっとも危険なゲーム(後編)」
SAZのリーダー日下光司(江口洋介)が古畑任三郎に話しました。
「職務熱心といえば、こんな笑い話を聞いたことがある。
道を歩いていると、向こうから一人の男が頭に赤い洗面器を乗せて歩いてきた。洗面器には水が入っていて男はそれをこぼれないようにそーっと歩いてくる、そこで聞いたんです。『失礼ですがどうして頭に洗面器を乗せているんですか?』
すると」・・・

この後、管理センター長の武藤田(佐々木功)が心臓発作で倒れたのを日下が介抱に行ったため、オチは聞けず

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「古畑任三郎新春スペシャル すべて閣下の仕業」
大使館の現地スタッフが仲間に話していました。
「Hace tiempo, cuando estaba carga por calle, venia un hombre hacia donde estaba cargando un lavatorio rojo sobre cabeze.

Ya no me acuerdo del resto, pero me acuerdo que él (esが何故か省略されている) bien chistoso.

Pero me parto de ir con solo acordarme la mitad del chiste.」

「少し前から通りを歩いていたら、あっちの方から男がやってきたんだ。それも赤い洗面器を頭に乗っけてな。

残りは覚えてないけれど、あいつは面白いやつだったってことは覚えてる。

でもこの話の半分を思い出すだけでも大笑いしてしまうのさ」

古畑さんが話の内容を皆に尋ねようとしたところで、黛閣下から呼び出しがあったためオチは聞けず。(というか、スペイン語を訳してみてもオチは言ってませんでした)
この項のスペイン語および日本語訳は、MASS様、CATSKILL様、ojarumaster様に調査いただいたものを転載させていただきました。
また、ojarumaster様によると、
que él bien chistoso の所と me parto de ir の所は発音が不完全でわかりにくい。que〜のところは文法も間違ってるかもしれない、とのことです。

実際この役者さんはアメリカの方でリカヤ・スプナーさんとおっしゃるのですが、所属事務所のサイトによると、話せる言語は、日本語、タイ語、英語だそうです。どうやら発音が正確ではないようですね。

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このコーナーは赤い洗面器のオチを研究するコーナーではありませんが、気になる点がいくつかありました。3番目の倉田が言った話の最後、「それは君の」という台詞と、日下の話の前振りの「職務熱心といえば」という台詞が気になります。君の何なのでしょう。職務熱心と赤い洗面器との関係は。謎は深まるばかりですね。

また、王様のレストランDVDのコメンタリーで、オチはちゃんとあると三谷さんがおっしゃってました。ただ同時に、この話を次はいつ出るんだろうとみんなが期待するようになったので、さめちゃって使わなくなったともおっしゃっていました。だから、心の中でこっそり期待しておいた方がいいかもしれません^^

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