half in play

以前からカメラ屋さんの棚にならんでいるこの小さなカメラの興味があった。
でもハーフサイズって画質が悪そうだし、すぐ壊れるんじゃないかなあと思って触ることもなかった。
そんな時、H!dejeezのひでじさんがPENを手に入れ、とてもおもしろい写真をHPにアップされた。これは予想以上によく写る、そしておもしろい、andかわいい。手に入れるしかない、そう思った。
が、探してみると意外とまともなものは値段が高く、手頃で使えそうなものは見つからない。
と思っていたときにPenD、OH済みというのが比較的安価でヤフオクに出ていたので入札してみると許せる値段で落札することが出来た。
(ヤフオクで買うのは危険という方もいらっしゃるが、僕の場合、さいわい今まで失敗したなと思うことよりラッキーと思うことの方が多いようだ)

Olympus PEN D

ということでやってきたPenD、なかなかいいカメラである。
何しろ小さいのにフルマニュアル。
絞り、シャッタースピード、目測のピントがすべてレンズ周りに集中しとても操作しやすい。
絞りとシャッタースピードは、いわゆるライトバリュー方式で両方一緒につかんで回すと露出一定のまま絞りとシャッタースピードを変えることが出来る。
また、ピントは目測ではあるが、1.2mと3mにクリックがあるために手の感覚で合わすことが出来て街でのスナップ撮影ではとても便利である。上の写真レンズ右横に見えるレバーが付いているのも操作をしやすくしている。
セレン光の露出計は、おおむねの参考にはなるが、どうも1段から2段くらいアンダーを指しているような気がする。(空を拾ってしまうためのようで露出計自体の精度は問題ないようだ)D2以降はcdsになっているようでより精度が上がっているだろうが、その分、電池が必要になる。またこの露出計のことでいえば、EV7以上での計測のため、室内ではあまり用を足さない。この点もD2以降はEV3から計測可能となっている。
このDシリーズのレンズは、32mmである。35mmのレンズに換算すると47mmぐらいに相当するらしく、ファインダーを覗く前に目で被写体を見ている感じとファインダー上に見える被写体の大きさがほぼ違和感がない。
これは、40mmから50mmくらいのレンズで感じることで、VOSKHODでもやはりそう感じることがある。これもファインダーを覗いてすぐシャッターを切るスナップ撮影には、適しているのではないだろうか。
また32mmなのでf8ぐらいに絞れば、3m固定でパンフォーカス効果が得られる。
どうやら思った以上に僕の撮影スタイルに合っているようなのだ。
反面、近距離や室内などで絞りをあけての撮影になると目測は厳しく、当然ピンぼけ写真になる。でもハーフサイズではこれが許せるのである。いや許せる以上に「いいじゃないこの写真」なんて思ってしまうのである。
ということでPenは、身の回りの出来事を自分が感じた状態で写してくれるという点からすれば、ベストカメラではないだろうか。
大きさ的にも手の小さい僕でも片手で持って歩くにはちょうどいいし、暇なときに触って遊ぶにも十分の「メカニカルぎっしり感覚」を持っている。

ちょっとハーフサイズにはまりそうだ。
PenS、EE系、オートハーフなどにも興味が出てきた。

フィルム数本を使ってみて思うこと
とってもちゃんと写る。露出さえあえば、全然普通に写るのである。それでいてわざとピントをはずして撮るといい感じにぼけた不思議な写真になる。
小さいのでカバンの端っこなんかに入れておいても邪魔にならない。
高級コンパクトの場合は、マニュアル露出が出来ないことに僕の場合ちょっと引っかかってたけど、PEN Dなら小さいのにライカ並みの操作感と撮影フィーリングが楽しめてしまうのである。

Olympus PEN EE-3


PENの2台目、EE−3を手に入れる。
EE系がほしいなあと思っていたら、ほとんど傷なく、完動品が5000円だった。モルトは溶けてたけど、まあ張り替えればいいかということで。→初めてモルト交換したらこれが意外と難しい、ガタガタになりました。
こちらは、固定焦点、オート露出だから、とにかく気に入ったものを見つければ、シャッターを押すだけである。
まさにこれがハーフの楽しみ方だろうか。どう写ろうが、知ったこちゃないという気持ちで、72枚を勢いに任せて撮りきるという感じ。
あと露出は、フィルム感度設定で補正することは可能。また絞りを選択して撮影することも出来る(この場合、シャッタースピードは1/30固定になる)。室内では、ファインダーに赤ベロが出てシャッターが切れないこともあるけど、どうしても撮っておきたい時にはF3.5を選んで撮れば、アンダーにはなるけど、ISO400ネガならプリントが全然出来ないと言うほどでもないと思う。
写りは、順光では申し分なし、逆行ではそれなり、かな。まあこんなもんでしょう。
まあ、シャッター押すこと優先カメラとしては、とてもとても快適な使い心地です。
デザインも抜群にかわいいので、何処で出してもみんなにいやがられないのもPENの利点かな。

一緒に写ってる緩衝素材(押さえるとその形にへっこんでゆっくり戻るやつ)の入った入れ物、PENに大きさがぴったりでなかなかお気に入りです。

Konica Recorder

3台目のハーフカメラ。
PENと違うのは、普通に構えて横位置の写真が撮れること。フラッシュ内蔵であること。
室内でも屋外の放線の少ない場所でもより楽ちんに写真が撮れる。
写りは、ハーフカメラに期待する結果は得られると思う。薄いケースのような外観も携帯にも便利で、結果を気にすることなく写真を撮るという行為を単純に楽しめるカメラではないだろうか。

<half shots> 

at the shopping mall

after the shower


<half in monochrome>

eat

wonder

details and breathing


<もっとハーフ写真みたい方は、こちらへ>

半分しか見えてない

弁天島から舞阪まで

Recorder at home

九条ハーフ

意味など問うことはない


<僕なりのハーフのおもしろさ>

・小さなボディーにぎっしり詰まっていて手の中で遊ぶにはとてもいい。
・フィルムに縦長に小さなコマがたくさんならんでいるのは見手いるだけでキュート。
・スキャナで取り込むと自分の撮影意図と関係なく2枚が一組での取り込みとなる。結果、不思議な組写真が勝手に出来る。
・イヤになるほどたくさん撮れる。
・ピンぼけや露出の失敗をこれもハーフの味だと思える。
などなど・・・

追記:しゃべるようにシャッターが切れる。

このページにハーフ判のカメラが追加される日も遠くなさそうである。