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Metallicoのブレーキパッドを導入しました。

今回は久々に走行性能に関係する部品を変更しました。
事の発端はBikers Station5月号の正直なブレーキの話・・・を読んだ後に、イソさんのラジアルマスタ装備の愛機に試乗させてもらって、もの凄く感動したからです。 本当ならイソさんに続いてラジアルマスタ導入したかったのですが、罰金払ったばっかだし、今年は車検もあるし、寮の年齢制限に引っ掛かる歳になったので出ないといけないし、とその他の出費が多そうなので、ぐっと我慢。

とは思いつつも実はある時、我慢の限界を超えてしまい、半ば衝動的にバイク屋に向かって走りだした事もありましたが、幸い?にもまだ導入していません。
衝動的に出発したあと、交差点でふと考えたというか、ある事に気が付いた訳です。
そーいえば、このブレーキシステム、9500km走って全くメンテしてないじゃないか!!!

佐藤編集長も言ってたじゃないか。 チューンナップとより大切な整備(Bikers Station5月号表紙より抜粋)ってさ・・・
そんなんでラジアルマスタぶっこんで、悦に浸ったって恥ずかしいだけじゃん。 と思った瞬間、ラジアル熱は一気に冷却されました。(これでラジアル化は1時凍結)
それから「メンテするぞ!」って気合がメラメラと・・・(笑)

で、速攻でUターンして戻ってきて、キャリパを外してゴシゴシと清掃しました・・・って、ここまでは実は先週の話(爆)

今週は、何てたってパッド交換ですからね。
先週の清掃でまぁぼちぼち満足できるタッチを手に入れたのですが、制動力の甘さを改善する事はできませんでした。(当然ですけど)
ということで、佐藤編集長と吉村さん絶賛のMetallicoを入れたいなぁと思っていました。(それでも3日間も悩んだ)
もっとも今日導入したのは、明日の松姫峠で早速試せるという目論見があったので、ある意味勢いです。(爆)

しかし、そんな目論見をあっさりと覆えす程、Metallicoは凄かったですよ。
ラフ&ロード横浜店で購入後、自宅に戻って早速組み付けて、近所の宮ケ瀬まで軽ーく慣らしに出掛けたのですが、それで凄さは充分判りました。

でも、まずは組み付ける前の段階での第1印象です。走りはもうちょっとお待ちください。

佐藤編集長が既に書いていますが、バックプレートにもの凄くコスト掛かってます。
写真「厚さが違います」を見ていただくと判りますが、純正ブレンボは鋳物っぽくて角が丸くなってるのに対して、Metallicoはレーザカットでビシッ!としています。
下手すると角で手を切りそうな勢いです。

それから、バックプレートの板厚も違いますね。ブレンボ純正は3.6mmだったのに対しMetallicoは4.9mm(共に実測値)
1.3mmも厚いです(割合にすると+36%)
実際にこれがどんな差を生み出すかは走ってみないとわかりませんが、機械屋として期待感が煽られる部品なのは間違いなし。

で実際に走ってみて本当にビックリ。
普段、べるのブレーキは2本掛け(人差+中)で、急制動をするときは4本掛け(通称:ロッシ握り)だったのです。
要するにレバー入力を増やさないと、ちゃんと止まってくれる気がしないので、使える指を総動員して入力を増やしていた訳です。

これが急制動の時でも、2本指で事が足りる様になり、更に今まで2本だった状況では中指1本で済む様になりました。
200kg以上の物体が持つもの凄い量の「運動エネルギ(= Kinetic Energy)」を、さして意識する事無く余裕を見せる程の減速してくれます。(好感point1)

それから減速中のフィーリングも上質で好みです。ブレンボ純正は「パッドが頑張って運動エネルギを消費してます」感があったのですが、Metallicoは「どんどん運動エネルギを消費するからもっと強く握っても平気だよ」って語りかけてきます。(好感point2)

また、特筆すべきはリリース時の感触が秀逸です。今までみたく無造作にポンって離すと、その途端にFフォークがピョコ!って伸びてきちゃうけど、じんわりとリリースするとちゃんとそれに答えてくれるのです。(好感point3)
ブレンボ純正が如何にルーズだったのか良く判りますね。
余談ですが、この様に「操作に対し曖昧さを許容しない」Metallicoの性格は、だるだるで乗る人には向かない感じもします。
しかしバイクっていうかドゥカティって、そーゆー乗り物じゃないと思いますし、Fフォークの伸減衰を強めてみたら多少は改善された感じなので、一応万人向けといって良いのかな。 MLT-Sみたく足の長いバイクは、リセッティングが必要かもしれませんが、それだけの価値というか、それ以上の価値があると思いました。

本題に戻って、きっとパッドとディスクが接触するかしないかという微妙な状況下で行われる操作に対して、バックプレートの品質の差が明確に出るのではないでしょうか?
あとは耐久性と攻撃性ですが、こっちも問題なさそうという記事がBikers Stationに載ってるので、そんなに心配していません。

うわー、明日の松姫峠、楽しみ。