まず、ジャダについて簡単に説明しよう。べるのバイクの場合、エンジンが温まっていて、更に頻繁にクラッチを使う市街地で発生する割合が高い。 普通の信号発進でも条件によっては、どんなに上手に繋いでも出てしまうのです。 また、逆に冷間時などは発生しないというのも確認済みです。 このことから、クラッチ板が熱によって「永久ひずみ」を持ってしまっている訳ではないと考えられます。
クラッチ板のひずみやフェーシング加熱などで半クラ時の摩擦が一定にならず、クラッチ機能が損なわれる現象のことを言う。
つまり別にドゥカティ固有の問題ではなく、ハイパワーエンジンや乾式クラッチを搭載する車種で発生しやすい現象だ。
ここでよく考えると、べるのバイクはカスタムでカーボン製のカバーに変更しています。 しかも雨泥を嫌ってフルカバータイプ。 カーボン(と繊維を固めている樹脂)の熱伝導率なんぞ知る由もないですが、金属より悪いのは確かでしょう。 それを考えると以下の仮定が成り立ちます。
フルカバータイプのカーボン製カバーは放熱性に劣るため、フェージング過熱によるジャダーが発生しやすいのではないか?
これを検証すべく、ノーマルの、重い鉄製のカバーに戻してみた訳です。 するとまぁ、きれいさっぱりとまではいかないが、8割がたジャダが収まってしまうではないですか。 いままで酷いときは、平地発進でも出てたのですが、こっちはほとんど出なくなったし、間違いなくジャダの嵐に見舞われていたような、エンジンが温まった状態での上り坂発進でも少し出るかなといったレベルまで改善。
これはもう原因特定と言っても過言ではない、というかフルカバータイプのカーボンカバーが犯人でしょう。
ということで、どんどんカスタムパーツが外されて純正に戻りつつある今日この頃です。
何だかんだ言っても純正ってちゃんと考えられてるのだなぁ・・・