詳細レポはまた・・・と書いてから、暫く経ってしまいました。 いつもの事ですが、思いついたら更新するので・・・
さて、気になる効果の程はというと。
個人的には嫌い(もしくは苦手)な乗り味になってしまいました。
(と、ずっと書きたかったのだけど、炎上するのも嫌なので、ホトボリが冷めるのを待っていました)
まず第1に、誰もが気になるグリップについて。
ハッキリ言って判りません。
というか良く考えたら、べるはノーマルタイヤの段階で、ホイールスピンさせたり、スライドさせた事が1度も無いのです。
雨天なのに調子に乗って、泥が溜まった所気づかず通過した際に、スライド→ハイサイドした事はありますが、素直に気をつけて走っていれば回避できたし、そもそもそんな時に山に走りに行くなよってのが素直な反省点です。
つまりMr.Gripman塗布前から、健全に使う分には絶対的なグリップ力は(べるの技量においては)必要にして充分確保されていた=評価不能であると判断できます。
それをMr.Gripmanの効果を確かめたいがために、わざわざハイサイドしに雨天の山道を走る気にはなりません。
っていうか、やったら馬鹿でしょ(笑)
第2に、燃費について。
Mr.Gripmanはヒステリシスロス(ゴムのたわみによる損失)の低減による転がり抵抗の低減=燃費の向上も謳っています。
これは一応体感できました。
確かにタイヤと路面の間に「何者かが存在」して、ゴム本来の持つ抵抗(言い換えればグリップ力という事なのですが)が抑えられている様に感じます。
ただし、それって・・・第3の評価項目で問題となる点を含んでいるので、長距離に及ぶ燃費テストを行っていません。
あくまで乗ったその場で感じた事です。
第3に、過渡特性について。
これについては、べるでも判ります。(ナメクジ走りの超下手糞ですが、下手糞なりに)
個人的な感想は、駄目駄目です。
第2の燃費の項でも書きましたが、ヒステリシスロスが低減されているのは実感しましたが、それって工学的に考えればゴムが変形していない=グリップ力が落ちてるって事なのです。
実際に乗って低速で軽くスラロームさせてみると、タイヤが冷えた時やウェットの時の様な、ある意味ドライ路面では考えられない様な「異様に軽い手応え」が返ってきました。
個人的にはきちんとゴムが変形して、グリップ力を生じさせる感覚(つまりは少し重めの手応え)がないと、いつ滑り出すか判らず怖くて攻める気が起きないので、気持ちよく安心してコーナを攻めるという感覚とは程遠くなってしまいました。
ちなみに「絶対グリップするから」と言われても、普通のグリップ感に慣れた身にとっては、やっぱり、気持ちが良い、安心して走れる、と言った感覚には至りませんでした。
第4に、ウェット及び凍結路での反応について。
これは評価外、というか2番目の過渡特性評価の時点で、「ドライで気持ちよく走れないものが、ウェットでいくら走れようと使う気にならない」と判断したので、ウェット路面で試していません。
凍結路においては「もし効果無かったら即転倒じゃん」と思うと試す気すら起こりません。
っていうか、そんな寒い中をバイクで走りたくないし(爆)
最後に、耐久性について。
すみません、前述の「グリップ感の無さ」があまりに酷いので、耐久性まで見ようとしていなかったため記憶が曖昧なのですが、上記の問題点も1ヶ月で100km位走ったら感じなくなりました。
恐らく、綺麗さっぱり有効成分が落ちたか、劣化してしまったか、もしかしたら影響に慣れてしまったのでしょう。
総論。
べるの技量ではメリットよりもデメリットの方が上回る、と考えられます。
ただし、新品同様のタイヤに塗布したので、交換して1年になろうとする今のタイヤの状態で再評価したら、また違った結果になるかもしれません。
一応、もう1度、念のため、期待せずに、試してみようと思います。
個人的に今の時点で勧めるとしたら
「とにかく過渡特性なんて関係ない、0.1秒でもラップタイムを削りたい」とか、
「めっちゃエコで0.1km/Lでも長い距離を走ってくれないと嫌だ」とか、
「ウェットだろうと凍結してようと走るのは決定事項!」とか、
ちょっと一般的ではない用途(笑)で運用する方には「まぁ駄目モトで試してみたら?」と言うかもしれませんね。
もっとも、0.1秒でもタイム縮めたかったら「ハイグリップタイヤ履け」って言うし、エコって言うなら「ツーリングタイヤ履け&アクセル開けるな」っていうし、荒天決行っていうなら「素直に止めておけ」って言うでしょうね。
つまりは自分の用途に合わせたタイヤを履いて、それでもどうにもならない事は素直に諦めろって事です。
若くてやんちゃしたい年頃なら敢えて止めはしませんが、べるはもうそろそろ「己を知る」年頃かなぁって感じなので(爆死)