週末の農業教室

 40歳手前にして、いなかに行きたくなった私は、農業?林業?漁業?何にしようかなと思いをめぐらしていました。山登りが好きだった私は、林業もいいな。漁業は船酔いするし、ろくに泳げないからやめとくか。農業も魅力的だな。どうせやるなら、無農薬の有機農業。でも、そんなの素人には無理だよな。畑って借りられんの?などなど、思いをめぐらしていました。

そして、仕事の気分転換にインターネットでいろいろ検索。そこで就農準備校などというものの存在をしりました。これは、私みたいに農業のことを全く知らない素人を相手に、農業技術から、畑の借り方、資金の準備等をやさしく教えてくれる学校です。最初は、水道橋(東京ドームがあるところ)で行われていた教室に週末通いました。ほとんどが教室の授業。最後に、茨城の学校で農業体験というものです。先生がほんとうにいい人でわかりやすく、二日酔いにもかかわらず足しげく通いました。そう、この頃の私はまだ結婚しておらず、今のカミサンと付き合っていたのですが、カミサン(いや、その時は彼女)もついてきました。生徒はいろいろでした。若い人から年配のひとまで。あくまでも、家庭菜園の延長で来ている人、農家になりたい人。有機農業について熱く語るひと。わたしは、自分の意見もなく、なんとなく聞いていました。でも、けっこうおもしろかったです。

 最後のほうになると、次のコースの説明がありました。毎週末、3ヶ月間、茨城の学校(鯉渕学園)で実践的な授業をやるというのです。行きたい気もするけど茨城まで行くのはちょっと。そんな感じでした。学校でできた友人もどうする??という感じです。カミサンともいろいろ相談し、「とりあえず、行ってみるか」ということに。毎週末、茨城まで往復200キロのドライブ生活の始まりです。