被害妄想回顧録-うつ病じゃなかったあの頃…

もしかしたら、事実やったのかもしれんし、もしかしたら被害妄想やったのかもしれん、あの当時の出来事・・。

被害妄想回顧録。

あれは1995年の2月から6月の出来事やった……。

高円寺で友達とビリヤードして遊びよって、おなかがすいたけんが飯でも食うか、
という風になった。馬鹿学生やけん大槻ケンヂが日本印度化計画を考え出した
カレー屋さんはもう行ったことあったし、トンカツの美味い店もたいがい行っとった。

ふと商店街を歩きよると、なんか知らんがラーメン屋ができとるやんか。高円寺に住む友達に

俺「お前こげなラーメン屋があったの知っとったか?」
友「いや、しらへんでえ。」
俺「酒も飲んどるし、ラーメンでも食うか?」
友「ええでえ。不味かったら自分の奢りやでえ。」

と、何気なしにそのラーメン屋に入った。すると店員さんたちは、異常なまでに愛想がいい。
なにやらラーメン屋の会員になると今ならなんとびっくり!ジュースがただで貰えるらしい。

貧乏な俺たちは、速攻でラーメン屋の会員になることにし、住所氏名を書いて優しい店員さんに渡した。

すると、ほどなくして
サットヴァドリンクなるジュースを選んでくださいと言われたので、
オレンジと答えた。友達が何を頼んだのかは憶えてないが、多分俺と違う種類の
サットヴァドリンクを頼んだんやろう。俺と友達はそのジュースがくるやいなや、
ごくごくと飲み干した。そして、あまりの美味しさにうっとりした。

ラーメンも今まで食べたことが無いような、美味さ!絶品!という感じで汁も残さずたいらげた。
そしてそのラーメン屋を出た。

俺「このラーメン屋ばり美味いやんけ!またこようぜ!」
友「ほんまや。こんな美味いラーメン食べたことがないでえ。またこような。」

その後、友達の家でゲームを夜通しした。いや何かにとり付かれたかのように、
テレビ画面に向かって無言で対戦ゲームをした。眠くならない、興奮する。
格ゲーも普段は勝負にこだわらんのに、この日だけは両者とも勝ち負けにこだわった。

次の日、2人とも目に吹き出物が出来て眼科に行った・・。

で、なにもない日々が続くものと思われたが、うっかりはちべえよろしく、
財布を落してしまい、あのラーメン屋の会員証も一緒に無くしてしまったのだ。

そう、
恐怖の始まりはここから始まるのだった……。

続きはまた今度。

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